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新幹線開業後の函館-長万部間のバスは、森で分割

 予定よりかなり遅くなっているとは言え、北海道新幹線が開業すると、函館線(函館-小樽間)はJRから分離されます。今回は函館-長万部間について取り上げます。

 函館-長万部間は貨物輸送があるので線路そのものは残ります。しかし特急の利用者が新幹線に移ると、旅客需要は大きく減りますので、基本的にバスになります。そのほうが費用が抑えられるからです。さて、バス路線はどのようになるのでしょうか?

 現在、函館-長万部間には3時間かけて走る路線バスがありますが、地域の実態に即したものではありません。どうやらバスのルートは5つに分けられます。(1)函館-新函館北斗間、(2)函館・新函館北斗-森間(駒ヶ岳回り)、(3)函館・新函館北斗-鹿部間、(4)鹿部-森間、(5)森-長万部間 に分かれます。ただ(1)に関しては、特急や「はこだてライナー」の需要もバスで賄うことになりますので、バスを大量に増発する必要があります。また、これまで札幌に住んでいた人が函館に転勤になった場合、転居するか単身赴任するしかなかったのですが、新幹線が開業すると、札幌を6時台に出る新幹線に乗れば、始業時間に間に合います。札幌の自宅から函館まで通勤することも可能になるのです。朝のラッシュ時の需要がさらに増えるのです。そして函館は著名な観光地であることから、繁忙期や休みの時期には更なる増発が必要となります。こういうことを考えると、いくら費用がかかるとは言え、2060年度でも輸送密度が2963人あると想定されている函館-新函館北斗間までをバス転換させるのは厳しいと思われます(なお、同じ2060年度の新函館北斗-長万部間の輸送密度は81人と見積もられています)。

 新函館北斗-長万部間は基本的に通学需要に合わせてバスを増やせば何とかなりそうです。森からは函館方面への比較的長距離の通学需要があるようですので、それに対応させる必要があることと、大沼公園への観光需要に対応させることが求められるでしょう。
(参考:北海道ホームページ https://www.pref.hokkaido.lg.jp/fs/1/3/1/1/2/3/8/0/_/o11_4_資料1(函館・長万部間における交通モードの検討について).pdf)

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