列車が5分以上遅れると、コーヒー100円引き

 JR東日本などはこのたび、エキナカ店舗などで利用することのできるクーポンを一定の条件でタイムリーに配信することができる、「Tokyo Nudge」というアプリを開発しました。これを使って、6月と7月の間、山手線、京浜東北線、根岸線で実証実験をします。

 どうやったらクーポンをもらうことができるのでしょうか? まず、アプリをダウンロードして、6月と7月の間に山手線、京浜東北線、根岸線(対象路線)を週2日以上使う必要があります。その対象路線を利用しているときに、列車が5分以上遅れていると、エキナカ店舗などで使うことのできるクーポンがもらえます。例えば、「ベックスコーヒーショップ」では、全てのドリンクが100円引きになります。なお、対象路線を22時から0時の間に利用した場合は、翌朝8時にクーポンがもらえます。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2022/tokyo/20220530_to01.pdf)

| | | Comments (0)

3年ぶりの「完乗」奪回(2)

 山手線で2駅、大崎で降りる。ここから乗るのが、JR・相鉄直通線。2019年11月に開業したものの、新型コロナの影響でなかなか乗りに行くことができなかったのだ。大崎10:25発の普通海老名行きは、E233系の10両編成。埼京線用の車両だ。西大井、武蔵小杉と停まり、次は15分以上停まらずに羽沢横浜国大。通勤型車両でこれだけ停まらないのは珍しい。もっとも、JR・相鉄直通線はまだ定着していないようで、間違えて乗ってしまったと思われる客が何人かいた。彼らは羽沢横浜国大で降りていったが、羽沢横浜国大で降りてどうするつもりなのだろうか? 次の西谷で相鉄に乗り換えたほうがよかったのではないだろうか? 西谷までひと駅乗って、長い間失っていた「完乗」のタイトルを奪回。次は西九州新幹線だ。

 西谷で向かいに停まっていた特急に乗り、大和で小田急に乗り換える。相模大野経由で伊勢原に行くことにした。伊勢原でバスに乗り、大山ケーブルへ。すれ違いできないような細い旧道を通り、20分あまりで終点に到着。ただし、ケーブルに乗るには土産物街(平日だからなのか、閉まっている店が多い)を通り抜けないといけない。大山の名物は豆腐のようで、そのうちの一軒でそばと豆腐を食べる。昼を食べてから、大山ケーブルに乗る。交通系ICカードが使えるのでそれで支払ったが、ペラペラの切符は別途渡される。ICカードは単に決済手段として使っているだけなのだ。ケーブルカーは「ロマンスカー」をデザインした岡部氏がデザインしているので、雰囲気が似ているところがある。大山ケーブルの所要時間は6分ほど。終点から少し歩けば、阿夫利神社の下社がある。せっかくここまで来たので参拝する。

 大山ケーブルとバスを乗り継いで伊勢原に戻る。ちょうどJRに直通する「ふじさん」が来る時間帯なので、券売機で特急券を買う。「ふじさん」は伊勢原には停まらないので、快速急行で停車駅の秦野に行く。「ふじさん」は御殿場線に乗り入れるので、新松田の連絡線でJRに行く。この連絡線を使う列車は1日3往復、貴重である。

 新松田からは、大雄山に向かうバスが出ている。箱根登山バスで、日中でも20分間隔で出ている。伊豆箱根鉄道大雄山線を乗るのに便利なバスだ。新松田からバスで20分弱で、終点の関本に着いた。このバス停の隣にあるのが伊豆箱根鉄道の大雄山。駅とバス停の名前が一致していない。ついでに言えば、伊豆箱根鉄道のバスは同じロータリーにあるバス停を大雄山駅と呼んでいる。本来なら駅名に合わせて箱根登山バスも大雄山駅と呼ぶべきだろうが、箱根登山バスは小田急系、伊豆箱根鉄道は西武系なので、色々な事情があるのだろうか? ただ、分かりにくいことには変わりはない。大雄山からは伊豆箱根鉄道に乗って小田原へ。車掌が乗っていたのは意外だった。

 ここからは在来線で名古屋に帰るのだが、東西に長い静岡県でありがたい存在は「ホームライナー」。2022年3月のダイヤ改正で平日のみの運転となったが、今日(6月17日)は平日だ。小田原から列車を乗り継げば、沼津18:31発の「ホームライナー浜松3号」の発車20分前ぐらいに沼津に着く。沼津に到着した。まず最初にすべきことは、「ホームライナー」の乗車整理券を手に入れること。「青春18きっぷ」のシーズンでもないのに、乗車整理券の券売機の前には列が出来ている。たったの330円で、速くて快適な移動ができるのだから、使わない選択肢はない。その後で夕食を買う。駅の高架化で駅ビルが潰れたと思っていたが、まだ営業していた。そこで弁当を買って「ホームライナー」の車内で夕食にする。JR東海の「ホームライナー」は席が指定されていないので遅かったら希望の席に座ることができないというリスクがあるが、肝心の混み具合は半分程度。沼津から浜松まで、隣には誰も来なかった。意外だったのは短距離の利用者も結構いるということ。乗車整理券を持っていない人も多く、車掌は乗車整理券の販売に追われていた。

| | | Comments (0)

3年ぶりの「完乗」奪回(1)

 朝早くから時間を有効に使おうと思ったら、前日の夜行に乗るとよい。寝ている間に目的地まで連れていってくれる。よく使った手だが、新型コロナの感染が広がってからは夜行に乗ることはなかった。今回は久しぶりの夜行である。

 バスタ新宿行きの名鉄バスは栄からも乗ることができるので、栄のバスターミナルに行く。発車時間(22:45)の15分ほど前に着いた。やがて名鉄バスセンターからバスがやってきて、乗る。切符はインターネットで予約し、プリントアウトしている。4列シートのため、3600円と安い。バスは中津川までこまめに停まっていく。栄を出た時点では7、8人しかいなかったが、多治見などで乗ってきて、13人になった。隣には座ってこないので、2席を使うことができた。朝は中央道沿いのバス停に停まっていく。そのうちのひとつ、中央道府中で降りる。ダイヤでは4:39着だが、5分ほど早く着いたようだ。6月なので、外は明るくなっている。

 中央道の南には道路があり、それに沿って西南西に13分ほど歩けば、西武の是政。多摩川線はほかの西武の路線とは接続していない、離れ小島の路線だが、砂利採取のためにつくられたのだろうか? 駅に着いたときにはシャッターが降りていたが、5時過ぎになってシャッターが開いて、駅に入ることができるようになる。始発は5:31なので、30分近く前から開いているのだ。武蔵境方面から列車がやってきた。古い西武の電車をモデルにしたラッピングをしている。いつの間にか客も集まっていて、5時台の始発とは思えない。

 武蔵境から中央線で国分寺まで行き、ラッシュが終わるまで西武の支線に乗ることにする。国分寺線と西武園線に乗って西武園に行き、そのまま折り返して国分寺に戻る。国分寺からは多摩湖線に乗って多摩湖へ。ここからは新交通システムの山口線で西武球場前へ。山口線の始発は7時台で、一番本数が多いのが西武ドームで野球をするとき(山口線は単線だが、こういうときに備えて交換設備がある)という純然たるレジャー用の路線だが、意外なことに西武球場前からやってきた列車には通勤通学客が結構乗っていた。どこに家があるのだろうか? 山口線に乗っても遊園地、ゴルフ場、野球場があるだけだ。西武球場前で狭山線に乗り換え。狭山線は池袋などにも直通することのできる、普通の鉄道だ。野球などのイベント時に備えて、駅は大きくつくられている。

 西所沢で池袋線に乗ってひと駅、所沢で降りる。次に乗るのは8:39発の「S-TRAIN104号」。有楽町線に直通する座席指定列車だ。ホームにある券売機で、指定券を買い求める。ラッシュがまだ残っている中、「S-TRAIN」がやってきた。40000系の10両編成で、座席は車端部を除いてクロスシートになっている。先頭の10号車には「パートナーゾーン」というフリースペースがある。指定された座席は4号車だが、次の停車駅、保谷までそちらに乗ってみることにする。保谷と石神井公園に停まっている間に指定された席に移る。座席は窓側の席が埋まるぐらいで、そんなに混んでいない。少し前に所沢を出た「むさし12号」とは大違いだ。「むさし12号」は満席なのだ。窓が大きく、眺望の利くリクライニングシートと、ロングシートにもクロスシートにもなる車両の差は大き過ぎる。しかも、「S-TRAIN」は2社をまたぐため、料金が高い。どうしても人気に差が出る。「S-TRAIN」は練馬や小竹向原で運転停車を繰り返し、しかも地下鉄では追い越すことができないため、スピードは上がらない。

 「S-TRAIN」を飯田橋で降り、東西線と浅草線を乗り継いで泉岳寺へ。地下鉄の2回の乗り換えはいずれも、改札を出ての乗り換えだった。東京の地下鉄は難しい。泉岳寺を出て少し歩くと、高輪ゲートウェイ。再開発工事をやっていて、鉄道開業当時の遺構は見えず。高輪ゲートウェイの駅構内に無人のコンビニがあったので試してみる。買ったものを台に置くと機械がそれを認識し、客がそれを承認すると支払いに移るという方式である。支払いは現金も対応しているようだ。(続く)

| | | Comments (0)

3年ぶりの「完乗」奪回(0)

 2019年11月に相鉄・JR直通線が開業しましたが、約3年間、乗っていませんでした。

 ところがこの17日に乗りに行きましたので、その時の様子を明日、2回に分けて書きます。

| | | Comments (0)

駅のホーム下から「はやぶさ」、「こまち」の連結を見ることができる

 列車の分割併合を行う駅では、その様子を見ようと、鉄道ファンや子供達が集まってきます。その連結の場面をホームの下から見ることができるイベントが6月26日に盛岡駅で行われます。

 そのイベントは、「新幹線ホーム下に潜入! 『はやぶさ』『こまち』の連結を見てみよう!」というタイトルで、小学生とその保護者の2人1組で参加することができます。イベントの実施時間は11:30から13:00までで、新幹線のホーム下から連結を見学することのほかに、新幹線ホームでの放送体験、駅長服を着て新幹線の前での写真撮影も行います。費用は1組7000円です。

 イベントの募集は6月1日から受け付けていますが、3組限定のイベントのため、すでに満席となっています。
(参考:マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20220531-2355199/、JRE MALL https://www.jreastmall.com/shop/g/gS191-0039/)

| | | Comments (0)

「はやぶさ」、「はやて」の「新幹線オフィス車両」は指定席に

 JR東日本等は、2021年11月22日から、座席でWEB会議や通話をすることができる、「新幹線オフィス車両」を東北・北海道・上越・北陸新幹線の8号車で実施しています。

 これまで、この「新幹線オフィス車両」の席の予約はできませんでしたが、「はやぶさ」と「はやて」については、6月27日からは指定席とします(「やまびこ」、「とき」、「かがやき」等ほかの列車はこれまで通りです)。8号車の指定席特急券がないと利用することができなくなります(一部区間は特定特急券等でも可)。

 また、これまで「新幹線オフィス車両」は休日及び最繁忙期(ゴールデンウィークの4月27日~5月6日、お盆の8月10日~19日、年末年始の12月28日~1月6日)の利用はできませんでしたが、このほかにいくつかの日を除外日とします。2022年度の場合は、8月8日、8月9日、11月4日、12月26日、12月27日、2023年2月24日です。「はやぶさ」、「はやて」に限らず、そのほかの「新幹線オフィス車両」のある列車についてもこれらの除外日に利用することはできません。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2022/20220516_ho01.pdf)

| | | Comments (0)

E8系、計画から2編成減らす

 現在、山形新幹線で走っているE3系を置き換える目的でつくられる、E8系。計画では17編成つくられる予定でしたが、2編成減らされ、15編成をつくることになりました。

 なぜ減ったのかといえば、新型コロナウイルスの影響で旅客需要が減り、たとえそれが収束したとしても元には戻らないと考えているからです。E8系はお盆や年末年始といった、繁忙期の需要に応えるために多めにつくられる予定でしたが、計画の変更により、現在の山形新幹線用E3系と同等の水準に抑えることになりました。

 JR東日本がこのように新規の設備投資の削減を明らかにするのは初めてのことですが、このような話は今後も出てくることでしょう。
(参考:毎日jp https://mainichi.jp/articles/20220518/k00/00m/020/130000c、山形新聞ホームページ https://www.yamagata-np.jp/news/202205/19/kj_2022051900463.php)

| | | Comments (0)

「36ぷらす3」が長崎に行くのは9月19日まで

 787系を改造した「36ぷらす3」は、月曜日に長崎に行っています。

 ところが、西九州新幹線の開業により、長崎線は非電化になってしまいます。電車である787系が乗り入れることは当然できなくなります。長崎への最終運行日は9月19日。10月以降は新しいルートで運行することになります。

 話は変わりますが、2022年夏の臨時列車にも触れておきます。JR北海道は釧網線に「くしろ湿原ノロッコ号」を走らせています。8月と9月(18日まで)の週末は、やや時間の遅い「くしろ湿原ノロッコ94号」(釧路15:23発)、「くしろ湿原ノロッコ93号」(塘路17:04発)を走らせますが、9月20日から22日は同じ時間帯で、名前を「夕陽ノロッコ号」に変えて走ります。7月2日と9月25日は、東北線に三陸鉄道の車両が走ります。快速「三陸本線リアス号」です。全車自由席で、一ノ関-盛岡間を1往復します。

 津山線には7月1日から新しい観光列車が走ります。「SAKU美SAKU楽」です。7月から9月までの間、金、土、日曜日は1両編成の臨時列車で、月曜日は快速「ことぶき」にくっついて走ります。単独で走るときも快速「ことぶき」にくっついて走るときも1日2往復で、岡山-津山間ノンストップです。快速「ことぶき」は途中、いくつかの駅に停まりますが、「SAKU美SAKU楽」は乗り降りできません。「SAKU美SAKU楽」の切符は「みどりの窓口」等では売っていません。特製弁当またはスイーツ、そしてお土産などのサービスをセットにして、旅行商品として販売します。利用日の1か月前から7日前まで、せとうち観光ナビ「setowa」や全国の主な旅行会社で発売します。なお、「SAKU美SAKU楽」の車両は、観光列車が走らない日に津山線などで定期列車として使われることがあります。この場合は運賃だけで乗車することができます。

 また、7月23日と24日の2日間、津山-智頭間に「みまさかスローライフ」が走ります。国鉄一般色車両(1両)と国鉄急行色車両(2両)を組み合わせた3両編成で走ります。指定席1両(指定席は津山-那岐間)、自由席2両です。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20220520_KO_sumer.pdf、JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2022/morioka/20220520_mr01.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220520_05_okayama.pdf、JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/05/18/220518_36plus3_last_run.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20220518-2347300/)

| | | Comments (0)

只見線の全線復旧は10月1日

 2011年7月の新潟・福島豪雨により大きな被害を受けた只見線。需要の極めて少ない会津川口-只見間は長い間不通となっていましたが、2017年6月に福島県との間で「只見線(会津川口-只見間)の鉄道復旧に関する基本合意書及び覚書」を締結し、復旧工事を行うことになりました。そして、その会津川口-只見間の運転再開日が決まりました。

 運転再開日は、10月1日。2022年中に運転再開することになりました。会津川口-只見間は1日3往復します。どうやら、会津若松-小出間を直通する列車が3往復するダイヤになるようです。また、運転再開日の10月1日には、記念列車の運行を予定しています。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2021/sendai/20220518_s02.pdf)

| | | Comments (2)

BRTの整備費用は約300億円

 東日本大震災でJR東日本は大きな被害を受け、気仙沼線、大船渡線は一部がBRTになりました。さて、BRTにするためにかかった費用はどれぐらいでしょうか?

 9日に明らかになったところによれば、気仙沼線、大船渡線のBRT整備費用は志津川の移設などが完了していないので、最終的に確定した金額ではないのですが、約300億円とのことです。鉄道だと約1100億円(ただし、JR東日本が負担するのは、震災前の状態に戻すためにかかる430億円のみで、残りは公的負担となります)とのことだったので、3割弱に抑えられたということになります。

 利用者が少ない路線ということを考えると、JR東日本の対応としては、悪くはないでしょう。鉄道を維持させることが大事なのではなく(地元自治体がお金を全額出すのならともかく)、実情に合った公共交通をきちんと確保することが大切なのです。
(参考:河北新報ホームページ https://kahoku.news/articles/20220509khn000028.html)

| | | Comments (0)

より以前の記事一覧