特別快速「大雪」の座席が増える

 2025年3月のダイヤ改正で、旭川と網走を結ぶ特急「大雪」は、特別快速「大雪」になりました。

 これに伴い車両も変わりましたが、キハ283系という特急用車両からH100形という普通用車両に思いっきりグレードダウンしてしまいました。JR北海道も当初から問題視していて、何らかの改善を図ることを明らかにしていましたが、その姿が明らかになりました。H100形には車両の中程にボックスシートがあります。4人掛けのものと2人掛けのものが各車両に3つずつありますが、このうち2人掛けのものを4人掛けにします。各車両に4人掛けのボックスシートが6つできることになります。4人掛けのボックスシートが増えた車両は、2025年12月11日から走り出しています。

 特別快速「大雪」は、特急の代替として誕生したものですから、座席も特急用のリクライニングシートを転用するものと思っていたのですが、そういう期待とは遠く離れたものになってしまいました。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20251212_KO_taisetsu.pdf)

| | | Comments (0)

JR北海道の座席指定料金は強気の1000円

 JR北海道は、2026年3月14日乗車分から座席指定料金、特別車両料金(グリーン料金)の改定を行います。

 現在の料金は、座席指定料金が「SL冬の湿原号」が1680円、「ホームライナー」が530円(チケットレスは210円)、そのほかが840円です。特別車両料金が適用されるのは「ホームライナー」のみで、780円(チケットレスは310円)です。

 これがどうなったのでしょうか? 「SL冬の湿原号」は1680円のまま変わりませんが、そのほかは1000円になります。2023年まで「ホームライナー」は100円、2022年まで「エアポート」は530円(さらに言えば、2016年までは310円)であったことを考えると、かなり強気の値上げです。310円なら気軽に「uシート」にすることができましたが、さすがに1000円ではロングシートで我慢するしか仕方がないでしょう。特別車両料金は1010円です。普通車より10円高いだけです。

 もっとも、チケットレスならお得です。「ホームライナー」は今より10円安い200円、特別車両料金も10円安い300円です。「エアポート」にも新たに設定ができ、こちらは40円安い800円です。そのほかの「SL冬の湿原号」、「ホームライナー」にはチケットレスの設定はありません。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20251212_KO_reservedseatfee.pdf)

| | | Comments (0)

2026年3月ダイヤ改正発表(1)(JR北海道)

 12月12日、JR四国以外のJR各社から2026年3月ダイヤ改正についての発表がありました。ダイヤ改正日は2026年3月14日、今回から何回かに分けてダイヤ改正の概要を書いていきます。まずはJR北海道から。

 旭川方面の特急の全車指定席化は以前に書きましたので、今回はそれ以外について書きます。函館線では、札幌10、11時台発のほしみ行き2本を小樽まで延長します。代わりにほしみ行きから手稲行きに短縮になるものもあります。

 室蘭線では特急「すずらん4号」、「すずらん7号」、「すずらん12号」の運転時間帯の見直しをします。「北斗」や「すずらん」のトータルの本数は変わりません。

 普通列車では、富良野線や石北線で一部変更があるようです。2026年4月1日に廃止になる留萌線については、ダイヤ改正日の2026年3月14日から31日までの間、臨時ダイヤで運行します。留萌線の廃止に伴い、深川-旭川間の一部列車の運転取りやめを行います。

 新駅の廃止は2か所あります。函館線の仁山(七飯町)と二股(長万部町)です。また、室蘭線苫小牧-岩見沢間と日高線のみで走っていたキハ40ですが、この2026年3月のダイヤ改正で定期運行が終了します。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20251212_KO_kaisei.pdf、北海道新聞ホームページ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1251637/)

| | | Comments (0)

音威子府の駅そば、復活していた

 かつて、音威子府は真っ黒い立ち食いそばで有名でした。しかし、4年前に経営者が亡くなったため、閉店し、幻の味になっていました。

 しかし、この音威子府の駅そば、復活していました。駅前でゲストハウスを営む男性が7月に復活させていました。

 元々は3か月間のみの期間限定の営業でしたが、好評だったため延長し、ついに12月1日に1万杯の売上を達成しました。

 この音威子府の駅そばは、村の支援で格安で出店できる期間の都合から、21日で閉店します。しかし、経営者の男性は村と話し合って、2026年以降も駅でのそばの販売を続けたいとしています。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/f36d06260dffcb82f16896070c4dff665e96379a)

| | | Comments (0)

JR北海道の特急定期券が「特急e-Pass」に

 昨日の記事でも簡単に触れましたが、特急用の定期券も変わります。「かよエール」、「かよエール+(プラス)」がなくなり、サブスク特急券、「特急e-Pass」が新たに発売されます。2026年春から発売開始予定です。

 「特急e-Pass」はインターネット限定での発売で、駅での発売は行いません。また、運賃部分はないので、定期券と併用することになります。定期券は磁気式、「Kitaca定期券」、スマホ定期券どれでも構いません。

 「特急e-Pass」には設定区間があります。どこでも使えるわけではありません。通勤定期と組み合わせる一般用が札幌-旭川間の特急停車駅相互間、札幌-室蘭、洞爺間の特急停車駅相互間、札幌-トマム間の特急停車駅相互間です。これに対して通学定期と組み合わせる通学用は、一般用に加えて函館-長万部間の特急停車駅相互間、新得-釧路間の特急停車駅相互間、旭川-稚内間の特急停車駅相互間、旭川-網走間の特急停車駅相互間でも使えます。いずれも営業キロが200キロまでの区間です。札幌近郊の通勤しか想定していない一般用と違い、通学用は結構幅広く設定がなされています。

 購入するときは、JR北海道の専用ホームページでアカウント登録をしてから使います。アカウント登録自体は無料です。希望する特急利用区間、利用開始日、有効期間などを選び、紐付けする定期券情報を登録してから購入します。利用開始日時点で有効な定期券がないと購入できません。支払いはクレジットカード、ネットバンク、ATM、コンビニで行います。

 実際に乗車するときは、専用サイトで指定席の予約をしてから乗ります。乗車日の14日前から予約ができます。ただ、「特急e-Pass」で予約することのできる列車、座席数、座席位置には制限があり、空席がある場合でも予約できないことがあります。予約できたら、チケットレスで乗車することができます。予約せずに乗る場合は、空席あるいは立席での利用となります。

 値段は、札幌-苫小牧間の場合、一般用1か月が20950円、通学用1か月が15720円です。3か月用、6か月用もありますが、単純に1か月用に3倍、6倍しただけです。当然ながら、これに加えて普通列車用の定期券が必要です。なお、この価格設定は、定期券と「特急e-Pass」の合計額が「かよエール」、「かよエール+(プラス)」と同額となるようになっています。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20251119_KO_e-Pass.pdf)

| | | Comments (0)

JR北海道の特急が全車指定席に

 以前にも書きましたが、2026年春にJR北海道は旭川方面の特急も全車指定席にします。

 全車指定席になるのは、札幌-旭川間の「カムイ」、「ライラック」、札幌-稚内間の「宗谷」、旭川-稚内間の「サロベツ」、札幌-網走間の「オホーツク」です。これにより、北海道内の特急は全て全車指定席になります。臨時特急も全車指定席になります。乗る列車が決まっていなければ、指定席特急券と同額の座席未指定券を購入します。乗る列車が決まった段階で、座席の指定を受けます。座席を指定するときに追加でかかるお金はありません。

 割引切符も変わります。これまで駅で売っていた「自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)」等は2026年春で廃止になり、「えきねっと」限定の割引きっぷ、「特急トクだ値1」、「在来線チケットレス特急券(トク割)」に統一します。ネットで買わないとお得な切符は買えないのです。

 割引切符の値段は、申し込みのタイミングによって価格が変動します。札幌-旭川間の場合、正規の運賃、料金は5440円(大人1人、普通車指定席、片道の場合)ですが、「特急トクだ値1」は2440~4340円、「在来線チケットレス特急券(トク割)」+運賃は4610~5200円です。

 通勤や通学で特急を利用する人のために、定期券もあります。「かよエール」です。その「かよエール」ですが、2026年春から自動的に「かよエール+(プラス)」となります。普通車指定席の空席に座ることができるとともに、乗車7日前からは追加料金なしで座席の指定を受けることもできます。ただ、「かよエール」、「かよエール+(プラス)」も2027年3月31日で終了します。その後は、普通列車用の定期券に、新たに発売するサブスク特急券、「特急e-Pass」を使うことになります。詳細については、別記事で書きます。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20251119_KO_asahikawa-express.pdf)

| | | Comments (0)

「赤い星」、「青い星」のプラン概要発表(2)

 の記事の続きです。

 「青い星」は夏に富良野線(旭川-富良野間)を走ります。2027年6月上旬から9月中旬にかけて走ります。1日2往復走ります。1本目の行きは旭川を9:20ごろに出て、富良野に10:40ごろに着きます。1本目の帰りは富良野を12:00ごろに出て、旭川に13:20ごろに着きます。2本目の行きは旭川を13:40ごろに出て、富良野に15:00ごろに着きます。2本目の帰りは富良野を15:30ごろに出て、旭川に17:00ごろに着きます。飲食とのセット商品はなく、全国の「みどりの窓口」等で乗車の1か月前から販売します。片道5000円程度ですので、特急のグリーン車よりも高い設定になるようです。

 1月下旬から3月上旬は釧網線(網走-知床斜里間)を走ります。こちらも1日2往復走ります。1本目の行きは網走を10:00ごろに出て、知床斜里に11:00ごろに着きます。途中、北浜で約10分の散策タイムがあります。1本目の帰りは知床斜里を11:30ごろに出て、網走に12:30ごろに着きます。途中、浜小清水で約20分の散策タイムがあります。2本目の行きは網走を13:00ごろに出て、知床斜里に14:00ごろに着きます。途中、北浜で約10分の散策タイムがあります。2本目の帰りは知床斜里を14:30ごろに出て、網走に15:30ごろに着きます。途中、浜小清水で約20分の散策タイムがあります。こちらも飲食とのセット商品はなく、全国の「みどりの窓口」等で乗車の1か月前から販売します。片道4000円程度です。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20250918_KO_star_train.pdf)

| | | Comments (0)

「赤い星」、「青い星」のプラン概要発表(1)

 JR北海道がキハ143形を改造してつくる観光列車、「赤い星」、「青い星」。2026年度(2027年2月)に運行を開始します。その概要が明らかになりました。

 以前にも簡単に書きましたが、「赤い星」は冬に石北線(札幌-網走間)を走ります。2027年2月から3月上旬にかけて走ります(その後は1月下旬から3月上旬に運行)。行きは札幌を9:00ごろに出て、愛別と遠軽の間でランチタイム。北見と女満別の間で2号車にて有料のイベントがあり、網走には16:00ごろに着きます。帰りは翌日は逆に網走から札幌に走ります。網走を10:00ごろに出て、北見と遠軽の間でランチタイム。遠軽と上川の間で2号車にて有料のイベントがあり、札幌には17:00ごろに着きます。ランチとセットになったプランは、2026年度運行分については2026年11月から、JR北海道のホームページで販売します。値段は座席種別(ボックス、セミコンパートメント、個室)により異なりますが、片道3~4万円です。このほか、旅行会社が宿泊などもセットにしたプランを販売します。ランチとセットにしたプランは、旅行会社が販売するものを含めて約60席です。乗車のみのプランもあります。こちらは全国の「みどりの窓口」等で乗車の1か月前から販売します。値段は座席種別(ボックス、セミコンパートメント、個室)により異なりますが、片道2~3万円です。販売する座席は約15席です。

 4月下旬から7月中旬は釧網線(釧路-知床斜里間)を走ります。こちらは1日1往復走ります。行きは釧路を10:00ごろに出て、釧路湿原で約60分の散策タイム。釧路湿原と標茶の間がランチタイムで、摩周と清里町の間で2号車にて有料のイベントがあり、知床斜里には14:00ごろに着きます。帰りは知床斜里を14:30ごろに出て、川湯温泉で約40分の散策タイム。摩周と標茶の間がスイーツタイムで、標茶と釧路湿原の間で2号車にて有料のイベントがあり、釧路には18:30ごろに着きます。ランチ、スイーツとセットになったプランは、2027年度運行分については2027年1月から、JR北海道のホームページで販売します。値段は座席種別(ボックス、セミコンパートメント、個室)により異なりますが、片道2~3万円です。このほか、旅行会社が宿泊などもセットにしたプランを販売します。ランチ、スイーツとセットにしたプランは、旅行会社が販売するものを含めて約60席です。乗車のみのプランもあります。こちらは全国の「みどりの窓口」等で乗車の1か月前から販売します。値段は座席種別(ボックス、セミコンパートメント、個室)により異なりますが、片道1~2万円です。販売する座席は約15席です。 また、7月下旬から11月中旬にかけては、旅行会社主催による貸切列車になります。道内をクルーズ運行しますので、東急の「THE ROYAL EXPRESS」を引き継ぐかたちで運行するのでしょうか?

 長くなりましたので、残りは後ほど書きます。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20250918_KO_star_train.pdf)

| | | Comments (0)

JR北海道、新型特急電車導入へ

 JR北海道で使われる特急用電車は785系、789系0番台、789系1000番台の3種類。785系は「すずらん」、789系0番台は「ライラック」、789系1000番台は「カムイ」と「すずらん」に使われています。

 そのJR北海道ですが、新たな特急用電車を導入する動きがあります。まだ車両メーカーなどから資料提供を求める段階なので、すぐのことではないですが、取り替えを考えていることには間違いないようです。

 785系はともかく、789系1000番台は運行開始からまだ18年しか経っていません。まだまだ置き換えるには早く、まだまだ使えそうなのですが、そろそろ考えておかないといけない時期なのでしょうか?
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/584021)

| | | Comments (0)

室蘭線でただで定期券も配るモニター事業

 室蘭線でも、特急の通らない沼ノ端-岩見沢間は、利用者が少ない(輸送密度が200~2000人)ので、鉄道を持続的に維持する仕組みの構築が求められています。

 そこで苫小牧市、岩見沢市などの沿線市町からなるJR室蘭線活性化連絡協議会とJR北海道は、沿線住民を対象にした無料乗車モニター事業を実施することにしました。

 無料乗車モニター事業は2種類あります。まずひとつは、室蘭線沿線住民モニター事業、室蘭線沿線の自治体に住民登録のある18歳以上の人が対象で、苫小牧-岩見沢間で使うことのできる1日フリー乗車券を先着300人に無料で配布します。

 もうひとつは、室蘭線通勤定期モニター事業です。これも沿線住民が対象で、現在マイカーで通勤している人を対象に、1か月または3か月の通勤定期券を無償で提供します。先着30人限りです。

 モニターの募集期間は6月1日から11月18日まで、乗車券や定期券の利用可能期間は7月1日から12月31日までです。利用した後には、アンケートに回答する必要があります。このアンケートで問題点を見つけ、今後の活動に活かしていく予定です。

 室蘭線の場合は、特急がなく、目立つような観光地もないため、地元の人の利用が頼りです。そういう意味では、地元の人に使ってもらう取り組みがほかの路線よりも求められています。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/553213)

| | | Comments (0)

より以前の記事一覧