東急、列車衝突事故の影響で減便

 東急も3月14日にダイヤ改正を行います。

 2025年10月のことですが、東急は田園都市線梶が谷で列車衝突事故を起こしました。その影響で、東急所属の10両編成の車両のうち、2本が使えない状態になっています。そこで、このダイヤ改正で運用を変えることにしました。平日7~9時台の下りでは、鷺沼-長津田間で2本、長津田-中央林間間で1本減らします。平日8~9時台の上りは、本数は減りませんが、一部列車の行き先、列車種別、編成両数、運転時刻などを変更します。長津田からの半蔵門線に直通する急行を鷺沼始発の準急に変え、鷺沼から西は7両編成の急行で代用します。大井町線用の車両を使うのです。

 田園都市線では急行から準急への格下げも行います。平日は渋谷発18~19時台の下りを、一部を除いて急行から準急に変更します。休日は中央林間発9~13時台の渋谷方面行き急行を、一部を除いて準急に変更します。急行は渋谷-二子玉川間を通過運転しますが、準急なら各駅に停まります。各駅に停まる準急を増やすことによって各列車の乗車率の平準化等を行います。平日の場合は、後続の列車を待つ人が減るため、渋谷のホームの混雑緩和や遅延防止にもつながります。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/company/news/pdf/20260122_timetablechange_d.pdf)

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東横線の上りでも「Q SEAT」

 東急東横線の「Q SEAT」は、平日の夕方から夜にかけて、渋谷発元町・中華街行きの急行で行われてきました。元々は10両編成のうち2両をクロスシートにして走らせていたのですが、今は1両のみとなっています。そして、この「Q SEAT」ですが、明日22日から、上りでも行うことになりました。

 上りも平日の夕方から夜にかけて走ります。元町・中華街発渋谷行きの急行で走ります。元町・中華街発18:21から20:51まで、30分間隔で1日6本走ります。プレスリリースによると、「Q SEAT」のある列車がそのまま元町・中華街で折り返し、渋谷に向けて走り、渋谷で再び折り返すというダイヤになっています。

 座席指定料金は大人、子供ともに500円、元町・中華街から横浜までは乗車専用区間で、降りることができません。菊名から先は乗降ともに可能となっていますが、短い区間でも乗車すれば座席指定料金が必要になります。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/company/information/pdf/250711_qseat_d.pdf)

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「Q SKIP」なら一日乗車券が半額

 東急では、「Q SKIP」というデジタルチケットサービスを提供しています。

 その東急ですが、6月9日から7月6日までの間、「東急線ワンデーパス」など東急電鉄、東急バスの各種乗り放題乗車券が半額になる、「『Q SKIP』東急線乗り放題乗車券半額キャンペーン」を実施しています。

 いくらになるのでしょうか? 例えば、東急線全線が1日乗り降り自由の「東急線ワンデーパス」は通常740円のところ、370円になります。「Q SKIP」限定商品の「池上線・東急多摩川線ワンデーパス」は通常440円のところ、220円になります。このキャンペーンは東急のほか、横浜高速鉄道みなとみらい線でも行っています。みなとみらい線の一日乗車券も通常より安くなっていますが、460円が410円になる程度のものなので、ありがたみは薄いです。

 実は東急は2024年8月から9月にかけて、同様のキャンペーンを行っていました。そのときは、一日乗車券の類が通常の約40倍も売れました。それを今回も狙っているものと思われます。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/20250603_qskip_d.pdf)

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東急、導入から約20年が経過した車両をリニューアル

 鉄道車両は長持ちします。税法上、耐用年数は13年ということになっていますが、現実には13年で廃車になることは少なく、もっと長く使われます。適度にリニューアルし、使い続けていきます。

 そんな中、東急は導入から約20年が経過した車両をリニューアルすることにしました。リニューアルの対象は目黒線が3000系(8両編成13本)、東横線が5050系(8両編成23本)、田園都市線が5000系(10両編成18本)で、合計468両(54編成)です。なお、すでに2020系シリーズに準じたインテリアデザインを採用している車両については車外のリニューアルのみ行います。リニューアルされた車両は目黒線3000系が2025年秋ごろ、東横線5050系が2025年冬ごろ、田園都市線5000系は2026年春ごろから順次営業運転を行います。

 エクステリアデザインは、正面下部や側面に、路線をイメージしたグラデーションのラインを入れます。目黒線は青、東横線は赤、田園都市線は緑です。インテリアデザインは、東急沿線の風景をイメージした落ち着きのある色合いにします。また、車内には全ての人が利用しやすいように、フリースペースを設けます。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20250508_renewal_d.pdf)

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新空港線、新丸子に優等列車停車

 東急多摩川線矢口渡-蒲田間から地下に潜り、京急蒲田付近まで約1.7キロの新空港線。かつて蒲蒲線と言われていたこの線路ですが、1か月ほど前に国交省から都市鉄道等利便増進法に基づく営業構想の認定を受けました。大田区と東急が共同出資してつくった第三セクター、羽田エアポートラインが整備主体になります。羽田エアポートラインは整備費の2/3に当たる分を国と地方から補助として受け、残りの1/3だけを自前で資金調達すれば良いのです。実際に営業をするのは東急で、東急は羽田エアポートラインに施設利用料を払い、羽田エアポートラインはこの施設利用料収入で借り入れを返していきます。

 さて、新空港線ができたら、多摩川線はどうなるのでしょうか? 今は多摩川線は、多摩川と蒲田の間を行ったり来たりするローカル線で、ホームは3両編成までしか対応できません。しかし、新空港線ができると東横線などから直通してくるので、少なくとも8両編成に対応しなければなりません。ただ、全ての駅を8両対応にするのではなく、多摩川線の途中の駅で8両編成に対応するのは新丸子のみなのです。

 どういうことかと言えば、東横線などからの列車は、多摩川線を急行等の優等列車として走ります。多摩川線内では、優等列車は新丸子だけ停まり、後は通過するのです。なぜ新丸子が優等列車の停車駅に選ばれたのかと言えば、線内で新丸子が一番利用者が多かったからです。ほかにも利用者が多い駅はありますが、新丸子はホームを延伸するスペースがあるのに対して、駅の前後に踏切があるなどホームを延伸することができないところもあるからです。もっとも、普通列車しか走らない多摩川線には待避設備はなく、新空港線ができても待避設備の整備はありません。優等列車も先行する普通列車を抜かすことはできないのです。ノロノロ運転で走るのです。
(参考:DIAMOND ONLINE https://diamond.jp/articles/-/362966)

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東急、3月15日から通学定期を約30%値下げ

 子供を育てるのには莫大な費用がかかり、少子化の原因のひとつにもなっています。

 この問題の抜本的な解決は政治、経済、社会などあらゆる分野に及び、単純にはいきませんが、東急は沿線の子育て世帯や学生を応援する、「子育て・学生応援 東急スクラムプロジェクト」を始めます。

 その取り組みとして東急は、こどもの国線を除く全線で、3月15日から通学定期の値下げを行います。現行より約30%値下げします。例えば、初乗り区間の1~3キロ(渋谷-中目黒間など)の場合、現行の1か月通学定期(大人)は1870円ですが、1200円になります。この区間の運賃は140円なので、月に5往復すれば、元が取れます。運賃が310円(ICカードの場合は309円)の渋谷-横浜間は、1か月通学定期(大人)が4270円から3300円になります。元々通学定期は安いのですが(渋谷-横浜間の1か月通勤定期は11510円です)、さらに安くなるのです。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20250205_kosodategakusei_t-2.pdf)

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蒲蒲線、京急蒲田付近まで建設か?

 東急の蒲田と京急蒲田とをつなぐ蒲蒲線の構想は以前からあり、最近も当blogで大きな話題になりました。この蒲蒲線ですが、東急は1月17日に、都市鉄道等利便増進法に基づく営業構想の認定を申請しました。都市鉄道等利便増進法では、第三セクターなどの整備主体が国や地方公共団体から補助を受け、施設の整備を行います。鉄道会社などの営業主体は運行によって得られる受益相当額を施設利用料として整備主体に支払います。今回の場合は、整備主体は羽田エアポートライン、営業主体は東急です。

 どのような営業構想でしょうか? 東急多摩川線を矢口渡付近から地下化します。そして、地下化された蒲田から京急蒲田付近まで伸ばします。京急蒲田付近からは京急に乗り換えて羽田空港に行くことができます。蒲田-京急蒲田付近間の営業キロは約0.8キロです。この蒲蒲線ができると、中目黒-京急蒲田付近間の所要時間は約36分から約23分になります。約13分短縮します。自由が丘-京急蒲田付近間の所要時間は約37分から約15分になります。約22分短縮します。京急蒲田付近で乗り換える必要はありますが、これまで行きづらかった東急沿線から羽田空港に行きやすくなります。なお、ダイヤは未定ですが、多摩川線のホームが短いことから、東横線からの直通列車は多摩川線内をノンストップ運転するとみられています。

 蒲蒲線の工期は2041年度末までの予定なので、そのころに開業するようです。また、事業費は約1250億円と見積もられています。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20250117_newairportline_d.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/518210、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250118-OYT1T50059/)

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「Q SEAT」、ホーム上や車内でも発売

 東急の有料座席指定サービス、「Q SEAT」。現在、東横線と大井町線で運行しています。

 この「Q SEAT」の座席指定券は、インターネット(支払いはクレジットカードのみ)と一部の駅改札窓口(支払いは現金のみ)でのみ販売していましたが、2024年12月17日から、空席があればホーム上や車内でも購入できるようになりました。

 購入方法は次の通りです。渋谷、中目黒、大井町以外から乗る場合は、車内で購入します。車内でトレインクルーに座席指定券の購入を申し出るのです。支払いは交通系ICカードもしくはタッチ決済可能なクレジットカードで支払います。車内で購入する場合は座席番号の指定はできません。

 渋谷、中目黒、大井町の場合はホーム上にトレインクルーがいます。「Q SEAT」乗車口の近くにいます。そのトレインクルーに座席指定券の購入を申し出るのです。支払いは交通系ICカードもしくはタッチ決済可能なクレジットカードで支払います。ホーム上で購入する場合も座席番号の指定はできません。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/241210_qseat_syanaihanbai_d.pdf)

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「THE ROYAL EXPRESS」は淡路島に

 普段は伊豆を走っている「THE ROYAL EXPRESS」ですが、再び四国にやって来ます。2025年1月から3月にかけて、走ります。JR四国、JR貨物、JR西日本、東急の協力により運行されます。

 2025年は、2024年にも運行した「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN」のほか、2つのプランが用意されます。「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN LIMITED」と「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN PREMIUM」です。「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN」は2回、「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN LIMITED」は3回、「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN PREMIUM」は1回催行されます。

 新プランはそれぞれどのような内容でしょうか? まず「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN LIMITED」は初日に「藍よしのがわトロッコ」を貸し切ります(乗車区間は多度津-大歩危間)。そして、「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN PREMIUM」は岡山からではなく、神戸から旅が始まります。ウェルカムセレモニーをANAクラウンプラザホテル神戸で行い、ここからバスに乗ります。「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN PREMIUM」 のバスは両備バスではなく、神姫バスの「ゆいプリマ」、「ゆいプリマOLIVIA」を使います。1日目のお昼は淡路島でとらふぐなどを食べます。3日目の宿泊場所は船です。「ガンツウ」という海に浮かぶ宿です。

 ちなみに募集人数は各回ともに1回あたり最大15組30人(最少催行人員16人)、値段は2人1室の場合で、「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN」と「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN LIMITED」は税込96万円から、「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN PREMIUM」は税込145万円です。ホームページや郵送で9月4日から10月21日までの間申し込みを受け付け、抽選を行います。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2009%2002%2001.pdf)

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東急、8500系を4両編成の動態保存車に

 8500系は新玉川線(現:田園都市線)と営団地下鉄(現:東京メトロ)の相互直通運転に備えてつくられた車両。1975年にデビューしました。全部で40編成400両がつくられ、田園都市線のほか、東横線や大井町線でも使用されましたが、後継車両が導入されたため、2023年1月25日で引退しました。

 ところが、この8500系、デビュー当時の4両編成に戻って復活します。鉄道ファン等から引退を残念がる声があったことに加えて、8500系が東急最後の直流モーター車であり、職員の技術伝承に活用することができるという側面もあるようです。

 復活するのは、8500系の中でも最後まで活躍した8637編成。正面と側面(南側)に巻かれている帯は、8637編成のオリジナルである青帯ですが、長津田側の車両、8537の正面は8500系の多くで採用され、東急のコーポレートカラーにもなっている赤になっています。

 8637編成の運行開始時期は、2024年秋ごろ。大井町線大井町-溝の口間、田園都市線二子玉川-長津田間、こどもの国線を走ります。多客期やイベント時の臨時列車や団体列車として走ります。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/20240802-8500-d.pdf)

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