東武、6月6日ダイヤ改正でワンマン運転拡大

 以前にも記事にしましたが、東武は6月6日にダイヤ改正を行います。以前の記事では特急についてのみ書きましたが、今回は一般列車について書きます。

 まず、亀戸線についてですが、平日、休日ともに最終を繰り下げます。上下とも20分あまり繰り下げ、改正後は亀戸0:29発、曳舟0:18発になります。亀戸線の沿線は、人口が増えているようです。

 また、現在、日光線南栗橋-新栃木間、日光線・宇都宮線栃木-東武宇都宮間でそれぞれ折り返し運転を行っていますが、ダイヤ改正後は一部を除いて南栗橋-東武宇都宮間で直通運転を行い、栃木もしくは新栃木での乗り換えが不要になります。日光線南栗橋-栃木間においては、新たに20400型車両によるワンマン運転を行います。

 東武ワールドスクウェア最寄りの東武ワールドスクウェアは現在、開園時間帯のみ列車が停まり、朝や夜は通過します。ところが、ダイヤ改正後は、開園時間帯以外も含めて全ての列車が停まります。

 現在、竹ノ塚付近で連続立体交差化工事を行っています。その工事が進み、竹ノ塚での引上げ線が使えなくなるので、浅草-竹ノ塚間の列車も浅草-北千住間に短縮されます。伊勢崎線の館林以北では、特急を除いて全ての列車がワンマン運転となります。そのため、これまであった浅草-太田間の直通列車が特急を除いてなくなります。

 話は変わりまして、新型コロナウイルスの影響で運休していた特急等についてですが、新たな動きがありました。日光線特急や伊勢崎線特急の一部列車は4月25日から運休していたのですが、6月6日から運転を再開します。4月11日から運休していた「大樹」については、7月の運行再開を予定しています。なお、6月6日以降乗車分の特急券については、社会情勢が不透明なことから、JRとの相互直通列車と「THライナー」を除いて、1週間前からの発売とします。

(追記)
 6月19日から、特急券等の発売が通常通りの1か月前になりました。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/file/pdf/040328fbeb13f8e8d03628489a26122b/200511.pdf?date=20200511162158、https://www.tobu.co.jp/pdf/news_20200406_01.pdf、https://www.tobu.co.jp/file/pdf/1ea646b4197ecbb74fff1e23c2076835/0528特急一部運休SL運休重要なお知らせ%20(確定版)ver1.pdf?date=20200528183216、https://www.tobu.co.jp/file/pdf/ea726ac257750d490da9707ff436c6c7/200528.pdf?date=20200528154732、https://www.tobu.co.jp/news/2097/)

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東武、DE10も2両体制に

 東武の観光列車、「SL大樹」。その補機として使われているのが、DE10形1099号。JR東日本から譲り受けました。

 その東武ですが、SLを2両体制にしようとしています。それに伴い、補機となるディーゼル機関車を追加することにしました。一応、「SL大樹」は補機がなくても走ることができるようですが、SLに負担がかかることもあり、あまりやりたくはありません。

 追加されたディーゼル機関車は、DE10形1109号機。これもJR東日本から譲り受けたものです。1971年につくられ、JR東日本青森車両センターや盛岡車両センターなどで、車両の入換やレール輸送列車の牽引などを行ってきましたのですが、2019年10月に廃車となりました。それを東武は譲り受けたのです。

 東武への譲渡にあたり、DE10形1109号機はJR東日本秋田総合車両センターで整備を受けました。車体の色は青色がベースで、金色の帯を巻くようになりました。かつての「北斗星」を牽引したDD51と同じような塗装ですが、星のマークはありません。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/95285)

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東武、伊勢崎線等で6月6日ダイヤ改正

 3月14日に東武野田線でダイヤ改正を行ったばかりの東武。全線での急行運転を開始し、「アーバンパークライナー」の運転区間を拡大しました。

 その東武ですが、6月6日にもダイヤ改正を行います。東武と日比谷線を直通する座席指定列車、「THライナー」の運行を開始するからです。まず2月25日に、特急等の概要について東武から発表がありました。

 「THライナー」は、朝に久喜発恵比寿行きが2本、夜に霞ケ関発久喜行きが5本走ります。休日も時間帯は変わりますが(上りは遅く、下りは早くなります)、本数は平日と変わりません。東武と日比谷線の接続駅である北千住では乗降できません。乗務員の交代のためだけに停まり、乗り降りはできないのです。座席指定料金は春日部-久喜間と日比谷線の各駅との場合は大人680円、子供350円。新越谷、せんげん台と日比谷線の各駅との場合は大人580円、子供300円です。ただし、座席指定券を事前に買わずに乗車した場合は、大人、子供ともに200円が加算されます。座席指定券は新越谷-茂林寺前・新大平下間、大宮-柏間の自動券売機のほか、東武線の東上線や一部の駅を除く窓口でも発売しています。東武日光などかなり遠いところでも売るようです。東京メトロでは、霞ケ関、銀座、茅場町、秋葉原、上野の事務所や指定席券売機でも発売しています。チケットレスサービスもあります。なお、「THライナー」に使われる70090型には通勤型車両がベースなので、7両全てにフリースペースがあります。ベビーカーを置くこともできます。

 東京メトロ半蔵門線方面や亀戸線と分岐する曳舟に特急が停まります。上りは浅草9:52着まで、下りは浅草17:09発以降の特急が停まります。平日は朝の上り12本、夜の下り21本が、休日は朝の上り13本、夜の下り21本が停まります。平日の「アーバンパークライナー」は浅草発21:30発の便を3時間ほど繰り上げ浅草18:49発とし(大宮と柏に行きます)、その後は大宮からは3本(柏へ2本、運河へ1本)、柏からも3本(大宮へ2本、春日部へ1本)が走ります。現行の3月14日改正ダイヤに比べて、2往復増えることになります。一部の急行を特急に置き換えることで対応します。なお、「アーバンパークライナー」で特急料金がかかるのは、浅草発が浅草-せんげん台間、大宮発が大宮-春日部間、柏発が運河-柏間のみで、それ以外の区間は乗車券のみで乗車できます。また、夜間を中心に特急の運転区間の延長がありますが、浅草-東武宇都宮間の「しもつけ」は廃止になります。

 現在休日を中心に1日3往復の「大樹」については、SLとDLを活用して1日4往復運転します(平日に運転するときは1日2往復)。当面はSLとDLを2往復ずつ運転しますが、2両目のSLの整備が完了すれば、4往復ともSLになります。会津鉄道に直通する「リバティ会津」については、停車駅を見直し、交換待ち合わせの改善を行い、一部駅を通過することによって、浅草-会津田島間で最大10分の短縮を行います。東武ワールドスクウェアには開園時間外を含めて全ての列車が停車し、新高徳には夕方の上り「きぬ」が1本停車します。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/file/pdf/3bdb0d4f3719a977aa3447c6a0d269de/191209.pdf?date=20191210191718、https://www.tobu.co.jp/file/pdf/1748d4629b95c74a8661b243af941bda/200225_3%20.pdf?date=20200303180821、東洋経済ONLINE https://toyokeizai.net/articles/-/354635)

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新型コロナウイルスで首都圏の一部私鉄が減便を検討か?

 新型コロナウイルスによって鉄道会社の売上が急激に減っていることは以前に記事にしましたが、別の意味で問題になっていることを書きます。

 運転士や車掌、駅員が新型コロナウイルスに感染すると、出勤することができません。そういう人がたくさんいると、鉄道の運行に支障が出ます。そういう事態に備えて、首都圏の私鉄の中には、減便を検討しているところがあります。

 2月21日の段階で減便を検討しているのは、西武、東武、京王、相鉄の4社。しかし、それ以外の鉄道会社でも、事態がさらに深刻になったら対応することを考えているところもあります。

 また、新型コロナウイルスの感染を防ぐためには、手洗いを徹底させることが有効なようです。これまで駅のトイレに石鹸やハンドソープがなかった京成でも、2月6日以降、成田空港や京成上野など主要4駅のトイレにハンドソープを備えました。もともとは2020年度にこれら4駅を含めた20駅に設置する予定でしたが、前倒しすることにしたのです。
(参考:東京新聞ホームページ https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202002/CK2020022202000254.html)

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駅のトイレに石けんはある?

 駅のトイレには石けんがあるのでしょうか? 東京新聞は関東地方で運行する12の大手鉄道事業者に対してアンケートを行いました。

 結果は鉄道事業者によって大きく異なります。全ての駅でトイレに石けんがあるところもありますし、全くないところもあります。全ての駅で石けんを備えているところは、京急、相鉄、西武、都営地下鉄、東京メトロ、そしてJR東海(東海道新幹線の4駅のみ)の6事業者。東急も石けんがないのは今後リニューアル予定の目黒だけです。

 これに対して京成は65駅ともトイレに石けんがありません。数年前、一部の駅では石けんがありましたが、いたずらなどがあって設置をやめていたのです。しかし、利用者の声などに応えて、2020年度から主要20駅で設置する予定です。このほか、石けんの設置率が低い事業者は、東武(無人駅を除いて178駅中54駅、30%)、小田急(70駅中9駅、13%)、京王(68駅中8駅、12%)です。なお、JR東日本は、石けんのある駅の割合を回答していません。ただ、こちらも利用者の意見を受けて、トイレの改良工事などに合わせて、2016年から設置を進めています。乗車人数が1日1万人以上の駅や観光客の多い駅から進めているようです。
(参考:東京新聞ホームページ https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202001/CK2020011502100023.html)

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「大樹」が補機なしの運行に

 東武のSL列車「大樹」は、上り勾配での速度維持やSLの負担軽減のため、DE10を補機として最後部に連結しています。ところが12月21日から2020年3月8日まで、補機なしで運行します。

 その理由は、補機のDE10が定期検査に入るため。C11だけでATSを搭載する車掌車と14系客車3両(2号車は「ドリームカー」)を引っ張ります。DE10は2020年3月14日に運行する「DL大樹」で復帰する予定です。

 SLにとってはきついかもしれませんが、DE10が検査に入っている期間は補機のない、本来のSLの姿を見ることができます。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/file/pdf/2c028e94b68f2670301d834cf7271954/SL大樹運転単機運転のお知らせ%20.pdf?date=20191128213551、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2019/11/29/329327.html)

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東武線・日比谷線相互直通座席指定制列車は「THライナー」

 東武線・日比谷線相互直通列車に有料着席サービスを導入することは以前に記事にしましたが、その続報です。

 東武線・日比谷線相互直通列車では初めてとなる座席指定制列車は2020年6月6日にデビューします。日比谷線に新駅、虎ノ門ヒルズが開業する日です。そして、列車名は「THライナー」に決まりました。列車名の「TH」は、東武線(TOBU)と日比谷線(HIBIYA)、あるいは東京(TOKYO)と自宅(HOME)をダイレクトに結ぶ通勤ライナー、という意味が込められています。車両は70000系をベースにしてつくる、ロング・クロスシート転換車両の70090型を使用します。

 「THライナー」は久喜発恵比寿行きを2本運転します。平日は久喜を6時台と8時台に出て、休日は久喜を8時台と9時台に出ます。停車駅は乗車のみ可能な駅が久喜、東武動物公園、春日部、せんげん台、新越谷。降車のみ可能な駅が上野、秋葉原、茅場町、銀座。霞ケ関、虎ノ門ヒルズ、神谷町、六本木、広尾、恵比寿は乗降とも可能な駅です。参考にした資料によれば「フリー乗降」と書かれているので、特別料金はかからないのでしょうか? 反対の霞ケ関発久喜行きは5本運転します。平日は霞ケ関を18時台から22時台まで毎時1本、休日は霞ケ関を16時台から20時台まで毎時1本運転します。乗車のみ可能な駅が霞ケ関、銀座、茅場町、秋葉原、上野。降車のみ可能な駅が新越谷、せんげん台、春日部、東武動物公園、久喜です。

 「THライナー」のダイヤ、料金、そのほかダイヤ改正の詳細な事項については、決まり次第発表されます。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/file/pdf/4353a1a050835f139e2e94adf9cd5dc0/191219_2.pdf?date=20191219123402)

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2020年3月東武野田線全線で急行設定、最大16分短縮

 各駅停車ばかりだった東武野田線に急行が登場したのは2016年3月のこと。西側の大宮-春日部間のみで急行運転をしていました。その東武野田線の急行ですが、以前に発表があったとおり、2020年3月に急行運転区間を拡大します。

 新たに急行運転を開始するのは、東側の運河-船橋間。これにより、東武野田線全線で急行列車を走らせることになります。急行の停車駅は岩槻、春日部-運河間の各駅、流山おおたかの森、柏、高柳、新鎌ケ谷。単線区間の春日部-運河間を除いて、停車駅を絞った列車が走るのです。急行は朝夕のラッシュ時間帯(6~9時台、16~22時台)は柏-船橋間のみを走ります。毎時2本走ります。これまで朝ラッシュ時は31分、夕ラッシュ時は30分かかっていた柏-船橋間ですが、それぞれ22分、19分に短縮されます。朝は9分、夕方は11分の短縮です。そして日中の10~15時台は、大宮-船橋間で通し運転をします。毎時2本運転し、所要時間が16分短縮されます。これまで92分かかっていたところが急行の運転により76分に短縮されるのです。なお、朝夕の時間帯においては、大宮-柏間で区間急行が走ります。大宮-春日部間は岩槻のみに停まり、春日部-柏間は各駅に停まります。柏-船橋間の急行を補完するのでしょうか?

 最終列車の繰り下げもあります。大宮、柏、船橋など他社線と接続するジャンクション駅の最終列車を最大約30分繰り下げ、都心からの帰りが便利になります。平日の夜については柏発春日部方面の特急「アーバンパークライナー」が走ります(浅草から東武野田線に乗り入れた「アーバンパークライナー」の折り返し車両を活用するのでしょうか?)。快適な車両で一日を締めくくることができるのですが、どこに停まって、特急料金がどれぐらいかかるのでしょうか? 詳しい情報が待たれます。
(参考:東武ホームページ www.tobu.co.jp/file/pdf/b17451762c90143872982fcec973cf70/190927_2.pdf?date=20190927165005)

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東武東上線と秩父鉄道が乗り放題のフリーきっぷ

 埼玉県内の主要観光地の川越市、長瀞町、秩父市を結ぶルートは「SAITAMAプラチナルート」と言われています。このルート上にある東武と秩父鉄道は7月20日から11月30日までの間、「東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券」を発売しています。

 「東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券」とは、東武鉄道の東上線、越生線の全線と秩父鉄道の寄居-三峰口間が1日乗り放題となるフリーきっぷです。東武鉄道の東上線、越生線の各駅と秩父鉄道寄居-三峰口間の各駅で購入することができ、値段は大人1900円、子供950円です。発売期間(7月20日から11月30日まで)の間の1日間、乗り放題です。

 また、これに合わせて、「東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルートスタンプラリー」を行います。スタンプ台を駅や観光地に合わせて6か所設置し、全てを集めると達成賞として「東武鉄道×秩父鉄道オリジナルメモ帳」がもらえます。

(追記)
 2020年7月18日から「東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券」を通年で発売します。
(参考:東武ホームページ www.tobu.co.jp/file/pdf/e748fb377d71501e379929a18b54e2f8/190709_2.pdf?date=20190709105542、https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20200710105253YojZR7Pmhk3-M32tkxhkAw.pdf)

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「大樹」、日光乗り入れか?

 東武のSL列車「大樹」は、下今市-鬼怒川公園間を走っています。その「大樹」ですが、日光市観光協会日光支部、日光温泉旅館協同組合、二社一寺など日光地域の観光関連12団体は、「大樹」の東武日光乗り入れを要望しています。これに対して東武は、2両目のSLの復元ができたら東武日光乗り入れを検討していきたいと回答しています。乗り入れ開始時期は未定です。

 東武日光に乗り入れることになると、下今市で折り返すことになり、今よりも運行が複雑になります。どういうかたちで東武日光に乗り入れるのか、楽しみに待っておくことにしましょう。
(参考:下野新聞ホームページ https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/193039)

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