Peach、抗原検査費用の一部を補助

 旅行や帰省に出かけたいけど、新型コロナウイルスの発生源だと疑われては困ります。そこでPeachは、一部の国内線の予約者を対象に、新型コロナウイルスの抗原検査費用の一部を補助することにしました。

 対象となる便は11月20日から12月19日までの関空発宮崎、奄美行きの便。Peachの専用サイトで予約し、搭乗日5日前までにPeachが提携する大阪市内のクリニックで抗原検査を受けます。検査費用は1万円以上しますが、利用者は3000円だけ負担すればよいのです。差額はPeach、関西国際空港全体構想促進協議会(関西の自治体や財界などで構成)、宮崎県、鹿児島県が負担します。もし、抗原検査で陽性だと分かれば、搭乗はできません。

 検査は1日5人限定ですが、状況により対象人数や路線の拡大も検討しています。
(参考:産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/west/news/201113/wst2011130012-n1.html)

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エアアジア・ジャパン、事業断念か?

 マレーシアを拠点とするアジア最大のLCC、エアアジアの系列会社であるエアアジア・ジャパンは、中部空港を拠点としています。現在、中部空港から新千歳、福岡、仙台、台北に向けて飛んでいます。

 ところがこのエアアジア・ジャパン、事業継続を断念するようです。新型コロナウイルスの感染拡大で全路線が運休し、8月になって国内線の運航が再開されてからも、利用状況が低迷していたからです。LCCは大手の航空会社に比べて運賃が安く、搭乗率を高めることで経営を成り立たせていました。しかし、利用者が少なくなり、このビジネスモデルが成り立たなくなったのです。エアアジア・ジャパンは希望退職を募るなどのリストラも行いましたが、これ以上事業を継続するのは難しいと判断したようです。

 なお、エアアジア・ジャパンは10月1日から再び全便の運航を休止します。このまま運航せずに消えてしまうのでしょうか?
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200930-OYT1T50056/、時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2020093000663&g=eco)

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Peachに新千歳-那覇線

 Peachは10月25日から、新しい路線を開設します。それは新千歳-那覇線と仙台-那覇線。LCCとしては初めての路線で、どちらも1日1往復運航します。

 しかもそちらも国内線とは思えないぐらいの長距離便。約2400キロある新千歳から那覇まで4時間かかります。反対の那覇発新千歳行きの所要時間は3時間5分ですから、偏西風の強さを感じさせます。東北の仙台からでも、仙台から那覇までは3時間20分かかります(反対は2時間30分で着きます)。運賃は新千歳-那覇線が7990円から、仙台-那覇線が6490円からです。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/99599、沖縄タイムスホームページ https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/625092)

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Peach、国内線を増便へ

 新型コロナウイルスの影響で航空の需要も減っています。国内線も国際線も減っていますが、国内線のほうがまだ希望は持てます。国をまたぐ移動は当分の間厳しく制約されるので国際線の需要はほとんどないのですが、国内線は県をまたぐ移動制限も解除されたので、回復の兆しが見えます。また、かなり落ち込んでいる観光業界を救うため、国内観光旅行に補助をして穴埋めしようとする動きもあります。

 話が長くなりました。LCCのPeachは、当分期待できない国際線をカバーするため、国内線を大幅に増やそうとしています。まず6月19日に国内線の全路線の運航を再開しました。当分は運休する便もありますがそれも7月21日までで、7月22日からは全便の運航を再開します。ほかの航空会社が縮まっている中、積極的な姿勢を見せています。

 8月1日からは新路線もできます。成田-釧路、成田-宮崎の2路線で、成田を発着する国内線は10路線と、関空の12路線に近づきます。また、お盆の8月7日から16日までは、成田-奄美線を1日1往復から2往復にします。

(追記)
 そのPeachですが、再び新型コロナウイルスの感染者が増えているため、8月12日から減便することになりました。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60537160Z10C20A6000000/、https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60683750T20C20A6000000/、Aviation Wire https://www.aviationwire.jp/archives/208738)

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ヤクルトは新幹線貸切、日ハムはチャーター機?

 当初の予定から3か月遅れになりましたが、いよいよ19日から2020年のプロ野球が開幕します。今日2日からは練習試合を行います。

 さて、プロ野球の試合は各地で行われるため、選手達は必然的に移動しなくてはなりません。ただ、新型コロナウイルスが心配されるので、移動はできるだけ減らしています。セ・リーグは、最初は首都圏中心で、しばらくすると西日本中心でまとめて試合をします(7月10日からの巨人対ヤクルト3連戦は、神戸で行います)。ヤクルトは開幕から15試合、ずっと本拠地で戦います。反対に阪神は開幕から15試合を相手チームの球場で戦います。パ・リーグは同一カードで6連戦を行います。

 このほかに、移動方法で工夫をするチームもあります。セ・リーグのヤクルトは、セ・リーグの本拠地が東京から広島までの間にありますから、移動は新幹線が主体です。ヤクルトは、3両あるグリーン車のうち2両を貸し切って移動するようです。2両もあれば、間隔を空けて座ることができます。一番遠い広島の場合、これまで35%の選手は航空機で移動していましたが、2020年は全員新幹線での移動となるようです。

 パ・リーグの日ハムの場合はどうでしょうか? パ・リーグは本拠地が散らばっていて、札幌から福岡まであります。特に本拠地が札幌の日ハムの場合、移動は航空機がメインとなります。日ハムは航空機をチャーターすることを考えていて、すでに航空会社と交渉しているようですが、断った航空会社もあるようです。
(参考:Sponichi Annex https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/05/12/kiji/20200511s00001173321000c.html、https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/05/12/kiji/20200511s00001173325000c.html、https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/06/02/kiji/20200601s00001173470000c.html、朝日新聞6月2日朝刊 中部14版)

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東京モノレールに乗ってもANAのマイルが貯まる

 新型コロナウイルスの影響で航空機が大幅に運休している中で、実際に使えるのかどうかわかりませんが、備忘録として書いておきます。

 東京モノレールは、3月30日から(国際線は3月29日から増便されることになっていました)、ANAと連携して、ANAマイレージクラブ会員で、交通系ICカードを使って東京モノレールの対象区間(モノレール浜松町-羽田空港第3ターミナル、羽田空港第1ターミナル、羽田空港第2ターミナル間)を乗車した人(紙の切符、定期券のほか、子供運賃、各種割引運賃で乗った人は対象外です)に対して、マイルを与えるサービスを開始します。1乗車当たり20マイルがもらえます(1日最大80マイル)。

 このサービスを受けるに当たっては、モノレール浜松町-羽田空港第3ターミナル、羽田空港第1ターミナル、羽田空港第2ターミナル間を通しで乗車し、自動改札機を交通系ICカードのチャージ分で利用します。降車後、当日中に駅に設置されている専用の端末にその交通系ICカードをタッチします。さらに、初めてタッチしたときは(交通系ICカードを代えたときも含みます)、AMCお客様番号の登録を続けて行います。マイルは利用した日の翌月末までに積算されます。
(参考:東京モノレールホームページ www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press_20200327.pdf)

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羽田-伊丹線に95人乗りの機材

 JALは通常、羽田から伊丹に15便を飛ばしていますが、新型コロナウイルスの影響で利用者が減り、4月12日(今日)は9便が欠航となっています。運航するのは6便だけです。

 しかも、機材が変わっているものがあります。通常は252~375人乗りの機材を使いますが、羽田12:30発の便はエンブラエル190を使います。95人乗りの機材で、本来は需要が少ないローカル線用の機材です。それを羽田-伊丹線で使うとは、新型コロナウイルスによる需要の落ち込みを実感させられます。
(参考:JALホームページ jal.co.jp/jp/ja/)

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大分のホーバークラフト、復活

 かつて大分空港へのアクセスに、ホーバークラフトというものが使われていました。ホーバークラフトは水陸両用の乗り物で、海上ではプロペラで空気を水面に噴出し、船体を浮上させて高速で走ります。大分の中心部と大分空港の間を25分で結んでいました。バスなら約1時間かかるので、速さの面ではかなりの優位に立っていました。

 しかし、このホーバークラフトですが、2009年に廃止されていました。利用者が減り、メンテナンス費用が増大したからです。これが10年以上の時を経て、復活するようです。2023年に運航を再開するという話もあります。高速船ではなくホーバークラフトが選ばれたのは、高速船に比べて費用が半分弱の85億円(港湾整備費用を含めます)で済むからです。予備を含めて3隻体制で、ビジネス客などで年間30~40万人の利用を見込んでいます。ホーバークラフトは国内で大分だけなので、観光資源としても期待されます。

 大分のホーバークラフトは上下分離方式で行います。大分県が船舶購入費や港の整備費用を負担し、民間事業者に船を貸し付けます。運行事業者は4月以降に募集します。
(参考:Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000164-kyodonews-soci、日本経済新聞ホームページ https://r.nikkei.com/article/DGXMZO56382710U0A300C2LX0000?s=4)

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河口湖-静岡空港間に高速バス

 富士急は2月23日から、河口湖-静岡空港間に高速バスを走らせます。40人乗りの車両で1日1往復します。

 ダイヤは静岡空港行きが、河口湖10:35発。富士急ハイランド、御殿場駅、御殿場プレミアム・アウトレットを経由して、静岡空港には13:30に着きます。反対の河口湖行きは、静岡空港15:45発。御殿場プレミアム・アウトレット、御殿場駅、富士急ハイランドを経由して、河口湖に18:40に着きます。所要時間は約3時間なので、バスと在来線を乗り継ぐよりも約1時間短縮できます。運賃は河口湖、富士急ハイランド-静岡空港間が4000円、御殿場駅、御殿場プレミアム・アウトレット-静岡空港間が2500円です。河口湖、富士急ハイランド-御殿場駅、御殿場プレミアム・アウトレット間の利用もでき、1630円です。

 富士河口湖町には年間450万人の観光客が訪れます。その半分が外国人です。静岡空港はこのバス路線によって、中国からの個人観光客の誘致を狙っています。今は新型コロナウイルスでそんな状況ではありませんが、少し先を見てのことのようです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASN214VTZN21UZOB007.html、富士急ホームページ https://bus.fujikyu.co.jp/highway/detail/id/42)

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茨城空港の500円リムジンバス、なくなる

 東京から茨城空港へのアクセスがあります。東京駅と茨城空港を結ぶもので、1日6~9往復、所要時間は1時間40分~2時間半です。距離があるので高速道路を通って行くのですが、たったの500円です(茨城空港発着の航空機を利用しない人は1530円)。もちろん500円でバス会社が採算が取れるわけではなく、補助金でやっていっているのです。茨城県は年間7500万円を出していました。

 ところが茨城県は3月でその補助金を打ち切ることにしました。2010年の開港当初は便数が少なく、利用者を東京から呼ぶためにこのような激安の設定にしたのですが、最近は発着便数が増え、これ以上増やせないというところまで来ました。茨城空港は航空自衛隊百里基地と共用しているため、1時間に1便までしか増やすことができないのです。便数が増えたことに伴い利用者も増え、2018年度の空港利用者は約76万人でした(そのうち東京からのリムジンバス利用者は約15%の11.8万人でした)。補助金を出してまで激安の設定をする必要がなくなったのです。また、激安のリムジンバスを走らせることによって、茨城空港から東京に直行し、茨城県内にお金を落とさない人が出てきます。茨城県にとっては茨城県でお金を使ってもらうほうが重要で、それなりに利用者がいるようになった状況では、お金を使わない客はいなくなっても良いのです。

 茨城県の補助金がなくなっても、リムジンバスは本来の料金の1530円で走るようです。でも、便数が充実している成田には、1000円で行くことができます。成田と茨城、どちらを東京の人が使うかは明白でしょう。わざわざ1530円かけて茨城空港に行く人はいません。東京への第三空港ではなく、茨城県内のローカルな需要に対応するための空港となるのでしょう。東京への需要がなくなる分便数を減らすことになるでしょうが。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/ibaraki-500bus/、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20200123/k00/00m/040/034000c)

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