開業から1年近くが経った、西九州新幹線に乗りに(5)

 軍艦島は長崎港から18キロほど離れているので、船で40分ほどかかる。そして、船が軍艦島に着いてから、上陸できるかどうかの判断がなされる。結構条件は厳しいようだが(2022年9月の実績では、軍艦島に上陸できたのは3割にも満たない)、問題はないようで、晴れて上陸することができた。上陸しても島内を自由に歩くことができるわけではない。決められた見学ルートを、ガイドの案内で行くだけだ。軍艦島には多くの建物があったが、結構朽ちてぼろぼろになっている。台風などの高波が激しく、しかも使われていない島なので、修理もしない。メンテナンスもしない。朽ちていくだけだ。だから今ある建物が次来たときもあるとは限らない。今この目で見ないといけないのだ。上陸時間は30分ほどで、後30分ほどで軍艦島の周辺をクルージングする。再び40分ほどかけて戻り、上陸証明書をもらって解散。ホテルで荷物を受け取り、県営バスターミナル2階の長崎県物産館でお土産を買う。路面電車の一日乗車券を見せると5%割引になった。

 ここまで来てようやく西九州新幹線の番である。新幹線の駅は路面電車からかなり離れたところに移り、結構歩かされる。富山みたいに路面電車が新幹線駅に乗り入れる計画もない。今後も歩かされることになる。博多までの西九州新幹線の切符はすでにインターネットで買っていて、朝のうちに切符に引き換えている。券売機での切符の引き換えに時間がかかると聞いていたからだ。「みどりの窓口」ではなくインターネットで切符を買わせることは間違ってはいないが、インターネットで購入した切符を「みどりの窓口」等で引き換えなくてもいいようにしなければならない。QRコードを表示して、スマホの画面かプリントアウトした紙をそのまま切符にすればよいのだ。また、1週間前までの発売という制約があるとはいえ、3200円は安い。2900円(割引の類はないようだ)の高速バスと大差ない。安いこと自体はありがたいが、裏を返せば部分開業に留まっているためスピードという西九州新幹線の長所がなく、価格で勝負しなければならない、ということを意味している。私が乗った「かもめ44号」はガラガラの状態で出発したが、途中の諫早や新大村で乗る人が意外と多い。諫早や新大村はバスが少なく、鉄道が優位に立っているのだろう。トンネルが多く、フェンスが高いため、車窓は望めない。車窓に関して言えば、バスのほうが明らかに優れている。

 フリーゲージトレインはまだ実用化されていないので、新幹線が途切れる武雄温泉で乗り換え。「リレーかもめ44号」は787系の8両編成だった。武雄温泉の時点でほぼ席が埋まっていたが、佐賀などでも乗ってくる。佐賀なら「2枚きっぷ」で自由席だと思っていたが、この区間でもインターネットの切符があり、指定席も安く買えるのだ。博多で山陽新幹線に乗り換え。「エクスプレス予約」で予約し、登録している「EX-ICカード」を自動改札機にタッチすればいいので、紙の切符に引き換える必要はない。博多から乗ったのは「のぞみ62号」。博多を出た時点ではガラガラだったが、途中から乗ってくる人は多かった。早速小倉から増えてくる。もっとも、私の隣は新大阪まで来なかったが。

 夕食の弁当は事前に予約している。いくつかの弁当から選ぶことができ、自分の席まで持ってきてくれる。博多の駅弁を頼んだが(本来は出水の業者だが、博多に有力駅弁業者がないこともあり、博多に進出しているようだ)、車内販売は広島からなので、広島で持ってきてくれる。広島を出てしばらくしてから持ってくると思っていたが、広島を発車するかしないかのうちに持ってきてくれた。いい時間の車内販売はあっても弁当は売り切れていることが多いので、時間に余裕がないときは使うとよい。さらに、東海道新幹線の車内販売が終了する今、山陽新幹線もいつまであるかわからない。そう思って、車内販売でアイスクリームを買ってデザートにした。
(参考:やまさ海運ホームページ https://www.gunkan-jima.net)

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開業から1年近くが経った、西九州新幹線に乗りに(0)

 2022年9月に開業した西九州新幹線ですが、2023年9月13日から15日にかけて、ようやく行くことができましたその時の様子を明日から何回かに分けて書きます。

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名古屋駅の1番線に「世界の山ちゃん」

 名古屋駅の1番線は、リニアの建設に伴い使用を停止しています。

 この1番線を使って、名古屋ステーション開発は、店舗をつくることにしました。その第一号が、「世界の山ちゃん 名古屋駅1番線店」。9月、10月の2か月間のみの店です。

 「世界の山ちゃん 名古屋駅1番線店」は、9月1日から10月31日までの毎日営業します。営業時間は16時から22時までで、最終入場は21時、ラストオーダーは21時半です。「世界の山ちゃん」としては初めてのビアガーデン型の店舗で、看板商品の「幻の手羽先」(1人前5本、600円。テイクアウトもあり)などを食べることができます。食べ放題(「幻の手羽先」は除きます)、飲み放題のコースもあります。ちなみにビールは1番線に因んでか、キリンの「一番搾り」です。清須市にあるキリンビール名古屋工場でつくられています。

 なお、「世界の山ちゃん 名古屋駅1番線店」は駅構内にある店舗のため、入店には入場券または乗車券が必要です。「TOICA」は、入場券として使用することはできません。また、入場券で入場できるのは、発売時刻から2時間までですので、2時間を超えた場合には、さらに入場券を買わないといけません。
(参考:名古屋ステーション開発ホームページ https://nsk-eki.pictona.jp/scc-admin/asset/nskeki/000005/000005/c2a6fc19.pdf)

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10月1日から「名古屋おでかけきっぷ」発売

 JR東海は、10月1日から新しいフリー切符の発売を始めます。

 それは「名古屋おでかけきっぷ」。名古屋を中心にした狭い範囲のフリー切符です。フリー区間は東海道線三河三谷-関ケ原間、大垣-美濃赤坂間、中央線名古屋-釜戸間、関西線名古屋-亀山間、高山線岐阜-美濃太田間、武豊線、太多線です。「青空フリーパス」よりフリー区間は大分小さくなっていますが、値段は1500円(子供は半額)と安く、平日も休日も関係なく、通年で使えます。

 ただ、この「名古屋おでかけきっぷ」、駅では売っていません。JR西日本のインターネット予約サービス、「e5489」で売っているのです。JR東海のエリアで完結するにもかかわらず。しかも、「EXサービス」にログインした後の画面に出てくる「EX 旅先予約」から「e5489」を利用します。パソコンでもたどり着くのが難しそうです。
(参考:JR東海ホームページ https://railway.jr-central.co.jp/tickets/nagoya-odekake/、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20230828-2759532/)

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新幹線でプロレス

 動いている鉄道車両でのプロレスは前例がありますが、さすがに次の場所でのプロレスは初めてのようです。

 9月18日に行われるそのプロレスの場所とは、東海道新幹線の中。東京13:09発「のぞみ371号」の車内で行います。1両を貸し切り、東京から名古屋までの間、1対1での一本勝負を行います。観戦希望の観客も乗せて走ります。

 さすがに新幹線を使い、目の前に観客がいるので、安全等のために厳密なエリア限定や一部技の使用制限といった、特別ルールが課されるようです。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/462be128f7510d90f80188be3606da1fc9803318)

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東海道新幹線、10月で車内販売を廃止

 近年、車内販売のサービスは大幅に縮小しましたが、東海道新幹線の「のぞみ」、「ひかり」に関しては、その利用者数の多さを背景に、これまで存続してきました。ところが、その東海道新幹線でさえも、この10月末でワゴンによる車内販売を終了します。

 11月以降はどうなるのでしょうか? 基本的にはグリーン車主体のサービスになります。グリーン車には各座席にQRコードがあり、それを各自のモバイル端末で乗務員を呼び出すことができたり、食事や飲み物を注文することができたりします。グリーン車だけのサービスですし、QRコードを読み取ることのできるモバイル端末を持っていないといけません。また、11号車の多目的室は授乳などの際に使うことができますが、その多目的室の扉にQRコードがあり、それを各自のモバイル端末で操作して乗務員を呼び出すことによって、多目的室を利用することができるようになります。こちらはグリーン車以外の人でも使えますが、モバイル端末は必要です。

 車内販売が基本的に廃止されるため、事前に駅で買っておかないといけません。車内販売で人気があったのはコーヒーやアイスクリームでした。こちらは自動販売機をホーム上に設置することで対応します。11月1日までに「のぞみ」停車駅に設置します。そのほかの駅についても拡大します。

 なお、JR西日本エリアの山陽新幹線ですが、「のぞみ」に限り車内販売を続けます。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042867.pdf、朝日新聞8月9日朝刊中部14版)

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中央線「しなの」に385系

 中央線の特急「しなの」に使われているのは、383系。カーブの多い路線を高速で走ることができるよう、振子制御技術のある車両が使われています。この振子制御技術により、本来のカーブの通過速度よりも最大時速35キロ速く走ることができます。本来の速度より35キロも速く走ることができるのは、国内最速です。

 しかし、キハ85系がHC85系に置き換わった今、383系はかなり古い部類になっています。383系に置き換えがあるという話は以前にも書きましたが、どうやらそれが実現するようです。

 新しい車両は385系と言います。2026年度から量産先行車(8両編成1本)を用いて、約1年間かけて走行試験を行います。量産車の導入予定時期は、2029年度です。

 385系もこれまでと同じく振子制御技術のある車両ですが、乗り心地の向上のために、次世代振子制御技術を採用します。乗り心地をよくするためには、カーブの開始位置を正確に検知し、そこから車体を傾斜させないといけません。カーブの開始位置と車体の傾斜を始める時期がずれると、乗り心地が悪化します。今も地上子と車輪の回転数等から傾斜を始める時期を計算していますが、滑走等で車輪の回転数が減ると、カーブの開始位置からずれて車体の傾斜を始めることになり、乗り心地を悪くするのです。車上のジャイロセンサによって車両とカーブの位置関係を常時監視し、カーブの開始位置をより正確に検知することができます。383系を用いた走行試験によれば、乗り心地の向上が見られるようです。また、安全性向上のために、HC85系でも採用した、車両機器の稼働状況や故障状況等を遠隔で常時監視する状態監視システム(DIANA)や、車内防犯カメラ等の導入も行います。中央線を走る315系と車体の長さやドアの位置を統一します。中央線では一部の駅でホーム可動柵を導入しますが、315系と合わせることにより、開口部の狭いホーム可動柵でも対応できるようになるのです。千種等のホーム可動柵は、385系に置き換わってから整備されるのでしょう。

 余談ですが、385系は長野側も名古屋側も前面展望が利くようになっています。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042834.pdf)

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川勝静岡県知事、リニア松本経由を提案

 2027年に品川-名古屋間が開業する予定だったリニア中央新幹線。静岡県内の着工ができないため、その見込みが立っていません。

 その静岡県ですが、川勝静岡県知事が非公式ですが、妙な案を出してきたのです。品川-名古屋間を先行開業するのを止めて、品川-名古屋-大阪間を一気に開業させるというのです。いったん名古屋まで開業するというJR東海の思惑とは違いますが、大阪まで一気に開業させることによって最終的には不要になる名古屋での大規模な乗り換え設備が不要になるというメリットがあります。

 そして、もうひとつの案も出しています。甲府-中津川間のルートを大幅に変えるのです。飯田ではなく、松本にするのです。リニアを少しずらすだけでも開業が10年遅れるのですが、松本まで大きくずらすとルートの大幅な変更になり、今までの議論を完全にひっくり返します。リニアは一直線に結ぶから採算が取れるのであって、以前にも記事にしたように松本まで遠回りにすると採算が悪化します。南アルプスをトンネルで掘ることができないなどの理由がない限り、ルートを変えるにしても静岡県をギリギリ通らないようにする程度の小幅なものにしたほうが良いでしょう。

 もっとも、川勝静岡県知事がこのような大幅なルート変更案を出していないという報道もあり、真偽のほどは定かではありません。ただ、周りが振り回されていることは確実のようです。
(参考:産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20230602-GIVW3HLOPNJULICS56KFYBWOXI/、中日BiZナビ https://biz.chunichi.co.jp/news/article/10/64063/)

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「エクスプレス予約」等、秋に値上げ

 ある程度東海道新幹線を利用する人にとってお得なのは、「エクスプレス予約」。2001年にサービスを始めてから、多くの人に利用されています。その「エクスプレス予約」及び「スマートEX」について、秋に値上げを行います。

 「エクスプレス予約」で値上げを行うのは、「EX予約サービス」、「EX予約サービス(往復割引)」、「e特急券」。普通車自由席は現在と同額ですが、普通車指定席やグリーン車は現在よりも割引幅を縮小します。正規の料金はシーズンによって最大600円の幅で変わりますが、「エクスプレス予約」もこれまでの均一価格から変わり、シーズン別の料金になります。正規の料金では「のぞみ」や「みずほ」に乗ると若干高くなりますが、「エクスプレス予約」も同じように高くなります。年間通じて同じ料金、そして「のぞみ」でも追加料金なしというこれまでの大原則が変わるのです。複雑になって分かりづらいです。東京-名古屋間など列車によっては「ひかり」が「のぞみ」に抜かれずに先着するようなところでは、「ひかり」を買うケースも増えることでしょう。山陽新幹線の場合、「のぞみ」や「みずほ」の料金が上がり、かつ「のぞみ」より「さくら」のほうが座席が良いので、「さくら」の人気がさらに高まるでしょう。

 具体的に、どれぐらい上がるのでしょうか? 大人1人、片道、「のぞみ」の普通車指定席、通常期という条件で比較します。正規の運賃、料金が11300円の東京-名古屋間は10310円から10880円に上がります。正規の運賃、料金が14720円の東京-新大阪間は13620円から14230円に上がります。「エクスプレス予約」は年会費が要りますが、これまでは年に1回ぐらい乗れば、年会費を回収することができるぐらいのものでした。これからはそういうわけにはいかなくなりますので、ビジネスで利用する人を除いては、会員を続けるかどうか難しいところです。

 「スマートEX」は、「スマートEXサービス」、「スマートEXサービス(往復割引)」で値上げを行います。東海道新幹線や九州新幹線だけで完結する場合は関係ありませんが、山陽新幹線を利用する場合(東海道新幹線や九州新幹線に跨がって利用する場合を含みます)は、「のぞみ」や「みずほ」の加算額が加わります。

 また、「EX予約サービス」や「スマートEXサービス」で、東京-品川間、京都-西明石間の各駅相互間を利用する場合、鉄道駅バリアフリー料金として10円が加算されます。

 今回、「エクスプレス予約」等を値上げするのは、単にやりやすいからでしょう。本来なら、国交省の認可は要りますが、正規の運賃を上げて、有人の「みどりの窓口」の利用者を減らし、「エクスプレス予約」等のインターネットでの販売に移行させるというのが望ましい方法です。切符の買いかたがわからず、駅員に頼っている人からは人的コストを勘案した年中高い運賃、料金をもらい、インターネットでは状況によってお得な切符を売れば良いのです。そういう意味では、「エクスプレス予約」等の値上げは賢明ではありません。一番良いのは中距離以上の運賃の値上げ、その次は「みどりの窓口」で買う人の特急料金の値上げです。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042742.pdf)

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東急新横浜線、相鉄新横浜線に乗る(2)

 幕末、ペリーが上陸したのは浦賀ではなく、久里浜だった。上陸したところには石碑が立っていて、ペリー公園という名前の公園になっている。駅から30分ほど歩いて公園に向かう。小さな資料館もあり、ペリーの来航について紹介している。このペリー公園の近くの開国橋というところから浦賀行きのバスに乗る。久里浜と浦賀の間にはバスがあるが、1時間に1本程度の割合で少し遠回りの便もある。どこを通るのかと言えば、少年院の入口。中が見えるところまで行くのだ。トンネルを抜けて浦賀の町に入る。どこに行こうか決めていなかったが、とりあえず紺屋町で降りることにした。ここまでなら運賃は199円(ICカード)で済む。バス停の近くに渡し船があったので乗ってみることにする。浦賀の町を行き来する渡し船で、ダイヤは特に決まっていない。運航時間内ならボタンを押せばやって来るのだ。ボタンを押した。対岸からやって来た。2~3分でやって来るのだ。運賃は車内で払う。1回400円と高いが、600円の1日フリー切符もある。往復するつもりだったのでフリー切符にした。対岸に着いたら少し辺りを散歩して、再び元に戻る。その後は浦賀奉行所の跡など、幕末の歴史を感じさせるところを巡る。 

 浦賀から京急に乗る。堀ノ内で特急に乗り換え、汐入で降りる。横須賀の中心部に近いこのエリアで食べたのは、アメリカサイズのハンバーガー。ナイフとフォークで食べる。ハンバーグはビーフだけでできているからか、完全に焼けていないところもある。ハンバーグではなく、肉そのものを食べているような感じだ。昼を食べた後に寄ったのが、戦艦三笠の記念館。日露戦争で活躍した三笠をそのまま博物館にしている。ゆっくりと見ていたら、意外と時間がかかった。雨が降っている。汐入にしろ、横須賀中央にしろ、駅まで歩くと時間がかかるので、バスの時間に合わせて見る時間を調整すべきだったか。快特が停まる横須賀中央まで歩いていくことにしたが、途中から歩道に屋根があり、助かった。

  横須賀中央16:25発の特急で横須賀を後にする。横須賀は山が海近くまで迫っている町で、トンネルをたくさんくぐる。京急川崎まで行き、支線の大師線に乗る。大師線は沿線に川崎大師があるが、日常の姿は工業地帯への通勤路線。小島新田への行きは空いていたが、帰りは工場からの帰宅ラッシュで混んでいた。この帰宅需要に対応するため、日中は10分間隔のところ、夕方は5分間隔となっている。

 このまま品川に戻ると18時ごろ。予約している新幹線は品川19:34発の「こだま753号」なので、品川で1時間半も時間がある。そこで都営浅草線の西馬込まで往復することにした。都営浅草線の泉岳寺―西馬込間は、枝線みたいな区間。乗ったのは京急川崎17:45発の快特青砥行きなので、品川を過ぎて次の駅、泉岳寺で乗り換え。泉岳寺18:08始発の西馬込行きに乗る。都営の車両だ。12分後に西馬込に着くが、駅の外に出るのに意外と時間がかかる。地下鉄なのにいったん階段を降りないといけないからだ。折り返して乗ったのは、西馬込18:32発の快特成田空港行き。こちらは京成の車両。泉岳寺で京急に乗り換え、品川で降りる。

  品川で晩の弁当とお土産を買うのだが、売り場は少ない。新幹線の改札内に少々ある程度である。弁当は「品川貝づくし」にした。予約した「こだま753号」に乗る。「EXこだまグリーン早特」で予約したので、正規の普通車指定席よりも安くグリーン車に乗ることができた。「エクスプレス予約」の普通車指定席よりも1000円以上安い。「こだま」だからこそできる贅沢だ。「こだま」には車内販売はないが、「のぞみ」などの通過待ちのため、数分の停車時間がある駅もある。ホーム上に売店のある駅は少ないが、たまたま三島の売店がグリーン車の目の前にあったので、そこで足らない土産を買うことにした。

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