岡山地区の新車は227系

 岡山地区に2023年度以降に投入される新型車両についての続報です。

 この新型車両ですが、227系としてつくられます。229系など、別の名前にはならないようです。車両デザインですが、シンボルカラーはピンクです。沿線には岡山の桃、福山のバラ、尾道の桜といったピンクで彩られるものがあり、それをシンボルカラーとします。横帯ではなく、車端部をピンクで縦に塗ります。

 車内の座席配置ですが、どうやらロングシートではなく、クロスシートになります。参考にしたプレスリリースではわかりにくいですが、JR西日本のことですから、転換クロスシートでしょう。ただ、出入り口付近のスペースを拡大しているので、座席は少なそうです。もっとも、通勤通学用の列車だと、扉付近に乗客が集中し、扉の中ほどはそうでもないということはよくありますので、出入り口付近のスペースを拡大し、扉の中ほどは転換クロスシートにするというのはある意味合理的なものでしょう(221系813系もリニューアル時に転換クロスシートを減らして出入り口付近のスペースを拡大しました。座席数が減るので批判を受けやすいところですが)。一足先に227系に統一された広島地区では、混雑が問題になっていますので、その反省を踏まえたものでしょう。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220510_03_okayama.pdf)

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米原駅西口で駅弁やうどんが食べられる

 「湖北のおはなし」で知られる、米原の井筒屋。駅構内にいくつか売店があり、少し前までは立ち食いうどん、そばの店がありました。

 その井筒屋ですが、駅西口すぐのところに工場があります。そこでも駅弁を買うことができますが、その工場の一角にイートインスペースがあります。駅弁やうどん、そばを食べることができます。井筒屋には元ホテルシェフがつくったビーフカレーの駅弁もあり、電子レンジで温めてもらって熱々のものを食べることができます。

 3月のダイヤ改正で日中の新快速が削減され、1時間に1本になりました。名古屋方面へはここで乗り換えとなりますが、新快速の接続がある列車とそうでない列車とでは、混み具合に歴然とした差があります。混雑する列車を避けるのなら、米原で1本落として、その間に米原の駅弁やうどんを食べるのも良いでしょう。

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「青春18きっぷ」と「チケットレス指定席券」は併用できない

 俊足が売りの新快速に、2往復だけ連結されている「Aシート」。2022年3月のダイヤ改正で乗車整理券制度は廃止され、指定席になりました。通常、JRの指定席券は530円ですが、「Aシート」の指定席券は840円します。

 ところが、「e5489」で「チケットレス指定席券」を買えば、600円(時間帯の遅い「新快速3号」は450円)。しかも、5月31日乗車分までは500円で乗車できます。

 しかし、併用できる乗車券は限られています。普通乗車券、回数乗車券、定期乗車券(「FREX」は除きます)、ICカードに限られ、「青春18きっぷ」では併用できないのです。気をつけておいたほうが良いです。

 もちろん、「みどりの窓口」等で840円の指定席券を買えば、「青春18きっぷ」でも「Aシート」を利用することができます。
(参考:JRおでかけネット https://faq.jr-odekake.net/faq_detail.html?id=10206)

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207系量産先行車が廃車へ

 103系に代表されるような古い車両がたくさん残っていた、JR西日本。しかしここ近年は、そのような古い車両の置き換えが進んでいます。

 4月6日のことですが、207系の量産先行車が西明石から吹田まで回送されました。207系の量産先行車は1991年につくられ、学研都市線、JR京都線、JR神戸線などで走ってきましたが、どうやら廃車になるようです。

 量産先行車は7両固定編成という特殊な仕様のため、ほかの車両よりも早く廃車になると思われますが、その事情を差し引いても、JRになってからつくられた207系が廃車になるとは意外でした。
(参考:railf.jp https://railf.jp/news/2022/04/07/090000.html)

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京都鉄道博物館構内まで直行のツアー

 JR西日本、日本旅行、京都鉄道博物館は5月28日に、日帰りツアーを行います。「キハ189系で直行!京都鉄道博物館の旅」です。

 どういうツアーでしょうか? 集合するのは大阪駅、8:15ごろに集合します。その後、大阪駅からキハ189系の団体列車に乗りますが(大阪9:04ごろ発)、西に向かい、大久保駅で折り返します。帰りは神戸駅の1番線に停まり、記念撮影もできます。この団体列車は京都鉄道博物館に向かうのですが、大阪駅は通りません。北方貨物線を経由します。昼食の弁当も貨物線経由に因んで、「JR貨物コンテナ弁当」です。京都駅で再び折り返し、京都貨物線を経由して、梅小路運転区にある京都鉄道博物館に着きます。京都鉄道博物館には線路が通じているので、歩くことなしに直行することができるのです。京都鉄道博物館には3時間45分も滞在します。京都鉄道博物館では、「SLスチーム号」の貸切乗車を行い、普段は公開していないキハ81の車内の特別公開を行います。京都鉄道博物館を出た後は京都駅を経由して、大阪駅に17:30ごろに着きます。

 値段は大人17800円、子供15800円。少々お高いですが、普段通ることができない北方貨物線に乗ることができます。ツアーは日本旅行のホームページ上でのみ発売します。4月27日15時から発売予定です。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220408_03_tour.pdf)

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芸備線東城-備後落合間の営業係数、25416

 以前にもがあった通り、JR西日本から、利用者が少ない区間(2019年度の輸送密度が2000人未満)についての収支が開示されました。

 どこも利用者の少ない区間なので、赤字であることには変わりないのですが、やはり目を引くのは、芸備線東城-備後落合間の営業係数。2017年から2019年までの3年間の平均で、25416です。100円の収入を得るのに、25416円もかかるのです。国鉄末期の赤字ローカル線でも3000か4000なので、ここの状況の悪さは断トツです。

 もっとも、こんなに営業係数が悪い芸備線東城-備後落合間でも、赤字額はたったの2.6億円です。あまりにも利用者が少なすぎるので、赤字額としては大きくならないのです。赤字額だけで見れば、今回開示された区間の中で一番大きいのは、山陰線出雲市-益田間で、約34.5億円の赤字です。

 ここで誤解してはいけないのは、赤字だからいけないという訳ではありません。山陰線出雲市-益田間と芸備線東城-備後落合間なら、特急が何本も通る山陰線のほうが重要でしょうし、今回開示された路線のほかに大赤字路線がある可能性は十分にあります。鉄道が必要かどうか判断するのに一番重要な数字は輸送密度です。政治家や地元自治体が口だけでJRに負担を押しつけるのとは違って、ひとりひとりの足で必要かどうかを投票しているのです。誰も乗らないところは、口でどれだけ言っても重要ではないのです。廃止にして差し支えないのです。廃止されたくなかったら、地元自治体が赤字をかぶれば良いのです。

 分割民営化から35年が経ちました。その間、道路は税金で整備され、高速道路までつくられています。これに対して鉄道は自助努力が強く求められ、大都市圏や新幹線の黒字でローカル線の赤字を穴埋めしてきました。当然ながら積極的な投資をすることはできません。その結果、分割民営化当時、それなりに利用者がいた路線でも35年経った現在では激減しています。今回開示の対象となったところでも、1987年の輸送密度は4000人を超えていたところがあります。山陰線の城崎温泉-浜坂-鳥取間、関西線の亀山-加茂間、紀勢線の新宮-白浜間です。反対に500人未満は芸備線東城-備後落合間と木次線出雲横田-備後落合間だけです。分割民営化当時は鉄道として残すのが妥当な判断だったでしょうが、今となってはバスで十分なところがたくさんあります。中にはバスでも過剰で、ジャンボタクシーで賄えそうなところもあります。現に、木次線の保守運休のときは、ジャンボタクシーで十分対応できていました。

(追記)
 「鉄道は環境に優しい」とよく言われますが、1両当たり50人も乗らない状態では、バスなどほかの交通機関のほうが環境に優しいようです。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220411_02_local.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220411_02_sankou.pdf)

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ゴールデンウィークも子供1000円

 JR西日本は家族連れ向けにお得な切符をつくりました。

 それは、「ゴールデンウィーク『お子様1000円!』ファミリーきっぷ」。「e5489」でのみ発売します。そのほかの条件も年末年始と同じです。

 子供がいない人にもキャンペーンがあります。「J-WESTカード」会員に限りますが、専用のホームページでエントリーを行い、「エクスプレス予約」または「e5489」で東海道・山陽・九州新幹線の対象区間を2回以上乗車すれば、御利用金額の10%相当を「J-WESTポイント」で還元します。「ゴールデンウィークJ-WESTポイント還元キャンペーン」です。対象区間は(1)東京・品川・新横浜-岡山~博多間の各駅 (2)名古屋-小倉・博多間 (3)京都・新大阪・新神戸-小倉以遠の各駅 です。ポイントの還元は6月中旬を予定しています。

 また、夏から秋にかけてですが、山陽新幹線に「J-WESTポイント」を一部使って乗ることのできる切符の発売を予定しています。広島-博多間だけでなく、新大阪-博多間等でも使えるようです。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220325_03_ticket.pdf)

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広島-博多間が実質2200円

 JR西日本では時々、「J-WESTポイント」を使えばお得になる割引切符を発売しています。「J-WESTポイント特典きっぷ」と言いますが、今日4月1日からは、山陽新幹線広島(市内)・新山口-博多間で発売を開始します。

 この「J-WESTポイント特典きっぷ」、4月1日から6月30日まで発売の期間限定の商品です。乗車日の1か月前の10時から発売します。乗車当日でも購入することができます。設定期間は4月1日から6月30日ですが、ゴールデンウィークの4月28日から5月8日の間の設定はありません。

 注目すべきなのはその価格。通常価格(乗車券+「eきっぷ」、普通車指定席大人1人)でそれぞれ8460円、5170円のところ、この「J-WESTポイント特典きっぷ」では、広島(市内)-博多間が1000円+1200ポイント、新山口-博多間が1000円+600ポイントです。通常、「J-WESTポイント」は1ポイント1円で換算されますから、広島(市内)-博多間の場合、通常の1/4ほどの値段で乗ることができます。当然、このような激安の切符にはいろいろ制限があり、「J-WESTカード」会員限定の切符で、「e5489」でのみ発売します。区間や席数限定の切符です。大人1人から利用できますが、子供だけでの利用はできません。また、子供も大人と同額が必要です。小倉でも乗り降りできますが、博多と同額です。

 なお、5月9日からは車内販売でのサービスが付きます。ホットコーヒー1杯が無料でもらえるのです。「のぞみ」(一部を除きます)で「J-WESTポイント特典きっぷ」と「J-WESTカード」をパーサーに呈示すると、レギュラーサイズのホットコーヒーが1杯無料でもらえるのです。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220318_03_jwest.pdf)

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JR西日本、特定区間運賃を一部見直し

 国鉄末期から東京付近及び大阪付近は、幹線よりも若干割安な運賃が適用されています。電車特定区間と言います。さらに東京付近、名古屋付近、大阪付近の一部区間については、私鉄との対抗上、さらに割安な運賃が適用されています。特定区間運賃と言います。JR西日本の場合、315区間に設定されています。

 ところがJR西日本は、新型コロナウイルスの影響で経営状況が厳しくなっていることから、2023年4月1日購入分から特定区間運賃を一部見直すことにしました。34区間(高槻-大阪間、大阪-神戸間、天王寺-奈良間、天王寺-和歌山間など)が普通運賃及びそれに基づく通勤定期運賃、65区間(京都-大阪間、大阪-元町間、大阪-宝塚間、京都-奈良間、JR難波-奈良間など)が6か月通勤定期運賃のみです。いずれの場合も、通学定期の見直しは行いません。例えば、高槻-大阪間は260円から280円に、大阪-神戸間は410円から450円に、天王寺-奈良間は470円から500円に、天王寺-和歌山間は870円から890円になります。消費税率の改定に伴うものを除いて、運賃を値上げするのはこれが初めてです。値上げによって、JR西日本は年間10億円の増収を見込んでいます。

 ただ、この値上げは抜本的なものではありません。本来、運賃を値上げするのは国の認可がいるのですが、特定区間運賃は国の認可を受けた水準から値引いた区間であるため、国の認可がなくても値上げできるのです。値上げの規模が小規模に留まるのはそのためです。以前にも書きましたが鉄道の運賃はあまりにも硬直的で、実情に合っていません。航空機や高速バスのように、需要に応じて値段を上げ下げすることができないのです。鉄道しか交通機関のなかった時代ならともかく、今となっては時代錯誤なものです。鉄道だけ厳しい規制でがんじがらめにする必要はありません。100キロ程度ぐらいの短距離ならともかく、新幹線や特急を利用するのが当たり前の距離では時代に応じた見直しが必要でしょう。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220329_03_keihanshin.pdf、朝日新聞3月30日朝刊中部14版)

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まさかのハピライン

 北陸新幹線金沢-敦賀間開業に伴い、並行在来線となる北陸線金沢-敦賀間はJR西日本から分離されます。このうち石川県部分はIRいしかわ鉄道が延伸されるのですが、福井県部分は別の第三セクターになります。その第三セクター、今は福井県並行在来線準備という仮の名前ですが、28日、新社名が発表されました。

 約17000件という、想定の約4倍にもなる公募を元に決まった新社名は、ハピラインふくい。福井県並行在来線準備によれば、「ハピネス」は福井県の福から来ているようです。また、「ライン」は鉄道の線から来ていてます。人と町とをつないで、幸せ(ハピネス)な福井の未来をつくりたいという意味が込められているようです。なお、路線の愛称はハピラインとなります。

 福井県内の鉄道なので、普通なら福井鉄道か越前鉄道あたりがわかりやすいところですが、どちらもすでに使われています(越前はひらがな)。ですから、命名には苦労したとは思いますが、ハピラインふくいは意外でした。もっとも、並行在来線の社名はよく言えば凝ったものが目立ちます。その路線を福井も踏襲したというところでしょうか?

 現社名の福井県並行在来線準備からの社名変更は、株主総会での決議などを経て、7月ごろに行うようです。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/117075、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20220329-2306981/)

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