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「サンダーバード」と「しらさぎ」の利用者数

 北陸新幹線で「米原ルート」を採用した場合、名古屋からの利用者も北陸新幹線を使うことができる、というメリットがあります。「小浜-京都ルート」では敦賀まで行かないと使えないのですが、「米原ルート」だと米原から使うことができます。名古屋から米原でスイッチバックして北陸に行くのは難しくても、全部新幹線で行くことができるので速く行けそうです。それでは、「米原ルート」にすれば、どれだけ利用者が増えるのでしょうか?

 参考となる資料があります。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始の後にJR各社から発表され る列車の利用状況です。これによりますと、「サンダーバード」の京都-敦賀間は23.2万人、これに対して「しらさぎ」の米原-敦賀間は4.7万人です。「サンダーバード」の2割ほどしかありません。「サンダーバード」が1日25往復、「しらさぎ」が1日15往復であることを考えると、思ったよりも少ない数字です。

 どうやらこの傾向、北陸新幹線が敦賀まで延びたときからのものです。それまでは「しらさぎ」の利用者は倍近くあったのですが、北陸新幹線敦賀延伸により大きく減ってしまいました。東海道新幹線と「しらさぎ」を使って行き来していた人が北陸新幹線に移行したからでしょう。「しらさぎ」は純粋に名古屋と北陸を行き来する人だけのものになってしまったのです。そう考えると、名古屋からの利用を考えて、新大阪に直通できる保証のない「米原ルート」にするほどのものではないとも言えます。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/jrlte2026-obon/)

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