山形鉄道が総額8.7億円の設備投資

 山形県の第三セクター、山形鉄道。2016年度から上下分離を行っていて、運行は山形鉄道が行い、施設は山形県や長井市などの沿線自治体が保有しています。その山形鉄道ですが、2024年度から10年かけて、沿線自治体等の負担で車両などの設備を更新していくことになりました。

 何が更新されるのでしょうか? 信号については2024年度から3年間で更新されます。車両は6両ありますが、そのうち5両を2026年度から4年間で更新します。枕木や踏切は10年かけて更新します。これらの更新には約8.7億円かかりますが、4割強の約3.9億円は国の交付金を使います。残りは沿線自治体が負担します。

 ローカル鉄道を維持するためには、このように地元が積極的な姿勢を見せないといけないでしょう。
(参考:NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240327/6020020107.html)

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西鉄、子供の運賃を全額ポイントで還元

 西鉄は、西鉄天神大牟田線、西鉄貝塚線の開業100周年を記念して、4月13日から5月19日までの休日限定(15日間)で、子供用「nimoca」で西鉄(天神大牟田線(太宰府線、甘木線を含みます)、貝塚線)を利用した人を対象に、運賃の全額を「nimoca」ポイントで還元します。実質的に無料になるのです。

 しかも、この100%ポイント還元キャンペーン、必ずしも親などの大人と一緒に乗る必要はありません。小学生の友達と一緒に乗っても実質的に無料になるのです。結構太っ腹と言えます。
(参考:西鉄ホームページ https://www.nishitetsu.co.jp/ja/news/news20240401/main/0/link/24_001.pdf)

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廃線から1年、雪の重みで駅、倒壊

 留萌線石狩沼田-留萌間が廃止されて1年が経ちました。この区間は今、どうなったのでしょうか?

 この廃止された区間で、唯一交換できた駅は峠下でした。この峠下には木造平屋の駅舎がありましたが(駅は無人駅でしたが、冬季は除雪作業員が使っていました)、それが雪の重みで倒壊していたのです。警察がインターネットで倒壊しているという情報を知り、実際に駅に行って確認したのです。このあたりは豪雪地帯で、しかも今年の冬は大雪でした。駅のあたりには3メートルほどの雪の壁があり、倒壊した駅舎にも2メートルの雪が積もっていたところがあったようです。溶けては積もるを繰り返し、雪は締まって重たくなっていたようです。

 とりあえずJR北海道は断熱材などの飛散防止や安全対策として網をかぶせ、その後の対応は雪が溶けてからとなります。もっとも、廃止になった駅舎を再建する必要はなく、結局は解体するだけでしょう。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASS4242NLS42IIPE00NM.html、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20240403-OYT1T50050/)

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JR貨物、「スーパーレールカーゴ」の後継車両を開発へ

 東京と大阪の間を高速で走る、「スーパーレールカーゴ」。貨物列車では珍しく、電車の形態を取っています。機関車が貨車を牽引するタイプよりもスピードアップが達成できます。

 ただ、「スーパーレールカーゴ」は2004年につくられ、20年が経過しています。今すぐ、という問題ではありませんが、次を考える時期です。JR貨物が3月29日に発表した「JR貨物グループ 中期経営計画 2026」によれば、電車型貨物列車の開発を検討するとのことです。

 トラックドライバーなど、物流を担う人材の不足は深刻な問題となっています。そのためには、鉄道に頑張ってもらう必要があります。何でもトラックに任せるのは止めて、鉄道が得意なところは鉄道に任せ、トラックに細かい輸送をしてもらうのが良いでしょう。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/d247d24b89a0300802812207ec5ae4eae563da26)

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東横線の「Q SEAT」、綱島までなら期間限定で300円&運が良ければ0円

 2023年8月から東横線で走り始めた「Q SEAT」ですが、あまり芳しくないようで、いろいろキャンペーンを行っています。

 まずひとつは、綱島までに降車する人に限り、500円の料金が300円になる、「綱島までお得にキャンペーン」。4月1日から30日までの平日が対象です。特に事前に手続きする必要はなく、東横線の「Q SEAT」に乗って綱島までに降りれば、300円になります。

 さらに、「Q SEAT」が0円になるキャンペーンも行います。3月にも行いましたが、好評だったため、4月8日から5月2日までの間も引き続き行うことにしたのです。

 どうやったら0円になるのかと言えば、まず、東横線アプリをダウンロードします。そのダウンロードした人の中から、日曜日~木曜日の17時にチケットを行い、当選者には翌日に使うことのできる無料クーポンを配布します。当選者の数は、直近の「Q SEAT」の利用状況等により決まります。当選したら、利用したい「Q SEAT」の時間と区間を選択します。ただ、同じ列車に希望する人が集中したら、予約できないこともあります。乗車したときは、係員に無料クーポンを見せます。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/0325_d_qseat.pdf、https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/240405_d_qseat2_0.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20240324-toyokoqseat/)

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上野動物園モノレールの後継はジェットコースター

 上野動物園には園内にモノレールが走っていましたが、老朽化のため2019年11月から運行を休止し、2023年12月に廃止になりました。

 この上野動物園モノレールの後継の乗りものは、公募によって決められるのですが、審査委員会の審査の結果、ジェットコースターの原理を使った乗りものになるようです。ジェットコースターの原理を使って鉄道は以前に当blogで取り上げましたが、どうやらそれが実現するようです。ジェットコースターは上るときはレールに設置されているモーターの力で上がりますが、下りは位置エネルギーで電力などのエネルギーを使わずに降りていきます。ジェットコースターそのものにはモーターもブレーキもなく、動きは地上側で操作します。10メートル引き上げると400メートルを走る(坂を下る)ことができます。もちろん、遊園地のアトラクションではなく、公共交通機関になるので、怖くはないようには設計されます。

 この上野動物園ジェットコースターの運行開始は、2026年度末になるようです。
(参考:マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20240401-2918955/、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/ueno-ride/)

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田村市、職員の時差出勤導入で磐越東線の利用者増を狙う

 定期券は割引があるのでお金はあまり入ってこないのですが、毎日使ってくれるので、利用者を増やす効果はあります。観光客のようにたくさんお金は使ってくれませんが、利用回数が多いというのは長所です。

 その通勤客を当てにして利用者増を狙う路線があります。それは磐越東線。磐越東線は東側のいわき-小野新町間の輸送密度は203人(2022年度、以下同じ)と低いものの、西側の小野新町-郡山間の輸送密度は1847人とそれなりにいます。本数もそこそこ多く、14.5往復あります。

 そして、その磐越東線を使ってもらいたいとしているのが、田村市の職員。市役所の最寄り駅は船引で、ちょうど8:25ごろに上下の列車がすれ違います。ただ、これでは定時の就業開始時刻と合いません。小野新町方面からは30分ほど前に列車がありますが、郡山方面からは1時間ほど前です。

 そこで田村市は、職員が磐越東線に乗って出勤することができるように、時差出勤を導入することを考えています。夕方の列車は上下とも船引を18:11に出るので(その前は上下とも17:10発)、定時の就業終了時刻は17:15、時差出勤で就業開始を遅くしても18:11には乗ることができるので、問題ないのでしょう。
(参考:福島民友新聞ホームページ https://nordot.app/1145159126654403545?c=648454265403114593、JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/rosen_avr/pdf/rosen02.pdf)

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一日乗車券はコンビニで

 長良川鉄道も一日乗車券を発売していますが、有人駅窓口での発売なので、買えるところが限られています。

 ところが、この4月1日から、全国のセブン-イレブンでも長良川鉄道の一日乗車券を購入することができます。セブン-イレブンではマルチコピー機で購入することができ、セブン-イレブンで買った一日乗車券も、駅で引き換えることなくそのまま使うことができます。

 どうしても第三セクターなどローカル私鉄の場合、有人駅が限られていて、切符を買うことができる場所が限られます。全国に数多くあるコンビニなら、買う場所が少ないという問題は解消されます。
(参考:長良川鉄道ホームページ www.nagatetsu.co.jp/gain/seventicket/)

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空港急行は新大阪まで行かず

 2031年開業予定のなにわ筋線。南海からは「ラピート」(の後継車両)と空港急行が乗り入れます。この「ラピート」と空港急行、どこまで行くのでしょうか?

 梶谷南海電鉄鉄道事業本部長の話によれば、「ラピート」は大阪(うめきた)から先はJRに乗り入れ、新大阪まで行きます。乗務員は大阪で交替します。これに対して空港急行は大阪で折り返し、新大阪までは行かないようです。阪急の考えとは違うようですが、開業までには調整されることでしょう。

 なお、大阪はJR西日本が整備した駅のため、南海は大阪折り返しの列車についても、線路使用料と駅使用料を払うとのことです。
(参考:「鉄道ピクトリアル」2023年10月臨時増刊号)

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南海の支線に2000系

 元々は高野線の急行用車両でしたが、今は南海の支線で使われている2200系。しかし、この2200系も、製造されてから50年が経過しています。いくら支線用と言っても、かなり古い車両です。

 3月24日のことですが、多奈川線で2000系が営業運転を始めました。元々は南海は2200系の置き換えに、2000系を充てる方針でしたが、それが実現することとなりました。

 2000系も元々は高野線の急行用車両なので、2扉車で、小ぶりな車両です。本来の高野線急行用の運用から外れた後は、南海本線の普通として使っていましたが、通常の車両よりも小さいので、ラッシュを外すなど、運用には工夫が必要でした。支線ならそのような心配はなく、老朽化した2200系の置き換えとして使うのが良いでしょう。
(参考:railf.jp https://railf.jp/news/2024/03/25/100000.html)

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