JR九州で無線式列車制御システム
列車を安全に走らせるために必要な設備は、数が多く、しかも複雑な構成になっています。これでは、少子高齢化や人口減少が進む中で交通ネットワークを維持することができません。
そこで、これまで無数のケーブルを使ってやってきた列車制御を、無線に置き換えるという取り組みがいろいろな鉄道会社で行われています。JR九州でも無線式列車制御システムを導入することにしました。これまで検討や実験を行ってきましたが、実用化に向けての評価を終えたため、実際に長崎地区に導入することにしたのです。
JR九州での無線式列車制御システムの特徴は、公衆回線ネットワークを使うこと。東京メトロのCTBCでは専用の無線通信網を使っていますが、JR九州のは公衆回線を使うため、コストが抑えられるのです(公衆回線を使うことにより、セキュリティ面の問題は出ますが、それについては解決したのでしょうか?)。JR九州が持っているGOA2.5の技術も活用します。
JR九州での無線式列車制御システムは、2028年度に長崎線喜々津-長与-浦上間で導入します。2032年度には諫早-市布-長崎間、2033年度には大村線ハウステンボスー諫早間に導入します。ハウステンボスから江北方面、佐世保方面は電化されているので、YC1系だけで統一できるハウテンボス以南に絞ったのでしょう。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2026/04/16/20260415_Introduction_of_a_wireless_train_control_system_using_public_lines.pdf、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC152OP0V10C26A4000000/)
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