乗り遅れた場合の「ぷらっとこだま」の扱い、変更か?

 「こだま」限定ですが、東海道新幹線を格安に旅行できる「ぷらっとこだま」という旅行商品があります。お得ですが、そういう商品にはいくつかの制約があります。そのひとつが、乗り遅れたら無効となること。払い戻しも利きません。

 ところが、この10月1日からその乗り遅れのときの取り扱いが若干変わっているようです。JR線(バスを除く、以下同じ)が遅れたときの対応です。どのようになったのかと言えば、9月30日まではJR線(「JR東海」と限定されていないので、JR東日本やJR西日本でも対象のようです)の遅延証明書(15分以上遅れたもの)と全てのクーポン類を購入した販売店に持参もしくは返送します。それが10月1日以降は、JRの遅延証明書をもって乗車当日に速やかにJR東海の駅窓口もしくはジェイアール東海ツアーズに行くことになりました。

 その後どうなるかは明文化されていないので、わかりません。どのような扱いになるのでしょうか?
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/purakoma202110/)

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2年ぶりの旅で長野、新潟へ(3)

 翌日の11日早朝、新潟5:56発の吉田行きに乗る。E129系の6両編成。吉田からは柏崎行きに乗り換え。同じE129系だが、2両編成と短くなっている。ただし、ワンマン列車ではなく、車掌が乗っている。柏崎に近づくと、高校生などが乗ってくる。土曜なのだが、部活なのだろうか?

 柏崎からは特急「しらゆき2号」に乗る。駅の自動券売機で自由席特急券を買い、一番後ろの4号車に乗る。今回の旅で乗った新幹線、特急の中で一番これが混んでいた。直江津や上越妙高で降りる人が多かったが、上越妙高は北陸新幹線に乗り継いだのだろう。とすると、直江津で降りた人はどこに行ったのだろうか? 終点の新井まで乗る。

 新井まで行ったのは、10:10発の快速に乗るため。実はこの快速、455系・413系で運転されているのだ。少し前まで北陸で当たり前のように見ることができた車両だが、521系への置き換えによって出番がなくなり、えちごトキめき鉄道にやって来たのだ。貴重な交直流急行型車両の生き残り、本来なら北陸で現役で走っているときに別れを告げたかったが、そのような機会がなく、えちごトキめき鉄道で走らせているこの機会に訪れたのだ。えちごトキめき鉄道での走行もそう長くはないようなので、乗りたいなら今のうちだ。快速がやって来た。塗装は国鉄時代の塗装に戻っている。455系はともかく、413系にはなかった塗装だ。後ろには急行用のヘッドマークが取り付けられていて、「赤倉」となっている。ただし「赤倉」は名古屋と新潟を長野経由で結んでいた急行なので、交直流電車で走ったことはない。

 最後尾の455系に乗る。ボックスシートは指定席となっているので(ツアー用なので、当日に購入することはできないようだ)、ロングシート部分に座る。前の413系部分もボックスシートは埋まっていた。車内の広告は昭和40年代の国鉄のポスターだ。特急などの増便が相次いだころの、元気が良かった時代のポスターだ。上越妙高までのひと駅という短い間だったが、最後の交直流急行型電車を味わうことができた。

 上越妙高からは「はくたか558号」と「しなの10号」を乗り継いで名古屋に戻る。普通列車に乗ることが多いので、スピード感が違う。あっという間に名古屋に戻っていった。

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2年ぶりの旅で長野、新潟へ(1)

 9月10日は「青春18きっぷ」の最終日。千種6:23発の普通中津川行きに乗り、終点の中津川で乗り換え。中津川でスーツ姿の通勤客は降り、観光客や登山客だけが乗り換える。中津川からの列車は2両編成と短いが、車両は転換クロスなので、車両は名古屋を走るものと変わりはない。後ろの車両に乗ったので、塩尻まで扉が開くのは木曽福島のみ。人の動きも同じように、目立つのは坂下、南木曽、木曽福島、奈良井ぐらい。

 塩尻で30分以上停まるので、40年ほど前まで駅のあったところに行く。東京寄りの南東側にあり、「しなの」のように名古屋と長野を結ぶ列車は塩尻でスイッチバックをしていたのだ。店もかつての駅のあたりのほうが明らかに賑わっている。駅に戻ると、中津川からの列車はまだ停まっていたが、客は降りていて、ガラガラになっていた。中央東線に乗り換えたか、先発で松本に行く普通に乗り換えたのだろうか? 代わりに車掌が乗り、松本近郊の列車に生まれ変わっていた。松本に近づくにつれ、だんだん乗ってくる。

 松本でも時間があったので、駅ビルで時間を潰し、少し早いがホームにある立ち食いそばで昼にする。大糸線の次の列車は松本11:20発の南小谷行き。進行方向左側にのみボックスシートがあるE127系の2両編成で、座席はかなり埋まっている。大糸線は元々私鉄だったので駅の間隔は狭く、駅もコンパクト。跨線橋ではなく、構内踏切で対応しているところもある。最初は混んでいたがだんだん降りていき、有明で車掌も降りてワンマンになった。その後も客は降りていき、信濃大町を過ぎるとガラガラに。

 松本から2時間ほどで南小谷に到着。糸魚川への接続が良くないので、ここで途中下車。13:35発の村営バス(実際の運行はアルピコ交通)で小谷温泉に行く。バスはマイクロバスでなく大型の車体だが、私1人しか乗っていない。バスは片側1車線の整備された道路をゆっくりと走り続けていたが、急に険しくなり、道も細くなると小谷温泉山田旅館。1555年に武田信玄の家臣によって発見された由緒正しい温泉で、明治時代にはドイツで開催された万国霊泉博覧会に日本を代表する温泉として登別、草津、別府とともに出品された実績がある。700円払って外湯に入る(元湯には入ることができなかった)。外湯は少し歩いた別館にあり、小さな内湯と露天風呂がある。日帰り入浴は15時までということだったので、短い時間ではあったが温泉を楽しむことができた。帰りは15:22発のバスに乗ったが、そちらには始発から乗ってきた登山客が1人いた。

 南小谷から再びJRに乗る。ここからは非電化なのでディーゼルカーになる。キハ120が1両だけで走るのだ。松本方面からの接続が良いので、南小谷発車時点で10人弱が乗っている。大糸線の非電化区間はかなり規格が悪いようで、減速しなければならない区間が多く、ノロノロと走る。余りにも需要が少ないので、こうやってノロノロ運転ながらも残っているだけありがたい部類なのだろう。途中駅で乗る人が若干いたので、10人ほどになって糸魚川に着く。(続く)
(参考:小谷温泉山田旅館ホームページ https://otari-onsen.net)

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2年ぶりの旅で長野、新潟へ(0)

 9月10日から11日にかけて、長野と新潟に行ってきました。例年秋には泊まりの旅に出かけるのですが、2020年は行けませんでした。

 明日から何回かに分けて、そのときの様子を書いていきます。

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JR東日本、2022年春から繁忙期と閑散期の差を拡大か?

 新幹線などの指定席特急券の値段は、一部を除いて乗車する時期によって変わります。繁忙期は通常より200円増し、閑散期は200円引きなのですが、JR東日本はこの差を拡大することを考えています。時期は2022年春からで、ほかのJR各社と協議しています。3段階しかない料金区分を増やすかどうかも検討しています。なお、繁忙期は値上げしますが、閑散期は値下げしますので、トータルの収入は変わらないようです。

 混雑する時期を高くし、空いている時期を安くすること自体は賛成ですが、指定席と自由席の差が530円しかない以上(例外はあります)、思い切って差をつけることはできません。自由席より指定席のほうが安いということになりますから。閑散期の値下げは正規料金で下げるのではなく、割引切符で対応したほうが柔軟にできるのではないかと思います。

 また、通勤定期についても、ピーク時間以外でのみ使うことができるものをつくるようです。そしてその減収分はラッシュ時でも使うことのできる、現行の通勤定期で賄うことを考えているようです。仮にピーク時間以外用の通勤定期を10%値下げし、その定期を通勤客の1~2割が利用した場合、現行の通勤定期は1.1~2.5%の値上げになります。ピーク時間以外用を値下げするのは当然ですが、そのためだけに現行の通勤定期を値上げするのはしっくりこないものもあります(今の通勤定期が運賃に比べて安すぎる、という話は別にありますが)。

(追記)
 JR東海も繁忙期の値上げ等は行う方向ですが、料金の設定やシステムの改修などで時間がかかるため、導入時期は未定です。

 また、JR西日本も繁忙期の値上げ等は考えているとのことです。
(参考:中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/325917、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210907-OYT1T50147/、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD0879R0Y1A900C2000000/、NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210908/2000051033.html)

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休日の「こだま」に「お子さま連れ専用車両」

 ビジネス客が主力のJR東海の東海道新幹線ですが、学校が休みのときには子供連れ用に「ファミリー新幹線」というものを走らせています。

 そのJR東海ですが、この秋、学校が長期の休みでないにもかかわらず、「お子さま連れ専用車両」を走らせます。普段の休日にも販売して欲しいという声があったからです。

 「お子さま連れ専用車両」が走るのは、10月2日から12月19日までの休日(26日間)。東京-新大阪間に毎日2往復設定します。下りが「こだま711号」(東京8:57発)、「こだま735号」(東京14:57発)、上りが「こだま712号」(新大阪8:54発)、「こだま736号」(新大阪14:54発)で、いずれも13号車の普通車指定席です。

 「お子さま連れ専用車両」に乗るには、ジェイアール東海ツアーズの旅行商品を申し込まないといけません。大人が1人以上かつ子供(乳幼児を含みます)が1人以上いる場合のみ申し込むことができます。主な区間の値段は、東京・品川-名古屋間が大人9600円、子供5200円、東京・品川-新大阪間が大人12300円、子供6600円、名古屋-新大阪間が大人5700円、子供3200円です。9月9日から発売を開始し、乗車日の4日前まで申し込むことができます(代金の支払い方法、切符の受取方法によって異なります)。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041365.pdf、産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20210903-EU6YDQNAS5LZNBX2JMFB6PJCOA/)

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「えきねっと」で予約してJR東海で、「EXサービス」で予約してJR東日本で

 これまでJR東日本のインターネット予約「えきねっと」で予約した切符はJR東日本、JR北海道、JR西日本(一部に限ります)の駅で、東海道・山陽新幹線のインターネット予約「EXサービス」(「エクスプレス予約」及び「スマートEX」)はJR東海、JR西日本の駅でしか受け取ることができませんでした。

 ところが、2022年春ごろ(予定)から、受け取ることができる駅が増えます。「えきねっと」で予約した切符はJR東海の主な駅の指定席券売機で受け取ることができるようになります。「EXサービス」で予約した切符はJR東日本の東京都区内、横浜市内・川崎・鶴見線内、小田原、熱海の各駅の指定席券売機で受け取ることができるようになります。これまでは東京などJR東海の駅に行かないと「EXサービス」で予約した切符を受け取ることができなかったのですが、周辺の駅でも対応できるようになるのです。

 インターネット予約は便利ですが、同じJRグループであるにもかかわらず会社の壁はかなり高いです。全部の会社のシステムを統合してひとつにまとめるのが望ましいでしょうが、暫定的には他社でも受け取ることができるようにすることが求められるでしょう。仲が悪いと言われるJR東日本とJR東海ですが、徐々に会社の壁を低くしようとしているところなのかもしれません。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041364.pdf)

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「のぞみ」7号車は仕事をする人の席

 新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、テレワークなど通常の仕事場以外で仕事をするケースが増えています。そこでJR東海及びJR西日本は、東海道・山陽新幹線でのビジネス環境を整備することとなりました。

  まず、「のぞみ」の7号車を、仕事用車両とする試行を行います。「S Work車両」です。ここでは、モバイル端末等を使って気兼ねなく仕事をすることができます。「S Work車両」は、「エクスプレス予約」、「スマートEX」専用商品となります。「みどりの窓口」では購入することができません。値段は「エクスプレス予約」等で普通車指定席を予約するときと同額です。N700Sの「S Work車両」では、ビジネスサポートツール(膝上クッション、簡易ついたて、PC用ACアダプタ、USB充電器、小型マウス)を無料で貸し出しします。東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪の各駅では、有料ですが、モバイルバッテリーの貸し出しサービスを行います。この「S Work車両」は10月1日から始めます。予約開始は9月1日です。

 東海道・山陽新幹線には、「Shinkansen Free Wi-Fi」が整備されていますが、N700Sの7号車、8号車については、10月以降順次、約2倍の通信容量のある新しい無料Wi-Fiサービス、「S Wi-Fi for Biz」を始めます。N700Sの7号車と8号車の間には喫煙ルームがありますが、ここを改造して、一時的な打ち合わせなどに使うことができるビジネスブースとします(これに伴い、16両編成の車両では、7号車と8号車の間の喫煙ルームが2022年春になくなります)。2022年春以降順次試験的に導入します。

 駅等にもビジネス用の設備が設けられます。9月以降順次、東京、名古屋、新大阪の一部の待合室に、無料の半個室タイプのビジネスコーナーとコンセントポールを整備します。「エクスプレス予約」、「スマートEX」会員向けには、東京、名古屋、京都、新大阪、JRセントラルタワーズに個室のワークスペース、丸の内中央ビルには個室や会議室を備えたワークスペースを整備します。いずれも有料で、12月上旬から開始します。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041340.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210826_06_workplace.pdf)

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名古屋-松本間のバス、飯田や高山経由を推奨?

 豪雨災害により中央線の一部区間が不通となっています。8月23日から、不通区間のうち、上松-奈良井間で運転を再開し、南木曽-上松間、奈良井-塩尻間で代行バスを走らせます。特急はなく、何回か乗り換えがありますが、名古屋-松本間をJRで移動することができます。

 とは言っても、旅慣れた人でない限り、そのように乗り継いで移動することはできません。公共交通機関を使う場合、残るは高速バスしかありません。新型コロナウイルスの影響で名古屋-松本間のバスは6往復に減っていますが、その高速バスの切符を求める客が増えているようです。

 名鉄バス等は座席の確保に努めているとのことですが(増便の話は聞かないので、2台目以降を出しているのでしょうか?)、満席で乗車できないこともあります。そこで名鉄バス等は、途中で乗り継ぐルートも案内しています。

 乗り継ぎのルートは2つあります。ひとつは、名鉄バスセンターで名古屋-飯田間のバスに乗り、中央道飯田インターに近い伊賀良で飯田-長野間の「みすずハイウェイバス」に乗るパターン。「みすずハイウェイバス」は長野へのバスなので、松本バスターミナルまでは行きません。長野道松本で降ります。もうひとつは、名鉄バスセンターから名古屋-高山間のバスに乗り、高山濃飛バスセンターにて高山-松本間のバスに乗り、松本バスターミナルまで行きます。

 ただ注意しないといけないことがあります。まず乗り継ぎ割引等の設定はなく、2本のバスの運賃を単純に合算したものを払わないといけません。また、1本目のバスが遅れた場合、2本目は待ってはくれません。時間になると発車しますので、乗り継ぎはできないことになります。

(追記)
 中央線は9月3日から運転を再開することになりました。「しなの」も通常通り走ります。
(参考:名鉄バスホームページ www.meitetsu-bus.co.jp/info/detail/172、JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/notice/detail/info_00071.html、https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041327.pdf)

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山陽新幹線の「新幹線回数券」も2022年3月で廃止

 以前、東海道新幹線の「新幹線回数券」の廃止についての記事を書きましたが、山陽新幹線も廃止されます。

 廃止は2回に分けて行われます。山陽新幹線内だけで完結するもの(32区間)は10月31日発売分をもって発売を終了します。東海道新幹線にもまたがるもの(19区間)は2022年3月31日発売分をもって発売を終了します。このほか、「新幹線自由席回数特急券」(32区間)も10月31日発売分をもって終了し、「岐阜新幹線スーパー回数券」は2022年3月31日発売分をもって終了します。なお、発売終了日までに買った回数券は、有効期間終了日まで利用できます。

 これらの回数券の廃止により、「新幹線回数券」はグリーン車用、普通車指定席用が全てなくなり、自由席用が東海道新幹線の一部区間のみの販売となります。「エクスプレス予約」等のインターネット予約が代替商品ということになります。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041212.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210805_06_endofsales.pdf、タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/tokaido-sanyo-kaisuken/)

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