「亀山オータムフェスティバル」で久留里線延長運転

 木更津と上総亀山とを結ぶ久留里線は途中駅の久留里発着の便が多く、利用者が激減する久留里-上総亀山間の本数はかなり少なくなります。

(この記事は未完成です)

(参考:railf.jp https://railf.jp/news/2023/11/19/163800.html)

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宇都宮のLRTと茨城の私鉄に乗る(4)

 汽笛が鳴り、駅に戻る。もう一回、真岡鐵道に乗る。SLに乗るのではない。SLを車庫のある真岡に返すために走る、客車列車に乗るのだ。下館の線路は1本しかないため、SLを先頭に付け替えることができない。そこであらかじめSLはディーゼル機関車を後ろにくっつけて走り、下館から真岡まではディーゼル機関車が客車とSLを引っ張るのだ。これが回送とならずに営業運転するのは、SLが走らない日は、ディーゼルカーが走るから。普通列車の代わりに客車が走るのだ。客車は3両つないでいるが、一番後ろの1両だけが使える。すでにボックスシートは大半が埋まっている。この列車の何たるかをわかっている鉄道ファンのほか、SLの余韻を楽しみたい家族連れも乗っている。

 16:05、この客車は出発した。DE10を先頭に50系客車が3両、一番後ろにC12がくっついている(C12は真岡の車庫で自走するため、完全には火を落とさない。発車するときには汽笛も鳴らす)。50系は昭和50年代につくられた国鉄の車両。キハ40と同世代である。客室は昭和50年代の水準になっていて、大井川鐵道で乗った旧型からはずいぶん新しくなっている。真岡鐵道の50系は外観こそ塗り替えられ、茶色ベースに赤い帯を巻いたものになっているが(昔の三等客車のイメージ?)、中はモケットが緑になっているものの、ほぼ国鉄時代のままである。その国鉄末期の客車の雰囲気を味わうことができるのだ。50系はJRになってもしばらくの間は走っていたが、電車やディーゼルカーに置き換えられ、そんなに古くなっていないのに廃車になってしまった。真岡鐵道のはごくわずかな生き残りである。本当は50系があちこちで見られていたときに乗っておくべきだったかもしれないが、今の機会を逃すともう乗る機会はないかもしれない。客車は遅いので、小さな駅を通過する。そして2つ目の久下田で降りる。久下田はホームの中ほどに反対側のホームに渡るための階段があるが(線路を横切る)、客車は長いので、発車するまで渡ることができなかった。

 再び下館に戻り、関東鉄道に乗る。17:07発の取手行きは1両編成のディーゼルカー。行きとは違って各駅に停まる。ロングシートの座席はほぼ埋まっている。このまま取手まで行くかと思ったら、水海道で乗り換え。2両編成になる。さすがに取手に近いところでは夕方に1両は厳しいのだろう。確かに2両に増えたのに座席はほぼ埋まっている。取手からは常磐線の快速で東京へ。品川行きなので上野で乗り換えの必要はない。

 東京で夕食の駅弁とお土産を買う。あまりにも種類が多くて迷う。帰りの新幹線は東京20:27発の「こだま757号」、早特を使ってグリーン車に乗る。名古屋まで1時間余計にかかるものの、指定席より安い値段で快適に過ごすことができる。弁当を食べ、ホテルでもらった新聞とグリーン車の座席にある雑誌を読み、この旅行記を書き、少し寝たらあっと言う間に名古屋だ。

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宇都宮のLRTと茨城の私鉄に乗る(3)

 2日目の朝は水戸から。今日は茨城県内を動くので、前日のうちに券売機で「ときわ路パス」を買っておいた。茨城県内のJRだけでなく、関東鉄道、真岡鐵道(栃木県内も含む)、鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜鉄道も乗り放題だ。これらの私鉄に乗るときは欠かせない切符で、今日はそのうちひたちなか海浜鉄道以外の3つに乗ることにする。まずは鹿島臨海鉄道から。水戸6:03発の鹿島神宮行きに乗る。雨が降っていた昨日とは違い、晴れているので6時でもそんなに暗くはない。車両は転換クロスシートでトイレもついているが(新型はロングシートでトイレなし)、老朽化しているので、外の傷みが目立つ。ロングシートの新型は輸送力があるため、水戸行きに使っているようだ。鹿島神宮行きの乗客は少ない。その数少ない乗客も大洗で降りた。鹿島神宮で折り返す。折り返しの水戸行きには早速、行きよりは多く乗っている。ガラガラということはない。ただ水戸までは学校に通うにしては遠いのか、新鉾田で降りていった。

 水戸で常磐線に乗り換える。9:33発の品川行きに乗り、龍ケ崎市で降りる。ここから関東鉄道の竜ヶ崎線が出ているので、そちらにも忘れずに乗っておくのだ。JRは駅名を変更したが関東鉄道のほうは佐貫のまま。チェーンの中華料理店の脇を通り抜けていった先に乗り場がある。1両のディーゼルカー(3扉ロングシート)が昼間は1時間に2本の割合で行ったり来たりしている路線だ。そこそこ客は乗っている。竜ヶ崎線は途中駅がひとつだけの短い路線。7分で終点に着く。ここ竜ヶ崎が龍ヶ崎市の中心で、竜ヶ崎線は龍ヶ崎の町と常磐線を結ぶための鉄道なのだ。すぐに折り返し、常磐線に乗り換えて取手に行く。

 取手からの関東鉄道常総線は予定より1本早く、取手11:30発。取手と水海道の間は昼間は1両で走るものの、20分間隔で出ている。水海道までは複線で駅には自動改札もあり、非電化であることを除けば大都市近郊の私鉄。架線がないのがおかしく見える。つくばエクスプレスとの乗り換え駅である守谷で降りる人が多かったのは意外だったが(守谷から乗るほうが多いと思っていた)、終点の水海道に着いた。ただ、水海道で接続する列車はなく、結局は次の取手11:50発の快速に乗ることになる。その次の快速が来るまでの間、改札を出る。駅前にスーパーがあるが、怪しい。並べている商品に日本のものが少ないのだ。店員に聞くと、ここはブラジル人向けのスーパー。入口では本国への送金をしてくれるコーナーもある。この辺りに外国人が多く住んでいるということか? 待ち時間でおもしろいものを見たと考えよう。快速がやってきた。快速は守谷-下館間を通過運転する。先ほどと同じ1両編成だが、下館まで行く快速なので、3扉ロングシートの座席はほぼ埋まっている。やはり速いは正義か? 関東鉄道の快速は停車駅が少なく、通過駅も改良されているところも多いので、それほどスピードを落とさない。駅に停まる。水海道以北はICカードリーダーはあるものの(「Suica」と「PASMO」のみ使える)、自動改札機はないため、無人駅では一番前の扉しか開かない。しかし、快速が停まるのは有人駅だけ。全ての扉が開く。水海道を出て37分、快速は終点の下館に着いた。

 下館で真岡鐵道に乗り換え。次の茂木行きは13:04発だが、時間になっても発車しない。何とか応急措置のうえ、5分ぐらい遅れて発車した。しかし応急措置した箇所の具合はよくないようで、真岡で乗り換え。ともに1両編成だが、セミクロスシートの車両からロングシートの車両に変わる。ただ、真岡を過ぎてもガラガラということはなく、十数人は乗っている。坂を降りて茂木に到着。車両交換の影響で到着が遅れたため、すぐに出発。こちらもガラガラということはない。再び下館に着いた。次の列車まで時間があるので、駅前を散策する。JRの駅がある北口は、ショッピングセンターに代わって市役所が入っている。空洞化対策に役所が入るのはいいが、今日は土曜日。駅前は閉まっている店が多く、活気がない。その市役所の1階にはコンビニがある。昼を食べていないのでそこでパンを買うが、パンの種類も少なかった。(続く)

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宇都宮のLRTと茨城の私鉄に乗る(2)

 いよいよ東武の新特急、「スペーシアX5号」だ。春日部では2号車か5号車のいずれかからしか乗ることができないので、2号車のほうで待つ。雨が降り、風が吹くので寒い。真っ白な「スペーシアX5号」がやってきた。本当に真っ白で、驚きの白さだ。指定されたのは3号車、左右に2列ずつ並んでいる、普通のシート。しかし、「スペーシアX」には看板列車らしく色々な座席があるので、車内を探検する。一番前の1号車は、ホテルのロビーのような部屋で、コックピットラウンジと言う。ここにはカフェもある。「スペーシア」にあったビュッフェとは違って軽食はなく、アルコールを含む飲み物、お菓子、おつまみしかないが、原則1号車の客しか利用できない。2号車以降は余裕があればスマホで予約できるが、枠は少ない。1号車の人の対応が終わってから予約を受け付けるが、すぐ枠がいっぱいになってしまう。本当は1号車に乗りたかったが、あっと言う間に埋まってしまった。30分ほどで次の停車駅、栃木に到着。1120円の特急料金は割高とも言えるが、「スペーシアX」は希少価値があるので妥当か。数が少ないのだから春日部、栃木、新鹿沼を通過してプレミアム感を出してもよい。東京を出ると次は日光、鬼怒川だ。むしろ割高なのは「リバティ」、汎用特急だから「りょうもう」程度に安くてもいいぐらいだ。栃木からは東武宇都宮線に乗り換え。やって来たのは日比谷線直通用の車両を改造した4両編成。前から2両目は元々5扉の車両だったが、2番目と4番目の扉を潰して、座席を置いている。その2両目に乗る。少し前まで雨風は激しかったのに、雨は止み、日が射している。終点の東武宇都宮からバス乗り場に行き、JRの駅に行くバスに乗るが、時刻表を見ると1時間に1本しかない。JRと東武を結ぶバスなのだから本数はもっとあってもおかしくないが、東武の駅が大通りから少し入ったところにあるのが原因か?

 バスを西口で降りて、歩いて東口に回る。この東口にあるのが、8月に開業したばかりの宇都宮のLRT、ライトラインだ。宇都宮駅東口15:22発に乗る。ライトラインは路面電車というものが何もなかった宇都宮に一からつくったものなので、今までの路面電車には見られないルートをとる。大きな道路は高架で越え、立体交差の区間も多い。これが未来のLRTの姿か? ICカードなら先頭の運転席に行かなくても、どこからでも乗り降りできる(ICカードの普及を促すため、現金の利用者は一番高い区間の運賃と同額の400円均一にするのはどうだろうか?)。このような先進的な取り組みを行うライトラインだが、遅い。併用軌道はともかく、専用軌道でも最高速度が40キロは遅い。よく見れば、専用軌道でも踏切には遮断機がない。大きな道路は信号で対応し、小さな道路は警報器もない。これでは最高速度が40キロに抑えられるのは当然か。国交省としては踏切はつくりたくないのだろうが、何よりも肝心なのは事故を起こさないようにすることだから、遮断機を設置することを条件に専用軌道のスピードアップを図ったほうが賢明だ。鉄道が使えるところなら、鉄道が便利になり、それで車の利用者が減ればよい。逆に鉄道が厳しいところは撤退し、ほかの交通機関に任せればよい。交通機関は色々あるのだから得意なところをすればよい。ライトラインは48分かけて終点に到着。この時点で西九州新幹線開業以来失っていた「完乗」のタイトルを奪回。次は北陸新幹線敦賀開業だ。停留所の周辺は工業団地で、降りても工場しかない。トイレもないので、ライトラインに乗るときは注意が必要だ。

 そのままライトラインに乗って折り返し、宇都宮に戻る。いつの間にか車内は混んでいた。宇都宮と言えば餃子。まだ17時になったばかりだが、行程の都合でここで食べることにする。駅ビルの店で、焼餃子6個、揚餃子3個、水餃子3個のセットがあったので、それに小ライスを付けて夕食にする。宇都宮の味を味わってから、東北線、水戸線を乗り継いで水戸へ。水戸線の列車はE531系の5両編成、途中からボックスシートに座ることができた。水戸のホテルは本当に駅前で、翌日の移動も楽なところだ。(続く)

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宇都宮のLRTと茨城の私鉄に乗る(1)

 千種駅前から「ドリームなごや10号」に乗って東京へ。平日にもかかわらずよく乗っている。東京に着くと雨が降っていた。東武の新特急、「スペーシアX」 は午後の便なので(午前の便は取れなかった)、それまでは東京近郊の私鉄を中心に乗っていくことにしよう。東京から山手線に乗って、大崎へ。大崎からはりんかい線に乗る。大崎で15分ほど時間があったので、朝食用におにぎりを買う。6:46発の新木場行きに乗る。りんかい線は地下の区間が多く、大崎で地下に入ると国際展示場を過ぎるまで地下だ。大井町から臨海副都心方面に向かう人が目立つ。

 新木場からは京葉線に乗り、舞浜で降りる。7時半前という早い時間帯なのに、降りる人が多い。開園は8時半(ディズニーランド)と9時(ディズニーシー)。まだ開園まで1時間か1時間半もあるのに入口の前に並んでいる。今回、ここに来たのは、ディズニーランドが目的ではなく、ディズニーリゾートラインに乗るのが目的だ。少し歩いたところに乗り場があり、そこから乗る。交通系ICカードが使えるのは普通の鉄道と同じだが、ディズニーランドを走る鉄道らしく、車両にはディズニーランドの世界がちりばめられている。窓はミッキーマウスのかたちをしているし、つり革もそうだ。モノレールからディズニーランドを楽しめる。一周した後は武蔵野線直通の列車で西船橋へ。

 西船橋からは東葉高速鉄道に乗る。東京メトロ東西線の延長線だが、東京からは離れているので、別会社になっている。西船橋と勝田台の間のこれまで鉄道がなかったところにとっては便利な鉄道だが、用地買収に苦労してコストが上がり、それを反映して運賃は結構高い。東葉勝田台からは京成に乗り換えて芝山千代田へ。持っていた「ICOCA」で出ようとするが、できない。「Suica」や「PASMO」だけが対応しているのではない。芝山鉄道はそもそもICカードに対応していないのだ。芝山鉄道の分だけを現金で支払い、京成の分は交通系ICカードに対応している駅で処理するように言われる。それにしても京成の一部分みたいな芝山鉄道で交通系ICカードが使えないとは思わなかった。駅員の対応は手慣れている。同じようなことはたくさんあるのだろう。ひと駅だけなのだから交通系ICカードを導入したほうがよい。帰りはユーカリが丘で降りて、山万に乗る。山万は京成の駅から離れた住宅地のために新交通システムをつくった会社。駅名もシンプルに公園、女子大、中学校といった具合だ。なお、女子大で降りても女子大はない。来る計画はあったが消えたようだ。山万はユーカリが丘を起点にラケット状に反時計回りに回り、再びユーカリが丘に戻ってくるようになっている。交通系ICカードは使えないので、現金で払って一周した。

 京成船橋から歩いて船橋へ。雨は降っているが、ビルの中を歩くことができるので、傘は要らない。船橋からは東武に乗るが、急行は30分後の11:43発なので、東武百貨店でちょっと時間調整。時間になったのでホームに行く。野田線は普通しかなかったが、複線区間で通過運転する急行ができた。今回はそれに乗って春日部まで行く。急行運転をしていたところは空いていたが、単線になり、各駅に停まるようになるとなぜか乗客は増えてくる。雨は激しく降り、この後予定通りいくかどうか心配になる。春日部に到着。ちょうど野田線のホームには立ち食いの店がある。駅での立ち食いと言えばうどんかそばだが(名古屋ならきしめん)、春日部はラーメンだ。時間もいいし、寒いのでお昼はここにする。(続く)

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宇都宮のLRTと茨城の私鉄に乗る(0)

 16日の深夜から18日にかけて、北関東方面に出かけてきました。

 明日から何回かに分けて、その時の様子を書いていきます。

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阪急、阪神もクレジットカードのタッチ決済

 先ほどの記事で近鉄のタッチ決済について書きましたが、阪急や阪神でも2024年中にクレジットカード等のタッチ決済を始めます。

 阪急は全駅(神戸高速鉄道の花隈を含み、天神橋筋六丁目を除きます)に少なくても1台のタッチ決済に対応した改札機を設置します。対応するクレジットカードは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯です。Master Cardについては、後ほど対応する予定です。

 阪神は西代を除く全駅で対応します。2024年の時点では、自動改札機ではなく、駅長室や各駅係員窓口に専用リーダーを設置して対応します。2025年春ごろからは、全駅の一部改札機でも対応できるようになる予定です。対応するクレジットカードは、阪急と同じです。

 また、六甲ケーブルや六甲山上バスでも、2024年春からクレジットカード等のタッチ決済を行います。
(参考:阪急阪神ホールディングスホームページ https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/1bafddc4d3c6c76443ce80dcc72f0d9a06e3e0a9.pdf、阪神ホームページ https://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20231102-keikaku-tattikessai.pdf)

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近鉄でクレジットカードのタッチ決済

 最近は交通系ICカードが普及したため、お金がなくても列車に乗ることができます。しかし、基本的には事前のチャージが必要です。クレジットカードで直接運賃の支払ができれば、そのような手間は要りませんし、お金は後払いです。ある程度日本に来ることがある人ならともかく、外国に住んでいる観光客が交通系ICカードを持っている可能性は低いので、そういう人にとってはクレジットカードのタッチ決済ができれば便利です。

 関西では、南海ですでにクレジットカードのタッチ決済ができますし、Osaka Metroでも2024年度中にタッチ決済が使えるようになります。そして、近鉄でも2024年中に、ごく一部の駅(竹田、柏原、生駒鋼索線の各駅)を除いて、クレジットカード等のタッチ決済のカードやそれに対応したスマホ等による鉄道の乗車サービスを行います。

 対応するクレジットカードは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯です。Master Cardについては、順次対応する予定です。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/20231102_2.pdf、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20231102-OYO1T50027/)

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JR北海道のキハ40、2025年3月に引退か?

 1977年から1982年にかけて国鉄がつくったディーゼルカー、キハ40。キハ47、キハ48を含めて全国で888両がつくられました。このキハ40はJRになってからも、北海道から九州までの全国を走り続けました。どこのローカル線でも走っていました。

 国鉄時代につくられた車両のため、重たいけれども頑丈でしたが、さすがに製造されてから40年を超えたので老朽化が進み、故障が増えています。JR各社では新しい車両への置き換えが行われているか、そういう計画があります。JR北海道でもH100形への置き換えが進んでいます。

 そして、JR北海道でもその置き換え完了の見込みが立つようになりました。2025年3月で定期運行が終了する予定です。JR東海とJR東日本に続いて3社目です。その後も車両を改造した「山明」、「紫水」は残りますが、それは観光列車用として使われます。
(参考:北海道新聞ホームページ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/944829/、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/119545)

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近鉄名古屋-桑名・近鉄四日市間の特急料金が半額に

 近鉄特急は長距離のビジネス、観光だけではなく、短距離の通勤などにも使われています。近鉄名古屋線の場合、主要駅停車の特急が桑名、近鉄四日市とこまめに停まり、昼間は急行と同じ20分間隔なので、気軽に使えます。

 その近鉄ですが、12月2日から2024年1月31日までの間(12月31日から2024年1月3日までの乗車分は除きます)、「近鉄特急チケットレスサービス」にて「名古屋トク近!キャンペーン」を行います。どのようなキャンペーンかと言えば、近鉄名古屋-桑名・近鉄四日市間(桑名-近鉄四日市間のみの利用は対象外です)で対象となる特急(後で述べます)を「近鉄特急チケットレスサービス」で決済まで行い乗車した場合、通常520円かかる特急料金が半額の260円で済みます(子供は割引の対象外です)。しかも、会員登録をして購入すれば、「近鉄特急チケットレスサービス」で利用することのできる「近鉄特急netポイント」が付与されます。今は「チケットレス特急券20周年キャンペーン」のためポイント付与率が通常の倍の20%になっていて、さらにお得になっています。

 対象となる列車は、平日が始発から10時までと16時以降に対象区間の各駅を発車する特急、休日が全ての特急です。ただし、平日、休日ともに「しまかぜ」で運行されるものを除きます。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/20231102_1b.pdf)

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