「サンダーバード」の北陸直通は復活するか?
2024年3月の北陸新幹線敦賀開業によって、これまで特急が直通していた福井や金沢へも、乗り換えが必要となりました。少々速くなりましたが、それよりも乗り換えの不便さが勝っています。特に能登半島は地震で被害を受け、今まで1往復とはいえ直通していた特急がなくなったのですから(新幹線開業後は敦賀と金沢の2か所で乗り換えが必要になります)、大阪から和倉温泉への直通運転を求める声は強いです。
このような声は以前にもありましたが、これに対してJR西日本は被災地のこともあるので検討はするものの、問題点も指摘しています。どういうことかと言えば、ひとつは車両が不足していること。北陸へ直通するには、交直流の特急用車両が必要です。しかし、北陸新幹線が敦賀まで延びた時点で60両を廃車しました。老朽化していましたし、敦賀までなら直流だけでも走ることができます。交直流車両は特殊な構造で、つくるのにも時間がかかります。今でも七尾線に「能登かがり火」が走っていますから、交直流の特急用車両がなくなることはありませんが、新幹線開業前のようにたくさん走らせることはできません。
もうひとつは、ダイヤの問題。北陸新幹線が開業したため、これまで特急がたくさん走っていた北陸線はJRから切り離され、第三セクターになりました。これまでは特急を優先させるため普通列車は犠牲になっていましたが、今の第三セクターのダイヤは充実しています。特急を走らせるとそのあたりの調整も必要となります。そのほか、参考にした記事には書いていませんが、列車を増やすことにより貨物列車の線路使用料が減ってしまいます。それを考えると、新幹線開業前のように特急が頻繁に走るということは考えにくく、「花嫁のれん」のような(それなりのお金を取ることができる)観光列車タイプのほうが実現可能性は高いと考えられます。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASV1J2440V1JPLFA007M.html)
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