大師前に改札が復活

 東武大師線大師前は駅に券売機も改札機もありません。そのまま乗って、隣の西新井で切符を買い、改札を通るのです。改札は大師線利用者専用の改札で、この改札を通れば大師前の利用者ということになります。大師線がひと駅だけの支線だからこそできる、合理的なシステムです。

 しかし、東武はこの合理的と思えるシステムを廃止し、大師前に券売機、精算機、改札を置こうとしています。2026年2月下旬に供用を開始する予定です。代わりに西新井の大師線改札や券売機は撤去されます。大師前からさらに延びるわけでもないのに、どうしてでしょうか?

 東武によれば、大師前は正月などに多くの参拝者が訪れます。大師前に券売機や改札がなく、手前の西新井で全てをやるのは珍しいパターンでしょう。ただそれなら、混雑時等に主要駅の西新井で案内すれば良いだけです。機器類や人員を西新井に集約できるメリットもあります。意図が読めないです。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20251002093944k9pnqwgGFBL76DF06w8Dsg.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/599283)

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東上線の新型車両は舟のかたち

 東武は2026年から、東上線に新型車両を導入します。

 新型車両は90000系。現在東上線を走っている9000系の代替として導入されます。7編成70両を導入する予定です。2025年度にはこのうち2編成20両を導入します。つまり、90000系は2026年の1~3月にデビューするのです。最新の機器を導入し、機器構成を効率化することにより、9000系と比較して消費電力を40%以上削減します。

 この90000系の特徴はデザイン。横から見ると舟みたいなかたちにしています。高瀬舟の船底から着想した、前面下部から反り上がるように丸みを持たせた逆スラント式となっています。これまでになかったタイプの先頭形状です。かつて東上線ができる前の荒川や新河岸川の舟運をイメージしているようです。鉄道が開通する前は舟で人や物を運んでいたのです。内装も舟運をイメージしたものとなっていますが、全体的にはシンプルで飽きの来ないものになっています。扉の窓が下のほうまで拡大されていて、小さい子供でも景色が見やすいです。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20250326124551SKiZWxlDR0iXiNSWtlbbEA.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20250430-3270742/)

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伊勢崎線の豊洲方面直通に関する続報

 以前にも記事にしましたが、伊勢崎線から豊洲に直通することができるようになります。有楽町線が豊洲から枝分かれして、住吉まで約5.2キロを延伸します。伊勢崎線からは半蔵門線、有楽町線延伸区間を通って豊洲に行くのです。

 現在、伊勢崎線から半蔵門線には急行が10分間隔で走っていますが(日中の場合)、豊洲まで直通したら、どうなるのでしょうか? どうやら、東武としては半蔵門線の列車を減らすことは考えていないようです。今まで通り、半蔵門線への直通列車は走ります。有楽町線が延伸されても、半蔵門線の利用者が不便になるということはないようです。

 豊洲から先、有楽町線を通って東上線方面に行くことはないようですが、特急を含めて具体的な運行計画は決まっていません。ただ、豊洲まで直通運転することを公表した以上、何らかのかたちで豊洲まで行く列車は設定されることでしょう。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/544276)

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ライトラインと東武宇都宮線、乗り入れ検討へ

 宇都宮のLRT、ライトラインは駅の東側と工業団地を結ぶだけで、駅の西側は走っていません。しかし、将来的には駅の西側にも延びます。2030年が目標です。

 ライトラインが駅の西側に延びると、東武宇都宮線の近くを通ります。そうなると出てくるのが、ライトラインとの連携。東武宇都宮線は支線なので、ライトラインと連携することによって利便性を増すことができると考えられています。

 どのようになるのでしょうか? 福田栃木県知事によれば、5つの案があるようです。(1)東武宇都宮線そのものをLRTにする (2)東武宇都宮線にライトラインが乗り入れる (3)ライトラインに東武宇都宮までまでの支線をつくり、東武宇都宮でライトラインと東武宇都宮線の乗り換えをする (4)東武宇都宮とライトラインの間を動く歩道でつなぐ (5)何もしない(東武宇都宮とライトラインの間は歩く) 数字が小さい方が実現困難性は高まります。ちなみに、軌間はライトラインも東武宇都宮線も狭軌ですが、電圧はライトラインが750ボルト、東武宇都宮線が1500ボルトと異なります。また、LRTは低床ですが、東武宇都宮線はプラットホームから乗り降りします。(1)や(2)のように直通させるためには、東武宇都宮線の改良工事が必要です。

 もちろん、直通すれば、東武宇都宮線沿線から宇都宮の中心部まで乗り換えなしで行くことができ、利便性が向上します。東武宇都宮線がLRTになれば、駅の設備を簡素化することができ、それで浮いたコストで増発を図ることもできます。ただ、それなりの初期投資は必要で、どれぐらいお金が要るか、また採算がとれるかという計算はされていません。それと延伸の時期が早いので、東武宇都宮線へ直通させることが決まったとしても、東武宇都宮線の改良工事は間に合いません。ライトラインの西側延伸と同時に東武宇都宮線に乗り入れるのは難しいようです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/AST3T34QTT3TUUHB004M.html)

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東京メトロ有楽町線延伸区間と東武伊勢崎線、直通運転へ

 有楽町線の豊洲から分岐して、住吉まで行く有楽町線延伸区間。この有楽町線延伸区間ですが、半蔵門線もある住吉で伊勢崎線方面への相互直通運転を行います。有楽町線延伸区間(豊洲-住吉間)から半蔵門線(住吉-押上間)を通って、東武の伊勢崎線や日光線と相互直通運転をするのです。有楽町線延伸区間が開業する2030年代半ばに行う予定です。

 相互直通運転は10両編成の車両で行います。相互直通運転を行う区間や相互直通運転の運行計画はこれから検討するとのことです。ただ、この相互直通運転によって、豊洲から押上までの所要時間が現行より8分短縮の約14分、豊洲から春日部も8分短縮して約53分になります。どちらも2回ずつあった乗り換え回数はともに0回になります。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/202504171312081Q_nuLFJEbkEP4oomDSi2A.pdf)

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「東上線1日フリー乗車券」、期間限定で発売

 東武は3月12日から4月6日までの期間限定で、「東上線1日フリー乗車券」を発売しています。

 「東上線1日フリー乗車券」の発売期間と利用期間はともに3月12日から4月6日まで。みなみ寄居、寄居を除く東上線、越生線各駅の窓口で発売しています。値段は大人1500円、子供100円なので、大人でも池袋-寄居間を往復すれば元が取れますし、子供ならちょっと乗るだけで元が取れます。子供だけでも買うことができるようなので、場合によっては友達と出かけることができます。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/odekake/campaign/178/)

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東武特急に繁忙期、閑散期料金

 東武でダイヤ改正が行われる3月15日乗車分から、特急料金等の改定も行われます。

 どういう内容かといえば、新たに繁忙期や閑散期を導入して(繁忙期、通常期、閑散期の区分は東武のホームページを御覧ください。日光線と伊勢崎線とで、繁忙期等が適用される日は異なります。伊勢崎線のほうが繁忙期が適用される日は少ない印象です)、シーズンごとに特急料金を変動させます。特定区間(浅草-南栗橋・久喜間、下今市-東武日光・鬼怒川温泉間)を除いて、繁忙期は現行から200円増し、閑散期は200円減(一部区間は150円減、伊勢崎線特急には閑散期の設定はありません)となります。例えば、「スペーシア Ⅹ」のスタンダードシートの場合、121キロ以上だと繁忙期は2140円、通常期は1940円、閑散期は1740円となります。

 「SL大樹」等の料金も変わります。下今市-東武日光・鬼怒川温泉間の場合、「SL大樹」は大人760円、子供380円から大人1000円、子供300円になります。「DL大樹」は大人520円、子供260円から大人750円、子供200円になります。子供を値下げしているのが戦略的です。

 なお、車内やドア口で特急券を買った場合は、これまで同様、繁忙期、通常期、閑散期ともに200円を加算します。子供も同額です。JRとの相互直通の特急、「THライナー」、「TJライナー」の料金は変わりません。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20241213112316GsTZa_ug2rETeil1Lgjc8w.pdf)

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東上線の急行が10分間隔に

 東武は3月15日にダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正では、現在、特急「リバティ会津」のみが停まっている新高徳に、「きぬ」(スペーシア車両)、「リバティきぬ」(リバティ車両)が停まるようになります。しかし、変化が大きいのは東上線。こちらが中心のダイヤ改正です。

 通勤通学時間帯の混雑緩和のため、平日朝、志木始発の普通1本を川越市始発の準急1本に変更します。帰りは、平日17時台と19時台に池袋発川越市行きの準急各1本を増発します。休日は池袋22:04発の準急森林公園行きを増発します。休日の早朝は、湘南台行きの副都心線直通列車1本を東上線内急行から快速急行に変更し、新横浜方面へのアクセスを向上させます。東海道新幹線へのアクセスも向上します。

 日中については、これまで急行と準急が毎時4本ずつ走っていましたが、準急2本を急行に変更し、急行が毎時6本、準急が毎時2本となります。急行はちょうど10分間隔の運転です。また、柳瀬川-新河岸間の急行通過駅でも、準急と普通が合わせて毎時6本あるので、おおよそ10分間隔となり、利用しやすくなります。とりあえず、成増から先に行くなら10分間隔の急行に乗れば何とかなりそうなので、今よりはわかりやすくなります。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20241213112140xRGi4SS3ibZrLpYMoxlSCQ.pdf)

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大師線に新車

 東武の大師線は西新井と大師前とを結ぶ、たった1キロの路線。途中駅はなく、ワンマン対応の2両編成が行ったり来たりしています。元々は伊勢崎線と東上線を結ぶ路線として計画されたのですが、関東大震災の影響で計画は消え、一駅だけの支線となって今に至っています。

 このように短い大師線ですが、ある意味実験的なことをするのには適しています。東武はここで自動運転をすることを考えています。2026年度から2027年度にかけて4編成を新たにつくり、2028年度以降に自動運転の検証運転をする方針です。添乗員が車内に乗る、GoA3を行う予定です。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/136198)

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スマホで北関東周遊(2)

 わたらせ渓谷鐵道の始発駅、桐生は群馬県にあるが、終点の間藤は栃木県。しかも、合併で日光市になった。間藤から日光に鉄道で行くとかなり遠回りだが、足尾・間藤から日光への市営バスが1日6往復出ている。これに乗って日光に行く。バスは13:32発なので、30分弱ある。神戸で買った弁当を食べる。まだ温かった。バスは数分遅れてやって来た。小型のバスで、座席は15席ほど。始発は銅山観光前。間藤から私を含めて3人乗ると、座席はほぼ埋まった。バスはトンネルを抜け、日光にやって来た。外国人の観光客が多い。道路は渋滞していて、東武日光には10分ほど遅れて着いた。東武日光からは14:29発の南栗橋行きに乗る。元日比谷線直通用の車両で、4両編成。この4両編成にラッシュ並みの人が乗り込む。この混雑で南栗橋まで行くのかと思ったら、2つ先の下今市で一気に降りる。鬼怒川温泉で泊まるのだろうか?

 東武日光を出て1時間半ほどで、板倉東洋大前に着く。ここは群馬県。東の端なのだ。そしてここから館林にバスが出ている。鉄道だと東武動物公園まで回らないといけないので、価値のあるバスだ。上下合わせて1日32本あるが、日祝は本数が大幅に減って1日6往復のみになる。次のバスは16:15発。駅のロータリーで待つが、時間になっても来ない。10分ほど遅れてやって来た。このバスを運行しているのはつゝじ観光バスという会社。鉄道系ではないので、交通系ICカードは使えない。200円均一なので、乗るときに200円を払う。10分遅れでバスは発車。このバスだが、意外とよく乗っている。途中での乗り降りも多く、多いときで20人近く乗っていた。このバスは今日泊まるホテルの近くを通るが、明日の朝、駅まで行かないといけないので、終点まで乗る。また、駅からタクシーに乗れば、ホテルでタクシー代をキャッシュバックしてくれるのだが、同じ理由で歩くことにする。今日のホテルは畳の部屋。すでに布団が敷かれている。部屋にバス、トイレはなく、風呂は1階の浴場を使う。そんなに大きくはないが、ホテルの風呂は気分が上がる。晩御飯はホテルの1階に和食の店があったので、そこで食べることにした。カキフライの定食にした。ただ18時台なのに客は誰もいない。このままで営業を続けられるのか? 晩御飯を食べると部屋に戻るが、部屋は静か。隣はドライブスルーの牛丼屋(朝食べることができなかった牛丼屋とは違う全国チェーン)で、時々そこから人工的な音声アナウンスが流れる。

 翌日(16日)、夜明け前にホテルを出る。駅まで歩くが、前の日に歩いているので、道はわかる。15分ほどで館林に到着。昔ながらの味のある駅舎だ。乗る列車まで時間があるので、隣のコンビニで朝食のパンを買う。館林から乗ったのは、6:16発の区間急行浅草行き。8両編成と長い。羽生で秩父鉄道に乗り換え。ここからはスマホが切符になる。事前に買っておいた「秩父路悠々フリーきっぷ デジタル版」を使えるようにし、電車のアニメーションの画面を駅員に見せる。これが今日一日の切符になるのだ。階段を下りて、ホームに行く。ホームに影森行きが入ってきた。3両編成で、東急のお古。2019年に行われたラグビーのラッピングがしてある(ついでに言えば、この後で出会うほかの車両もいろいろなラッピングがなされていた)。列車に乗り込み、館林のコンビニで買ったパンを食べるが、ロングシートの車両なので、落ち着いて食べることはできない。ロングシートだと、よほどガラガラでないと食べづらい。影森行きの各駅停車は6:42に羽生を発車。しばらくは田園地帯を走る。ところどころ熊谷などの町があり、乗り降りが目立つ。山に入るのは寄居を過ぎてから。ただ山のほうに入っても学校があるのか(乗った16日は土曜日)、高校生は結構いる。影森で三峰口行きに乗り換え。こちらは2両編成である。何駅か乗り、終点の三峰口に到着。ここから三峰神社などに行くバスに乗り継ぐ人が多い。私はそのまま折り返し、御花畑で降りる。(続く)

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