全国幹線旅客純流動調査をわかりやすく分析したblogがあった

 全国幹線旅客純流動調査というものがあります。国交省が5年ごとに行っているもので、これを見れば人々がどのような交通機関(航空機、鉄道(新幹線、JR特急、私鉄特急)、船、バス(高速バス等)、車(タクシーを含みます))を使って、県(北海道は4地域に分割)を越える通勤・通学以外の移動を行っているのか分かります。現在公表されている最新のデータは2015年度のものです。

 このデータを見れば、距離に応じてどのような交通機関が使われるのがよく分かります。300キロ未満の短距離だと車が、300~700キロの中距離だと鉄道、1000キロを超えると航空機が強いです。鉄道とは事実上、新幹線のことです。東京を中心にして新幹線がある程度整備されているからです。新幹線がないのに鉄道が使われているのは北陸-関西間ぐらいしかありません。高速道路を走る車程度のスピードしか出せない在来線特急では太刀打ちできないのです。北陸-関西間の鉄道のシェアが高いのは、「サンダーバード」が在来線特急としては速いのと、関西の中心部では渋滞して車が使いづらいのがあるのでしょう。そう考えれば、鉄道の得意分野を伸ばすためには、新幹線のさらなる整備が求められます。
(参考:徒然交通研究所ホームページ https://tokoken.ldblog.jp/archives/14330634.html、国交省ホームページ https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/soukou/content/001340149.pdf)

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アクアネット広島、5月21日に宮島航路の運航開始

 宮島口から宮島に行く船は、JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船(広電系)の2社が運航しています。しかし、5月21日から3社目が参入します。

 新たに参入する3社目は、アクアネット広島。すでに平和記念公園と宮島とを結ぶ航路を運航している会社です。宮島口-宮島間航路は定員100人の19トン型小型船舶を使い、運賃は400円。既存の2つのフェリーが180円ですから、倍以上もします。ダイヤは1日25往復、始発は宮島口9:15発、最終は宮島18:45発で、概ね20分間隔です。

 単純に宮島口と宮島を行き来するだけなら既存の2社を使うでしょうが、アクアネット広島は平和記念公園への切符をセットにして売ることによって、他社にはないものを売り出そうとしています。
(参考:アクアネット広島ホームページ www.aqua-net-h.co.jp/release/20220421.html、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/81cc309bb424fc5562a56f12b8f2f7b2cea0d508)

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水陸両用バスに乗ってきました

 今日(4月30日)、名古屋の水陸両用バス、「名古屋マリンライダー」に乗ってきました。

 

 急遽「名古屋マリンライダー」に乗ることを思いついたので、インターネットで予約することはできず、名古屋港の乗り場に直接行く。地下鉄名古屋港駅を出て信号を渡ったところにある建物で切符を売っている。乗船名簿が必要なためか、住所、氏名、年齢、電話番号などを記入し、クレジットカードで支払う。夕方(名古屋港16:55発)の最終便なので、直前でも購入することができた。少し離れたところにあるバス乗り場に発車10分前に行くように言われ、チケット売り場を出る。

 時間になったので、バス乗り場に着く。車輪の上に車体が載っているので、通常のバスより車高が高い。検温を行い、救命ジャケットを着てからバスに乗る。家族連れが多く、定員(運転士、ガイドを除いて40人)の半分程度の乗りだ。時間になり、バスは走り出した。車高が高いので、通常のバスよりは安定性が悪い。また窓がないので、少し寒い。救命ジャケットがちょっとした防寒具になる。

 バスは名古屋港の北側をぐるっと回り、名古屋港少年少女ヨットトレーニングセンターから海に入る。海に入る前にはガイドから注意事項の説明がある。遊覧船の事故があったばかりだから、説明は詳しく行われている。海に入ると今まで締めていたシートベルトを外すように言われたのは意外だった。いざというときに脱出できなくなるかららしい。海に入る時点で最終的な天候のチェックを行う。風がきつかったのでどうなるか心配であったが、無事海に入ることができた。風が強いためか波が立っていて、揺れる。少しだがしぶきが船に入ってくる。

 「名古屋マリンライダー」は運河や港を少し回っただけで、陸地に戻ってきた。しかし、バスはすぐには動かない。海水に漬かったため水で洗わないといけないからということと、藻が絡んでバスが動けなくなってはいけないからということである。そのあたりの処理をしっかりしてから、バスは再び陸上を走り、出発地点に戻った。

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「クイーンビートル」、船籍変更で博多-門司港間航路開設

 以前記事にした「クイーンビートル」の船籍変更ですが、手続きが終了しました。現在行っている国内遊覧運航に加えて、国内の航路にも使えるようになりました。

 そこでJR九州高速船は、博多-門司港間航路を開設することにしました。4月から6月の間の9日間運航します。日曜日が中心で、運航日には博多-門司港間を1日1往復します。

 博多の乗船場所は博多港国際ターミナル(中央ふ頭)、門司港の乗船場所は門司港レトロ観光物産館「港ハウス」(門司11号岸壁)です。ダイヤは博多9:00発門司港11:45着、門司港16:00発博多18:45着。約103キロの距離を2時間45分で結びます。運賃は片道大人6600円、子供3300円で、ビジネスクラスは大人、子供ともに運賃に加えて2500円の追加料金が必要になります。なお、博多から乗船した人は、門司港、下関(唐戸市場)、巌流島を結ぶ船の1日乗車券がもらえます。
(参考:JR九州ホームページ www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/03/03/220303_qb_daiya.pdf)

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津軽海峡フェリー、50周年記念で2割引

 津軽海峡フェリーはこの2月23日で、前身の道南フェリーから数えて50周年を迎えました。そこで津軽海峡フェリーは3月15日から、50周年記念商品「海割ウォーク」の販売を開始しています。

 今回の「海割ウォーク」の特徴は、徒歩の人が安くなるというもの。本来2460円かかる函館-青森航路が、約2割引の1980円で乗ることができます。個室や指定席といったグレードの高い部屋も、差額を追加すれば乗ることができます。

 ここで「海割ウォーク」の適用条件について説明しておきましょう。対象期間は3月15日から5月31日まで。ゴールデンウィークの4月29日から5月8日の間は除きます。函館-青森間航路限定で、徒歩のみです(バイクや自転車も可)。乗船日の5日前までにインターネット予約及び決済を行います。片道、往復どちらでも構いません。1回の申込で10人まで利用できますが、全員同じ等級を利用することが条件です。
(参考:津軽海峡フェリーホームページ https://www.tsugarukaikyo.co.jp/topics/page/?id=1645764689KpsUx)

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船でもVisaのタッチ決済

 南海は一部の駅において、Visaをタッチするだけで列車に乗ることができます。これが3月25日から、系列の船にも拡大します。

 Visaのタッチ決済ができるようになる船とは、和歌山と徳島とを結ぶ南海フェリー。南海同様、12月11日まで実証実験を行います。航路においてVisaのタッチ決済ができるのは、これが日本初のことになります。徒歩で乗船する場合のみ利用可能で、車やバイクに乗って行くときは使えません。乗船するときは、乗船口にある専用読取端末機にタッチします。

 同じ3月25日からは、南海でもVisaのタッチ決済ができる駅が増えます。中百舌鳥と和歌山港の2駅で、どちらの駅にも専用の改札機を用意します。また、Visaのタッチ決済で南海と南海フェリーを乗り継いだときには、事前に切符を買わなくても、自動的に「好きっぷ」の割引運賃(2200円)を適用します。南海のVisaのタッチ決済ができる駅と南海フェリーを同じ日に乗り継ぐことが条件で、鉄道、船ともにVisaのタッチ決済を使わないといけません。大阪発でも徳島発でもどちらの場合でも使えます。
(参考:南海ホームページ www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/220310.pdf)

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宮島への船、減便

 宮島口から宮島に渡る船はJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船(広電グループ)の2社があります。通常、JR西日本宮島フェリーは15分間隔、宮島松大汽船は10~15分間隔で運航しています。

 ところが新型コロナウイルスの影響で、JR西日本宮島フェリーは2月1日から、宮島松大汽船は1月29日から減便しています。どちらも30分間隔に半減しています。ただし、宮島松大汽船のほうは旅客便とカーフェリー便を交互に走らせることによって、実質15分間隔での運航を行っています。

 しかし、この減便もまもなく終わります。JR西日本宮島フェリーは今日26日から通常ダイヤに戻り、宮島松大汽船も3月5日に通常ダイヤになります。もうすぐです。
(参考:JR西日本宮島フェリーホームページ https://jr-miyajimaferry.co.jp、宮島松大汽船ホームページ miyajima-matsudai.co.jp)

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大阪城からUSJに船

 USJに行くには、電車やバスに乗っていけばいいのですが、水の都らしく船で行く構想があります。

 USJに行く船が出るのは、大阪城。大阪城もUSJも新型コロナの前には多くの人が訪れていた観光名所です。大阪城の近くにホテルがあるホテルニューオータニ大阪が計画を進めています。大阪城とUSJの直線距離は9キロ。寝屋川、土佐堀川、堂島川など大阪市中心部の川を通ればほぼ直線に近いかたちで行くことができます。大阪城公園には2023年春に船着き場が整備されます。これを活用して航路をつくります。

 すでに大阪府との間で航路の開設について合意がなされていて、これから運航事業者を決め、詳細な運航計画を立てていきます。リーガロイヤルホテルなど川沿いのほかのホテルが計画に加わる可能性もあります。

 船の運賃は電車やバスより高くなるようなので、ターゲットは訪日外国人。新型コロナウイルスが収束した後に向けてのものです。2025年の万博に向けての動きのようです。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220101-OYT1T50024/)

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「クイーンビートル」が日本船籍に

 2020年10月にJR九州高速船は「クイーンビートル」を導入しましたが、新型コロナウイルスの影響で、本来予定していた釜山への航路に使えません。日本船籍なら国内線に転用することができますが、「クイーンビートル」はパナマ船籍なので、国内で使うことができません。その後、2021年3月に国交省から船舶法3条に基づく沿岸輸送特許を受け、遊覧には使うことができるようになりました。

 しかし、新型コロナウイルスの影響が続く中、国際航路復活の見通しが立っていません。そこでJR九州高速船は、「クイーンビートル」の船籍をパナマから日本に変える手続きをすることにしました。船籍港は福岡市に置くこととします。このことにより、国内航路でも何の問題もなく運航することができるようになります。船籍移行は2月下旬から3月上旬にかけて行われます。

 さて、その「クイーンビートル」ですが、今でも国内遊覧運航はできます。そこでJR九州高速船は、1月7日に、秋開業予定の西九州新幹線の海上輸送を見ることのできるツアーを行います。当日は11:30ごろに博多港国際ターミナルを出て、玄界灘にいる西九州新幹線の車両(大村車両基地へ運搬中のもの)を見るというものです。車両運搬船の周辺には約30分いて、約3時間で博多港に戻ってきます。値段はスタンダードクラスで大人15000円、ビジネスクラスで大人20000円です。なお、車両運搬船のルート、時刻等については非公開であり、また輸送日が変更された場合や、当日の天候等の事情で洋上での車両見学が難しい場合は、ツアーを中止します。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2021/12/16/211216_QUEENBEETLE_nihonseki.pdf、https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2021/12/20/211220_queen_beetle_kamome_watching.pdf)

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名古屋に水陸両用バス

 陸だけでなく、水上も走ることができる水陸両用バス。名古屋でもその水陸両用バスに乗ることができるようになりました。

 水陸両用バスは11月2日から運行を始めました。毎週月曜日と年末年始を除いて、毎日1日3本走ります(4月から10月までは名古屋港での海上バスクルーズが1日4本となりますが、名古屋港から栄に行く便が2本になります。また、干潮などの理由により運休することもあります。事前に運休する便は発表されています)。栄から名古屋港に行き、名古屋港で海に入ります。陸に上がってからは再び陸上を走り、栄に戻ります。所要時間は約135分(栄→名古屋港→栄)。値段は大人3500円、子供1750円、幼児500円です(名古屋港での海上バスクルーズだけだと若干安くなります)。

 チケットはインターネット、電話、そして現地(栄、名古屋港)での販売の3つの方法があります。
(参考:東急鯱バスホームページ https://www.shachi-bus.com/marine/)

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