「大樹」が補機なしの運行に

 東武のSL列車「大樹」は、上り勾配での速度維持やSLの負担軽減のため、DE10を補機として最後部に連結しています。ところが12月21日から2020年3月8日まで、補機なしで運行します。

 その理由は、補機のDE10が定期検査に入るため。C11だけでATSを搭載する車掌車と14系客車3両(2号車は「ドリームカー」)を引っ張ります。DE10は2020年3月14日に運行する「DL大樹」で復帰する予定です。

 SLにとってはきついかもしれませんが、DE10が検査に入っている期間は補機のない、本来のSLの姿を見ることができます。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/file/pdf/2c028e94b68f2670301d834cf7271954/SL大樹運転単機運転のお知らせ%20.pdf?date=20191128213551、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2019/11/29/329327.html)

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東武線・日比谷線相互直通座席指定制列車は「THライナー」

 東武線・日比谷線相互直通列車に有料着席サービスを導入することは以前に記事にしましたが、その続報です。

 東武線・日比谷線相互直通列車では初めてとなる座席指定制列車は2020年6月6日にデビューします。日比谷線に新駅、虎ノ門ヒルズが開業する日です。そして、列車名は「THライナー」に決まりました。列車名の「TH」は、東武線(TOBU)と日比谷線(HIBIYA)、あるいは東京(TOKYO)と自宅(HOME)をダイレクトに結ぶ通勤ライナー、という意味が込められています。車両は70000系をベースにしてつくる、ロング・クロスシート転換車両の70090型を使用します。

 「THライナー」は久喜発恵比寿行きを2本運転します。平日は久喜を6時台と8時台に出て、休日は久喜を8時台と9時台に出ます。停車駅は乗車のみ可能な駅が久喜、東武動物公園、春日部、せんげん台、新越谷。降車のみ可能な駅が上野、秋葉原、茅場町、銀座。霞ケ関、虎ノ門ヒルズ、神谷町、六本木、広尾、恵比寿は乗降とも可能な駅です。参考にした資料によれば「フリー乗降」と書かれているので、特別料金はかからないのでしょうか? 反対の霞ケ関発久喜行きは5本運転します。平日は霞ケ関を18時台から22時台まで毎時1本、休日は霞ケ関を16時台から20時台まで毎時1本運転します。乗車のみ可能な駅が霞ケ関、銀座、茅場町、秋葉原、上野。降車のみ可能な駅が新越谷、せんげん台、春日部、東武動物公園、久喜です。

 「THライナー」のダイヤ、料金、そのほかダイヤ改正の詳細な事項については、決まり次第発表されます。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/file/pdf/4353a1a050835f139e2e94adf9cd5dc0/191219_2.pdf?date=20191219123402)

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2020年3月東武野田線全線で急行設定、最大16分短縮

 各駅停車ばかりだった東武野田線に急行が登場したのは2016年3月のこと。西側の大宮-春日部間のみで急行運転をしていました。その東武野田線の急行ですが、以前に発表があったとおり、2020年3月に急行運転区間を拡大します。

 新たに急行運転を開始するのは、東側の運河-船橋間。これにより、東武野田線全線で急行列車を走らせることになります。急行の停車駅は岩槻、春日部-運河間の各駅、流山おおたかの森、柏、高柳、新鎌ケ谷。単線区間の春日部-運河間を除いて、停車駅を絞った列車が走るのです。急行は朝夕のラッシュ時間帯(6~9時台、16~22時台)は柏-船橋間のみを走ります。毎時2本走ります。これまで朝ラッシュ時は31分、夕ラッシュ時は30分かかっていた柏-船橋間ですが、それぞれ22分、19分に短縮されます。朝は9分、夕方は11分の短縮です。そして日中の10~15時台は、大宮-船橋間で通し運転をします。毎時2本運転し、所要時間が16分短縮されます。これまで92分かかっていたところが急行の運転により76分に短縮されるのです。なお、朝夕の時間帯においては、大宮-柏間で区間急行が走ります。大宮-春日部間は岩槻のみに停まり、春日部-柏間は各駅に停まります。柏-船橋間の急行を補完するのでしょうか?

 最終列車の繰り下げもあります。大宮、柏、船橋など他社線と接続するジャンクション駅の最終列車を最大約30分繰り下げ、都心からの帰りが便利になります。平日の夜については柏発春日部方面の特急「アーバンパークライナー」が走ります(浅草から東武野田線に乗り入れた「アーバンパークライナー」の折り返し車両を活用するのでしょうか?)。快適な車両で一日を締めくくることができるのですが、どこに停まって、特急料金がどれぐらいかかるのでしょうか? 詳しい情報が待たれます。
(参考:東武ホームページ www.tobu.co.jp/file/pdf/b17451762c90143872982fcec973cf70/190927_2.pdf?date=20190927165005)

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東武東上線と秩父鉄道が乗り放題のフリーきっぷ

 埼玉県内の主要観光地の川越市、長瀞町、秩父市を結ぶルートは「SAITAMAプラチナルート」と言われています。このルート上にある東武と秩父鉄道は7月20日から11月30日までの間、「東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券」を発売しています。

 「東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルート乗車券」とは、東武鉄道の東上線、越生線の全線と秩父鉄道の寄居-三峰口間が1日乗り放題となるフリーきっぷです。東武鉄道の東上線、越生線の各駅と秩父鉄道寄居-三峰口間の各駅で購入することができ、値段は大人1900円、子供950円です。発売期間(7月20日から11月30日まで)の間の1日間、乗り放題です。

 また、これに合わせて、「東武鉄道×秩父鉄道SAITAMAプラチナルートスタンプラリー」を行います。スタンプ台を駅や観光地に合わせて6か所設置し、全てを集めると達成賞として「東武鉄道×秩父鉄道オリジナルメモ帳」がもらえます。
(参考:東武ホームページ www.tobu.co.jp/file/pdf/e748fb377d71501e379929a18b54e2f8/190709_2.pdf?date=20190709105542)

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「大樹」、日光乗り入れか?

 東武のSL列車「大樹」は、下今市-鬼怒川公園間を走っています。その「大樹」ですが、日光市観光協会日光支部、日光温泉旅館協同組合、二社一寺など日光地域の観光関連12団体は、「大樹」の東武日光乗り入れを要望しています。これに対して東武は、2両目のSLの復元ができたら東武日光乗り入れを検討していきたいと回答しています。乗り入れ開始時期は未定です。

 東武日光に乗り入れることになると、下今市で折り返すことになり、今よりも運行が複雑になります。どういうかたちで東武日光に乗り入れるのか、楽しみに待っておくことにしましょう。
(参考:下野新聞ホームページ https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/193039)

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東武隅田川橋梁に歩道橋

 東武の列車は浅草を出ると、すぐに右に曲がって隅田川を渡ります。隅田川橋梁です。

 この隅田川橋梁に歩道橋を架けることになりました。墨田区と東武は6月25日、伊勢崎線浅草-とうきょうスカイツリー間にある隅田川橋梁に歩道橋を新設することを発表したのです。歩道橋は既存の鉄道橋の下流側に架けられ、通路の幅は2.5メートル、長さは約160メートルです。2020年春の完成予定です。

 なぜこのような歩道橋を架けることにしたのでしょうか? 来年2020年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。浅草は著名な観光地ですが、それと東京スカイツリータウンを結ぶ最短ルートとして橋を架け、回遊性の向上を図ります。既存の鉄道橋については、色の塗り替えを行います。東京スカイツリーに使われている「スカイツリーホワイト」を基調とした色に変わります。

 隅田川を渡った後も、整備が行われます。橋の東側では、「北十間川・隅田公園観光回遊路整備事業」が行われ、東京スカイツリーとの間を結びます。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/87342)

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「リバティ会津」等、停車駅削減でスピードアップ

 浅草と会津田島とを結ぶ東武の特急、「リバティ会津」。しかし、下今市以遠は普通列車も兼ねているため停車駅が多く(そのため下今市以遠のみを利用した場合は、特急料金が要りません)、所要時間もその分かかります。

 そこで会津鉄道は、「リバティ会津」と会津田島-会津若松間を走る「リレー号」について、停車駅を削減することによるスピードアップを図ります。2020年に行われる次のダイヤ改正から始める予定で、実現すれば数分の所要時間短縮になるようです。
(参考:福島民報ホームページ https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019061264184)

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東武東上線東武竹沢-男衾間に新駅

 東武は、東武東上線東武竹沢-男衾間に新駅を開業させます。2020年秋開業で、東武東上線の新駅は2002年3月に開業したつきのわ以来、ということになります。

 しかし、新駅のできるところは東武東上線のかなり先のほう。東武竹沢から約2キロ、池袋からは約69キロ離れています。失礼ながら新駅をつくるほどの需要はなさそうに思えますが、この駅にはちゃんとできる理由があるのです。ホンダは狭山工場を閉鎖し、寄居町にある寄居工場に集約しています(狭山工場で働いていた約4600人は寄居工場などに異動します)。その寄居工場に隣接してつくられるのが今回の新駅です。駅の設置についてはホンダと連携し、協議を重ねた上でのことです。寄居工場へのアクセスの向上、工場周辺の円滑な交通環境の維持、環境負担の軽減を狙っています。狭山工場で働いていた人などが鉄道を利用するようです。

 新駅は1面1線の駅で、駅名はまだ決まっていません。決まり次第発表されます。ホンダが東武に新駅設置を求めたという経緯から、駅の建設費用は基本的にはホンダが負担します。また東武は東武東上線の沿線用地を活用したパーク&ライドの実施などを検討します。

(追記)
 東武竹沢-男衾間につくられる新駅の名前がみなみ寄居に決まりました。開業日は2020年10月31日で、副駅名はホンダ寄居前です。みなみ寄居の駅ナンバリングはTJ35。これに伴い、男衾-寄居間の駅ナンバリングを変更し、寄居はTJ39となります。みなみ寄居発着の運賃は当分の間、ひとつ手前の駅の運賃と同額とします。すなわち、池袋方面からは東武竹沢、寄居方面からは男衾までの運賃と同額にします。ICカードでも同様です。
(参考:東武ホームページ www.tobu.co.jp/file/pdf/af37807d9ea4a4765ed2ce3b50a5dcbf/190603.pdf、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45624130T00C19A6L72000/、railf.jp https://railf.jp/news/2019/12/24/120000.html)

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東武、「大樹」で平成から令和への夜行列車を運転

 ついに新元号が決まりました。令和です。5月1日に改元されます。

 そこで東武と東武トップツアーズは、平成最後の日4月30日に南栗橋を出て、令和最初の日5月1日に鬼怒川温泉に着く臨時夜行列車「ありがとう平成・こんにちは令和号」を走らせます。改元の瞬間を列車の中で迎えることができるのです。

 そして、この「ありがとう平成・こんにちは令和号」、DL「大樹」が使われます。DLが14系車両3両(「ドリームカー」も含みます)を従えて走ります。DL「大樹」にとっては初めての夜行列車(南栗橋23:55発、鬼怒川温泉5:00着)で、JRでもすでになくなった客車での夜行列車をここ東武で味わうことができます。列車はDLを含めても4両と短いですが。

 「ありがとう平成・こんにちは令和号」に乗るには、ツアーに申し込む必要があります。今日4日から発売します。値段は「ドリームカー」を使用する場合が大人17800円、そのほかの車両の場合が大人13800円です。このツアーでは、鬼怒川温泉の「きぬ川 ホテル三日月」での入浴や朝食などもついています。また、このツアーの参加者の中から抽選で、SL「大樹」の運転台を見学できる特典が当たります。

 4月30日、5月1日には、下今市で、SL関連のイベントも用意されています。
(参考:東武ホームページ www.tobu.co.jp/pdf/newsletter_190403.pdf)

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日比谷線相互直通列車に有料着席サービス

 最近、東京ではロングシートからクロスシートに変えることのできる座席を用意して、有料着席サービスを行うところがあります。

 今回取り上げるのは東武。東京メトロ日比谷線相互直通列車に有料着席サービスを導入するのです。東武は東上線で有料着席サービスを行っていますが、東京メトロとの相互直通運転での有料着席サービスはこれが初めてです。以前記事にした、特急の地下鉄乗り入れや日比谷線直通列車の速達化が実現するようなのです。

 有料着席サービスの実施に当たって、専用の車両を用意します。東武70000系をベースにした車両で、70090型というものをつくります。4編成つくります ロングにもクロスにもなることのできる車両です。

 70090型の運行開始時期は2020年度ですが、運行区間、ダイヤ、停車駅、料金などはまだ決まっていません。決まり次第発表されます。

(追記)
 70090型は最終的には6編成つくられるようです。
(参考:東京メトロホームページ https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20190326_g15.pdf、www.tobu.co.jp/file/pdf/54e3595375dd511f96a6e30e1e5d1d9e/190426_2.pdf?date=20190426102117、鉄道ファン」2019年10月号 交友社)

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