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紀州鉄道、鉄道事業を他社に譲渡か?

 紀州鉄道は御坊市内を走るローカル私鉄。全長2.7キロなので、実質的には日本で一番短いローカル私鉄です。全線乗っても8分しかかかりません。御坊市は小さい市なので利用者が少なく、年間約5000万円程度の赤字が続いていましたが、これまではこの赤字は不動産会社が鉄道と名乗るためのコストと考えられ(紀州鉄道の本業は不動産業です)、赤字続きでも問題とはされませんでした。

 しかし、その紀州鉄道が中国の会社に買収されました。こうなると今までの常識は通用しません。突如、廃止の話が浮上したのです。

 その後、国、和歌山県、御坊市、紀州鉄道と有識者から成る専門部会で存続に向けての協議がなされてきましたが、どうやらほかの会社に事業を譲渡するようです。具体的な譲渡時期や方法などは決まっておらず、これから詳細について協議を進める段階です。そもそも、譲渡先については交渉中ということもあり、明らかにされていません。

 なお、御坊市は6月の市議会において、持続的な運行支援策を検討するための調査費2000万円を計上した補正予算案が可決されました。紀州鉄道が地域資源として御坊市にもたらす価値や効果などを分析するための費用です。
(参考:毎日jp https://mainichi.jp/articles/20260605/k00/00m/020/228000c、産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20260605-KRROSB2YUBPEFFNMNWYH2GH2PI/、朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASV6S3PT5V6SPXLB001M.html)

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