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京急、久里浜線の全線複線化を凍結

 京急はほとんどが複線区間ですが、久里浜線の一部に単線区間があります。元々は全線複線化する予定でしたが、一部区間だけが完成した状態なのです。複線化が完了したのは、堀ノ内-京急久里浜間と京急長沢-三浦海岸間です。

 残る区間は京急久里浜-京急長沢間と、三浦海岸-三崎口間の2区間。ここも複線化する計画で、京急は約10年ごとに国に複線化工事の完成期限の延長を申請していましたが、今回、それを見送ることにしました。完全複線化は凍結されるのです。沿線人口や観光客の利用状況を考えると、全線複線化は必要なく、現状で十分だからです。確かに一番多いときでも10分間隔で、快特も各駅に停まる現状では、今のままでもやっていけるでしょう。

 ただ、部分的には複線化のために取得した土地があります。複線化できるならば価値を生み出す土地ですが、それが実現しないのなら使い道はありません。そこで、京急は2026年3月期の決算において、20億円の減損損失を計上しています。10年ほど前には油壺への延伸も断念し、人口が減る三浦半島の先のほうの厳しい状況がよくわかります。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC116KQ0R10C26A5000000/)

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