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岡山電気軌道、2029年度に路面電車の環状運転を実施

 岡山電気軌道には、以前から環状運転の計画があります。まだ岡山駅前広場への乗り入れも実現していないので、まだまだ先の話と思っていたのですが、近いうちに実現するようです。

 まず、環状運転の内容について説明します。岡山電気軌道には東山線と清輝橋線の2つの路線がありますが、清輝橋線の大雲寺前と東山線の西大寺町との間、0.6キロを結んで環状運転します。岡山駅→大雲寺前→ハレノワ前→西大寺町→岡山駅と結ぶ単線左回りの3.4キロの路線ができます。このうち、この新しくできる0.6キロの路線の途中にハレノワ前という電停を設置します。ハレノワは、2023年にできた岡山芸術劇場のことで、ピーク時には1時間に3本以上走り、事業費は約27.4億円です。

 それでは、以前から話のあったこの路線が実現することになったのでしょうか? 鉄道会社が自ら責任で投資し、運賃で回収していくというやりかたでは、いつまで経っても鉄道はできません。そこで、ここハレノワ線では、みなし上下分離という方法を採ります。新しくできる区間も岡山電気軌道が整備し、施設の保有も運行も岡山電気軌道が行いますが、新しくできる区間の整備費用は国と岡山市が半分ずつ負担します。ハレノワ線全体の維持管理にかかる費用は岡山市が全額負担します。新しくできる区間の固定資産税は岡山電気軌道が支払いますが、その税金相当額は岡山市が負担します。こういうスキームができたので、計画が前に進んだのです。

 環状運転は2029年度中の運行開始を目指します。岡山駅前広場への乗り入れは2027年3月の予定なので、それから2~3年でさらに伸びることになります。岡山駅前広場への乗り入れもハレノワ線も、できたら乗りに行きたいです。
(参考:岡山市ホームページ https://www.city.okayama.jp/shisei/cmsfiles/contents/0000078/78385/01_roden.pdf、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/e9b93b376d2a31e9f454dabeed74d3275fd4e43f)

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Comments

利用者の便も良くなりそうですね。

みなし上下分離導入による新線開業・維持はこれからの新しい形なのでしょう。

岡山以外の地域でも普及して欲しいです。

Posted by: ゆめ | 2026.02.16 08:13 AM

 ゆめさん、こんばんは。

* みなし上下分離導入による新線開業・維持は

 鉄道は社会的な価値が大きいので、ある程度の公的負担は不可欠でしょう。

Posted by: たべちゃん | 2026.02.16 10:35 PM

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