東武野田線は5両編成に短縮

 特急の話題が目立つ東武ですが、普通列車にも新型車両が入ります。

 新車が入るのは野田線。大宮と船橋の間をぐるっと結ぶ路線です。

 現在、野田線の列車は全て6両編成ですが、2024年度以降から順次導入を開始する予定の新型車両は、5両編成です。従来より1両少ないです。

 しかも、既存の6両編成の車両を5両編成に短くします。1両短くすることによって使用電力を減らし、環境負荷を低減するとのことですが、うまく5両編成に組み替えることができるのでしょうか? なお、列車本数については必要な本数を維持するとのことです。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20220428101948xAjXttvVkCPcsLFY-1sKOQ.pdf)

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N100系に6種類のシート

 2023年に登場するN100系は、「スペーシア」の名に恥じない豪華な特急です。そのN100系のシートバリエーションが発表されました。浅草側の6号車から順に紹介していきます。

 一番浅草側にあるのは、7人個室のコックピットスイート。私鉄特急最大の11平方メートルの個室で、前方と側面の窓からの景色を楽しむことができます。その後ろにあるのが、4人個室。4部屋あります。コの字型のソファーと可変テーブルがあり、レイアウトの変更ができます。3~5号車に合計130席あるのが、スタンダードシート。現在の「スペーシア」と同じ110センチのシートピッチでゆとりがあります。5号車の4号車寄りに4席だけあるのが、ボックスシート。2人で向かい合わせに座る構造で、80センチの横幅を1人占めできます。半分個室みたいなものです。2号車のプレミアムシートは、2+1列配置で、35席あります。シートピッチは120センチもあります。東武初の電動リクライニングやバックシェル構造で、快適性・プライベート性を向上させています。大型インアームテーブルや読書灯もあります。カフェカウンターのある1号車には、20席のコックピットラウンジがあります。6号車のコックピットスイート同様の展望が楽しめます。ソファーは1人掛け、2人掛け、4人掛けの3種類が用意されています。

 なお、料金や運行概要は今のところ決まっていません。期待が持てる新特急なので、その発表が待たれます。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20220425123623PV0Zq69AlwGIMn7mVlqd0w.pdf)

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「ぐんまワンデーパス」、軽井沢まで利用可能に

 群馬県内のJR線のほか(一部他県でも乗車可)、ジェイアールバス関東の長野原草津口-草津温泉間、東武の一部区間、上信電鉄全線、上毛電鉄全線、わたらせ渓谷鐵道の一部区間が1日乗り放題となる、「ぐんまワンデーパス」。2022年度も発売されます。発売期間は3月22日から9月30日まで、利用期間は4月1日から9月30日までです。

 この「ぐんまワンデーパス」ですが、エリアが拡大されました。ジェイアールバス関東の横川-軽井沢間がエリアに加わり、長野県へも行くことができるようになりました(北陸新幹線はこれまで通り、安中榛名までです)。しかし、2021年までの「ぐんまワンデー世界遺産パス」に比べて、450円値上げされています。

 この切符、以前使いましたが、群馬県内の私鉄に乗り潰すときには重宝します。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/gunmaoneday2022/)

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地下鉄直通の通勤ライナーは不振?

 首都圏の私鉄では、ロングシートにもクロスシートにもなる車両を使った有料の通勤ライナーを走らせているところがあります。さて、これらの通勤ライナーはどれだけ利用されているのでしょうか?

 どうやら地下鉄など複数の会社にまたがるのは不振のようです。通勤ライナーは追加料金が500円以下に収まるようになっているので、気軽に乗ることができます。しかし、これが地下鉄など複数の会社にまたがると各社で追加料金がかかるので、どうしても高くなってしまいます。通勤ライナーの椅子は特急としてはレベルが低いですが(近鉄は同様の車両を、追加料金が要らない急行等として走らせています。この程度で追加料金が取れるのは東京だからです)、まだワンコインで収まるのなら許せます。これが高くなるとわざわざお金を払ってまで、という気持ちになるのかもしれません。
(参考:「鉄道ジャーナル」2021年11月号 鉄道ジャーナル社

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「DL大樹」が会津田島へ

 2月12日、「DL大樹」が野岩鉄道、会津鉄道に乗り入れます。構想は当初からありましたが、営業運転として初めて「DL大樹」が会津田島に乗り入れるのです(展示だけなら、2021年11月に会津田島でSLやDLの展示がありました)。

 2月12日の会津田島乗り入れは、旅行商品のかたちで発売されます。当初はいろいろなツアーが用意されていましたが、新型コロナウイルスの影響で現地フリープランのみ発売することとなりました。距離がいつもよりも長い分、客車列車の旅を楽しむことができます。

 もっとも、今回乗り入れる野岩鉄道や会津鉄道は、もともと国鉄線として計画されていたり、かつては国鉄であったりした路線。今市と会津若松を結ぶ計画だったのです。DLの牽引する客車が走ったかはともかくとして、キハ58などのディーゼルカーが走ったとしても不思議ではなかったでしょう。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20220120154823Kfs00Jz99bv2x7TveocUJQ.pdf、https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20220128105245s5V7uNlHKc3HKWDGp5qThQ.pdf)

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東武等、「スペーシア」、6050型大幅削減か?

 東武もJRと同じ3月12日にダイヤ改正を行います。伊勢崎線、佐野線、小泉線、桐生線、日光線、鬼怒川線、宇都宮線でダイヤ改正を行います。

 やはりここでも出てくるのが、新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込んだ輸送需要に合わせた、運行本数等の見直し。平日の朝夕ラッシュ時には、浅草-館林、南栗橋間において列車本数や種別の見直しを行います。急行や区間急行が減って準急や区間準急が増えるイメージです。利用者が1/3ほどに減っている22時以降は減便が目立ちます。座って通勤したいというニーズに合わせて、「スカイツリーライナー」の時刻を変更し、春日部8:04発にします。北千住到着が8:25とラッシュの最中に到着します。夜の「THライナー」は霞ヶ関22:02発の最終を廃止し、霞ヶ関17:02発にシフトします。平日、休日ともに日中は北春日部-久喜、南栗橋間で東京メトロからの直通が減ります。浅草-北春日部間では一部を除いて最終が繰り上がりますが、最大8分なので、さほど大きくはありません。

 佐野線、小泉線、桐生線、宇都宮線については、輸送需要に応じて早朝や深夜の列車本数が見直されます。小泉線では最終が1時間弱繰り上がります。これにより太田から館林への最終列車は、東小泉経由から足利市経由になります。やはりここで大きく減るのが、日光線や鬼怒川線の急行。下り2本を除いて普通になります。ある意味予想できたことでもありますが。

 ワンマン列車が大幅に増えます。現在、南栗橋以北のワンマン運転は、宇都宮線及びそれに直通する列車でしか行っていません。しかし今回のダイヤ改正で、南栗橋以北の日光線、鬼怒川線についても、ワンマン運転を行います。普通列車は20400型に統一されます。また、特急列車、「AIZUマウントエクスプレス」、鬼怒川温泉発着の一部普通列車を除いて、野岩鉄道や会津鉄道への乗り入れがなくなります。「リバティ」は下今市-新藤原間で通過運転します。これまで下今市-東武日光、会津田島間のみ乗車するときは運賃だけで乗車することができましたが、これが鬼怒川温泉-会津田島間に短縮されます。日光線にしろ、伊勢崎線にしろ、特急の「リバティ」化が進みます。「リバティ」は3両で走ることができるので、減った需要にも対応できます。また、これほど「リバティ」が増えるのなら、新型「スペーシア」が4編成しかできないのも理解できます。並の特急(昔の急行レベル)が「リバティ」(その割には料金が高いですが)で、昔から特急の価値のあるものが新型「スペーシア」で走るということなのでしょうか?

 野岩鉄道と会津鉄道にも触れます。野岩鉄道は開業以来、ほぼ同じ運行本数を維持してきましたが、今回のダイヤ改正で4割ほど減らして、10往復とします(特急を含めての数字です)。「リバティ」が男鹿高原以外各駅に停まるのは、このためです。6050型は会津鉄道には乗り入れず、電化区間で走る電車は「リバティ」のみになります(ほかにディーゼルカーが走ります)。

(追記1)
 3月12日のダイヤ改正で、これまで休日のみに走っていた「きりふり」の運転が終了します。これにより、350系の定期運用も終了となります。

(追記2)
 会津鉄道の6050型は1編成しかありませんが、それが廃車になりました。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20211210120436z2ZpUL2macF_-vcgP5S43w.pdf、野岩鉄道ホームページhttp://www.yagan.co.jp/upimages/files/2022.3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E6%94%B9%E6%AD%A3%EF%BC%A8%EF%BC%B0%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%96%87%EF%BC%88%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E3%83%BB%E9%85%8D%E5%B8%83%E5%85%88%E6%A7%98%E7%94%A8%EF%BC%89.pdf、会津鉄道ホームページ aizutetsudo.sakura.ne.jp/mag_img/211231/jikoku.pdf、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASPDL73B5PDJUUHB00W.html、railf.jp https://railf.jp/news/2022/03/07/160000.html、https://railf.jp/news/2022/03/13/192500.html、https://railf.jp/news/2022/03/31/161500.html)

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東武、2023年度に新型特急車両

 500系「リバティ」が導入されたものの、やはり東武の看板列車と言えば、「スペーシア」。個室もある豪華な車両ですが(少し前まではビュッフェもありました)、平成初期の車両なので、古くなっています。そこで、以前からはありましたが、「スペーシア」の新型車両をつくることにしました。

 2023年に導入される新しい「スペーシア」は、N100系と言います(愛称は未定です)。カラーリングは日光東照宮の陽明門などに塗られた胡粉<ごふん>の白を基調としています。6両編成を4本しかつくらないので、9編成ある現在の「スペーシア」より貴重な存在です。通常の特急は「リバティ」でまかない、それよりランクの高い特急として位置づけるのでしょうか? 昔の東武なら、特急と急行として分けるところです。座席数は212席なので、284席の現行「スペーシア」よりさらにゆったりした車両になります。新しい「スペーシア」にも個室があり、ラウンジなどもあります。カフェカウンターもできますので、休止したビュッフェが復活するのでしょうか? もうビュッフェは復活しないものと思っていたので、意外です。運行する区間は、浅草-東武日光・鬼怒川温泉間ですので、JRには直通しません。JRに直通する列車はどうするのでしょうか? N100系を増備するのでしょうか? それとも、「リバティ」がJRに乗り入れるのでしょうか?
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20211111115910j-Hxsy54wjgySVaKcD-UrQ.pdf)

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東武の客車に12系

 東武がSL「大樹」等で使っている客車は14系です。ところが、11月4日から、12系も加わることになりました。

 12系はJR四国から来たものです。SLが活躍していた昭和30年代の客車をイメージして大幅にリニューアルします。窓は開き、車両の一部には開放型展望デッキを設置します。SLの煙や風を感じることができます。座席はボックスシートで、グループやファミリーで使いやすいものとなっています。大きなテーブルも設置します。やはりSLに牽引される客車なら、リクライニングシートよりボックスシートのほうが似合います。

 今回導入されるのは2両。11月4日にデビューするオハテ12-1はぶどう色に、11月13日にデビューするオハテ12-2は青色に塗られます。どちらも座席数は64席です。展望車は3両ある客車の中間に入ります。「ドリームカー」もあるので、日によって車両の組み合わせが変わるということになります。座席指定料金はSLの場合も、DLの場合も、従来と変わりありません。展望車には車両下部に車外向けのスピーカーが設置されます。メロディーを鳴らすこともできます。メロディーは栃木県出身のエレクトーン奏者、倉沢大樹氏が作曲した曲です。

 なお、11月のデビューに先立ち、10月17日と30日には、東武トップツアーズの旅行商品として、「DL『大樹』展望車お披露目ツアー」が開催されます。これに参加すれば、一足先に乗車することができます。9月24日からの東武鉄道公式ファンクラブ会員向けの先行募集に続いて、9月28日からは一般募集も開始しています。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20210924164858G9ezLD6NypWgXQh45oCVVg.pdf)

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回送列車でゴミ回収

 駅には飲み物の自販機があります。飲み終わった後の空になった容器は専用のリサイクルボックスに入れられます。この空き飲料容器はリサイクル会社に運ばれるのですが、その輸送手段として回送列車を使う実証実験を10月1日から14日の間、行います。

 どういうことでしょうか? 清掃員が自販機横にあるリサイクルボックスに入れられた空き飲料容器を回収します。そして、その回収された空き飲料容器は回送列車に積み込んで(回送列車は各駅に停まりますが、空き飲料容器を回収する駅は日によって変わります)、車両基地まで持って行きます。回送列車は10:20に北千住を出発し、北春日部までの各駅で積み込み、12:00ごろに南栗橋車両管区春日部支所に到着します。南栗橋車両管区春日部支所では分別作業を行い(数日分まとめて行うようです)、リサイクル会社に引き渡されます。

 なお、車両基地での分別作業は障害者雇用を推進するためにつくられた特例子会社のシンフォニア東武が行います。障害者雇用にもつながります。
(参考:東武鉄道ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20210924134353E9JVfgh1hTkgacJeD8CAow.pdf、「鉄道ジャーナル」2021年12月号 鉄道ジャーナル社

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10月16日からSL「大樹ふたら」の定期運行を開始

 東武は鬼怒川線のSL「大樹」のほかに、東武日光発着でSL「大樹ふたら」を走らせています。2020年10月から、月1回程度の臨時運行を行っています。

 そのSL「大樹ふたら」ですが、10月16日(土)から、定期運行を始めることになりました。運行初日の10月16日を除いて、主に平日を中心に走りますが、運行日に決まった法則はなく、平日でも鬼怒川線のSL「大樹」のみが走る日もあります。SL「大樹ふたら」が走る日のダイヤは次の通りです。SL「大樹ふたら71号」が下今市11:28発東武日光11:51着、SL「大樹ふたら72号」が東武日光12:33発鬼怒川温泉13:48着(途中下今市、東武ワールドスクウェアに停車)、SL「大樹6号」が鬼怒川温泉15:37発下今市16:14着(東武ワールドスクウェアに停車します)です。座席指定料金は鬼怒川線、日光線のみのときは大人760円、子供380円、鬼怒川線と日光線にまたがるときは大人1080円、子供540円です。なお、SL「大樹ふたら」の切符は10月8日から発売します。

 話は変わりますが、10月1日からSL「大樹」の重連運転が始まります。JR北海道から来たC11 207が先頭に、その次に真岡鐵道から来たC11 325が連結されます。後は車掌車と「ドリームカー」を含む客車3両です。DLは連結されません。なお、この重連運転は旅行商品として発売されます。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20210901131023KqeesciZp-HTJeAPdVdIQg.pdf、https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20210907125133f2qogM368vJbD3nzMYu7lQ.pdf)

 

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