名鉄、広見線新可児-御嵩間廃止へ
名鉄広見線新可児-御嵩間は、交通系ICカード「manaca」が使えず、地元の支援で何とか生き延びている区間です。
この区間にある沿線自治体の可児市、御嵩町、八百津町は2025年8月から名鉄とみなし上下分離方式による鉄道の存続を協議していましたが(これまでの沿線自治体からの補助では運行できないと名鉄から話がありました)、利用者が減少傾向にあり、年間3.4億円の財政負担が大きく(蒲郡線のところでも書きましたが、みなし上下分離にすると地元の負担が増えるようです)、しかもそれは物価や人件費の上昇でさらに上がる危険性もあるため、協議は打ち切りとなりました。広見線新可児-御嵩間は廃止されることになります。おそらく御嵩町にとってはこの区間の存廃は重要な問題ですが、可児市にとってはこの区間が廃止されてもJRも名鉄(名古屋方面)も残り、そう不便にならないので重要性は低かったのでしょう。
ただこの区間は、普通列車が30分間隔で走っている区間です。廃止される区間の割には、本数が多いのです。2023年度の数字ですが、輸送密度も1720人あります。名鉄のような大手私鉄ではなく、第三セクターで県を含めてお金を出せば、鉄道でやっていけるレベルのところです。そういうこともあり、大体の交通機関を用意するのにも時間がかかるようです。おそらくこの春に高校に入学した生徒のためでしょうか、御嵩町は卒業する2028年度までの存続を名鉄に要望しています。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/671591、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/meitetsu-hiromi202508/)
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