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羽田-岡山線でJALとANAがダイヤ調整

 以前にも書きましたが、航空会社の国内線は結構厳しいです。新幹線との競争が激しく、安売りしなければならないからです。燃料費が高騰し、かつ高い値段でも便利ならば乗ってくれるビジネス客が減ったので、2024年度の主要6社(JAL、ANA、スカイマーク、AIRDO、ソラシドエア、スターフライヤー)の国内線は実質的に赤字になったようです。

 羽田-岡山線もそのような路線のひとつ。JAL、ANAの2社で片道10便を運航していますが、これまでは独禁法の絡みで両社でダイヤの調整ができなかったため、5分差で出発する便があるなど、10便の数を活かすことができていない状態でした。国交省によると、2025年度の羽田-岡山線の座席利用率は75.9%で、平均の81.3%よりも低い数字でした。

 ところが先ほども書きましたように、国内線が厳しいので、国交省は有識者会議を開き、5月に新たな解釈を示しました。それによれば、運賃や便数について両社で調整しないなど一定の条件の下で、独禁法に違反しないというものです。つまり、ダイヤの調整程度では問題にならないのです。

 早速、10月25日の冬ダイヤから、羽田-岡山線については、ダイヤを調整します。出発時間を2025年に比べて最大40分ずらしたため、両社の運行間隔が広がることとなります。JAL、ANAどちらでも良いならば、航空機を使う選択肢が広がるのです。その後は、ダイヤ調整の効果を検証した上で、他の路線にも広げ、または共同運航体制にするなど、強調する方向に進むようです。
(参考:朝日新聞8月19日朝刊 中部14版)

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