アレだけでなくソレ(?)も達成

 3勝3敗で迎えた日本シリーズ第7戦。阪神はオリックスを7-1で下し、見事38年ぶりの日本一に輝きました。

 阪神タイガース、そして阪神タイガースファンのみなさん、おめでとうございます!

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日本ハム新球場への運行計画について

 2023年3月に北広島市にオープンする新球場、「エスコンフィールドHOKKAIDO」。北海道日本ハムの本拠地になるので、試合開催時には多くの観客で混雑します。満員の35000人の入場があった場合、39%の13500人が鉄道を利用すると想定されています。そのうち、札幌方面には11500人です。そこでJR北海道は、最寄り駅の北広島の改修を行い、ナイトゲーム開催時の運行計画の検討を行ってきました。

 北広島の改修内容は以下の通りです。札幌方面のホームの延伸を行いました。このうち、4番線について、デーゲーム開催時は15時以降、ナイトゲーム開催時は20時以降発着する全ての列車の停車位置を4両分後ろにして、3番線に停車する列車とずらします。また、北広島には札幌方面、千歳方面の両方にエレベータがありますが、エレベータには改札がありません。駅係員に言って利用する必要がありました。そこでエレベータへの入口に自動改札機を設置して、エレベータを利用しやすくします。すでにホームの延長とエレベータ改札は12月25日から供用を開始しています。

 以前にも簡単に書きましたが、ナイトゲーム開催時には、臨時列車の運転等を行います。21時から23時の間に約30分間隔で、北広島始発の札幌行きの臨時快速列車を6本走らせます。このうち5本はすでにダイヤが決まっていますが、残り1本は試合終了時刻に合わせて運転します。6本とも全車自由席で、新札幌と白石に停車します。本来、北広島を通過する特別快速「エアポート」2本が北広島に臨時停車します。また、北広島を20時以降に出る札幌行き列車については、全て6両編成で運転します。

(追記)
 「エスコンフィールドHOKKAIDO」での試合が行われる日は、東室蘭20:22発札幌行きのディーゼルカーは千歳止まりとなります。千歳からは代わりに電車が走ります。収容力の問題でしょうか? なお、北広島発の時刻は電車になっても22:44発で変わりありません。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/221214_KO_BP_access.pdf、NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221226/7000053794.html、JTB時刻表 2023年3月号)

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オリンピック期間中、鉄道会社は終電を延長するのか?

 以前、オリンピック期間中には首都圏の終電を遅らせるという話がありましたが、その後どうなったのでしょうか?

 結論から言いますと、終電を延長するかしないかまだ決まっていません。そもそもオリンピックに観客を入れるか入れないかまだ決まっていないのですから、結論が出るはずがありません。

 しかし、オリンピックで観客を入れ、終電を延長するとなると、すぐにはできません。乗務員の手配や車両の運用にも影響します。また、夜間は保守の時間なのですが、終電を延長すると、そういう作業ができなくなります。大体、3月のダイヤ改正で終電を繰り上げたのは、保守の時間を確保するためです。もっとも、JR東日本や東京メトロによれば、保守のスケジュールはすでに調整済みで、終電を延長することになっても対応できるとのことです。

 通常なら、終電を繰り下げて、日本にやってきた外国人に夜も楽しんでもらう予定でしたが、新型コロナウイルスでそれはできなくなりました。今は感染拡大防止が重要で、オリンピックを開くことができたらそれで上等です。オリンピックを見たいならテレビで見ればいいのです。
(参考:DIAMOND online https://diamond.jp/articles/-/273553)

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パ・リーグの公式戦、アメリカで生中継へ

 日本のプロ野球のパ・リーグ公式戦が、アメリカで生中継されることになりました。

 パ・リーグの公式戦を200試合以上も生中継するのは、アメリカのスポーツ専門チャンネル「For the Fans」。ケーブルテレビとインターネットで生中継します。「For the Fans」は様々なジャンルのスポーツを放送していて、8月から11月にかけて日本のパ・リーグも放送するのです。

 新型コロナウイルスの影響でスポーツの試合も減っているのでしょう。これまで放送しているスポーツだけでは足らないので、日本のパ・リーグにも声がかかったのでしょう。もちろん、パ・リーグ側の努力もありますが。

 ともかく、これがきっかけで日本のプロ野球に興味を持ってもらい、キャリアアップの一環としてでもアメリカの選手に来てもらえば、日本のプロ野球の発展につながることでしょう。
(参考:NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200810/k10012560211000.html)

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ヤクルトは新幹線貸切、日本ハムはチャーター機?

 当初の予定から3か月遅れになりましたが、いよいよ19日から2020年のプロ野球が開幕します。今日2日からは練習試合を行います。

 さて、プロ野球の試合は各地で行われるため、選手達は必然的に移動しなくてはなりません。ただ、新型コロナウイルスが心配されるので、移動はできるだけ減らしています。セ・リーグは、最初は首都圏中心で、しばらくすると西日本中心でまとめて試合をします(7月10日からの巨人対ヤクルト3連戦は、神戸で行います)。ヤクルトは開幕から15試合、ずっと本拠地で戦います。反対に阪神は開幕から15試合を相手チームの球場で戦います。パ・リーグは同一カードで6連戦を行います。

 このほかに、移動方法で工夫をするチームもあります。セ・リーグのヤクルトは、セ・リーグの本拠地が東京から広島までの間にありますから、移動は新幹線が主体です。ヤクルトは、3両あるグリーン車のうち2両を貸し切って移動するようです。2両もあれば、間隔を空けて座ることができます。一番遠い広島の場合、これまで35%の選手は航空機で移動していましたが、2020年は全員新幹線での移動となるようです。

 パ・リーグの日本ハムの場合はどうでしょうか? パ・リーグは本拠地が散らばっていて、札幌から福岡まであります。特に本拠地が札幌の日本ハムの場合、移動は航空機がメインとなります。日本ハムは航空機をチャーターすることを考えていて、すでに航空会社と交渉しているようですが、断った航空会社もあるようです。
(参考:Sponichi Annex https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/05/12/kiji/20200511s00001173321000c.html、https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/05/12/kiji/20200511s00001173325000c.html、https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/06/02/kiji/20200601s00001173470000c.html、朝日新聞6月2日朝刊 中部14版)

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箱根登山鉄道の復旧は2020年秋、駅伝観戦者は要注意

 台風19号で大きな被害を受けた箱根登山鉄道。倒木、線路への土砂流入、斜面崩落による橋梁流出などの被害が合わせて20か所ほどあり、急勾配の区間の箱根湯本-強羅間が運休しています。

 箱根登山鉄道によれば、この区間の全線復旧は2020年秋になるようです(完全に復旧するのは2021年春ごろのようです)。場合によっては、被害の少なかった箱根湯本-大平台間を先に復旧させることも考えています。

 ここで問題になるのが、正月の恒例行事の箱根駅伝。箱根登山鉄道は観戦者の輸送に大きな役割を果たしてきました。箱根湯本の2日の利用者数は、一年を通じて最も多いレベルです。しかし、鉄道が運休しているので、箱根に行くには代行バスなどを使わないといけません。鉄道に比べるとバスの輸送力は小さいです。しかも、バスは駅伝コースと重なることから、ランナーが通過する時間(先頭ランナー到着の45分ほど前から全ランナーが通過するまで)になると運休してしまいます。このようなことから、マイカーで観戦に訪れる人が増えるとも予想され(麓の小田原-箱根湯本間の観戦者が増えるという見解もあります)、警察も混雑予想が立てづらいようです。

(追記)
 暖冬で大雪が降らなかったため、箱根登山鉄道の復旧は順調に進み、2020年7月下旬に再開できる見通しとなりました。復旧費用は約35億円ですが、半分は箱根登山鉄道の負担、残り半分を国と神奈川県が負担します。箱根町は神奈川県の負担分のうち1億円を出します。「ふるさと納税」で寄付を受けた分です。
(参考:
鉄道ファン」2020年2月号 交友社、カナロコ https://www.kanaloco.jp/article/entry-232189.html、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57264000W0A320C2L83000/、「鉄道ジャーナル」2020年6月号 鉄道ジャーナル社 )

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四国アイランドリーグで一部7イニング制導入

 ここ近年、記録的な暑さが続き、スポーツをするのが難しいほどです。ナイターかドーム球場で試合をするプロ野球とは違って、セミプロみたいな独立リーグでは、昼間の暑い時間帯に試合をせざるを得ません。

 そこで四国アイランドリーグplusでは、2019年から、一部の試合で7イニング制を行うことにしました。7イニング制は少年野球みたいですが、マイナーリーグなどですでに採用されているようです。7イニング制は雨天中止の代替試合、ダブルヘッダーの試合(2試合とも)、それと夏の12試合(各チームホーム、ビジター3試合ずつ)で行われます(ソフトバンク、巨人との定期交流戦は9イニングで行われます)。7イニング制にすることによって、試合時間が2018年に比べて、10分ほどですが短くなりました。

 ただ、単純に7イニング制にすると、その分だけ実戦の機会が減ってしまいます。選手にとって独立リーグでプレーすることは単なる通過点で、最終目標はプロ野球で活躍することです。そのためにはドラフトでスカウトされなければならず、ドラフト会議の前に全部終わらせておかないといけません。そこで初夏に約2か月あった前期日程と後期日程の中断期間を1か月にして、公式戦の試合を4試合増やすことになりました。

 この7イニング制の野球、高校野球でも使えそうです。炎天下での試合時間を短くすることができ、投手の負担の軽減にもつながりそうです。
(参考:四国アイランドリーグplusホームページ www.iblj.co.jp/assets/uploads/2019/03/8b1965169577c61d254f73f86cd36239.pdf、NHK「おはよう日本」 2019年8年5日放送 、朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASM7N5KPFM7NPTQP00S.html?rm=262)

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阪神は「タイガースICOCA」

 阪急阪神ホールディングス傘下の阪急や阪神などは、関西私鉄が相次いで「ICOCA」を導入するようになっても、「ICOCA」を拒否し続けていました。ところがついに陥落し、2019年春からついに「ICOCA」を発売するようになりました。

 そのうちの1社、阪神なのですが、「ICOCA」導入を記念して、特別デザインの「タイガースICOCA」を発売することにしました。やはり阪神と言えばタイガース。2種類用意されます。球団旗と球団キャラクターの「トラッキー」の2種類です。いずれも2000円で(預かり金500円を含みます。大人のみです)、定期券機能を追加することもできます。

 「タイガースICOCA」も2019年春に発売しますが、細かいことは後日発表されます。
(参考:阪神ホームページ https://www.hanshin.co.jp/company/press/detail/2443)

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札幌新球場構想続報

 プロ野球日本ハムが札幌市内かその近郊に新球場を建設し、本拠地を札幌ドームから移転させるという話は以前にも書きましたが、その続報です。どうやら、札幌市は日本ハムに札幌ドームから出ていかないでほしい、と考えているからです。

 札幌市の考えがトーンダウンしたのは、もし日本ハムが新球場をつくって札幌ドームから出ていった場合、札幌ドームと新球場が集客を争いながら収益を上げていくのは難しいと考えているため。秋元札幌市長も8日の記者会見で、日本ハムの札幌ドーム残留を望んでいることを明らかにしました。日本ハムの試合だけでは新球場の採算が取れず、野球以外のイベントを新球場と札幌ドームで取り合うと考えているからです。

 日本ハムは、札幌ドームの使用料が年間約13億円と高く、観客席の傾斜がきついという設備面からも不満を抱えています。日本ハムは札幌ドームから出ていきたいのですが、親会社が新球場建設に多額の費用がいることから慎重になっているのです。札幌市は新球場をつくるなら全額を日本ハム側に負担させたいとして、札幌市で負担することは考えていません。

 ある意味落ち着くところなのかもしれません。日本ハムが札幌ドームにとどまり、札幌市は日本ハムの要望を容れ、使用料の減額や球場の改良に努めるのがいい落としどころなのでしょう。

(追記)
 一時は札幌ドームに留まるとも思われましたが、新たな話が出てきました。2016年12月のことですが、新球場建設について、親会社も加わって検討を行う特別チームを設けるとの発表がありました。2018年3月までに結論を出すようです。
(参考:北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/sports/baseball/fighters/1-0295347.html、http://dd.hokkaido-np.co.jp/sports/baseball/fighters/1-0350048.html)

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スカイマーク、タイガースの航空機を飛ばす

 スカイマークはプロ野球阪神タイガースのロゴを機体に描いた「タイガースジェット」を飛ばしています。4月27日の羽田発神戸行きでデビューし、10月末まで全国を飛び回ります。保有する25機のうち2機が「タイガースジェット」ですが、特定の路線だけで使われるわけではないので、搭乗できるかは運に左右されます。

 「タイガースジェット」は、177人乗りのボーイング機の機体側面後方ドア付近に虎のマーク、中央上部にタイガースのロゴをつけています。機内の客室乗務員は縦じまのユニフォームを着ています。背番号は737ですが、それは「タイガースジェット」がボーイング737であることにちなんだものです。座席の頭部を覆う布は黄色と黒を交互に配置します。タイガースのカラーが黄色と黒だからです。客が乗降するときは機内で「六甲おろし」が流れます。

 スカイマークがこのような航空機を飛ばすのは、神戸空港などの利用者を増やすためです。金本監督に代わり、今まで見たこともなかったような若手が出ているのですが、成績が低迷しているタイガース。この航空機とともに快適な飛行をしたいものです。

(追記)
 2017年も、7月上旬からシーズン終了まで、「タイガースジェット」は全国各地の空を飛びます。「六甲おろし」は新たにオルゴールで流します。
(参考:時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042500803&g=eco、乗りものニュース http://trafficnews.jp/post/51952/、神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201705/0010223111.shtml)

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