都営地下鉄で傘シェアリング

 地下鉄は言葉の通り主に地下を走りますので、降りて外に出てみたら雨が降っているということがあります。傘を持っていなければ、慌てて傘を買うか、しばらく待つかしなければなりません。また、そうやって買った傘も駅や電車内に置き忘れるということがあります。そうやって置き忘れた傘は最終的には処分されます。ゴミになるのです。

 そこで東京都交通局は3月25日から、都営地下鉄の地上駅8駅において、傘のシェアリングサービス、「アイカサ」のレンタルスポット(傘立て)を設置しています。事前にLINEに登録することで、レンタル傘の借用や返却ができます(返却の場所は借用した場所と違っていても構いません)。利用料金は借用から24時間以内なら70円(税込、以下同じ)で、月単位で420円に達するとそれ以上かかりません。また、月額280円で使い放題のプランもあります。

 この「アイカサ」のサービス、他社にも広がっています。西武は2019年9月から新宿線29駅で導入していましたが、この6月8日から池袋線(池袋-飯能間)と豊島線の合わせて26駅で導入しました。京急は6月11日から、京急東神奈川で導入しました。

(追記)
 「アイカサ」のサービスは横浜地区のJR東日本、横浜高速鉄道、京急に広がります。3社合わせて14駅に広がります(京急東神奈川を含みます)。6月22日からで、JRの東神奈川と京急東神奈川の間のペデストリアンデッキに屋根がないため、この両駅の間で「アイカサ」を使う場合は15分まで無料です。
(参考:東京都交通局ホームページ https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/others/2020/otr_i_202003259049_h.html、西武ホームページ https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2020/20200601aikasa_ikebukuroline.pdf、京急ホームページ https://www.keikyu.co.jp/company/news/2020/20200610HP_20023CK.html、JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/yokohama/20200618_y01.pdf)

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京急、ゴールデンウィークは日中の品川-京急蒲田間の普通が運休

 緊急事態宣言を受けて京急は、4月8日から「みさきまぐろきっぷ」などのお得な切符の発売を中止し、4月11日から「ウイング・シート」サービスを中止するなどの対策を取っています。

 そして5月2日から6日までの間、一部列車の運休を行います。日中(品川10:14~18:54発、京急蒲田9:46~18:26発)に4両編成で1時間に3本、品川-京急蒲田間を走っている普通列車を運休させるのです(27往復運休)。この区間には普通列車が1時間に9本走っていましたが、6本に減らされるのです。

 ところでこの普通列車、2012年に「エアポート急行」が「エアポート快特」に格上げされたことに伴い、代替措置として設定されたものです。それが新型コロナウイルスの影響とはいえ、運休するとは、あまり利用されていなかったからでしょうか? 将来のダイヤ改正で見直されるかもしれません。

(追記1)
 5月9日からは、平日も休日も日中の品川-京急蒲田間の普通列車を運休させます。平日は14往復、休日は27往復運休し、1時間に9本走っていたところが6本に減ります。

(追記2)
 7月18日から「ウイング・シート」のサービスを再開します。それに伴い、車内でも「ウイング・シート」を現金で購入することができるようになります(ICカード不可)。値段は「KQuick」で買う場合と異なり、500円です。
(参考:京急ホームページ https://www.keikyu.co.jp/report/2020/422.html、https://www.keikyu.co.jp/report/2020/post_136.html、https://www.keikyu.co.jp/report/2020/2020718wing_ticket.html)

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駅のトイレに石けんはある?

 駅のトイレには石けんがあるのでしょうか? 東京新聞は関東地方で運行する12の大手鉄道事業者に対してアンケートを行いました。

 結果は鉄道事業者によって大きく異なります。全ての駅でトイレに石けんがあるところもありますし、全くないところもあります。全ての駅で石けんを備えているところは、京急、相鉄、西武、都営地下鉄、東京メトロ、そしてJR東海(東海道新幹線の4駅のみ)の6事業者。東急も石けんがないのは今後リニューアル予定の目黒だけです。

 これに対して京成は65駅ともトイレに石けんがありません。数年前、一部の駅では石けんがありましたが、いたずらなどがあって設置をやめていたのです。しかし、利用者の声などに応えて、2020年度から主要20駅で設置する予定です。このほか、石けんの設置率が低い事業者は、東武(無人駅を除いて178駅中54駅、30%)、小田急(70駅中9駅、13%)、京王(68駅中8駅、12%)です。なお、JR東日本は、石けんのある駅の割合を回答していません。ただ、こちらも利用者の意見を受けて、トイレの改良工事などに合わせて、2016年から設置を進めています。乗車人数が1日1万人以上の駅や観光客の多い駅から進めているようです。
(参考:東京新聞ホームページ https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202001/CK2020011502100023.html)

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京急の羽田空港国内線ターミナル駅、列車の運行を止めずに引き上げ線つくる

 以前、京急が羽田空港国内線ターミナル駅の改良を検討しているという内容の記事を書きましたが、それが実現することになりました。

 国交省は、訪日外国人の利用が急増している羽田空港と都心との間の鉄道輸送を強化するため、羽田空港の地下にある京急の羽田空港国内線ターミナル駅を改良する方針です。羽田空港にある京急2駅の2018年度の1日平均乗降客数は12万人超で、5年前に比べて3割ほど増えているのです。また国は、2030年の訪日外国人の数の目標を6000万人としていて、目標を達成するためには、都心とを結ぶ鉄道の強化が求められています。

 改良の内容は、以前の記事に書いたとおり、羽田空港国内線ターミナル駅の奥を約330メートル延長し、そこを引き上げ線とすること。現状では羽田空港国内線ターミナル駅には2編成しか停めることができないのですが、改良して引き上げ線をつくれば、最大で4編成を停めることができます。1時間当たりの最大発着回数は24回から30回に増え、輸送力を約25%増やすことができます。1日当たりにして約8万人分の輸送力を増やすことができるようです。改良にかかる費用は約300億円。国交省は2020年度に地質調査や設計を行い、早ければ2021年度に着工します。運用開始はリニアが開業する2027年度より遅くなるようです。

 この改良工事で問題になるのが、羽田空港国内線ターミナル駅が空港の地下にあること。地下約25メートルのところにあります。引き上げ線の上には空港第2ターミナルビルがあり、工事は簡単ではありません。しかも、列車や航空機の運行、運航を止めずに工事を進めるので、工期は長くなってしまいます。

 羽田空港へのアクセスについては、JR東日本も黙ってはいません。JR東日本も羽田空港アクセス線の新設を計画していて、国交省は2020年度から地下トンネルの調査を始めます。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200119-OYT1T50147/)

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三陸鉄道縦断の旅(3)

 夜行バスの「仙台・新宿号」はJR長町駅東口でも客を乗せたが、平日のためか空いていた。途中、羽生パーキングエリアで休憩し、バスタ新宿には5分ほど早く着いた。夜行バスが次々に到着する。見慣れないバスは旧ツアーバスだろうか? 11日に最初に乗るのは山手線。新宿5:49発に乗る。E235系に乗るのはこれが初めて。その山手線だが、10分間隔ということもあって、5時台とは思えないほど混んでいる。大崎で降りる人が多く(何かあるのだろうか?)、品川までのひと駅だけ座る。

 品川から東海道線で藤沢に行く。最初は空いていたが、だんだん混んでくる。なぜ藤沢に行ったかと言えば、貨物線に乗りたかったからだ。東京にはいくつか貨物線があり、その中の一部は旅客列車も走っている。鶴見と東戸塚の間を北に迂回して走る路線もそのひとつだが、これに乗ろうと思ったら、朝の「ホームライナー」に乗らないといけない(夕方の便は暗くて景色が見えない)。しかも、「踊り子」の車両置き換えが近いうちに行われる影響で、ほかの路線のように「ホームライナー」が特急になるかもしれない。そのため藤沢に来たのだ。藤沢の駅の「ホームライナー」専用の券売機で「ライナー券」を買うが、7:23発の「湘南ライナー6号」は売り切れ、次の「おはようライナー新宿24号」(藤沢7:40発)にする。貴重な2階建ての215系だ。215系も東海道線の普通として走っていたころは何回か乗ったはずだが、ここのところは全く乗っていない。そう長くはないだろうから、今のうちに乗っておこう。「おはようライナー新宿24号」は貨物線のホームから発車する。貨物線から出るのは「ホームライナー」しかないので、ホームの入口に係員が立って、「ライナー券」のチェックをする。1~3号車に乗ればいいとのことなので、列の短い、一番後ろに並んだ。「おはようライナー新宿24号」が到着した。両端の車両は1階部分が機械室になっていて、平屋か2階しかない。2階のボックスシートの空いているところに座る。さて、肝心の貨物線はと言えば、トンネルだらけ。東戸塚からトンネルに入り、外に出たと思ったら羽沢横浜国大。ここからは相鉄・JR直通線が開業すると貨物線ではなくなる。またトンネルに入る。次に出るのは鶴見の手前だ。新宿は5番線に到着、南にずれたホームのさらに一番後ろなので、駅を脱出するにも時間がかかる。

 小田急に乗り換える。8:47発の快速急行藤沢行きに乗る。最初は空いていたが、藤沢に着くころには座席は埋まっているぐらいになった。藤沢からは各駅停車に乗り換え、片瀬江ノ島へ。次はモノレールに乗るのだが、せっかく江の島に来たのだから寄ることにする。長い橋を渡って江の島に行く。中国人の観光客が目立つ。暑い中、「エスカー」(江ノ電が運営する有料エスカレーター)の力も借り、階段を上り下りしながら江島神社を参拝する。再び長い橋を渡り、帰りは湘南モノレール。建物の5階から発車する。階段を上がると、ちょうど11:26発の発車するところ。間に合った。

 湘南モノレールは厳しい坂を上り下りする。普通の鉄道では採用できない線形だ。モノレールなのにトンネルもあっておもしろい。湘南モノレールは単線だが、交換設備のある駅が多く、7.5分間隔での運転を実現している。大船からは根岸線で新杉田に行き、シーサイドラインに乗る。横浜の南部を走る新交通システムだ。もともと終点の金沢八景は、京急の駅と離れていたが、ようやく改良がなされ、3月に京急の駅に近づくことになった。ただ改良工事はまだ途中で、今は2線が使えるようにしているところである。金沢文庫からは逗子線で新逗子へ。金沢八景12:40発の「エアポート急行」に乗る。車端部がボックスシートとなっており、そこに座る。3駅目が終点の新逗子だ。歩いてJRの駅(逗子)に向かう。逗子からは横須賀線で東京に向かえばよいのだが、この機会に大船から横浜まで根岸線で行くことにする。横浜からは再び横須賀線に乗ったが、台風15号の影響で、木更津止まりとなっている。

 東京から名古屋へは高速バス。東京駅で夕食用の駅弁を買い(いろいろあり過ぎて迷ったが、小田原の「鯛めし」にした)、八重洲南口から「新東名スーパーライナー17号」に乗る。「早割21」で買ったので、たったの2400円で名古屋まで乗ることができる。霞が関から首都高に入って名古屋を目指すが、渋滞に巻き込まれる。最初の渋滞は抜けるのに2時間以上かかると見込まれ、一時は圏央道から中央道を経由して御殿場から戻るという話も出た。圏央道に乗ることができるのならそれはそれでおもしろいのだが、海老名サービスエリアで休憩しているうちに、その話は消えてしまった。新東名に入ってからは別の渋滞があり、結局名古屋駅には1時間25分遅れで着いた。

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三陸鉄道縦断の旅(0)

 9月8日の夜から11日にかけて東北に行き、3月に全線復旧した三陸鉄道に乗ってきました。

 明日から何回かに分けて、そのときの様子を書いていきます。

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京急、休日の昼間に座席指定の「ウィング・シート」を始める

 京急は、京成と同じ10月26日にダイヤ改正を行います。

 平日朝には、座席指定券は必要なものの、品川までゆったりと座ることができる「モーニング・ウィング号」を1本増発します。増発する「モーニング・ウィング1号」は横須賀中央6:05発、品川6:57着で、途中、ほかの「モーニング・ウィング号」同様、金沢文庫や上大岡でも乗車できます。なお、このダイヤ改正からは、従来からある「モーニング・ウィング号」のうち、1号は3号に、2号は5号に名称が変わります。1か月間の座席指定券を確保することのできる「Wing Pass」については、増発される(新)1号は11月分から発売します。10月分の(旧)1号、(旧)2号の「Wing Pass」については、ダイヤ改正以降、それぞれ(新)3号、(新)5号と読み替えます。

 そして休日については、試行が好評だったのか、一部の快特で「ウィング・シート」を設けます(2号車に設置します。なお、年末年始など、「ウィング・シート」を設置しない期間もあります)。設置区間は泉岳寺-三崎口間で、下りは泉岳寺9:55発から15:15発までの9本(40分間隔)、上りは三崎口11:16発から15:56発まで8本(40分間隔)です。「ウィング・シート」に乗ることのできる駅は決められていて、下りは泉岳寺、品川、京急蒲田、京急川崎、横浜、上大岡の6駅、上りは三崎口、三浦海岸、京急久里浜、横須賀中央、金沢文庫、上大岡の6駅です。

 ただ、「ウィング・シート」はお金を出せば乗ることができるものではありません。料金は300円ですが、駅では売ってくれないのです。乗車当日の4:30から発売を開始しますが、インターネット予約の「KQuick」でしか発売しないのです(支払いもクレジットカードで行います)。「疲れたから『ウィング・シート』にしようかな」と思って駅に行っても、買うことができないのです。持っているスマートフォンで買わないといけないのです。せっかくお金を払って乗ってもらうチャンスでも、一見の客は使うことができないのです。もったいないことです。

 今回の改正に伴い、平日の夕方以降に品川から横須賀、三浦方面に座って乗車することのできる「ウィング号」は「イブニング・ウィング号」に変わります。また、「ウィング・シート」新設により、同一日、同一時間帯に上下線の運行が重なるケースが出てきます。「モーニング・ウィング号」のところでも触れましたが、同じ番号にならないよう、上りを奇数、下りを偶数にします。すなわち、「モーニング・ウィング号」は1号、3号、5号、「イブニング・ウィング号」は2号、4号、6号、「ウィング・シート」は上りが51号、53号、55号、下りは52号、54号、56号というようにします。
(参考:京急ホームページ https://www.keikyu.co.jp/company/news/2019/20190829HP_19112EW.html)

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京急、普通列車で通勤すればポイント

 首都圏の鉄道では、ラッシュを分散させようと、ピークをずらして利用した客に特典を付ける例がいくつかあります。京急も7月1日からラッシュのピークを避けて利用した客に特典を与えることにしました。

 それは平日7:30から9:00の上りの普通列車に乗車した人に対して、ポイントを付与することで、普通列車への乗車を促すというもの。普通列車は特急列車等に比べて比較的空いているのです。これまで時間をずらして乗車した人に特典を与えるキャンペーンはありましたが、今回のように普通列車に誘導するのは珍しいです。保育園の預かり時間や会社の勤務時間などの都合で、ラッシュを避けて乗ることができない人もいます。そういう人にも快適に通勤する方法があることを知らせるとともに、特急列車等の混雑を緩和させようとしているのです。15分早く乗ればいいのです。

 それでは、どうやったらポイントがもらえるのでしょうか? まず、事前の準備が要ります。「京急プレミアポイントカード」を手に入れ、Web会員に登録します。登録は無料です。次に、「KQスタんぽ」アプリをダウンロードし(無料)、必要事項を入力しておきます。ここまでしておく必要があります。

 これだけの準備をしてから普通列車に乗ります。平日の7:30から9:00の間に、立会川以南の駅から泉岳寺方面の普通列車に乗ります。普通列車の車内では車掌がタブレットを操作し、自動車内放送を流しているときに人間の耳ではほとんど聞き取ることができない音(非可聴音)を流します。「KQスタんぽ」アプリをダウンロードしている人が車内で操作すると、その非可聴音を認識してポイントが与えられるのです。日本初の取り組みです。平和島、大森海岸、立会川、鮫洲の各駅間で1回、青物横丁、新馬場、北品川、品川の各駅間で1回の合計2回決まった操作すると、「京急プレミアポイント」が20ポイントもらえます(1日1回だけもらえます)。20円相当になり、商品券や航空マイルに交換することができるようです。
(参考:京急ホームページ https://www.keikyu.co.jp/company/news/2019/20190624HP_19073TK.html、産経ニュース https://www.sankei.com/region/news/190624/rgn1906240024-n1.html)

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羽田、国際線旅客ターミナルビルを第3旅客ターミナルビルに変更、京急や東京モノレールも改称

 日本の空の玄関として、日夜多くの航空機が発着している羽田空港。3つの旅客ターミナルビルがあります。

 ところが、羽田を利用する国際線が多いため、現在の国際線旅客ターミナルビルに加えて、羽田空港第2旅客ターミナルビルにおいても国際線施設を整備し、2020年3月から国際線にも対応する予定です。こうなると、国際線が発着するターミナルが2つになってしまいます。そこで、2020年3月から、現在の国際線旅客ターミナルビルを第3旅客ターミナルビルに変更します。

 これに伴い、羽田に乗り入れている2つの鉄道の駅名も変更します。京急の羽田空港国内線ターミナル、羽田空港国際線ターミナルはそれぞれ羽田空港第1・第2ターミナル、羽田空港第3ターミナルに変わります。東京モノレールの羽田空港第2ビル、羽田空港第1ビル、羽田空港国際線ビルはそれぞれ羽田空港第2ターミナル、羽田空港第1ターミナル、羽田空港第3ターミナルに変わります。どちらも終着駅の駅名が変わるので、影響は乗り入れ各社など広範囲に及びそうです。

(追記)
 京急と東京モノレールの駅名の変更は2020年3月14日に行われます。
(参考:国交省ホームページ http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku07_hh_000115.html、京急ホームページ https://www.keikyu.co.jp/company/news/2018/20190226HP_18245TS.html、東京モノレールホームページ http://www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press_20190226.pdf、railf.jp https://railf.jp/news/2019/12/17/213000.html)

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京急、羽田空港への加算運賃大幅値下げ

 東京モノレールとともに羽田への鉄道アクセスを担っている京急。京急蒲田から伸びる空港線は、何回か延伸工事が行われ、また輸送力増強工事も行われました。その費用を回収するため、天空橋-羽田空港国内線ターミナル間とほかの区間をまたがって乗車するときに、本来の運賃に加えて、170円の加算運賃を設定しています(通勤、通学定期にも加算運賃を設定しています)。

 その空港線の加算運賃ですが、利用者が順調に増えて設備投資の回収が順調に進んでいるため(2017年度末時点で76%を回収しています)、10月1日から加算運賃の引き下げを行います(ただし、10月1日には消費税率が上がりますので、その分の運賃が上がります。この記事では運賃の新旧比較をしやすくするため、消費税率に伴う値上げはないものとしています)。新しい加算運賃の額は、50円。現行より120円も安くなるのです。通勤定期や通学定期もこれに従い加算運賃の引き下げが行われます。空港線のみの利用者(京急蒲田、糀谷、大鳥居、穴守稲荷の各駅と羽田空港国際線ターミナル、羽田空港国内線ターミナルの各駅相互間)に適用される20~30円の割引はなくなりますが、それを加味しても大幅な値下げです。現在407円(ICカード利用)の品川-羽田空港国際線ターミナル、羽田空港国内線ターミナル間が287円に下がるのですから。

 この値下げは、ライバルの東京モノレールに対して価格面で優位に立つとともに、JR東日本が建設する方向で話が進んでいる羽田空港アクセス線に対する先制攻撃の意味があることでしょう。
(参考:京急ホームページ https://www.keikyu.co.jp/company/news/2018/20190219HP_18239TS.html、カナロコ http://www.kanaloco.jp/article/389387)

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