秩父鉄道、影森-三峰口間廃止か?
以前にも書きましたが、三峰ロープウェイを復活させるという話があります。ロープウェイは1939年にできたのですが、老朽してしかも利用者が減ったため、採算が取れないとして2007年に廃止されました。設備はすでに撤去されています。しかし、その後から三峯神社がパワースポットとして注目が集まり、休日には深刻な道路渋滞が起こるようになっています。ロープウェイの復活の話が出てきたのはそのためです。
ロープウェイのルートは3案が考えられています。(1)かつてのロープウェイのルートをそのまま使う案 (2)道の駅付近からのルート (3)秩父鉄道三峰口からのルート です。(3)の場合、ロープウェイの距離が5.7キロと日本最長のレベルになりますが(その分建設費用も増えます)、秩父鉄道に直結するので、バスが要らなくなります。(1)や(2)の場合はロープウェイの乗り場に行くのに、バスが必要です。ただ、現状でも西武秩父駅から三峯神社に行くバスは三峰口を通ります。しかし、三峰口で秩父鉄道に乗り換える人は少なく、東京に直結している西武秩父までバスを利用する人が多いようです。
話が長くなりましたが、秩父鉄道の末端区間、影森-三峰口間の利用者が少なく、輸送密度は400人にも満たないと言われています。余りにも少ないので、この区間をどうするのか、という話が出ています。人気の三峯神社の力を借りて、鉄道を存続させたいのです。ただ、数少ない公共交通利用者も西武秩父からのバスを使うということは、ロープウェイを整備しても三峯神社周辺の渋滞を防ぐ効果はあるでしょうが、秩父鉄道の利用者増にはつながりにくいと言えるでしょう。秩父鉄道に波及する効果は小さいようです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASV5W42FZV5WUTNB00KM.html、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/mitsumine-lopeway1/)
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