奥羽線蔵王-山形間に新駅?

 山形市は奥羽線蔵王-山形間に新駅をつくることを検討しています。

 駅をつくることを考えているのは、ここの駅間の距離が離れているため。北の山形-北山形間、北山形-羽前千歳間は2~3キロの距離ですが、蔵王-山形間は5キロほど離れています。鉄道は駅がなければ使えません。両駅の中間地点付近に駅をつくることによって鉄道を使いやすくします。また、この新駅と羽前千歳を起点に新たな循環バスを走らせます。バスも組み合わせることによって、鉄道の利用を増やします。今、山形では市民の移動手段に占める鉄道の割合はたった1.3%しかないのです。

 もっとも、新駅についての具体的な検討はこれからで、JR東日本との協議も始まっていません。実際に駅ができたとしてもかなり先のことになりそうです。
(参考:山形新聞ホームページ https://www.yamagata-np.jp/news/202102/28/kj_2021022800608.php)

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浦佐駅の「みどりの窓口」、今日で廃止

 浦佐駅は上越新幹線の停車駅。当然ながら「みどりの窓口」がありますが、廃止されることになりました。今日2月28日が最終営業日です。明日3月1日からは指定席券売機が設置されるので、それを利用することになります。

 実際のところ、上越新幹線などの切符を買うことができる指定席券売機があれば、大体の需要には対応することができるでしょう。インターネットもありますし、「みどりの窓口」がないと対応できない切符が必要な人はそういないでしょう。

 ただ、JR東日本のホームページによれば、浦佐駅の指定席券売機にはコールセンターと話ができる機能がついています。それを考えると、JR西日本などの「みどりの券売機プラス」と同等の機能があるのかもしれません。時刻表の記載が不親切で、有人の「みどりの窓口」、オペレーター対応の「みどりの窓口」(「みどりの券売機プラス」など)、オペレーター対応機能のない指定席券売機の3段階で表さないと正確な表現にならないでしょう。
(参考:JTB時刻表 2021年3月号、JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=257)

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赤岩駅、3月12日で廃止

 奥羽線赤岩駅は1910年に開業し、山形新幹線ができるまではスイッチバックのある駅として知られていました。

 ところが利用者が極端に少なかったからなのか2012年12月からは冬季に全列車が通過するようになり、さらに2017年3月からはそのほかの季節も含めて全列車が通過するようになりました。実質的にはすでに廃駅状態だったのですが、このたび正式に廃止されることになりました。3月12日で廃止になります。

 どうしても廃止になれば名残惜しいのか、そこを訪れる人が出てきます。しかし、今回の赤岩駅の場合は、すでに全列車が通過していて、駅構内の除雪は行っていません。利用者を迎える状態になっていないのです。そこでJR東日本は駅廃止の発表をもって赤岩駅構内への立ち入りを禁止することにしました。どうしても名残惜しい人は、赤岩駅を通過する列車に乗るしかありません。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2021/sendai/20210120_s01.pdf)

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2月13日の地震で常磐線等に臨時列車

 2月13日に福島県沖で起きた地震で、東北新幹線は大きな被害を受けました。一時は那須塩原-盛岡間で運転を見合わせましたが、一ノ関-盛岡間は16日に運転を再開しています。残る区間については、仙台-一ノ関間が22日、那須塩原-仙台間が24日に復旧します。ただ、全線で復旧しても減速して走るため本数は通常の2/3程度になり、所要時間も通常よりかかります。東京-仙台・盛岡間で1時間程度余計にかかります。また、盛岡発着の「はやて」を除いて、新青森での乗り換えが必要になります(大半は同一ホームでの乗り換え)。新函館北斗まで直通しないのです。通常ダイヤに戻るまでに1か月かかるようです。

 東北新幹線が復旧するまでの間、航空会社やバス会社は臨時便を出しますが、JR東日本の在来線でも臨時列車を走らせます。常磐線では仙台まで直通する「ひたち」3往復に加えて、いわき-仙台間に臨時快速列車2往復を走らせます(24日まで)。臨時快速列車の停車駅は原ノ町、相馬、岩沼のみです。

 東北線では仙台-盛岡間に臨時快速列車を走らせます。盛岡発一ノ関行きが1本、仙台発盛岡行きが1本、仙台-一ノ関間が上り6本、下り3本です。701系とキハ110系を使い、途中停車駅は小牛田、石越、一ノ関、水沢、北上、花巻のみです。21日まで走ります。21日からは那須塩原-仙台間にも臨時快速列車が走ります。2往復で、新白河、郡山、福島、白石のみに停まります。E653系を使い、23日まで走ります。

 羽越線は新潟発酒田行きの「いなほ11号」を秋田まで延長します。酒田-秋田間は臨時快速列車の扱いとなります。遊佐、象潟、仁賀保、羽後本荘のみに停まります。24日まで走ります。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp、JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/news/pdf/20210222_KO_Shinkansen.pdf、railf.jp https://railf.jp/news/2021/02/20/000000.html、https://railf.jp/news/2021/02/24/203000.html)

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「ムーンライトながら」、ついに廃止

 22日、JR東日本は3月1日から6月30日までの臨時列車の概要を発表しました。

 このプレスリリースには色々な臨時列車の運転計画が載っていますが(ただし新型コロナウイルスの影響で取りやめになることも考えられます)、やはり最大の話題は、長年鉄道ファンに親しまれてきた「ムーンライトながら」が廃止になるということです。本来、臨時列車なので、何のアナウンスもなく消えるものなのですが、さすがは「ムーンライトながら」、ちゃんと廃止の発表まであります。

 なぜ廃止になるのかと言えば、「お客さまの行動様式の変化により列車の使命が薄れてきたことに加え、使用している車両の老朽化に伴い、運転を終了いたします」(JR東日本ホームページからの引用)とのことです。1996年にこれまでの名前のない夜行列車から「ムーンライトながら」に衣替えし、2009年春のダイヤ改正で臨時列車になってからも、「青春18きっぷ」のシーズンには少ないながらも走り続けていました。しかし、2020年のも「ムーンライトながら」は運転されず、2020年のが最後の運行ということになりました。臨時列車としては長く走っていた部類かもしれませんが、やはり定期列車でないということはいつでも走っているというわけではないので、知っている人でなければ使いづらくなっていったと言うことでしょう。「ムーンライトながら」も例外ではなかったのです。また、使われている車両も臨時列車になってからは国鉄時代の古い車両が使われてきました。しかしその国鉄型車両も古くなり、185系は定期列車としてはこの春で引退してしまいます。185系の跡を継いで「踊り子」として走るE257系も静岡までは訓練で走っていますが、名古屋方面には走っていないようです。もともと廃止のきっかけを探していたところに新型コロナウイルスが最後の一撃を加えたのでしょう。

 これまで定期列車のころから30回以上も乗ってきた「ムーンライトながら」。最後のお別れの乗車もできずに消えてなくなってしまうことになります。長い間、お世話になりました。ありがとうございました。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/20210122_ho01.pdf、railf.jp https://railf.jp/news/2020/12/30/203000.html)

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JR東日本、砕石輸送用ディーゼルカー&事業用電車を投入

 JRの旅客鉄道会社はもともと貨物の輸送がなく、かつてはブルートレイン等でみられた客車列車もSLが絡むものを除いては今はありません。しかし、そんな旅客鉄道会社にも機関車の出番があります。基本的に線路には、道床バラストと言われる砕石が敷き詰められています。その砕石は列車の走行により摩耗するので、適宜補充しなければなりません。この砕石の輸送や散布作業には機関車と専用の貨車が使われます。また、車両の入換や回送列車の牽引には機関車が使われます。

 ただ、これらの機関車は国鉄時代に導入されたもので、老朽化が進んでいます。新しい機関車を導入するにしてもJR貨物と違い、数が少なすぎるので効率的ではありません。そこでJR東日本は砕石輸送、砕石散布用の新型電気式ディーゼルカー及び入換作業、回送列車牽引用の新型電車を投入することにしました。電気式ディーゼルカーや電車ならこれからもつくられるからです。まず砕石輸送、砕石散布用の新型電気式ディーゼルカーについて説明します。

 砕石輸送、砕石散布用の新型電気式ディーゼルカーはGV-E197系といいます。今回は量産先行車として、高崎エリアで6両編成を1本投入します(牽引車のGV-E197形2両とホッパ車のGV-E196形4両の組み合わせ)。このGV-E197系はディーゼルカーなので、非電化区間でも走行可能です。また、編成の両端に運転台があるので、機関車の入換作業が要りません。ホッパ車を外せば、非電化区間の車両の入換作業や回送列車の牽引にも使えます。ディーゼルカー方式なので機関車、貨車特有のメンテナンスや運転操縦は不要となり、効率的になります。なお、これまでの機関車と砕石用の貨車の組み合わせだと最高速度は75キロでしたが、このGV-E197系は100キロとなります。

 入換作業、回送列車牽引用の新型電車はE493系といいます。交直流電車です。こちらも量産先行車として、首都圏エリアで2両編成を1本投入します(E493形とE492形の組み合わせ)。このE493系は交直流電車なので、直流でも交流でも走行可能です。また、電車方式なので機関車特有のメンテナンスや運転操縦は不要となり、効率的になります。なお、E493系の最高速度は100キロです。

 GV-E197系、E493系ともに2021年春以降に投入を開始し、性能試験を行ったあとに運用を開始する予定です。レール輸送のキヤE195系と合わせて、これまで機関車がやってきた仕事をディーゼルカーや電車で代替することになります。以前にも書きましたが、SLはともかく、ディーゼル機関車や電気機関車が牽引する列車は貴重な存在となります。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/20210119_ho01.pdf)

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緊急事態宣言で車内販売再び縮小

 1回目の緊急事態宣言のとき、JR東日本の車内販売のサービスが中止になりましたが、今回も中止になります。期間は今日1月16日から当分の間です。

 まず、「グランクラス」については、「はやぶさ」や「かがやき」などで行っていた、アテンダントによる飲料や軽食のサービスを中止します。「グランクラス」の営業自体も取りやめますので、すでに「グランクラス」の切符を持っている人も、グリーン車などへの変更をしなければならなくなります(差額は払い戻されます)。 また、短距離などの理由でもともとアテンダントによる飲料や軽食のサービスがない列車の「グランクラス」についても、すでに予約している人のみ、利用することができます。 

 車内販売もなくなります。新幹線では「はやぶさ」、「こまち」、「つばさ」、「とき」、「かがやき」、「はくたか」の各列車、在来線特急では「サフィール踊り子」、「あずさ」、「かいじ」、「ひたち」、「いなほ」の各列車、そして普通列車のグリーン車で車内販売を行っていましたが、車内販売のサービスを中止します。「サフィール踊り子」のカフェテリアの営業も中止します。すでにヌードル等を事前注文している人も全て取り消され、手数料なしで払い戻しされます。

(追記1)
 JR西日本の山陽新幹線は車内販売を継続しますが、酒類の販売を中止します(その後、2月1日から山陽新幹線での車内販売を一時休止することが決まりました)。

(追記2)
 JR東海も21日から酒類の車内販売は中止しました。駅の売店などで買って持ち込むことはできます。

 なお、話は変わりますが、JR東海ツアーズは19日から店舗での営業を休止しています。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/20210113_ho02.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210128_00_ichijikyuushi.pdf、時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011300942、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210120-OYT1T50240/、JR東海ツアーズホームページ https://www.jrtours.co.jp/plan/tokushu/goto/images/shop2.pdf)

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緊急事態宣言でJR東日本等の深夜時間帯の一部列車、1月20日から運休

 少し前の記事で、緊急事態宣言に対応するかたちで首都圏の終電を繰り上げるというを書きましたが、1月20日から行うこととなりました。

 JR東日本で深夜時間帯の一部列車の運休を行うのは山手線や東海道線など11線区の42本(休日は40本)、1月20日から当分の間運休します(緊急事態宣言が解消されるまで?)。最大で30分程度の繰り上げとなります。

 この深夜時間帯の一部運休ですが、JR東日本以外の鉄道会社も行います。JR東日本以外で行うのは、東京メトロ、東京都交通局、東武、西武、京成、京王、東急、京急、小田急、相鉄、箱根登山鉄道など。大手私鉄や地下鉄だけではありません。こちらも最大で30分程度の繰り上げとなります。

 ただ、この繰り上げは3月のダイヤ改正とは異なり急遽決めたものなので、終電近くの列車を運休しても、保守時間の拡大にはつながりません。回送にして客を乗せずに走らせるケースもあるようです。車両や運転士、車掌の運用の絡みで、急には変えられないからでしょうか?
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/20210113_ho01.pdf、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASP1F22YMP1DUTIL054.html)

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緊急事態宣言で首都圏の終電急遽繰り上げか?

 新型コロナウイルスの感染者が急増しているため、7日、東京など1都3県に緊急事態宣言の発令が決まりました。ほかの地域でも緊急事態宣言が出る可能性はあります。

 感染者を減らすにはどうすれば良いでしょうか? ひとつの方法は夜遅くまで飲み歩く人を減らすことです。そこで国交省はJR東日本など首都圏の鉄道会社に対して終電の繰り上げを要請しています。鉄道会社は国や自治体の要請内容を見てから判断するとのことです。

 JR東日本などのように、3月のダイヤ改正時に終電の繰り上げを予定している鉄道会社はたくさんあります。このダイヤ改正による繰り上げを前倒しで行うか、あるいは現行ダイヤのまま深夜帯の列車を運休させるなどの方法で対処させるようです。ただ終電を繰り上げる場合、どうやって周知するかが課題とも言えます。

(追記)
 JR東日本や東京メトロなどは、終電を繰り上げることを検討しています。ダイヤ改正をするのではなく、終電時間帯の電車を運休する方法で対応する方針です。
(参考:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010701287、https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010701113、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20210108-OYT1T50116/)

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新幹線の一部車両がリモートワーク用に

 駅に特急列車を止めてテレワークの場所として提供したJR東日本ですが、今度は走っている新幹線の車両をリモートワークの場所として使う実証実験を行います。

 実証実験を行うのは2月1日から26日の間の平日。東京-仙台(一部新青森)間に4~5往復走らせます。そのうちの1両がリモートワーク用の車両で、この車両では携帯電話などでの通話もできます。リモートワーク用車両のうちA席、C席、E席が使え、B席、D席は使えません。すなわち、隣はいないのです。リモートワーク用車両をつないでいる列車は「やまびこ」が主体ですが、新青森発着便を中心に「はやぶさ」も使います。乗車券と特急券があれば利用できますが(追加料金は要りません)、座席指定ではないので、満席のときは使えません。大宮-郡山間など、一部区間のみの利用もできます。なお、今回の実証実験では通信ルーター貸し出しなどのサービスを行います。

 新型コロナウイルスが出てくる前は新幹線で仕事をしている人はよく見かけましたが、新型コロナウイルスの感染者が増えている現在、出張の需要も減っているはずです。新型コロナウイルスの感染者が減ったことのことを考えているのかもしれません。何しろ、リモートワーク専用車両を新たにつくろうと考えているのですから。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201222_ho02.pdf、東洋経済ONLINE https://toyokeizai.net/articles/-/396525)

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