「こうのとり」に「スーパー早特きっぷ」

 JR西日本は、インターネット予約の「e5489」限定で、「こうのとり」の普通車指定席にお得な値段で乗ることのできる、「こうのとりスーパー早特きっぷ」を発売します。

 「こうのとりスーパー早特きっぷ」の利用期間は3月22日から6月30日まで。発売期間は3月1日から6月16日までで、利用日の1か月前から14日前まで発売します。「こうのとり」普通車指定席に乗ることができ(福知山で「きのさき」に乗り継ぐこともできます)、1人だけや、片道だけの利用ができます。

 「こうのとりスーパー早特きっぷ」の設定区間は、大阪市内、尼崎-福知山、豊岡、城崎温泉間。大阪市内-城崎温泉間は3980円(子供は半額)です。割引のない通常運賃、料金だと5700円なので、片道でも2000円近く安いことになります。もちろん、お得な設定なので、席数は限定です。きっぷの受取前後にかかわらず、予約列車や利用区間の変更はできません。また、「e5489」限定のきっぷなので、「みどりの窓口」等で購入することはできません。

 なお、「こうのとりスーパー早特きっぷ」の発売に伴い、「こうのとり指定席きっぷ」(「e5489」限定です)は3月30日までで発売を終了します。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2020/02/page_15579.html)

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JR西日本の16両編成700系は残る

 JR東海の700系は3月に最終走行を行い、全車廃車になります。それでは、東海道新幹線と直通運転を行っているJR西日本はどうなのでしょうか?

 以前にも書きましたが、JR西日本の16両編成の700系はすぐには廃車になりません。臨時列車用として保有し続けるのです。喫煙席については清掃と消臭を行い、全車禁煙車(喫煙ルームなし)の列車として走らせます。近鉄の12200系も同じように清掃と消臭を行い、禁煙車として売るのです。

 もっとも、4月1日以降も喫煙車が残る列車があります。それは「サンライズ出雲・瀬戸」。寝台車の個室はホテルの客室同様、健康増進法の対象外です。寝タバコのほうが危なそうな気がしますが、喫煙車として存続することが認められるのです。
(参考:Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200209-00010000-norimono-bus_all&p=2)

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東京・品川-小田原・熱海・三島間に「EXこだまファミリー早特」設定

 JR東海及びJR西日本は、「エクスプレス予約」、「スマートEX」において、新たな商品を発売します。

 「EXこだまファミリー早特」で新たに設定する区間は、東京・品川-小田原・熱海・三島間。2月14日から発売を開始し、3月14日から利用することができます。片道当たりの発売額は、小田原発着の場合大人2890円、子供1440円、熱海発着の場合大人3300円、子供1650円、三島発着の場合大人3630円、子供1810円です。

 廃止になる商品もあります。東京・品川-小田原・熱海間の「新幹線お出かけきっぷ」と小田原・熱海から東京・品川までの東海道新幹線と東京メトロ1日乗り放題がセットになった「新幹線&メトロ 東京日帰りきっぷ」が3月31日で発売を終了します。3月31日利用開始分までです。グリーン車用の「EXこだまファミリー早特」は3月10日で発売を終了します。3月13日有効期間開始分までです。「新幹線回数券」も東京(都区内)-岡山・広島(市内)間のグリーン車用、新大阪(市内)-小倉(市内)・博多(市内)間のグリーン車用、東京(都区内)-相生・徳山・新山口間の普通車指定席用、新大阪(市内)-東広島間の普通車自由席用などが廃止になります。3月31日で発売を終了します。3月31日有効期間開始分までです。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040210.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2020/01/page_15558.html)

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芸備線新見-備後落合間で増発

 芸備線新見-備後落合間は、極めて需要が少ないこともあって(2018年度の輸送密度は備中神代-東城間が73人、東城-備後落合間が9人です。バスどころか、ジャンボタクシーで十分です)、1日3往復しか列車がありません(新見-東城間の区間運転を含めても1日6往復)。

 ところがこの芸備線、地元新見市と庄原市の要望を受けて、増発を行うのです。増発期間は4月4日から7月31日までの毎日で(この間、休日に運休している新見-東城間の列車も毎日運行します)、新見-東城間は1日6往復から8往復、東城-備後落合間は3往復から4往復になります。下りは新見7:17発東城行きが備後落合行きとなり、備後落合には8:57に着きます。現行のダイヤをベースに考えると、三次や宍道にも接続します。反対の上りは備後落合9:09発が増発されます。現行のダイヤをベースに考えれば、三次からの列車から乗り継ぐことができます。なお、増発される列車は全て1両編成です。

 この本数だと鉄道ファンぐらいしか利用者はいないと思われますが(正直言って休日と長期休暇中のみ増発すれば困らないでしょう)、この増発で利用促進を図ることができるのでしょうか?
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2020/01/page_15548.html、https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/data/pdf/data2019_08.pdf、山陽新聞digital https://www.sanyonews.jp/article/980522)

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JR西日本、城端線、氷見線のLRT化等を地元に提案

 富山県西部の中心都市、高岡。この高岡から南北にJRのローカル線が出ています。南に行くのが城端線、北に行くのが氷見線です。かつては高岡で北陸線と接続していましたが、北陸新幹線開業によって北陸線は第三セクターとなり、新高岡で北陸新幹線と乗り換えることができるだけです。在来線に関して言えば離れ小島の路線です。

 この城端線、氷見線についてですが、JR西日本は29日、富山県及び沿線4市(高岡、氷見、砺波、南砺)に対して、LRT化など新しい交通体系の検討を進めていくことを提案しました。LRTはバリアフリー化や運行本数の増加がしやすく、ディーゼルカーに比べて維持費が安いというメリットがあります。2018年度の輸送密度は城端線が2899人、氷見線が2552人とバスに転換しなければならないほどの数字ではありませんが、JR西日本が発足した1987年度と比べると、6割程度に落ちています。

 この城端線、氷見線のLRT化の話はからあったのですが、再び出てきたのは、先ほども書いたように、北陸新幹線開業によって北陸線が分離され、離れ小島の路線になってしまったからです。幹の部分の北陸線が第三セクターになり、枝の城端線や氷見線が残っているという、ある意味変なかたちになっていて、事業効率はよくないです。特急や貨物列車といったほかの地域に波及する列車があるならともかく、ローカルな需要しかないのに、JRが維持する必要はないのです。近くには富山ライトレールというJRから分離してLRT化した路線の模範例がありますし、それなりに需要があることから前向きな対策が取れます。吉備線が似たような例となるでしょう。

 もっとも、LRT化した場合、誰が費用を負担するかはまだ決まっていません。また、富山市内で完結する富山ライトレールと違い、城端線や氷見線は人口の少ないところを走ります。JRから分離して自治体に何らかの金銭負担をさせれば、これまでのように「安かろう、悪かろう」路線からの脱却はできますが、さすがに富山ライトレールみたいに15分間隔は難しいでしょう。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2020/01/page_15537.html、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55001010Z20C20A1LB0000/)

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山陽新幹線の一部臨時「ひかり」が「e5489」でお得に

 2020年春の臨時列車については少し前に記事にしましたが、山陽新幹線にはその臨時「ひかり」限定の割引切符があります。

 その臨時「ひかり」限定の割引切符とは、「バリューひかり早特21」。区間、席数限定の切符です。対象になるのは姫路-小倉、博多間。3月14日から6月28日に運転される、「ひかり577号」、「ひかり579号」、「ひかり574号」、「ひかり578号」、「ひかり580号」の5本が対象の列車となります。いずれも新大阪-博多間を走る「ひかり」で、一部は16両編成です。値段は片道6900円(子供は半額)とお得です。1人から購入できます。片道だけの購入もできます。

 発売期間は2月14日から6月7日まで。利用日の1か月前の10:00から21日前の23:30まで発売します。JR西日本のインターネット予約「e5489」で発売するので、購入するには無料のインターネット会員登録が必要です。お手持ちのクレジットカードで購入することができ、クレジットカードがなくても駅やコンビニ等で現金払いすることができます。なお、購入した切符の変更はできません。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200117_01_rinji-haru.pdf)

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「ムーンライトながら」は2020年春も185系

 17日のことですが、JRグループから春(3月1日から6月30日まで)の臨時列車についての発表がありました。その中で気になったのを取り上げていきたいと思います。

 宗谷線では、「山紫水明」シリーズの車両を使用した臨時急行列車「花たび そうや」を新たに走らせます。旭川-音威子府間を走る「花たび そうや1号」、「花たび そうや2号」が5月8~10日、15~17日、音威子府-稚内間を走る「花たび そうや3号」、「花たび そうや4号」が5月22~24日、29~31日、6月5~7日です。「風っこ そうや」が好評だったので、車両は変わりますが、2020年も観光列車を走らせることにしたのです。「風っこ そうや」は普通列車として運転しましたが、「花たび そうや」は全車指定席の急行として走ります。時間をかけて走るので遅いですが、事実上の観光列車料金みたいなものでしょう。観光列車にそれなりの対価を取るのは望ましいことです。安い指定席券だけ買って乗らない、という人を減らすことができ、地元にお金を落とします。なお、おもてなしイベント等の詳細については、決まり次第発表されます。

 羽越線、奥羽線で走るのは、「鳥海」。羽越線羽後亀田-秋田間開通100周年、奥羽線鷹ノ巣-青森間開通120周年を記念して走る列車です。国鉄色風のE653系が使われます。全車指定席です。運転日は「鳥海1号」(秋田10:36発青森14:18着。弘前、新青森に停車)が6月13日、「鳥海2号」(青森17:45発新潟7:03着。新青森、弘前、秋田に停車)も6月13日、「鳥海3号」(新潟13:37発青森21:10着。新発田、村上、あつみ温泉、鶴岡、余目、酒田、遊佐、象潟、仁賀保、羽後本荘、秋田、弘前、新青森に停車)が6月14日です。

 関西と山陰とを結ぶ新たな長距離列車、「WEST EXPRESS 銀河」は5月8日以降の週末を中心に運転します。ダイヤは出雲市行きが京都21:15発、大阪22:28発、三ノ宮22:51発、姫路0:42発、出雲市9:31着。大阪行きが出雲市16:00発、三ノ宮5:50着、大阪6:12着です。

 最後に紹介するのが、みんなが気になる夜行列車、「ムーンライトながら」。この春も短いですが、185系の10両編成で走ります。大垣行きが3月20~28日の9日間、東京行きが3月21~29日の9日間です。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200117_KO_SpringSeasonTrain.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/08d753b153dc34784e2217993521038d.pdf、JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200117_ho02.pdf、JR東日本秋田支社ホームページ https://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20200117.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200117_01_rinji-haru.pdf)

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和歌山線、紀勢線での「ICOCA」の使いかたと、ワンマン列車の乗りかた

 3月14日から和歌山線五条-和歌山間及び紀勢線海南-紀伊田辺間で「ICOCA」が使えるようになります。特に車載型IC改札機を利用する和歌山線での使いかたは特殊なものになります。以前の記事で予告したのですが、ここでその使いかたとワンマン列車の乗りかたについて説明したいと思います。

 まず、和歌山線で紙の切符や磁気定期券にも対応する自動改札機があるのは、橋本と岩出の2駅のみ。ここでは、駅の自動改札機にタッチします。粉河にはIC専用自動改札機があります。利用方法は乗車する列車によって変わります。日中時間帯等の2両編成ワンマン列車の場合(1両目の一番前のドア以外は開きません)、乗るときは駅の入場用IC専用自動改札機にタッチします。もし、駅の入場用IC専用自動改札機にタッチできなかったときは、1両目の一番前のドア付近にある、青色のIC改札機にタッチします。降りるときは1両目の一番前の運転席付近にある、黄色のIC改札機にタッチします。駅ではタッチする必要はありません。これに対して、全てのドアが開く朝夕の2両編成ワンマン列車や4両編成ワンマン列車の場合、乗るときは駅の入場用IC専用自動改札機にタッチします。もし、駅の入場用IC専用自動改札機にタッチできなかったときは、各車両のドア付近にある青色のIC改札機にタッチします。降りるときは駅の出場用IC専用自動改札機にタッチします。各車両の運転席付近にある黄色のIC改札機にタッチしてしまったときは、駅係員にその旨を告げて下さい。

 紀伊山田、中飯降、笠田、紀伊小倉の4駅については、通学等で降りる人が一時的に集中する駅です。そのため、出場用IC専用自動改札機を備え付けています。日中時間帯等の2両編成ワンマン列車の場合は、一番前のドア以外は開きませんので、乗るときは1両目一番前のドア付近にある青色のIC改札機にタッチし、降りるときは1両目一番前の運転席付近にある黄色のIC改札機にタッチします。全てのドアが開く朝夕の2両編成ワンマン列車や4両編成ワンマン列車の場合、乗るときは各ドア付近にある青色のIC改札機にタッチします。降りるときは各車両の運転席付近にある黄色のIC改札機にタッチします。近くに黄色のIC改札機がないドアから降りたときは、駅の出場用IC専用自動改札機にタッチします。そのほかの駅では、日中時間帯等の2両編成ワンマン列車の場合は、一番前のドア以外は開きませんので、乗るときは1両目一番前のドア付近にある青色のIC改札機にタッチし、降りるときは1両目一番前の運転席付近にある黄色のIC改札機にタッチします。全てのドアが開く朝夕の2両編成ワンマン列車や4両編成ワンマン列車の場合、乗るときは各ドア付近にある青色のIC改札機にタッチし、降りるときは各車両の運転席付近にある黄色のIC改札機にタッチします。また、ホーム上で後続の列車に乗り換える場合は、車内の黄色のIC改札機にタッチせずに列車から降ります。なお、和歌山線で「ICOCA」を販売しているのは、橋本、粉河、岩出、和歌山のみ、チャージができるのはこれら4駅と高野口、笠田、名手、打田です。これらの駅を利用しない場合は、コンビニや車内でチャージします。長々と書きましたが、何回か聞かないとややこしくて理解が難しいです。

 紀勢線のほうはシンプルです。各駅にIC専用自動改札機がありますので、乗るときも降りるときも駅のIC専用自動改札機にタッチすればいいのです。チャージは道成寺-岩代間と芳養を除く各駅の自動券売機でできます。また、御坊-新宮間の2両編成ワンマン列車の乗りかたは次のようになります。乗るときは1両目の一番前のドアから乗り(紀勢線では乗車整理券を取る必要があります)、降りるときは1両目の一番前のドアから降ります。始発駅や終着駅、利用の多い時間帯や駅では全てのドアが開きます。
(参考:JR西日本和歌山支社ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/191213_00_wakayama.pdf)

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「Aシート」は好調

 2019年3月のダイヤ改正で誕生した、新快速の「Aシート」。どれぐらい利用されているのでしょうか?

 長谷川JR西日本社長によれば、「Aシート」は好調だそうです。ラッシュ時は46ある座席の約9割、昼間でも約6割が埋まっていて、一定の需要があるようです。JR西日本としては「Aシート」を連結する列車を増やしたいとのことですが、今の「Aシート」には欠点があります。「Aシート」は事前発売せず、車内で乗務員から乗車整理券を買うシステムのため、人手がかかりすぎるのです。ここをいかに省力化できるかがポイントとなります。JR西日本もそのことは認識していて、どうやって省力化を図ることができるかが本格導入への鍵となります。

 さて、社長の話では触れられていませんが、同時期にJR神戸線に誕生した通勤特急、「らくラクはりま」はどうなのでしょうか? あまりいい話は聞きませんが。
(参考:神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202001/0013003065.shtml)

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浜田駅など石見地方の主要駅の「みどりの窓口」廃止

 JR西日本は「みどりの窓口」を減らす方針ですが、それが島根県西部の石見地方にも及ぶことになりました。JR西日本米子支社は石見地方の主要駅にある「みどりの窓口」を2020年2月以降に廃止し、「みどりの券売機プラス」に置き換える方針であることを地元自治体に伝えています。該当となる駅は大田市、江津、浜田、益田の4駅で、これが実施されると石見地方で「みどりの窓口」があるのは津和野だけということになります。

 最終的には京阪神以外の地域もこのように「みどりの窓口」が消えていき、鳥取、島根の両県で残るのは鳥取、米子、松江といった県庁所在地レベルだけとも言われています。
(参考:中国新聞ホームページ https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=596386&comment_sub_id=0&category_id=112、山陰中央新報ホームページ www.sanin-chuo.co.jp/www/contents/1576281008372/)

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