とさでん交通、一部区間をバスに転換しても収支改善の効果なし
とさでん交通の末端部には、廃止の話があります。本数の少ない伊野側(朝倉もしくは鏡川橋から西)がバスに転換される案が有力です。
それに基づき、高知県、高知、南国、いのの沿線2市1町、とさでん交通、大学教授などから成る検討会が、一部区間をバスに転換した場合の収支を検討しました。それによれば、30年間の累積赤字は50億円前後で、軌道を全区間維持した場合と比べて大きく収支改善することはないとのことです。
また、路面電車を廃止してバスを走らせるには、バスの運転士が必要です。その確保が難しいこと等から、路面電車を廃止せずそのまま存続させるほうが望ましいと結論づけました。
もっとも、路線を維持するためには、1979年につくられた鏡川橋梁(約200メートル)の耐震化が必要です。その工事費用は橋脚4本の補強と橋桁の落下防止措置で約3億円、基礎部を含めた全面補強では約16億円が必要になるそうです。高知県は、2027年度に鏡川橋梁の耐震診断をとさでん交通等と実施していきたいそうです。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20260415-GYO1T00033/)
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