限定デザインの「西武線1日フリーきっぷ」を発売

 基本的に全線フリー切符の類がない西武(デジタル版やホテルのランチとセットにしたものはこの春に発売されていましたが)。しかしこの夏、多摩川線を除く西武線が1日乗り放題のフリー切符が発売されています。7月21日から9月12日まで、池袋、西武新宿、所沢、西武秩父の各駅で発売されています(有効期間も同じく7月21日から9月12日のうちの1日です)。値段は大人1500円です。子供の設定はありません。

 ところでこの「西武線1日フリーきっぷ」、西武線沿線の2作品とコラボした、限定デザインのフリー切符となっています。2作品とは、所沢が舞台の映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」、秩父が舞台のアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」です。「妖怪大戦争~」は映画の公開、「あの花~」は放送開始10周年を記念しています。切符は9000枚限定で、「妖怪大戦争~」は2種類の券面デザインが1500枚ずつ、「あの花~」は2種類の券面デザインが3000枚ずつ発売されます。発売する駅によって買うことのできる券面デザインは決まっていますが、4駅とも「妖怪大戦争~」、「あの花~」の両方を買うことができます。なお、1回の購入で買うことができるのは5枚までです。

 西武ではこの夏、埼玉県横瀬町と共同でキャンペーンも行っています。7月31日から8月31日の間、一部特急が芦ヶ久保に臨時停車するとともに、池袋や所沢から芦ヶ久保、横瀬、西武秩父着の特急を利用する子供限定で、「往復小児特急料金 実質無料キャンペーン」を行っています。

(追記)
 東急の各駅からは、西武線全線乗り放題の「東急線西武線まるごときっぷ」というものが発売されています。出発駅により値段は異なり、横浜からは1850円です。
(参考:西武ホームページ https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2021/20210712_1dayfree.pdf、東急ホームページ 東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/railway/ticket/types/value_ticket/marugoto_ticket.html)

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西武鉄道にサイクルトレイン

 地方の鉄道では自転車をそのまま車内に持ち込むことができるところがありますが、大手私鉄の西武も期間限定ながらできるようになります(大手私鉄では、近鉄が養老線で行ったことがあります。養老鉄道になった今も引き続いて行っています)。

 西武でサイクルトレインを行うのは、多摩川線。中央線の武蔵境から出ている、離れ小島の路線です。7月1日から9月30日までの毎日、多摩川線の全線(武蔵境-是政間、8.0キロ)で行いますが、多磨での乗降はできません。利用できる列車は昼間の便に限られます。平日は上りが是政10:09発から15:45発まで、下りは武蔵境10:06発から15:42発までです。改札の入場は10時からで、改札からの出場は16時までにしなければなりません。休日は上りが是政8:09発から17:45発まで、下りは武蔵境8:06発から17:42発までです。改札の入場は8時からで、改札からの出場は18時までにしなければなりません。なお、駅ではスロープやエレベータを使い、階段やエスカレータは使ってはいけません。

 乗車券以外の追加料金は不要ですが、利用できるのは中学生以上です。小学生以下の人は、保護者と一緒の場合に限り利用できます。自転車を「持ち込むことができる車両は武蔵境寄りの1号車のみです。列車当たりの定員は8台で、それを超えると次の列車まで待つことになります。車内では固定ベルトがあるのでそれを使い、自分の手で自転車を支えます。

 駅から少々離れたところに行くとき、歩くと面倒ですが、自転車ならそれほど時間がかからずに行くことができます。そういうところに面倒だからと言って車で行けば、環境にも良くないです。鉄道と自転車を組み合わせることによって、環境に配慮した行動ができます。

(追記)
 西武は、多摩川線のサイクルトレインを10月1日から本格実施することにしました。トラブルや混乱がなく、利用客が多かったためです。9月20日時点のデータでは利用件数は2000件を超え、ほかのサイクルトレインと比べるとかなり大きい数字のようです。1日平均の利用者数は平日が13人、休日が55人と休日のほうが圧倒的に多いです。

 要望を受けて、サイクルトレインが利用できる時間帯も拡大します。平日は9時から17時まで、休日は終日可能となります。
(参考:西武ホームページ https://www.seiburailway.jp/news/news-release/20210610_cycletrain.pdf、レスポンスホームページ response.jp/article/2021/06/10/346620.html、https://response.jp/article/2021/09/21/349664.html)

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西武鉄道が訪日外国人向けフリー切符を日本人に発売

 1000円で多摩川線を除く西武鉄道全線が乗り放題となる(特急料金は別払い)、「SEIBU 1Day Pass」。訪日外国人向けのフリー切符なのですが、これを期間限定で日本人にも発売しています。

 その期間は4月15日から5月31日までですが、この「SEIBU 1Day Pass」、駅では売っていません。事前にTwitterで手続きを行い、その画面を西武ツーリストインフォメーションセンター池袋で呈示します。そうすると「SEIBU 1Day Pass」を1枚1000円(子供は500円)で買うことができます。1人で4枚まで買うことができます。

 ちなみに駅の窓口では、沿線にあるプリンスホテルのランチと西武鉄道のフリー切符(多摩線以外が全線乗り放題)がセットになった、「西武線沿線 プリンスホテル ランチきっぷ」というものもあります。3月15日から6月30日までの期間限定で、大人2500円、子供1550円です。なお、ランチは発売当日でなくても構わないので、鉄道に乗りまくる日とランチを楽しむ日を分けるということもできます。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/seibu1day2021/、西武鉄道ホームページ https://www.seiburailway.jp/ticket/otoku/princehotellunch/index.html)

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西武の最終列車は特急

 西武も3月13日にダイヤ改正を行います。

 こちらもメインは終電の繰り上げ。保守、工事に従事する係員等の労務環境を改善すること及びそれを安全かつ効率的に実施することが目的で、山口線、多摩川線を除く全ての路線で上下とも繰り上げます。最大で30分ほどの繰り上げとなります。なお、こちらも国交省等からの要請に基づき1月20日から終電の繰り上げを行っていますが、それとは内容が異なりますので注意が必要です。

 さて、西武の終電繰り上げの最大の特徴は、終電の後に特急が走ること。平日だけの話ですが、池袋線は飯能行きの終電(池袋23:52発)の後に、池袋0:00発の「むさし55号」飯能行きが出ます。新宿線は本川越行きの終電(西武新宿23:42発)の後に、西武新宿23:54発の「小江戸53号」本川越行きが出ます。もちろん運賃のほかに特急券が要りますが、タクシー代やホテル代よりは安いでしょう。また、金曜日の夜、池袋線特急列車で西武秩父まで延長運転しているものがありますが、それを取りやめます。このほか、平日については秩父鉄道との直通運転を取りやめます。反対に、休日は2020年4月13日から秩父鉄道との直通運転を一時中止していましたが、この3月のダイヤ改正から運行を再開します。

 話は変わりまして、ダイヤ改正日の3月13日から、駅名の変更を行います。変更内容は以前にも記事にしたとおり、遊園地西を西武園ゆうえんちに、西武遊園地を多摩湖に変更します。西武園ゆうえんちのリニューアルオープン日は決まり次第発表されます。
(参考:西武ホームページ https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2021/20210126_daiyakaisei.pdf)

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首都圏の大手私鉄、大晦日の終夜運転を行わないところが続々と

 通常、深夜には貨物列車などを除いて列車の運行は行わないものですが、大晦日から元日にかけては列車の運行を行う鉄道会社があります。夜通し運行を行う終夜運転のところもあれば、最終の繰り下げや始発の繰り上げで対応するところもあります。

 ところが、この2020年から2021年にかけての年末年始は、恒例の終夜運転を行わない会社が出ています。首都圏の大手私鉄では、東武、東急、小田急、西武が該当します。早朝に臨時列車を走らせる小田急の片瀬江ノ島方面を除いて最終の繰り下げや始発の繰り上げも行わず、東武の大師線を除いて、年末年始は通常の休日ダイヤで運行します。

 なお、JR東日本は首都圏の12路線において終夜運転を行います。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20201117_to01.pdf、東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20201112142046Td3p-8PGb-mW2otM5hLCtw.pdf、東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/information/list/Pid=post_372.html、小田急ホームページ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001uj37-att/o5oaa1000001uj3p.pdf、西武ホームページ https://www.seiburailway.jp/news/information/20201120_information.pdf)

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終電繰り上げの動き、続々と

 JR東日本JR西日本のように、終電を繰り上げる動きが相次いでいます。

 小田急は2021年春に終電の繰り上げと始発の繰り下げを行います。終電は0時台を中心に最終列車を20分程度繰り上げます。始発は4時台を中心に一部の始発列車を10~15分程度繰り下げます。ダイヤ改正日や詳細なダイヤは12月中に発表されます。

 このほか、首都圏の私鉄では京王も終電の繰り上げを考えています。京王は10月30日にダイヤ改正を行ったばかりなので、その状況を見ながら終電の繰り上げをすることを考えています。東急や西武、東京メトロも終電の繰り上げを考えています。東京メトロは11月中に終電の繰り上げを行うか否かを決めます。

 関西では京阪が終電の繰り上げを考えています。終電の繰り上げは2021年中に行う予定です。ほかの地域を含めて、終電の繰り上げを行う会社がほかにあるかもしれません。

 中には、終電の繰り上げを行わないことを明言しているところもあります。それはJR東海で、深夜に貨物列車がたくさん通るので、終電を繰り上げても保守作業の時間が拡大できないからです。阪急も阪神も終電を早める計画はないとのことです。
(参考:小田急ホームページ https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001ueoq-att/o5oaa1000001ueox.pdf、NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201105/2000036933.html、https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201106/2000036969.html、中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/149465、https://www.chunichi.co.jp/article/145174、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65772860S0A101C2000000/)

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富山地鉄、再び西武の特急車両を購入?

 富山地鉄には元西武の特急車両が走っています。かつての看板車両「レッドアロー」です。

 その西武ですが、新しい特急車両を導入しました。「Laview」です。2019年にデビューし、2020年3月のダイヤ改正で池袋線の特急は全て置き換えられました。そこで余った10000系「ニューレッドアロー」のうちの1編成(4両)が富山に来たのです。二代続けて富山で第二の車生(?)を送ることとなったのです。

 「ニューレッドアロー」はこれから富山地鉄の稲荷町工場で改修を行い、営業運転に投入されますが、新型コロナウイルスの影響でその時期は遅れ、2021年度になる見込みです。

(追記)
 「ニューレッドアロー」は2021年秋に3両編成の普通列車として走らせる予定です。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/6e9deb513caacbe778d50d68a2265228345f31d2、railf.jp https://railf.jp/news/2020/10/13/184000.html、北日本新聞ホームページ https://this.kiji.is/749755232121880576?c=648454265403114593)

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西武、「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」を発売

 西武は8月7日から2021年3月10日までの期間限定で、「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」を発売しています。

 この「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」は、すでに発売している「秩父漫遊きっぷ」の内容を変えずに、秩父市の協力を受けて値下げしたもの。最大で大人640円、子供320円の値下げとなります。ですから、秩父市の補助金がなくなると、この切符の発売は終了します。

 「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」について詳しく説明していきましょう。発売箇所は西武線各駅(小竹向原、高麗-西武秩父間、多摩川線の各駅を除きます)の自動券売機及び窓口です。自動券売機は利用開始当日分のみを発売し(16時まで発売します)、駅窓口では1か月前からの前売りを行います(前売りは2021年2月10日まで)。有効期間は利用開始日から2日間ですが、高麗までの途中駅で下車した場合は前途無効になります。「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」の内容は、高麗までの往復乗車券と、高麗-西武秩父間が2日間乗り放題の切符のセット。これに、「西武秩父駅前温泉 祭の湯」温泉エリアの入館券など6種類の特典から1つを選ぶことができます。値段は発駅によって異なり、池袋、西武新宿、高田馬場からの場合、大人1590円、子供800円です。「秩父漫遊きっぷ」だと大人2230円、子供1120円なので、かなりお得になっています。
(参考:西武ホームページ https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2020/20200731_chichibumanyu.pdf)

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都営地下鉄で傘シェアリング

 地下鉄は言葉の通り主に地下を走りますので、降りて外に出てみたら雨が降っているということがあります。傘を持っていなければ、慌てて傘を買うか、しばらく待つかしなければなりません。また、そうやって買った傘も駅や電車内に置き忘れるということがあります。そうやって置き忘れた傘は最終的には処分されます。ゴミになるのです。

 そこで東京都交通局は3月25日から、都営地下鉄の地上駅8駅において、傘のシェアリングサービス、「アイカサ」のレンタルスポット(傘立て)を設置しています。事前にLINEに登録することで、レンタル傘の借用や返却ができます(返却の場所は借用した場所と違っていても構いません)。利用料金は借用から24時間以内なら70円(税込、以下同じ)で、月単位で420円に達するとそれ以上かかりません。また、月額280円で使い放題のプランもあります。

 この「アイカサ」のサービス、他社にも広がっています。西武は2019年9月から新宿線29駅で導入していましたが、この6月8日から池袋線(池袋-飯能間)と豊島線の合わせて26駅で導入しました。京急は6月11日から、京急東神奈川で導入しました。

(追記)
 「アイカサ」のサービスは横浜地区のJR東日本、横浜高速鉄道、京急に広がります。3社合わせて14駅に広がります(京急東神奈川を含みます)。6月22日からで、JRの東神奈川と京急東神奈川の間のペデストリアンデッキに屋根がないため、この両駅の間で「アイカサ」を使う場合は15分まで無料です。
(参考:東京都交通局ホームページ https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/others/2020/otr_i_202003259049_h.html、西武ホームページ https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2020/20200601aikasa_ikebukuroline.pdf、京急ホームページ https://www.keikyu.co.jp/company/news/2020/20200610HP_20023CK.html、JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/yokohama/20200618_y01.pdf)

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西武、5月16日から休日は全ての特急が運休

 新型コロナウイルスの影響により西武は、4月29日から休日の一部の特急と、「S-TRAIN」、「拝島ライナー」を運休してきました。乗車率は休日だと例年の9割減、平日でも7~8割減となっています。そして、5月16日からは運休する列車が増えます。

 まず平日から書きます。平日も一部特急が運休するようになるのです。池袋線、新宿線ともに昼間や深夜の特急を中心に運休します。池袋線の下りは28本中10本が、上りは30本中11本が運休します。新宿線の下りは27本中10本が、上りは29本中11本が運休します。なお平日の「S-TRAIN」、「拝島ライナー」は全列車運転します。

 休日は池袋線、新宿線ともに全ての特急が運休します。また引き続き、全ての「S-TRAIN」、「拝島ライナー」も運休します。なお、「拝島ライナー」が運休しているときは、「拝島ライナー」と同時刻で小平発拝島行きの各駅停車を走らせます。

(追記)
 これまで平日と特急の一部、休日の特急、「S-TRAIN」、「拝島ライナー」の全列車が運休となっていましたが、6月1日からは解除され、通常通り走ることになります。
(参考:西武ホームページ https://www.seiburailway.jp/news/information/20200511_information.pdf、https://www.seiburailway.jp/news/information/20200527_operationinformation.pdf、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58999100S0A510C2L72000/)

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