「地域共通クーポン」でJR北海道1日乗り放題2000円

 「Go To トラベル」の「地域共通クーポン」で、鉄道会社のフリー切符を買うことができるところがあります。「地域共通クーポン」専用のお得な切符です。

 JR北海道も「地域共通クーポン」専用のお得な切符を売っています。「Go To HOKKAIDO 乗り放題パス」です。利用期間、発売期間ともに10月23日から2021年2月1日まで(ただし、購入する人の持っている「地域共通クーポン」の有効期間内に限ります)です。値段は大人2000円、子供1000円で、「Go To HOKKAIDO 乗り放題パス」1枚につき1000円以上の「地域共通クーポン」(利用エリアに北海道が記載された紙クーポンに限ります)が必要になります。つまり、大人の場合は「地域共通クーポン」2000円のほか、「地域共通クーポン」1000円と現金1000円(クレジットカード等、現金以外との併用はできません)の組み合わせでもいいのです。JR北海道の主要駅で発売しています。有効期間は1日限りです。

 それでは、「Go To HOKKAIDO 乗り放題パス」の内容はどのようなものでしょうか? 北海道内の普通、快速列車の普通車自由席が乗り放題となります。座席指定券を買えば、普通車指定席にも乗ることができます。ただし、特急列車は利用できません。特急に乗る場合は、特急券だけでなく、乗車券も必要になります。つまり、特急しかない石勝線の扱いはよくわかりませんが、「青春18きっぷ」みたいなものです。なお、この「Go To HOKKAIDO 乗り放題パス」は「地域共通クーポン」を使う特殊な切符のため、利用日の変更や運行不能時以外での払い戻しはできません。

 また、函館付近のJR、函館バス、函館市電、道南いさりび鉄道が乗り放題となる「Go To はこだてパスポート」というものもあります。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201016_KO_goto.pdf)

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JR北海道の2021年春ダイヤ改正はかなり厳しい

 新型コロナウイルスの影響でJR北海道の利用は大きく減っています。「Go To トラベル」などによる鉄道利用の促進策には期待しているものの、都市間輸送はインバウンドにも多く利用されていたため、海外からの観光客は期待できません。テレビやWeb会議の普及などによりライフスタイルが変化し、出張などのビジネス需要や夜間の利用減少は今後も続くとJR北海道は考えています。そこで、JR北海道は2021年春のダイヤ改正において、減便を行うこととしました。

 どうなるのでしょうか? 札幌-函館間の「北斗」は現在24本走っていますが、これを定期20本+臨時2本にします。夜間の利用の少ない上下1本の取りやめを考えています。経費の節減や夜間の保守作業間合いの拡大ができるようになります。また、上下1本ずつを臨時列車とします。年間30日程度運休します。札幌-旭川間の「カムイ」、「ライラック」は現在48本走っていますが、これを定期44本+臨時4本にします。臨時列車は休日や繁忙期など利用の多い日に走らせます。年間230日程度運休します。旭川-網走間の「大雪」は4本とも臨時列車になります。年間50日程度運休します。札幌に直通する「オホーツク」は4本とも定期列車のままです。旭川-稚内間の「サロベツ」は現在4本走っていますが、これを定期2本+臨時2本にします。年間30日程度運休します。「カムイ」、「ライラック」を除いては年間30~50日程度の運休に留まりますが、それでも臨時列車になると、使いづらくなります。そのうち運休日が増えることになると思われます。なお、現在7両で走っている「北斗」、6両で走っている「おおぞら」は5両編成になり、需要が多いときは増結で対応します。

 減るのは特急ばかりではありません。普通列車も減ります。札幌圏では、10本程度の列車の見直しを行います。また、10本程度の列車については休日運休にします。札幌圏以外でも、利用の少ない列車の見直しを行います。対象は函館線滝川-旭川間、留萌線、石北線、宗谷線(旭川-名寄間)、根室線(滝川-新得間、新得-帯広間)です。利用者の少ない駅は廃止になります。36駅について廃止または自治体による維持管理への移行を関係する沿線自治体と協議します。18駅程度が廃止されることになります。

 これらの施策により、年間約5.5億円の経費節減ができます。内訳は減便や減車によるものが年間約5.0億円、駅の見直しが年間約0.5億円です。

 暗い話が続きましたので、ひとつぐらい明るい話にしましょう。札沼線に新駅ができるのです。新駅のできる場所は、以前にもがあったあいの里公園-石狩太美間。ロイズふと美工場の近くに、当別町と株式会社ロイズコンフェクトの請願駅としてつくります。新駅は1面1線の無人駅で、6両に対応するホームを設けます。当別町がつくる駅前広場には、バス、タクシー、一般車の乗降場、パーク&ライド駐車場、駐輪場、トイレを設けます。新駅は2022年4月に開業するようです。北海道内での在来線の新駅は、2002年の函館線流山温泉以来、20年ぶりということになります。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201014_KO_kaisei.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201014_KO_New%20station.pdf、北海道新聞ホームページ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/470409)

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新十津川駅の駅舎、10月10日で閉鎖、2021年度中に取り壊し

 5月に廃止になった札沼線の新十津川駅(実際の運行は4月に急遽終了しましたが)。列車は来なくなりましたが、駅舎では新十津川町や観光協会などでつくる実行委員会が新十津川駅の歴史を振り返ってもらおうと企画した、「新十津川駅の軌跡展」が開かれています。懐かしの写真や戦前の時刻表のコピーが展示されています。

 しかし、この新十津川駅の駅舎、ずっと残るわけではありません。駅が開業した日(1931年10月10日)からちょうど89年後の10月10日で閉鎖されます。現在の駅舎は1953年に完成したので、駅舎は67年で使命を終えることになります。駅舎内にある新十津川町の観光案内所も閉鎖され、今行われている「新十津川駅の軌跡展」も10日までです。その後、2021年度中に駅舎の取り壊しを行います。
(参考:北海道新聞ホームページ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/461881)

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青函トンネルでの時速210キロ運転は12月31日から

 北海道新幹線と貨物列車は青函トンネルを共用しています。そのため、フル規格の新幹線と言えども最高速度が160キロに抑えられています(青函トンネル区間以外は時速140キロのまま)。貨物列車とのすれ違いを考慮してのことです。

 これでは、札幌まで全線開業したとしても東京-札幌間が5時間もかかってしまいます。いくら需要の大きい区間とは言え、その遅さでは全線を通して使う人はほとんどいないでしょう。そこで、青函トンネル内でのスピードアップに取り組むことにしました。貨物列車とのすれ違いがない状態で新幹線を時速200キロ以上で走行させる高速走行実験を行ってきました。その試験結果を受けて、この年末年始から、青函トンネル内において、新幹線が貨物列車とすれ違わない時間帯での時速210キロ運転を行います。

 高速走行を行うのは、12月31日から2021年1月4日までの5日間。貨物列車が年末年始で少ないことから選ばれました。始発から15時半ごろまでの間で行います。以前の話では高速走行を行うのは下りだけとのことでしたが、上下とも高速走行を行います。1日当たり上下各7本、合計14本が対象です。高速走行を行うのは青函トンネル内だけで、この高速走行を行うことによって約3分の短縮になります。具体的にどの列車が高速走行の対象になるかは後日発表されます。

(追記)
 年末年始の時速210キロ走行の対象となる列車は、上下14本。基本的には下りは新函館北斗到着を繰り上げ、上りは新函館北斗発車時刻を繰り下げて対応します。また、「はこだてライナー」も一部時刻変更があり、函館行きは繰り上げ、函館発は繰り下げになるものがあります。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200924_KO_SeikanTN.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201014_KO_speedup.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/100266)

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北海道新幹線の輸送密度、524人

 9日のことですが、JR北海道から2020年度第一四半期の各線区ごとの収支、利用状況についての発表がありました。

 やはり、新型コロナウイルスの影響で営業収益は大幅に減少し、営業損失は拡大しました。JR北海道全体では、前年同期の営業損失が約116億円だったのに対して、2020年は約219億円にもなりました。特に悪化しているのは、インバウンド等の観光や出張での利用が多い路線です。反対に、利用者が元々少ない路線の中には、修繕費が減ったためにむしろ収支が改善しているところもあります。

 利用者が減ったので、輸送密度も減っています。やはり長距離需要が大きい路線の落ち込みが激しく、北海道新幹線新青森-新函館北斗間の輸送密度は何と524人です(前年同期比9%)。鉄道の存続意義が疑われるローカル線レベルの数字になっています。そのほかの特急が通る幹線も厳しく、函館線函館-長万部間は761人(前年同期比21%)、石勝線南千歳-帯広間は769人(前年同期比24%)、函館線岩見沢-旭川間は2563人(前年同期比33%)、宗谷線名寄-稚内間は92人(前年同期比29%)と悲惨な数字になっています。札幌近郊について言えば、千歳線白石-苫小牧間は空港輸送が低迷したので19008人(前年同期比40%)とかなり下がっていますが、それ以外の函館線小樽-札幌間、函館線札幌-岩見沢間、札沼線桑園-北海道医療大学間については前年同期比で50%台です。長距離需要に比べて通勤需要の落ち込みは小さいのです。

 あまり落ち込んでいないのは、通学需要しか見込めないようなローカル線。日高線苫小牧-鵡川間の輸送密度は521人で、前年同期比は90%です。10%しか減っていません。室蘭線沼ノ端-岩見沢間、富良野線富良野-旭川間も前年同期比70%台です。全部もしくは一部がバスでの代替輸送になっている区間も、需要の落ち込みは小さいです。

 JR北海道の路線で唯一増えたのは、札沼線北海道医療大学-新十津川間。輸送密度は112人で、前年同期比で75%も増えました。もともとゴールデンウィークまで走らせる予定が途中でいきなり打ち切られてもこの数字です。当初の予定通り走らせていれば、もっと良い数字になったことでしょう。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200909_KO_Section.pdf、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/jrh202001/)

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261系5000代「はまなす」は石北線にも

 観光列車やイベント列車のほか、繁忙期の臨時列車や定期列車の代替輸送用としても使うことのできる、多目的車両(261系5000代特急気動車)。このうち先頭部分などを北海道を代表する花であるはまなすをイメージしたカラーで塗られた「はまなす編成」が、北海道鉄道140年の節目であるこの2020年秋にデビューします。

 「はまなす」は5両編成。このうち2~5号車は普通車で、全座席にパソコンや携帯電話の充電などに利用することのできるコンセントを設けています。無料公衆無線LANサービスの提供もあります。そして、1号車には、フリースペースの「はまなすラウンジ」(イベント等で使用するスペースで、グループでも個人でも利用できます)、多目的室兼個室(2人で利用することのできる掘りごたつ式の個室にもなります)、地域の特産品などを販売する販売カウンターがあります。

 「はまなす」編成のデビューは10月17日。日帰りツアー専用の団体列車として走ります。小樽、岩見沢、室蘭の鉄道に関する施設を巡ります。そして、10月24日からは「北海道鉄道140年記念」として定期列車が「はまなす編成」で走ります。10月24日と25日は「オホーツク1号」と「大雪4号」、10月31日と11月1日は「おおぞら3号」と「おおぞら8号」、11月7日と8日は「北斗6号」と「北斗19号」、11月14日と15日は「宗谷」と「サロベツ4号」です。これらは特急券さえ買えば誰でも自由に乗ることができます。自由席も用意されています。また、個人型旅行商品の設定もあり、「ダイニングカープラン」も設定されます。10月の団体列車のときのように特製弁当が出るのでしょうか?

(追記)
 11月28日から2021年2月末にかけて、「はまなす」編成が宗谷線を走ります。2021年1月5日~11日、2021年2月13~15日を除いて「宗谷」や「サロベツ」として走ります。5両編成で、指定席3両、自由席2両で走ります。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/af9da5296d29e99c3bfd1b223add980e_1.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200918_KO_Soya.pdf)

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留萌線、地元は深川-石狩沼田間の存続を求める

 留萌線はJR北海道が廃止を考えている路線のひとつ。深川-留萌間の全線が廃止の対象です。需要が少なく、赤字だからです。

 ところが、18日に沿線自治体(4市町)の会議が開かれ、留萌線深川-留萌間のうち、深川-石狩沼田間のみの存続を求めることを決めました。留萌市と秩父別町は廃止を容認しましたが、深川市と沼田町が全線廃止に反対したからです。深川-石狩沼田間は住民生活に欠かせないとしているのです。沿線4市町は9月にも、JR北海道と具体的な交渉を行う予定です。

 なぜ深川-石狩沼田間のみ存続を求めるのでしょうか? 以前にも書きましたが、廃止を容認した石狩沼田-留萌間と利用状況が異なるのです。深川-石狩沼田間は通学需要が見られますが(ほとんどが通学定期で、半分程度は深川を越えて函館線までの定期を持っています)、石狩沼田-留萌間にはそういう需要がなく、留萌市民にとって生活の足ではないのです。もともと留萌市は留萌線の存続は困難と考えていて、廃止を前提とした対策を採っているのです。なお、存続を求める区間内にあるにもかかわらず秩父別町が廃止を容認したのは、存続にかかる費用を線路の距離で按分した場合、秩父別町の負担額が多くなるからです。沼田町は1キロ程度しか残らないので、負担がかなり小さくなるのです。

 もっとも、残る深川-石狩沼田間に鉄道で残すほどの需要があるかと言えばそうではありません。留萌まで存続する場合に比べて赤字は圧縮できますが、8.5往復しかなく、割安な定期券利用者が大半を占めています。留萌からの乗客は少ないですが、全線を乗り通し、しかも通学定期券ではないので、それなりにお金を払ってくれます。札幌へ行くのなら、特急料金も払ってくれます。留萌線が部分廃止されると、そういう客はバスか車に逃げます。深川-石狩沼田間の輸送密度もその分だけ落ちます。将来にわたって存続させることができるかは疑わしく、バスを充実させれば十分対応できるレベルでしょう。第三セクターなどで自分たちで責任を取るのならともかく。
(参考:NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200818/7000023979.html、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/rumoisen202008/)

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日高線鵡川-様似間、2021年3月廃止へ

 日高線鵡川-様似間(116キロ)は2015年の高波によって大きな被害を受け、運休したままとなっています。すでにこの区間はバスに転換することが決まっていて、今は代わりに走るバスのダイヤを検討している段階です。

 12日のことですが、沿線の7つの町と北海道の幹部らが非公開の会議を開きました。この会議で鉄道の廃止の手続きを進めていくことを決めました。9月に沿線自治体とJR北海道が協定を結び、2021年4月からバスを走らせるための協議を行います。つまり、鉄道は2021年3月に廃止になるのです。廃線を惜しむファンで賑わうこともなく、そのまま自然消滅してしまうのです。

(追記)
 代替バスはジェイアール北海道バスと道南バスが運行する予定です。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62595810T10C20A8L41000/、NHKホームページ www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200812/7000023804.html、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/hidakasen-haishi/)

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JR北海道6日間乗り放題で12000円

 JR北海道は、新型コロナウイルスの影響で大きく減った交通需要や観光需要を取り戻すため、北海道の「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」を活用して、お得な切符をいくつかつくりました。

 まずひとつは、「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」。JR北海道全線(新幹線を除きます)の特急自由席とJRバス(高速バスを除きます)が6日間乗り放題です。普通車指定席も4回までなら乗ることができます。発売期間は7月17日から2021年1月25日まで(利用開始日の1か月前から前日まで)、利用期間は7月23日から2021年1月31日まで(8月10日から19日、12月28日から1月6日は対象外です)。そして、肝心の値段は北海道の補助金があるため、50%割引となって12000円です(子供用はありません)。

 ただし、注意しなければならないことがあります。先ほども書いたように切符は前日までの発売で、発売箇所はJR北海道の駅などです。北海道内でしか買えないのです(道外で買えるのは奥津軽いまべつのみか?)。航空機などで北海道に着いてからでないと買えないのです。しかも、北海道からの補助金が上限に達すれば、発売期間中でも発売を打ち切られてしまいます(後で述べる2つの切符も同じです)。北海道に住んでいる人ならともかく、道外の人にとってはリスクが高いです。札幌から函館まで往復すれば元が取れてしまいますので、ビジネス需要で補助金を食い潰すかもしれません。

 二つ目は、「開業記念ウポポイきっぷ」。7月12日に白老にオープンした「ウポポイ」への割引切符で、札幌から白老までの特急自由席で往復することができます(日帰りです)。購入するときは「ウポポイ」の入場券あるいは事前予約が確認できるものを呈示する必要があります。発売期間は7月17日から8月30日まで、利用期間は7月23日から8月30日までで、「ウポポイ」の閉園日は使えません。値段は北海道からの補助金があるため、約30%引きの3800円です。

 この切符でお得なのは、小中学生。「開業記念ウポポイきっぷU15」を何と500円で買うことができるのです(「開業記念ウポポイきっぷ」1枚につき、4枚まで購入できます。中学生は学生証等を呈示する必要があります)。札幌に住む家族にお勧めの切符です。夏休みの思い出づくりに最適でしょう。

 最後に紹介するのは、「はこだて旅するパスポート(特別設定)」。函館近郊のJR、函館バス、市電、道南いさりび鉄道が乗り放題という、これまでも発売している切符ですが、北海道の補助金でお得になります。最大50%割引で、1日間用が大人1350円、子供670円、2日間用が大人1830円、子供910円です。発売期間は7月17日から8月31日まで(2日間用は8月30日まで)、利用期間は7月23日から8月31日までです。

(追記1)
 9月6日現在、「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」 に関する補助金は6割以上を消化しているとのことです。

(追記2)
 補助金の枠を全て消化したため、「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」の発売は9月29日で終了しました。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200710_KO_HOKKAIDO%20LOVE.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/006417/、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/news/pdf/20200907_KO_ticket.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/news/pdf/202009291400_KO_ticket.pdf)

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東武、真岡鐵道のSLを7月30日に譲受

 東武が、真岡鐵道で運行していたSL(C11 325)を落札したことは以前にも書きましたが、この度譲渡契約に関する手続きがまとまり、譲受することが決まりました。譲受は7月30日に行われます。

 この譲受が行われることによって、どうなるのでしょうか? 東武は2017年8月からSLの復活運転を行っていますが、SLを複数機確保することによって、検査などがあっても通年で運行することができるようになります。鬼怒川線以外でのイベント運転等も可能になります。C11 325は、2020年12月の運行開始予定です。現在鬼怒川線で走っているC11 207の検査に間に合うのです。

 なお、東武はもう1両SLの譲受を受けています。日本鉄道保存協会から譲り受けたのですが、修繕や新規に部品を作成する箇所が想定よりも多く、また新型コロナウイルスの影響で工事が遅れています。運転開始は当初の予定から1年遅れて2021年冬になります。

 また、C11 325の運行開始に合わせて、JR東日本から譲受したディーゼル機関車、JR北海道から譲受した14系客車1両(スハフ14 501)も運用を開始します。これで2編成での運転が可能となり、1日最大4往復を全てSLで運転することも可能となります(現在は新型コロナウイルスの影響で2往復にしています)。下今市のSL機関庫もSL2両に対応できるように改修しました。機関庫の側面はガラス張りなので、SLが運転されていない日も外から点検や整備の様子を見ることができます。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/sl/data/pdf/news_20200720.pdf)

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