マイナンバーカードを活用して、学生向けにお得な「EXサービス」

 航空機や高速バスより大幅に遅れているとは言え、鉄道にもネット予約が徐々にではありますが、進みつつあります。しかし、鉄道でのネット予約は学割に対応していません。

(この記事は未完成です)

(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000045859.pdf)

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上りの「東海道ルミエールエクスプレス」

 8日に東京発新大阪行きの「東海道ルミエールエクスプレス」が走ったばかりですが、早速反対の上りが走ることになりました。

 新大阪発東京行きの「東海道ルミエールエクスプレス」が走るのは、9月22日。新大阪を22日に出て、東京に23日に着きます。ダイヤは22日22:03に新大阪を出て、京都と名古屋にも停まります(京都や名古屋での降車はできません)。今回は名古屋でも利用できるのが特徴です。翌日の23日、新横浜と品川に停まった後(新横浜と品川での乗車はできません)、終着の東京に着くのは6:54です。最終の「のぞみ」が出てから新大阪を出て、始発の「のぞみ」が到着する前に東京に着きます。

 東京発新大阪行きの「東海道ルミエールエクスプレス」のところでも書きましたが、新幹線は深夜に走ることができません。そこで0時から6時までの間、途中の駅に停まります。その停車駅は、新富士。この前と同じように、新富士到着後と発車前にはそれぞれ30分程度、扉を開けて駅の自販機や喫煙所を利用することができます(車内は禁煙です)。改札の外に出ることはできず、買い物はできません。車内販売もありません。これらの時間帯以外では、車両の外に出ることすらできません。深夜時間帯には保守作業を行いますので、車内でも作業に伴う振動や音が車内まで届くことがあります。車内は深夜時間帯を含めて明るいままです。

 今回も、申し込みはJR東海ツアーズのサイトから申し込みます。すでに8月20日の15時から受け付けています。現時点(23日)ではまだ満席になっていないようで、申し込みできます。普通車はA席、C席、E席を、グリーン車はA席、D席を発売します。3人掛けのところは2人で使うことになります。今回は女性専用車両の設定はありません。値段は乗車する駅によって異なり、新大阪は普通車17000円、グリーン車23000円ですが、京都だとそれぞれ16000円、21500円、名古屋だとそれぞれ13500円、19000円です。子供の設定もあります。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000045900.pdf)

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「フレックス専用EX座席定期券」

 新幹線を使って通勤、通学する人のために、「FREX」、「FREXパル」を発売しています。「FREX」は通勤定期、「FREXパル」は通学定期です。この「FREX」、「FREXパル」は普通車自由席しか使えませんが、9月15日からは「エクスプレス予約」、「スマートEX」と組み合わせることによって、東海道・山陽新幹線の普通車指定席やグリーン車が使えるようになります。「フレックス専用EX座席指定券」です。

 「フレックス専用EX座席指定券」は、設定区間に有効な新幹線定期券を持っている人のみ購入できます。大人のみで、子供の設定はありません。発売は9月15日からで、乗車日当日の5:30から座席を指定する列車の発車4分前までです。空席をできるだけ埋めるという狙いもあると思われます。通年で利用できますが、利用できる席数は、列車ごとに限りがあります。

 「フレックス専用EX座席指定券」には普通車指定席とグリーン車の両方のタイプがあります。普通車指定席のほうは、東海道・山陽新幹線東京-博多間で、「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」、「みずほ」、「さくら」が利用できます。「のぞみ」が全席指定席になる時期でも利用できます。グリーン車のほうは、東海道新幹線東京-新大阪間の「ひかり」、「こだま」のみです。なお、駅での改札は新幹線定期券だけで行い、「フレックス専用EX座席指定券」を駅の改札で提示する必要はありません(車内の検札では提示する必要があります)。

 さて、「フレックス専用EX座席指定券」の値段はいくらでしょうか? 普通車指定席は「のぞみ」、「みずほ」とそれ以外で値段が異なります。「のぞみ」、「みずほ」は、東海道新幹線が区間に入っているものは640円、山陽新幹線だけのものは450円です。閑散期は100円引き、繁忙期は100円加算、最繁忙期は200円加算です。それ以外の「ひかり」、「こだま」、「さくら」は430円です。閑散期は100円引き、繁忙期は100円加算、最繁忙期は200円加算になるところは「のぞみ」、「みずほ」と同じです。グリーン車は距離に応じて800円、1200円、1600円の3段階に分かれます。

 6月に山陽新幹線に乗ったとき、夕方の小倉で博多行きの「のぞみ」に多くの人が乗り込んできました。16両もあるのに、乗ろうとしたのは自由席の1号車、2号車のみです。しかし、「フレックス専用EX座席指定券」を買えば、ほかの車両にも乗ることができます。また、山陽新幹線には「さくら」や「こだま」のように、指定席でも快適な4列シートのものがたくさんあります。しかし、東海道新幹線では指定席でも座席は自由席と変わりありません。座席が確保できるのがメリットです。東海道新幹線ならむしろ、グリーン車のほうがありがたみがあるでしょう。グリーン車は距離に応じて値段が変わりますが、東京-熱海間、浜松-名古屋間、米原-新大阪間のように100キロを若干超えても800円で乗ることができる区間があります。大一番に備えて、あるいは仕事を頑張った御褒美にグリーン車に乗るのも良いでしょう。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000045835.pdf)

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「東海道ルミエールエクスプレス」は10分で完売した

 8日に1日限定で走る、「東海道ルミエールエクスプレス」。最終の新幹線の後に出て、始発の前に着きます。新幹線は深夜に走ることができないため、途中の岐阜羽島で6時間以上停まりますが、事実上の夜行列車です。この「東海道ルミエールエクスプレス」について分析した記事がありましたので、紹介したいと思います。

 まず、8月8日の一日だけ「東海道ルミエールエクスプレス」を運行する理由から見ていきましょう。この日は繁忙期で、そもそも通常期に比べて線路等の夜間作業が少ないからだそうです。上りを設定しなかったのは、単に今回は試しにやってみたからで、JR東海が「東海道ルミエールエクスプレス」を商標登録していることもあり(ただいま出願中)、将来は上りの可能性もあるでしょう。将来は売店も臨時営業するかもしれません。その場合、一夜を過ごすのはどこになるのでしょうか? 今回の岐阜羽島は、ダイヤ計画上の都合とのことですが、ホームに余裕があるのも大きいと思われます。上りの場合は、静岡近辺にそういう駅は見当たりません。ちなみに、「東海道ルミエールエクスプレス」に乗車するには、インターネットで申し込まないといけないのですが、たった10分で完売しました。16両全ての窓側が売れたのです。窓側の席は普通車で424席、グリーン車で104席、合わせて528席ありますから、3列シートの高速バス17~18台分に相当します。相当な輸送力です。

 車両については、何を使うかは当日にならないと決まりません。幸い運行日は繁忙期のため、停電を伴う工事を行う予定はなく、停電になっても空調設備を動かすことができる車両でなくてもいいのです。
(参考:マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20260719-tokaidolumiereexpress/)

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「サンライズ瀬戸」、「サンライズ出雲」存続のためなら値上げはやむを得ず?

 日本で唯一の定期夜行列車、「サンライズ瀬戸」、「サンライズ出雲」。人気の夜行列車です。「サンライズ瀬戸」、「サンライズ出雲」に使われる285系は、5編成あります。通常は5編成のうち1編成が車両点検などで休みになりますが、繁忙期にはそれも使われ、休みなしの体制になります。東京から高松や出雲市に行くのですから、ハードです。

 しかし、車両ができてからあと2年で30年、そろそろ次の車両を考えないといけません。JR西日本によれば、「サンライズ瀬戸」、「サンライズ出雲」はできるだけ長く走らせたいとのことですが、あまりにも古くなったらどうしようもありません。

 新車をつくって長く走らせたいのは誰もが思うところです。ただ、今の運賃、料金では安すぎるという指摘もあります。参考にした記事の著者の見解によれば、寝台料金が取れない「ノビノビ座席」は廃止します。特急料金も安いので、現在の601キロ以上よりもさらに高い区分をつくります。さらに、今のような運賃、料金の組み合わせを止め、旅行商品にします。JR西日本が「tabiwa トラベル」を使って一部の席を旅行商品として発売していますが、それが標準になるのです。旅行商品なら朝食などの食事もセットにすることができます。気軽に使えなくなるかもしれませんが、廃止になるよりは良いでしょう。
(参考:マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20260621-sunriseexpress/)

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東海道・山陽新幹線の個室「Supreme Class」は東京-新大阪間42100円

 東海道・山陽新幹線の上級クラス座席は、「Supreme Class」と言います。10月(1日の東京6:00発の「のぞみ1号」が最初の列車です)から導入される個室タイプは「Cabin」、2027年度中に導入される半個室タイプは「Seat」という名前で発売されます。

 「Cabin」は2部屋あります。7号車にあるのが2人でも利用できる個室、10号車にあるのが1人用個室です。7号車にある2人でも使える個室は、座席が博多を向いて設置されています。回転はできません。向かいに東京を向いて設置されているソファがあり、2人で使用することができます。10号車のほうは1人用です。こちらの座席は東京を向いています。こちらも回転できません。

 「Seat」は10号車の東京寄りに6席設置します。グリーン車5列分を潰してつくる、贅沢な空間です。こちらは座席の向きを変え、向かい合わせにすることもできます。「Cabin」と同じように扉には鍵(電子錠)をかけることができます。座席の向きをどちらにしても、鍵をかけることができます。

 「Supreme Class」利用者のサービスとしては、「のぞみ」、「ひかり」利用者に対しては、飲み物と沿線にゆかりのあるお菓子を用意します(1人1回に限ります)。また、モバイルオーダーサービスが使え、注文したものを席までパーサーが持ってきてくれます。

 さて、「Supreme Class」の値段はどれぐらいでしょう? 「Cabin」のみ発表されています。各駅ごとに設定があり、東京-新大阪間の場合、2人でも利用できる7号車は60500円です(「エクスプレス予約」の場合)。2人目の人は別途乗車券と特急券(自由席でも可)を買えば一緒に乗ることができます。1人しか使えない10号車は42100円です。短距離なら1万円以下でも乗ることができます。試し乗りならこれぐらいでも良いかもしれません。切符は「エクスプレス予約」及び「スマートEX」でのみ発売し、乗車券と特急券が一体となったチケットレス商品として発売します。紙の切符に引き換えることもできず、「EX予約」専用のICカード、事前に登録済みの交通系ICカードまたは乗車用QRコードで乗車します。切符は9月15日5:30から発売開始します。発売開始後は乗車日1か月前の10:00から購入することができます。当日に運行が決まった列車は、乗車日当日の5:30から発売します。また、当日空席があれば、車内でも買うことができることもあります。

 運行本数については、10月の運行開始時点では、1日あたり上下合わせて12本です。6編成で「のぞみ」8本、「ひかり」2本、「こだま」2本を賄います。その後は徐々に増え、2026年度末には15編成(運行本数30本程度)、2027年度末には31編成(運行本数65本程度)、2028年度末には38編成になります。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000045683.pdf、railf.jp https://railf.jp/news/2026/07/10/000000.html)

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VISONの近くに新駅?

 三重県多気町にある複合リゾート施設、VISON。車だと紀勢道の勢和多気インターからすぐで、伊勢方面からはVISONに直結するスマートインターチェンジもあります。車がなくてもバスなら高速バスも路線バスもありますが、鉄道だけで行くことはできません。

 しかし、VISONの近くには紀勢線が走っています。そこで交通網を整備して更なる観光客誘致に結びつけようと、地元の多気町が駅の設置を考えています。

 とは言っても、VISONに少ない普通列車で行くとは考えにくいです。いきなり特急が停まるとも考えにくいです。近くの特急停車駅は多気ですが、約12キロ離れていて、車でも20分かかります。かつてはVISONへのバスもありましたが、今は撤退しています。

 そう考えると、VISONの近くに駅ができても利用者が大きく増えるとは考えにくいです。むしろ、車がなくても従業員が通勤できることができるほうがメリットなのかもしれません。
(参考:夕刊三重新聞ホームページ https://yomotto.jp/2026/06/17/4109087/)

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「THE ROYAL EXPRESS」は三重へ&岐阜発の便も誕生

 普段、伊豆を走っている「THE ROYAL EXPRESS」ですが、時々ほかのエリアに行くことがあります。JR東海エリアにも行くことがあります。

 その「THE ROYAL EXPRESS」ですが、この11月から12月にもJR東海エリアに行くことになりました。コースは2つあります。ひとつは「東海道クルーズトレイン 伊勢・志摩の旅」と「クルーズトレイン 東海道・富士の旅」です。どちらも新プランです。

 それでは、両方のプランを詳しく見ていきましょう。「東海道クルーズトレイン 伊勢・志摩の旅」は、3泊4日のコースで、11月6~9日、11月13~16日、12月11~14日の3回運行します。いずれも金曜日から月曜日までのツアーです。出発地は横浜ですが、到着は三島で、フェアウェルレセプションも三島(富士山三島東急ホテル)で行います。宿泊地は1日目が浜名湖、2日目が湯の山温泉、3日目が志摩で、「THE ROYAL EXPRESS」は2日目に亀山まで乗り入れます。関西線を走るのはこれが初めてです。帰りは関西線で戻るのではなく、近鉄四日市から「しまかぜ」を1両貸し切って鵜方まで行き、そこから専用バスで海女小屋に行き、伊勢・志摩の新鮮な魚介を味わいます。3日目には「THE ROYAL EXPRESS」には乗らないのです。4日目は鳥羽から伊勢湾フェリーに乗って豊橋まで行き(欠航の場合は特急と新幹線を乗り継いで豊橋まで行きます)、そこから「THE ROYAL EXPRESS」に乗るのです。3日目以外のお昼は「THE ROYAL EXPRESS」の車内です。

 もうひとつの「東海道クルーズトレイン 東海道・富士の旅」は片道コースです。1泊2日のコースなので、今までのコースより安く行くことができます。とは言っても、2人1室利用の1人当たりの料金は39万円からですが。横浜発岐阜行きは11月27~28日、12月4~5日、12月18~19日です。いずれも金曜日から土曜日のツアーです。岐阜発横浜行きは11月29~30日、12月6~7日、12月20~21日で、いずれも日曜日から月曜日のツアーです。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000045654.pdf)

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東海道新幹線に夜行

 新幹線は深夜(0~6時)に保守作業を行うため、これまで、一晩中走り続ける夜行列車というのはありませんでした。しかし、JR東海は、一夜限りですが、夜行列車を走らせます。「東海道ルミエールエクスプレス」です。「ルミエール」はフランス語で「光」を意味します。

 「東海道ルミエールエクスプレス」が走るのは、8月8日から9日にかけて。東京を8日に出て、新大阪に9日に着きます。東京発新大阪行きの片道1本だけの運行です。ダイヤは8日22:00に東京を出て、品川と新横浜にも停まります(品川や新横浜での降車はできません)。翌日の9日、京都に停まった後(京都での乗車はできません)、終着の新大阪に着くのは6:59です。最終の「のぞみ」が出てから東京を出て、始発の「のぞみ」が到着する前に新大阪に着きます。夜遅くまでいることができ、朝早くから活動することができます。

 さて、先ほども書いた通り、新幹線は0時から6時の間は保守作業のため、走ることができないはずです。「東海道ルミエールエクスプレス」はどうするのでしょうか? こちらも深夜には走ることなく、0時ごろから6時ごろまでは岐阜羽島にいます。岐阜羽島は関ケ原に近いため、2面6線の駅になっていて、ホームに余裕があるから長時間停車駅に選ばれたのでしょうか? 岐阜羽島到着後と発車前にはそれぞれ30分程度、扉を開けて駅の自販機や喫煙所を利用することができます(車内は禁煙です)。改札の外に出ることはできず、買い物はできません。車内販売もありません。これらの時間帯以外では、車両の外に出ることすらできません。また、深夜時間帯には保守作業を行いますので、車内でも作業に伴う振動や音が車内まで届くことがあります。車内は深夜時間帯を含めて明るいままです。

 「東海道ルミエールエクスプレス」に乗るには、JR東海ツアーズのサイトから申し込みます。7月3日14:00から受付を開始します。値段は東京→新大阪の普通車指定席、大人1人の利用で15000円の予定です。通常の新幹線の値段とほぼ同じなので、意外と安いです。グリーン車や子供用の設定もできるようです。

 今回、「東海道ルミエールエクスプレス」は一晩だけの試みですが、JR東海は「東海道ルミエールエクスプレス」について商標登録の出願を行っています。好評なら今後も運行するのでしょう。ちなみに今回は鉄道ファンの利用が多いとは思われますが。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000045694.pdf)

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「WESTERポイント」を貯めて新幹線と特急の旅(4)

 「スーパーおき2号」は1時間少々で津和野に着いた。津和野の直前まで登り坂が続くが、「スーパーおき2号」はすいすいと登る。気がついたら下り坂になっていて、津和野の町が見えていた。津和野は著名な観光地なのでここで降りるかと思っていたらほとんど降りない。混んだまま先に進む。益田からは山陰線。ここでも降りない。山陰線に入ると、「スーパーおき2号」はスピードを出す。線路が改良されているからで、本領を発揮する。外観はともかく、速さは特急だ。左には日本海が見える。ようやく出雲市で多くの人が降り、車内は空いた。暑かった車内も時折涼しさを感じる。冷房の効きが悪いのか? 12時を過ぎたので、ここでお昼にする。

 米子に到着した。かつてあった駅舎は取り壊され、橋上駅舎になっていた。境線に乗り換える。境線は0番乗り場から出る。終着駅の境港は「ゲゲゲの鬼太郎」で町おこしをしているため、境線も「ゲゲゲの鬼太郎」の世界になっている。米子の0番乗り場も「ゲゲゲの鬼太郎」の世界だし、これから乗る米子13:37発の境港行きも後ろの車両は「砂かけばばあ」のラッピングをしている(前の車両は首都圏色)。前の車両に座る。キハ47の2両編成だが、真ん中に少しだけボックスシートを残して、後はロングシートになっている。ロングシートが多いのでほかの車両よりも詰め込みが利くが、古い国鉄型車両でもあるし、置き換えが望まれる。汎用性を考えると氷見線、城端線に入るような3扉転換クロスシートがいいが、境線専用にできるのならロングシートのほうがむしろ良い。

 境港行きは発車した。各駅での乗り降りは意外と多い。降りる一方かと思っていたらそうではない。境線は「ICOCA」が使えるが、境港を除いては駅にはカードリーダーはなく、バスみたいに降りるときに先頭に行き、タッチして降りる仕組みになっている。ただ、定期券を持っているからか(境線の定期券は「ICOCA」に対応していない)、先頭まで行かずに後ろから降りるのも結構いる。紀勢線南部と違って利用者はいるのだから、各駅にカードリーダーを置いたほうが良さそうだ。また、遠方からの不正乗車対策のため、いくつかの駅でやっているように、米子にも中間改札を設けたら良い。改札には「ゲゲゲの鬼太郎」の世界を再現してもおもしろそうだ。境港市内に入ると、こまめにある駅で降りていく。境港は10分で折り返す。駅の建物を出るぐらいしかできず、再び同じ車両に乗る。境港14:36発の米子行きだ。帰りも行きほどではないが、途中での乗り降りは活発だ。このような状況から考えると、1時間に1本、時間帯によっては2時間間隔が開くのはせっかくのチャンスを逃しているようでもったいない。氷見線、城端線のようにJRから分離してでも利便性の向上を図ったほうが良さそうだ。JRは大き過ぎてそれなりに利用者のいる枝線を運営するのに向いていない。

 米子からは「やくも22号」に乗る。「やくも」は新型車両の273系が使われるが、4両編成で走るので幹線の特急としては短い。ただ、今回乗った「やくも22号」は、運用の都合か、2本つなげて8両にしている。指定席を予約するときは、空いていそうな8号車にした。確かに乗ったときは空いていたが、終点の岡山で降りるときにはいつの間にか半分近く乗っていた。もっとも、5号車の4人掛けの半個室はガラガラだったが。ああいう特殊な席は知ってないと使えないのだろう。なお、273系は振り子式の車両だが、それを感じさせなかった。何も感じない、というのが技術の進歩なのだろう。

 岡山からは新幹線に乗るのだが、お土産を買うための余裕時間を多めに取っていたので、いったん外に出る。何を見るのかと言えば、路面電車の建設現場。今は道路を渡らないといけないが、2027年3月には駅前広場まで路面電車が乗り入れてくる。横断歩道を渡る必要なく、駅を出たらすぐ路面電車の乗り場だ。駅ビルの2階に乗り入れるという、広島みたいなインパクトはないが、便利になるということは疑いない。今年2026年は新規に開業する区間はなく、次の新規開業はここ岡山だ。早いうちに乗りに行きたい。

 岡山から乗る新幹線は、岡山18:33発の「さくら764号」、指定席を取っているので快適な4列シートだ。新幹線は新大阪までしか乗ることができない。ここが夕食タイムになる。夕食の駅弁は、「やくも22号」に乗る前に買った、「吾左衛門弁当」だ。かに寿司、大山おこわ、吾左衛門鮓がセットになった弁当だ。何にしようか迷うときにお勧めか? 新幹線と特急の旅は新大阪でおしまい。新大阪から米原までは新快速、そしてJR西日本のエリアから外れる米原でいったん改札を出て、最後は「ICOCA」を使って名古屋まで快速に乗って帰った。

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