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肥薩おれんじ鉄道、運転士の派遣を受けていた

 運転士不足のため減便まで行っている肥薩おれんじ鉄道ですが、秘策で運転士不足をカバーしていました。

 どういうことかと言えば、豪雨で被災して一部区間が運休している、くま川鉄道から運転士を借りていたのです。くま川鉄道としても運転士の技量の維持につながるので、悪い話ではありません。2025年4月から、2人の運転士を出向させています。同じ鉄道と言えども、くま川鉄道より肥薩おれんじ鉄道のほうが運行速度が速く、カーブも多いようで、難しいようです。このような苦労がありながらも運転士不足をカバーしていましたが、それももうすぐおしまいです。肝心のくま川鉄道が9月に全線運転再開しますので、出向も3月で終了します。

 このままではいけないので、肥薩おれんじ鉄道も運転士を募集しています。肥薩おれんじ鉄道はJR九州から出向してきた中高年の運転士が多かったため、新型コロナの間でも計画的に採用を進めてきましたが、時間とお金をかけて育ててきた若手が多く退職しています。どうやら待遇の良い大手鉄道、出身地の鉄道会社(肥薩おれんじ鉄道の運転士は全国から集まっているため、地元出身者は少ないようです)に移っているようです。鉄道の免許はどこでも有効なので、免許を持っている運転士は即戦力として重宝されます。そのため、肥薩おれんじ鉄道は地元の高校生を採用しようとしています。地元の人なら都会はともかくほかの地域に行くことは少ない、と考えていると思われます。
(参考:南日本新聞ホームページ https://373news.com/news/local/detail/229852/)

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Comments

・地方鉄道からの運転士の退職、転職について

このような所にこそ人材流出防止のための国の補助が必要でしょう。
もちろん、補助は免許をとるまでの教育、若手を育てる教育を行った会社、対象者に限りますが。

運転士本人も生活がありますから待遇のいい大手に転職したいのは必然です。しかし、それでは育てた鉄道会社ばかりが悲惨な目にあってしまいます。

運転士不足になり減便になり・・・のループをたどってしまう。

地方の衰退は自治体による責任もありますが国にも同じくらいの責任があります。

国土交通省はこのような実情をくみ取り、政策に活かしてほしいと思います。維持費が膨らむ無料高速を作るばかりが活性化ではありません。

Posted by: あかり | 2026.04.02 07:32 PM

 あかりさん、こんばんは。

* このような所にこそ人材流出防止のための

 運転士にも転職の自由がありますから、転職を規制することはできませんが、若手の転職に関しては移籍料を取るなどの制度設計はあっても良いでしょう。

* 維持費が膨らむ無料高速を作るばかりが

 無料の高速道路はつくり過ぎました。

Posted by: たべちゃん | 2026.04.02 10:49 PM

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