近鉄車両に東武8000系風ラッピング

 近鉄の一般車両の色と言えば、赤と白のツートンカラーですが(最近は青と白のものも走っていますが)、それとは全く違った塗装のものも走っています。

 それは東武8000系そっくりの塗装。近鉄の1252系の2両1編成に東武8000系風のラッピングを施し、1月22日から奈良線、京都線、橿原線などで運行しています。東武8000系は東武の通勤用の主力車両として、1963年から1983年にかけて712両も製造されました。古い車両なので多くは廃車になりましたが、今でも155両が残っていて、野田線等で走っています。

 なぜこんなことをしたのかと言えば、日光や鬼怒川温泉など東武の沿線観光地の紹介のため。車内広告などで、近鉄沿線の利用者に東武沿線の魅力を伝えます。

 反対に、この春には今度は東武の車両に近鉄風のラッピング車両を走らせる予定です。
(参考:近鉄ホームページ https://files.microcms-assets.io/assets/f76cb3f097104533921f6d6262a336ee/1bf3ddbbcad6495fb91f4e987d7fd153/260120.pdf、産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20260120-ZCB2IGEHFBPNHJNE3L6PQFO72A/)

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253系が赤から青に

 かつては「成田エクスプレス」として空港アクセスに使われた253系ですが、後継車両に置き換えられ、ごく一部だけが日光・鬼怒川への列車として細々と走っています。しかしその253系も、この3月で東武との直通運転を開始して20年が経ちます。そこで、この20周年を記念して、外観を変更することにしました。JRの社員が考案した3つのデザインの中から社内投票で選んだのです。

 今の253系は、日光のシンボルである二社一寺や神橋などをイメージして赤がベースですが、新しいのは青(群青色)をベースとしています。日光東照宮の東西透塀に用いられ、日光山輪王寺の秘仏五大明王像、日光二荒山神社の二荒霊泉から着想しています。帯には黄色が入りますが、それは日光市の花であるニッコウキスゲと、二社一寺の社殿等に見られるきらびやかな金をイメージしたものです。しかもこの黄色の帯、途中で二つに分かれます。鬼怒川温泉と東武日光という、二つの行き先をイメージしたものです。

 この新しいデザインでの運行開始は、6月の予定です。253系は2編成ありますが、まず1編成が変わり、もう1編成は秋ごろに変わる予定です。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2025/omiya/20251219_o04.pdf)

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新桐生、上下とも原則として改札口のあるホームに停車

 東武も3月14日にダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正では、春日部を9、10時台に出る半蔵門線直通の準急の一部を急行に変更するなど、都心方面への速達化を行います。急行、区間急行を合わせて、平日は5本、休日は6本増えます。なお、これに伴い急行が通過する駅のために、普通等を設定してカバーします。将来的な人材不足に対応するため、北千住-北越谷間の普通列車でワンマン運転を行います。

 そして、桐生線の新桐生では、階段を使わずに乗り降りできるよう、発着ホームを変更します。現在は改札口のある1番線に上り、2番線に下りが発着していましたが、ダイヤ改正後は上下列車の行き違いがない場合、上下ともに改札口のある1番線から発着します。なお、上下列車の行き違いがあるときは、上りは1番線、下りは2番線から発着します。新桐生は市役所やJRの駅からは離れていますが、浅草直通の特急が停まるため、利用者は比較的多いです。2024年度の1日平均乗降人員は1809人で、桐生線では一番多い駅です。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20251212094102s2MsfNPCm9LzPd2ZqCtw3A.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20251229-3892787/)

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大師前に改札が復活

 東武大師線大師前は駅に券売機も改札機もありません。そのまま乗って、隣の西新井で切符を買い、改札を通るのです。改札は大師線利用者専用の改札で、この改札を通れば大師前の利用者ということになります。大師線がひと駅だけの支線だからこそできる、合理的なシステムです。

 しかし、東武はこの合理的と思えるシステムを廃止し、大師前に券売機、精算機、改札を置こうとしています。2026年2月下旬に供用を開始する予定です。代わりに西新井の大師線改札や券売機は撤去されます。大師前からさらに延びるわけでもないのに、どうしてでしょうか?

 東武によれば、大師前は正月などに多くの参拝者が訪れます。大師前に券売機や改札がなく、手前の西新井で全てをやるのは珍しいパターンでしょう。ただそれなら、混雑時等に主要駅の西新井で案内すれば良いだけです。機器類や人員を西新井に集約できるメリットもあります。意図が読めないです。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20251002093944k9pnqwgGFBL76DF06w8Dsg.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/599283)

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東上線の新型車両は舟のかたち

 東武は2026年から、東上線に新型車両を導入します。

 新型車両は90000系。現在東上線を走っている9000系の代替として導入されます。7編成70両を導入する予定です。2025年度にはこのうち2編成20両を導入します。つまり、90000系は2026年の1~3月にデビューするのです。最新の機器を導入し、機器構成を効率化することにより、9000系と比較して消費電力を40%以上削減します。

 この90000系の特徴はデザイン。横から見ると舟みたいなかたちにしています。高瀬舟の船底から着想した、前面下部から反り上がるように丸みを持たせた逆スラント式となっています。これまでになかったタイプの先頭形状です。かつて東上線ができる前の荒川や新河岸川の舟運をイメージしているようです。鉄道が開通する前は舟で人や物を運んでいたのです。内装も舟運をイメージしたものとなっていますが、全体的にはシンプルで飽きの来ないものになっています。扉の窓が下のほうまで拡大されていて、小さい子供でも景色が見やすいです。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20250326124551SKiZWxlDR0iXiNSWtlbbEA.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20250430-3270742/)

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伊勢崎線の豊洲方面直通に関する続報

 以前にも記事にしましたが、伊勢崎線から豊洲に直通することができるようになります。有楽町線が豊洲から枝分かれして、住吉まで約5.2キロを延伸します。伊勢崎線からは半蔵門線、有楽町線延伸区間を通って豊洲に行くのです。

 現在、伊勢崎線から半蔵門線には急行が10分間隔で走っていますが(日中の場合)、豊洲まで直通したら、どうなるのでしょうか? どうやら、東武としては半蔵門線の列車を減らすことは考えていないようです。今まで通り、半蔵門線への直通列車は走ります。有楽町線が延伸されても、半蔵門線の利用者が不便になるということはないようです。

 豊洲から先、有楽町線を通って東上線方面に行くことはないようですが、特急を含めて具体的な運行計画は決まっていません。ただ、豊洲まで直通運転することを公表した以上、何らかのかたちで豊洲まで行く列車は設定されることでしょう。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/544276)

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ライトラインと東武宇都宮線、乗り入れ検討へ

 宇都宮のLRT、ライトラインは駅の東側と工業団地を結ぶだけで、駅の西側は走っていません。しかし、将来的には駅の西側にも延びます。2030年が目標です。

 ライトラインが駅の西側に延びると、東武宇都宮線の近くを通ります。そうなると出てくるのが、ライトラインとの連携。東武宇都宮線は支線なので、ライトラインと連携することによって利便性を増すことができると考えられています。

 どのようになるのでしょうか? 福田栃木県知事によれば、5つの案があるようです。(1)東武宇都宮線そのものをLRTにする (2)東武宇都宮線にライトラインが乗り入れる (3)ライトラインに東武宇都宮までまでの支線をつくり、東武宇都宮でライトラインと東武宇都宮線の乗り換えをする (4)東武宇都宮とライトラインの間を動く歩道でつなぐ (5)何もしない(東武宇都宮とライトラインの間は歩く) 数字が小さい方が実現困難性は高まります。ちなみに、軌間はライトラインも東武宇都宮線も狭軌ですが、電圧はライトラインが750ボルト、東武宇都宮線が1500ボルトと異なります。また、LRTは低床ですが、東武宇都宮線はプラットホームから乗り降りします。(1)や(2)のように直通させるためには、東武宇都宮線の改良工事が必要です。

 もちろん、直通すれば、東武宇都宮線沿線から宇都宮の中心部まで乗り換えなしで行くことができ、利便性が向上します。東武宇都宮線がLRTになれば、駅の設備を簡素化することができ、それで浮いたコストで増発を図ることもできます。ただ、それなりの初期投資は必要で、どれぐらいお金が要るか、また採算がとれるかという計算はされていません。それと延伸の時期が早いので、東武宇都宮線へ直通させることが決まったとしても、東武宇都宮線の改良工事は間に合いません。ライトラインの西側延伸と同時に東武宇都宮線に乗り入れるのは難しいようです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/AST3T34QTT3TUUHB004M.html)

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東京メトロ有楽町線延伸区間と東武伊勢崎線、直通運転へ

 有楽町線の豊洲から分岐して、住吉まで行く有楽町線延伸区間。この有楽町線延伸区間ですが、半蔵門線もある住吉で伊勢崎線方面への相互直通運転を行います。有楽町線延伸区間(豊洲-住吉間)から半蔵門線(住吉-押上間)を通って、東武の伊勢崎線や日光線と相互直通運転をするのです。有楽町線延伸区間が開業する2030年代半ばに行う予定です。

 相互直通運転は10両編成の車両で行います。相互直通運転を行う区間や相互直通運転の運行計画はこれから検討するとのことです。ただ、この相互直通運転によって、豊洲から押上までの所要時間が現行より8分短縮の約14分、豊洲から春日部も8分短縮して約53分になります。どちらも2回ずつあった乗り換え回数はともに0回になります。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/202504171312081Q_nuLFJEbkEP4oomDSi2A.pdf)

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「東上線1日フリー乗車券」、期間限定で発売

 東武は3月12日から4月6日までの期間限定で、「東上線1日フリー乗車券」を発売しています。

 「東上線1日フリー乗車券」の発売期間と利用期間はともに3月12日から4月6日まで。みなみ寄居、寄居を除く東上線、越生線各駅の窓口で発売しています。値段は大人1500円、子供100円なので、大人でも池袋-寄居間を往復すれば元が取れますし、子供ならちょっと乗るだけで元が取れます。子供だけでも買うことができるようなので、場合によっては友達と出かけることができます。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/odekake/campaign/178/)

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東武特急に繁忙期、閑散期料金

 東武でダイヤ改正が行われる3月15日乗車分から、特急料金等の改定も行われます。

 どういう内容かといえば、新たに繁忙期や閑散期を導入して(繁忙期、通常期、閑散期の区分は東武のホームページを御覧ください。日光線と伊勢崎線とで、繁忙期等が適用される日は異なります。伊勢崎線のほうが繁忙期が適用される日は少ない印象です)、シーズンごとに特急料金を変動させます。特定区間(浅草-南栗橋・久喜間、下今市-東武日光・鬼怒川温泉間)を除いて、繁忙期は現行から200円増し、閑散期は200円減(一部区間は150円減、伊勢崎線特急には閑散期の設定はありません)となります。例えば、「スペーシア Ⅹ」のスタンダードシートの場合、121キロ以上だと繁忙期は2140円、通常期は1940円、閑散期は1740円となります。

 「SL大樹」等の料金も変わります。下今市-東武日光・鬼怒川温泉間の場合、「SL大樹」は大人760円、子供380円から大人1000円、子供300円になります。「DL大樹」は大人520円、子供260円から大人750円、子供200円になります。子供を値下げしているのが戦略的です。

 なお、車内やドア口で特急券を買った場合は、これまで同様、繁忙期、通常期、閑散期ともに200円を加算します。子供も同額です。JRとの相互直通の特急、「THライナー」、「TJライナー」の料金は変わりません。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20241213112316GsTZa_ug2rETeil1Lgjc8w.pdf)

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