東武、子供の特急券を買えば、隣も占領

 すでに実施期間は終わっていますが、備忘録として残しておきます。

 基本的には、1人に対しては1席分しか発売しません。東武においてもこの原則は成り立ちます。ところが東武は、3月13日から4月25日までの休日、伊勢崎線の特急、「りょうもう」、「リバティりょうもう」において、隣の席の特急券を買えば、1人で2席を占領することができるというサービスを行っていました。隣には誰も乗ってこないので、ソーシャルディスタンスを確保することができます。

 追加で払わないといけないのは、子供の特急料金(乗車券は不要です)。東武線の駅窓口(東上線各駅や押上など一部の駅、無人駅を除きます)において、自分の席と隣の席の2人分の席を購入します。隣がすでに発売されている場合は買うことができず、駅の券売機やチケットレスサービスでは対応していません。列車を変更するときは2枚同時に変更する必要があり、払い戻しは2人分の手数料がかかります。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/202103041848008bBSkfIsNT7UvQkHbonxdQ.pdf)

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「THライナー」、期間限定で草加に追加停車

 日比谷線から東武に直通する「THライナー」。2020年6月6日にデビューしました。

 この「THライナー」ですが、明日4月12日から6月11日までの期間限定で、停車駅が増えます。それは草加。草加は1日平均約88000人(2019年度)の利用があり、浅草・押上-東武動物公園間において4番目に多い駅です。この利用者の多い駅でも「THライナー」の快適性、利便性を実感してもらうため、夕方や夜間の霞ケ関発久喜行きの「THライナー」を草加に臨時停車することにしました(朝に東武から日比谷線に向かう「THライナー」は停車しません。また、草加から久喜方面への乗車はできません)。「THライナー草加駅停車キャンペーン」です。

 「THライナー」は座席指定制のため、運賃のほかに座席指定券が必要です。座席指定料金は大人580円、子供300円で、東武や東京メトロの一部駅窓口や一部自動券売機等で発売します。なお、草加の停車は期間限定なので、券売機やインターネットで買うとき、草加までの座席指定券を買うことができません。次の停車駅の新越谷までの座席指定券を買って乗ることになります。料金は草加と同額です。また、座席指定券を持たずに「THライナー」に乗った場合は、大人、子供ともに200円の追加料金が必要になります。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20210406095501zM3a0-OuQaDeupBVZiM_tg.pdf)

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「尾瀬夜行」で新潟に抜けることができる?

 東武には浅草を23:55に出る会津高原尾瀬口行きの夜行列車、「尾瀬夜行23:55」というものがあります。シーズンのみの運行で東武トップツアーズの旅行商品として発売される列車なのですが、これを使って新潟方面に抜けることができるのです。いろいろな乗りものに乗りながら。

 どのようなものでしょうか? まず、「尾瀬夜行23:55」に乗って、会津高原尾瀬口まで行きます。会津高原尾瀬口から会津バスの尾瀬沼山峠行きに乗り(会津高原尾瀬口4:20発)、尾瀬御池で降ります。3時間ほど待って(この間に尾瀬の散策もできます)尾瀬御池から再び会津バスに乗り(尾瀬御池9:20発)、尾瀬口船着場まで行きます。尾瀬口船着場から遊覧船に乗り、奥只見船着場に行きます。奥只見ダムから南越後観光バスに乗り、奥只見シルバーラインを経由して新幹線の停まる浦佐駅東口に出ます。本来は尾瀬に向かうための乗りものをうまく組み合わせて、新潟に抜けるのです。途中寄り道せずに乗り継いだ場合、浦佐には12:55に着きます。このルートはとても国道とは思えないところを走る、マニア大喜びのものだそうです。

 このルートは東武トップツアーズの旅行商品として売られていますが、バスや遊覧船の乗り継ぎは「尾瀬夜行」を利用しなくてもできます。ただ一部の区間は予約が必要で、魚沼市観光協会が一括して受け付けるようです。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/99669)

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東武でのC11 325の運行開始日は12月26日、復元中のSLはC11 123

 東武は芳賀地区広域行政事務組合から7月に譲受したSL(C11 325、運行は真岡鐵道)を整備して、2機目のSLとして使えるようにしています。そのC11 325の運行開始日なのですが、12月26日に決まりました。これにより東武のSLは2機体制になり、年間を通じてSLを走らせることができます。運行開始日の12月26日は、SLの運行ダイヤを変更し、夜間に走る「イルミネーション特別運行」となります。クラブツーリズムのツアー列車として走らせます。その後、12月27日、2021年1月1日~3日、1月9日~11日は、2機のSLを活用して、SLを4往復走らせます。その後、2021年夏以降は、平日も含めて毎日SLを走らせ、修学旅行や団体旅行でも使えるようにします。

 東武の所有するSLは、これだけではありません。2021年冬の復元を目指して作業を進めているSLがあります。このSLについて、東武は車両番号をC11 123とすることにしました(現役時代の番号とは違います)。なぜC11 123としたのでしょうか? 東武はこの11月1日に創立123周年を迎えました。また、C11 123が復元することにより、東武は日本で唯一同一形式による3機体制(うち1機はJR北海道からの借り受け)を構築することができることから、将来に向かってのさらなる飛躍をC11 123という車両番号で表すことにしたのです。

 3機体制になった後は、三重連での運転も考えているようです。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20201106122235qKK_V40tbmaIQkSqVak_SQ.pdf、https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20201106175840GtFrh89ntS1ezB5RQ_nXjA.pdf)

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東武、「貸切特急割引キャンペーン」を実施

 新型コロナウイルス感染拡大により、修学旅行や遠足が延期されたり、中止になったりしました。その後、延期された修学旅行等を実施しようとしても、これまで通りの方法ではいけません。新型コロナウイルスに対応した対策を取る必要があります。

 文科省は10月2日に「修学旅行等の実施に向けた最大限の配慮について」という事務連絡を出しました。これを受けて、沿線に日光などの観光地を有する東武は、特急料金を6割引にする「貸切特急割引キャンペーン」を行っています。貸切なのでほかの客と混ざらず、安心して修学旅行等に出かけることができます。

 それでは、「貸切特急割引キャンペーン」の内容を詳しく見ていきましょう。割引の対象となる日は12月1日から18日までの平日と、2021年1月12日から2021年3月19日までの平日。東武の駅窓口(無人駅等を除きます)に、乗車希望日の5週間前までに申し込みます。割引率は特急料金が6割。運賃も所定の団体割引がなされます。学生団体の場合、中学生以上の学生・生徒が5割引、小学生の児童、幼稚園や保育園の園児、教職員等が3割引です。使える車両は100系「スペーシア」、634型「スカイツリートレイン」、350型といった特急用のほか、通勤型車両や「TJライナー」にも対応しています。特急用車両は47人以上、通勤型車両は300人以上いれば申し込むことができます(最大人数は定員数まで)。また、5日前までであればキャンセル料はかからないので、新型コロナウイルスの感染拡大状況に応じて柔軟に計画を変更することもできます。

 ダイヤはいくつかのパターンが用意されています。浅草-東武日光間が3往復、柏発東武動物公園行きが片道1本、池袋-森林公園間が1往復です。乗降できる駅も限られていますが、要相談で対応できるようです。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20201020170816Y3ohIiuGo723ODGjRfMM-w.pdf)

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東武も終電繰り上げ

 終電を繰り上げる動きは各地で見られますが、東武も2021年春に繰り上げることになりました。深夜時間帯の利用が少なく、また深夜作業の効率化を図るためです。

 終電を繰り上げるのは、伊勢崎線、大師線、東上線。伊勢崎線は下りが浅草-北春日部間で15分程度繰り上げます。現在、平日の北春日部行き最終は北千住0:39発ですが、これを北千住0:23発(途中乗り換えあり)とします。上りも浅草-北千住間で15分程度繰り上げます。大師線も上下ともに10分程度繰り上げます。東上線は下りが池袋-川越市間で15分程度繰り上げます。現在、平日の川越市行き最終は池袋0:44発ですが、これを池袋0:30発とします。上りも池袋-志木間で10分程度繰り上げます。特急も早朝や深夜の便が見直されます。浅草22:49発の「リバティけごん253号」新栃木行きは、運転を取りやめます。新栃木6:02発の「リバティけごん208号」は、春日部発になります。なお、野田線は都心からの乗り換え需要が多いので、終電の繰り上げは行いません。

 東上線では、混雑を避けて通勤したいという要望に応えるため、平日朝に2本走らせている「TJライナー」を増発し、4本とします。

 改正後のダイヤの詳細は2021年1月中旬に発表する予定です。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20201130154613tnwJFWAicfCG3Gpb88aWLw.pdf)

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首都圏の大手私鉄、大晦日の終夜運転を行わないところが続々と

 通常、深夜には貨物列車などを除いて列車の運行は行わないものですが、大晦日から元日にかけては列車の運行を行う鉄道会社があります。夜通し運行を行う終夜運転のところもあれば、最終の繰り下げや始発の繰り上げで対応するところもあります。

 ところが、この2020年から2021年にかけての年末年始は、恒例の終夜運転を行わない会社が出ています。首都圏の大手私鉄では、東武、東急、小田急、西武が該当します。早朝に臨時列車を走らせる小田急の片瀬江ノ島方面を除いて最終の繰り下げや始発の繰り上げも行わず、東武の大師線を除いて、年末年始は通常の休日ダイヤで運行します。

 なお、JR東日本は首都圏の12路線において終夜運転を行います。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20201117_to01.pdf、東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20201112142046Td3p-8PGb-mW2otM5hLCtw.pdf、東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/information/list/Pid=post_372.html、小田急ホームページ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001uj37-att/o5oaa1000001uj3p.pdf、西武ホームページ https://www.seiburailway.jp/news/information/20201120_information.pdf)

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東武、一部の「りょうもう」を「リバティりょうもう」へ

 東武は11月9日(一部は10日から)から、一部の「りょうもう」を200系から500系に変更します。上下合わせて4本の列車が該当します。名前も「りょうもう」から「リバティりょうもう」に変わります。「リバティりょうもう」が使われる車両については、少々高い料金となり、お得な午後割や夜割が使えなくなります。ところで、一部の「りょうもう」を「リバティりょうもう」に変えるのはなぜでしょうか? 「りょうもう」の車両が古いからでしょうか? それとも、6両編成の「りょうもう」に対して「リバティりょうもう」は3両でも走ることができるからでしょうか?

 11月9日から変わるのは、「りょうもう」だけではありません。元日比谷線直通車両2000系を改造してつくった車両、20400型の運用区間が拡大されるのです。南栗橋-東武日光・新藤原間で運行される急行、区間急行、普通の一部に20400型が使われるようになるのです。2扉車を置き換えていくのでしょうか?
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/news/2176/、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20201030-1445401/)

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東武、特急料金が50%オフに

 東武は乗車日基準で9月7日から10月6日までの間、特急料金が半額になる「特急料金 50%OFFキャンペーン」を行います。

 ただ、全ての特急が単純に半額になるわけではありません。対象となる列車は決まっていて、2タイプに分けられます。まずひとつは、浅草と東武日光、鬼怒川温泉とを結ぶ列車。「まるごと東武フリーパス」(3種類あります)を購入した人は特急券、特急個室の料金を50%引きで買うことができます。特急が割引になるのはフリーパス1枚につき2回までで、野岩鉄道を含む駅窓口と東武トップツアーズで購入する場合に限ります。野岩鉄道等に乗り入れる特急の場合、割引は東武分だけに限ります。なお、キャンペーン期間中、「まるごと日光・鬼怒川東武フリーパス」、「まるごと日光東武フリーパス」を呈示すれば、通常10%引きの中禅寺湖遊覧船の料金が50%引きになります。

 もうひとつは、平日の通勤時間帯の特急。平日朝の通勤時間帯の特急及び「スカイツリーライナー」、「アーバンパークライナー」の特急券をチケットレスサービスあるいはインターネット購入サービスで買えば、特急料金が50%引きになります。

 このキャンペーン期間中、奥日光への直通バス、「奥日光リゾートシャトル」が走ります。日光宇都宮道路経由で東武日光駅-中禅寺・奥日光間を走るので、日光市内の渋滞を回避できます。料金は往復で4000円(「湯元温泉フリーパス」つき)ですが、「まるごと日光・鬼怒川東武フリーパス」、「まるごと日光東武フリーパス」を呈示すると、「湯元温泉フリーパス」はないものの、50%引きになります。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/202008051205309CFZ82cifjLNNcWTv9uFwA.pdf)

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東武日光発着のSLは「ふたら」

 東武の「SL大樹」は、鬼怒川線下今市-鬼怒川温泉間を走っていますが、東武日光に行くというが以前からあります。そして、その話が実現することになりました。

 10月以降、月に一度程度の割合で走る東武日光へのSLは、「SL大樹『ふたら』」と言います。最初に走るのは、10月3日、東武トップツアーズの団体列車です。東武日光線下今市-東武日光間7.1キロを約17~23分かけて走ります。東武日光側から、SL、車掌車、客車(3両)、DLの順で走ります。列車名の「ふたら」は、日光の地名の由来ともなった男体山のかつての名前、二荒山<ふたらさん>から来ています。ヘッドマークも男体山及び男体山のシンボルである「大剣<だいけん>」を大きくデザインしていて、左右には風を切るような躍動感をイメージした雲を配置しているとのことです。男体山と「大剣」を組み合わせると兜のように見えますが、それは外国人にも人気のある侍や武士をイメージさせているもので、また日光に向けて坂を登るSLの力強さ(最大の勾配は鬼怒川線のほうが35パーミルときついですが、東武日光線はずっと20パーミルの上り坂が続きます)や日光エリアの活性化を力強く牽引するという思いも入っています。ヘッドマークに書かれる「ふたら」の文字は、書道家で日光観光大使を務め、さらには「SL大樹」の文字を揮毫した涼風花氏が書いています。なお、東武鬼怒川線下今市-鬼怒川温泉間で走るSLの名称は、「SL大樹」のままです。と言うより、「SL大樹」は東武のSLのブランドとなり、東武日光発着のものだけが「SL大樹『ふたら』」と名乗るのです。

 以前にも書きましたが、この12月には真岡鐵道から譲受したC11 325の営業運転が始まります。従来からあるC11 207と合わせて2機体制で1日4往復のSL運転を行いますが、すぐ2021年1月にはC11 207が中間検査に入ります。中間検査は2021年夏ごろまでかかりますが、その後はC11 207とC11 325の2機で、平日も含めて毎日運転するようになります。

(追記)
 「SL大樹」の場合、鬼怒川温泉にJR西日本からもらった転車台があるため、帰りは向きを変えて走ることができます。しかし「SL大樹『ふたら』」の場合、東武日光に転車台がないため、帰りはDE10を先頭にして折り返します。SLは逆向きのままです。帰りは下り坂なので、東武日光を出るときにDE10の出力を少し上げると、後はブレーキをかけながら坂を下るだけです。SLはほとんど使わず、ただぶら下がるだけのようです。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20200805104034foZlmdtZZmG5jqhNoKs41Q.pdf、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2020/08/07/337311.html)

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