短距離の国内線を減らして、国際線と長距離の国内線を増やせば良いのでは?
伊丹空港は運用時間や発着枠のほか、国内の長距離路線についても制限が課せられています。この規制は2005年に始まりました。このころは関空が経営不振で、その関空に国内線旅客を移す目的で行われたのです。長距離路線なら、少々遠くても利便性を損なわないからで、伊丹空港から1000キロを超える路線は1日に17往復しか運航できません。1000キロを超える路線は、北海道か沖縄に行く路線で、あふれた路線は関空か神戸発着になっています。
ところが時代は変わり、LCCが増えてきました。LCCにはいろいろ制約がありますが、関空からでも行きやすくなりました。国際線需要も増え、閑古鳥が鳴く状況ではありません。そもそも、関西3空港は経営統合されているので、どこで稼いでも良いのです。そういうわけで、伊丹に課せられていた長距離路線の規制緩和の見直しがなされるようです。この背景にあるのは、国内線、特に新幹線と競合する航空路線の収支が厳しいこと。新幹線があるので割引で対抗しなければならず、稼ぐことができないのです。
それならそれで、新幹線と完全に競合する羽田便や福岡便を減らせば良いでしょう。フランスは列車で2時間半以内に着くところに航空便を運航することを禁止しています。これにならって、羽田-伊丹線、伊丹-福岡線、羽田-小松線を廃止しても良いでしょう。あるいは高額のペナルティを科しても良いかもしれません。これで羽田の枠も広がりますから、それを使って国際線のほか、鉄道では難しい、長距離の国内線を増やしても良いのかもしれません。伊丹に関しては、関空の機能を損なわない限りで存続させれば良いです。メインはあくまでも制約のない関空ですから。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/itamiairport202605/)
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