近永で販売する切符をJR四国内で完結するものに限定していた
予土線の近永で発売する切符について、この1月1日から限定されていました。
(この記事は未完成です)
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/pdf/chikanaga-st_info.pdf)
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予土線の近永で発売する切符について、この1月1日から限定されていました。
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値上げの記事でも書きましたが、JR四国は新型ローカル気動車を導入する予定です。2025年度以降に導入する予定なのですが、これが電気式となる予定です。
電気式にするのは環境負荷の低減を図るためです。ディーゼル発電機で電気をつくり、それでモーターを回して走るのですが、蓄電池も付けて、ハイブリッド車両にするようです。将来的にはディーゼル発電機を水素発電機やバッテリーなどに置き換えることも考えています。その場合でもモーターは使えます。バイオ燃料を使うことも考えています。
JR四国が導入する予定の新型ローカル気動車は両運転台付きで、2025年度に量産先行車2両をつくります。その後、2027年度から2030年度にかけて、50~80両程度導入します。置き換えで真っ先に候補に挙がっているのは、徳島地区に残っているキハ40やキハ47。20両あります。JR四国のキハ40、キハ47はエンジンが換装されていません。国鉄時代の雰囲気を残しているという特徴があります。
もっとも、20両の置き換えのために50~80両も新車を投入するのは数字が合わないので、ほかの国鉄末期につくられた車両も置き換えるのでしょうか?
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASQDH7KK4QDHPTLC010.html)
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JR西日本で今回のダイヤ改正の一番の話題は、大阪(うめきたエリア)開業です。以前の記事で書かなかったことで新たに判明した事項はと言えば、「はるか12号」と「はるか43号」が和泉府中と日根野に停まることです。これにより、大阪方面は10時ごろまで、関西空港方面は17時半ごろ以降の全ての「はるか」が、和泉府中と日根野に停まることになります。
そのほかにも改正事項があります。2013年から行ってきた奈良線の複線化事業が完了します。JR藤森-宇治間、新田-城陽間、山城多賀-玉水間が複線になることによって、京都-城陽間が連続した複線になります。平日朝には列車の増発を行い、スピードアップします。昼間のみやこ路快速も、待ち合わせ時間が解消されるため所要時間が短縮し、京都方面は工事開始前から3分短縮の44分で結ばれます。六地蔵の新駅舎もダイヤ改正に合わせて供用を開始しますが、それに伴う運賃の改定は2023年4月1日に行います。2019年3月からJR京都線、JR神戸線等で設定されている有料座席サービス「Aシート」の運転本数を2往復から6往復に増やします。最初から2扉の車両(225系)をつくって対応します。朝夕のラッシュ時に特急と合わせて着席サービスのある列車が増えることになります。
新幹線については、首都圏-山陽・四国エリアの所要時間を短縮します。「のぞみ」の乗車時間を短縮するとともに、岡山で「マリンライナー」との乗り換えを改善することにより、首都圏から山陽・四国エリアへの所要時間を短縮します。東京-高松間の場合、平均で6分短縮して、4時間24分になります。東京-広島間では臨時を含めた全ての「のぞみ」が4時間以内の運転となります。また、臨時「のぞみ」の運転本数を1本増やすことにより、1時間当たりの「のぞみ」、「みずほ」、「さくら」の最大運転本数を上下各8本から9本に増やします。新山口では「のぞみ」、徳山では「さくら」が概ね1時間に1本停車するようになり、各駅での「こだま」の発車時間を揃えます。なお、「みずほ」のうち4往復は臨時列車になり(今のところ毎日運転する予定です)、代わりに3月のダイヤ改正で臨時列車になった「さくら」は全て定期列車になります。西明石には「さくら547号」が停まります。西明石9:14発です。
北陸の在来線で改正事項があるのは高山線のみです。朝の速星-富山間の1往復を越中八尾まで延長します。
「はまかぜ1号」の時刻が2時間弱繰り上がり、大阪7:48発となります。城崎温泉での滞在時間が増えます。また、「はまかぜ1号」と「はまかぜ4号」が鳥取発着となる代わりに、「はまかぜ5号」は豊岡止まり、「はまかぜ2号」は城崎温泉始発となります。関西方面からの観光客には、使いやすいダイヤになります。日中の和歌山の発車時刻が統一され、御坊方面の11~16時台は毎時0分に御坊行き、30分に箕島行き(一部は湯浅行き)になります。和歌山市方面は9~15時台の毎時45分に発車します。紀勢線では10~12時台に御坊-紀伊田辺間の1往復の運転を取りやめます。赤穂線では概ね11~15時台に播州赤穂-長船間の2往復の運転を取りやめます。宇野線では10~13時台に茶屋町-宇野間の2往復の運転を取りやめます。これらの線区では2時間間隔になる時間帯が出るということでしょうか?
芸備線は増発などの改善がなされます。平日の夕方の通勤時間帯に、三次18:33発の広島行きが増発されます。昼間の普通列車が快速「みよしライナー」に置き換えられます。芸備線も備後落合付近はともかく、三次以西ならまだ鉄道を存続させる価値はあります。本当なら、三次にある県庁の出張所などへの通勤客用に、朝夕こそ快速を走らせたいところですが。高速道路を走る車に少しでも対抗できるよう、快速を充実させるのは現状ではベターな案と言えます。また、山陽線の岩国-下関間は一部を除いて終日ワンマン列車になり、宇部線の新山口-宇部間、山陰線の小串-下関間は完全に終日ワンマン列車になります。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2022/12/page_21495.html、鉄道コム https://www.tetsudo.com/column/379/)
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以前にも記事にした話ですが、2023年4月1日乗車分から東海道新幹線等についても指定席特急料金を4段階化することにしました。JR東日本などと同様、最繁忙期が設定され、最繁忙期、繁忙期、通常期、閑散期の4段階になります。最繁忙期は利用が特に多い年末年始、ゴールデンウィーク、お盆に設定され、通常期より400円高くなっています。
また、繁忙期等が適用される日は、現行から若干変わります(その後も、曜日の配列等により毎年見直されます)。秋の週末など利用が多い時期は繁忙期になりますが、比較的利用の少ない4月、7月、8月下旬、10月上旬の一部平日に閑散期を設定しました。最繁忙期の近くでも、少しずらせば閑散期や通常期があります。
見直しの対象は、JR東海が東海道新幹線と「踊り子」(すでに通年同額です)、「ふじさん」(今後、通年同額になります)を除く在来線特急列車、JR西日本が山陽新幹線と在来線特急列車、JR四国が在来線特急列車、JR九州が九州新幹線と、西九州新幹線、在来線特急列車(西九州新幹線と在来線特急列車については現在同様、閑散期はありません)、それとこの4社にまたがって運行する新幹線、在来線特急列車、「しなの」、「サンライズ出雲」、「サンライズ瀬戸」です。また、快速については一部を除いて通常期と閑散期の2つだけですが、閑散期の日程は新しいものになります。
指定席特急料金はこのようにJR東日本等には関係のない話ですが、これから書くグリーン車や寝台車についてはJR東日本等にも当てはまる内容です。これまでは通年同額なのですが、2023年4月1日乗車分からは、最繁忙期、繁忙期、通常期、閑散期の4段階になります。こちらも最繁忙期は通常より400円高くなっています。どの日に繁忙期等が適用になるかは普通車指定席の場合と同じです。また、普通車指定席が通年同額になっている列車は、グリーン車も通年同額です。JR九州のように閑散期がない列車は、グリーン車も閑散期はありません。
乗車日によって差が広がることになりましたが、それでもたったの600円で、それによって旅行の計画を大きく変えることはないでしょう。また、繁忙期等の日程は地域によって2パターンに分かれ、わかりにくくなっています。それだったら、紙の切符はいつでもシンプルに高くして、閑散期等にインターネット限定で割引切符をつくったほうがむしろわかりやすいでしょう。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042341.pdf)
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JR四国は8路線とも赤字で、カバーすることができる黒字路線はありません。2023年春には全路線の運賃を平均13%値上げしますが、抜本的な解決にはなりません。
そこでJR四国も、国の行政指導に基づく経営改善計画の最終年度である2025年度までに、国や地元自治体との協議を始める考えです。JR四国にも正直言って鉄道の使命を失った路線はいくつかありますので、見直すことが必要でしょう。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20221019-OYT1T50350/)
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JR四国は並行して走るバスと協調しているところもあります。阿南以南で高速バスに乗ることができるサービスもそうですが、高徳線でも鉄道とバスの両方が使える施策を実証実験として行っています。
実証実験の実施期間は10月22日から2023年1月31日まで。三本松-引田間を有効とする定期券(高松-引田間など)を持っている人は、並行して走っている大川バス(引田線、五名福栄線)の三本松-引田間を利用することができます。三本松-引田間の途中駅は讃岐白鳥だけですが、バスはいくつかの停留所があります。自宅最寄りのバス停で降りることもできます。なお、讃岐白鳥発着の定期券を持っている場合は、白鳥神社前が対応するバス停となります。例えば、三本松-讃岐白鳥間の定期券を持っている人は、三本松-白鳥神社前間のみ利用できます。
高徳線の列車の中には三本松で折り返すものもありますし、讃岐白鳥に停車する特急は一部のみです。鉄道とバスのダイヤを調整したわけではないので使えないバスも結構多いですが、将来的にはダイヤを調整して使いやすいものになるのが望ましいでしょう。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2022%2010%2014%2003.pdf)
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高松からは「マリンライナー40号」で岡山に戻り、その後は山陽線を乗り継いでいくのだが、途中大阪で降りて、南海高野線に立ち寄った。
なぜかと言えば、自由席特急に乗るためである。高野線の特急は全て座席が指定されていて、乗るには運賃のほかに特急料金が必要である。しかし、車庫でのトラブルで特急用車両が使えなくなり、やむなく一部の特急を運賃だけで乗ることができる自由席特急にしたのである。この自由席特急に乗るために寄ったのだ。まず阪和線と高野線を乗り継ぎ、金剛に行く。金剛19:27発が自由席特急だ。橋本始発だが、ロングシートとはいえ2扉の「ズームカー」が使われている。本来の有料特急と同じ4両編成だ。ラッシュと逆の方向なので、空いている。
この自由席特急で体験しておきたいことは、急行停車駅の北野田を通過すること。北野田は急行は停まるが、特急は通過する。急行用車両の「ズームカー」で通過するのはめったにないことだ。列車は北野田に差し掛かった。何事もなかったかのように通過した。
いったん14日の深夜(正確には日付が変わって15日)に名古屋の自宅に戻ったが、12月17日のダイヤ改正(内容については後日記事にします)で廃止になる「京とれいん」(快速特急A)が気になり、午後から京都に行く。金山12:24発の快速に乗り、西に向かう。
京都からは市バスに乗って10分少々、京都河原町に着く。駅の周りを少し散歩してからホームに入る。ちょうど大阪梅田からの「京とれいん」が着いたところだった。座席のモケットが張り替えられているほかはオリジナルの雰囲気を残している1、2、5、6号車にも心引かれたが、「京とれいん」ならではの3号車に乗ることにする。1人掛けの座席が向かい合わせになっているボックスシートに座る。座面や背もたれには畳が使われていて、とても運賃だけで乗ることができる車両とは思えない。1人掛けのほうは特に人気があるので、早目に駅に行ったほうがよさそうだ。
6300系の「京とれいん」でしか体験できないのは、十三を通過すること。十三にホームドアをつくったので、2扉の6300系は停まることができないのだ。かつて特急が特急らしく京阪間をノンストップで走っていた時代でも十三には停まっていたのだから、十三を通過するのは非常に珍しい存在だ。車内では何度も十三を通過する旨のアナウンスが流れる。さて「京とれいん」は十三に差し掛かった。いったんスピードを落としたが、停まるのは一瞬。扉を開けずに再び加速を始めた。ダイヤ改正後には体験することのできない十三の通過だった。
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今回の旅のメインは、2021年12月にデビューした世界初の乗りもの、DMVに乗ること。そのほか色々な予定を組み合わせた結果、始発に乗っていくことにした。泊まった宿は朝食も出るが、仕方がない。宿最寄りの阿波富田から始発に乗る。5:34発の阿波海南行きだ。阿波海南行きは1500形が1両で走る、ワンマン列車。1500形は1200形の座席を転換クロスシートにしたような車両だ(1200形はロングシートとボックスシートの組み合わせ)。1両とはいえ、座席は結構埋まっている。阿波富田で乗ったときは完全に暗かったが、だんだん明るくなっていった。
阿南で降りる人が多く、車内は空く。再び混まないうちに朝食のパンを食べておく。空いていた車内が再び混むようになったのは、美波町に入ってから。由岐や日和佐などで高校生が乗ってくる。牟岐で降りるのもいたが、逆に牟岐から乗ってくるのもいる。終点の阿波海南の近くに高校があるようで(海部や宍喰には高校はない)、彼らは駅に着いても急ぐことなく、ゆっくりと降りる支度をしていた。
阿波海南はDMVの乗り換え駅。その阿波海南に、場違いなスーツ姿の人がたくさん。聞いたところ、山形県からの視察とのこと。山形県議会議員や山形県内の市議会議員などからなる視察団だ。山形には寒河江線の終点左沢と山形鉄道の終点荒砥とを結ぶ鉄道構想がある。それにDMVを絡めようとしているのだ。ただ、遠いところから視察に来た議員の先生方には申し訳ないが、DMVを普通の交通手段として使うのは難しいだろう。議員の先生方がそうであるように(DMVがあることで視察地に選ばれ、現地のホテルや旅館に泊まり、お金を使ったことだろう)、人を集める手段と割り切ったほうがよさそうだ。公共交通手段ではなく、観光施設の一種なのだ。
話を元に戻す。DMVがやってきた。3両あるうちの緑の車両だ。携帯の画面を見せ、車内に入る。予約のときに座席も決まり、代金もクレジットカード決済されている。乗ったのは私を含めて2人(途中でお遍路さんも1人乗ってきた)。DMVはマイクロバスを改造したものなのでキャパは小さいが、それでも充分のようだ。DMV乗り場は道路上にあるので、発車するとすぐに鉄道用にモードを変える。モード変換はすぐに終わり(議員たちはモード変換の様子を写真に撮っていた)、レールの上を鉄道車両として走る。空気ばねでないのか、レールの継ぎ目を拾って、衝撃が伝わる。DMVは途中に駅があるが、通常の鉄道車両に比べて車高が低いので、今までのホームは使えない。今までのホームの横にDMV用のホームを新たにつくっている。阿佐海岸鉄道の終点は甲浦。鉄道の駅だったところにモードインターチェンジがあり、再びバス仕様に戻す。鉄道車両だと絶対無理な急カーブ&急勾配を慎重なハンドル操作で下り、道路に出た。室戸岬方面のバスが出ている東洋町の道の駅に立ち寄り、そこで客を下ろしてから、DMVは終点の道の駅宍喰温泉に向かう。宍喰は徳島県、DMVはいったん高知県に入るが、再び徳島県に戻るルートをとるのだ。
牟岐線は阿南までの本数は多いが、それより南は需要が少ないこともあり、列車の本数は少ない。そこで目をつけたのが、並行して走る高速バス。徳島バスなどが走らせている、難波と室戸方面との高速バスに目をつけたのだ。本来高速バスは短距離での利用はできないが、阿南以南に限りできるようにした。2022年4月からはさらに進めて、JRの切符でそのまま阿南以南に乗ることができるようにしたのだ。宍喰9:09発、難波行きのバスがやってきた。運転士に「鉄道開業150年記念秋の乗り放題パス」を見せると、浅川までの運賃、500円を払えばいいようだ。宍喰から牟岐まで本来700円かかるので、200円得したことになる。運転士は予約されていない席から座る席を割り当てた。昼行便なので4列シートかと思ったら、3列シートだった。牟岐で降りる。大阪方面に行く客はいたものの、私のように短距離での利用をする人はいなかった。牟岐からは鉄道に戻る。牟岐10:23発の徳島行きに乗る。1000形(座席配置は1200形によく似ている。そもそも、1200形は1000形を改造して、1500形と併結できるようにした車両である)の2両編成で、ワンマンではない。2両あるためか、お昼近くという時間の悪さか、徳島に近づいても空いている。
徳島から三本松までは特急を使う。「うずしお14号」に乗るのだが、まだホームに列車はない。12:16に「うずしお11号」が到着し、たった7分後の12:23に「うずしお14号」として高松に向かうという慌ただしい特急だ。「うずしお」は基本的には2700系が使われるが、「うずしお14号」など一部の列車は2600形が使われる(185系が使われる列車もある)。元々2600形は2000系置き換え用として開発されたのだが、空気ばね程度では土讃線の急カーブに対応できないことがわかり、たった2編成4両だけが「うずしお」用として使われることになったのである。その後、土讃線用には制御付自然振り子の2700系が開発され、それで2000系を置き換えることになったのである。「うずしお14号」に乗ることで希少な存在の2600形に乗ることができた。普通列車が増える三本松で普通列車に乗り換え(ただし、残念ながらこちらはパターンになっていない)。待ち合わせの時間で牟岐のスーパーで買った日替わり弁当を食べる。鯖の塩焼きがメインの弁当だ。三本松から乗ったのは、1500形の2両編成で、こちらもワンマンではない。(続く)
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前日に買っておいた「鉄道開業150年記念秋の乗り放題パス」を持って、千種5:23の始発に乗る。名古屋で東海道線に乗り換え、普通列車で西に向かう。米原6:58発の新快速で朝のラッシュ時の京阪神を横断。三ノ宮でラッシュは終了、車内は空いた。
姫路で「ICOCA」のチャージをして、さらに西に進む。姫路10:09発の播州赤穂行きに乗る。本来より増結されているようで、223系の8両編成であった。相生で向かいの岡山行きに乗り換え。階段の上り下りなしでの乗り換えができるように、本来上りが使うホームに岡山行きが停まっている。岡山行きは黄色一色の115系4両編成だが、座席は転換クロスシートになっている。播州赤穂行きでは一番前に乗っていたため、短い4両編成では座ることができず。途中で降りる人はほとんどなく、逆に岡山に近づくにつれ乗ってくるので、岡山までずっと立っていた。
岡山11:42発の「マリンライナー27号」は4分の乗り換え。混んでいたので座らずに一番後ろに行く。1時間に5~6本の列車が走るにもかかわらず茶屋町までは基本的に単線だが、駅付近はすれ違いしやすいように複線の区間が長くなっている。茶屋町からは複線になり、そのまま瀬戸大橋を渡って坂出へ。
次の列車(坂出13:00発の琴平行き)まで時間があるので、ここでお昼にする。改札を出て、コンビニを過ぎたところにうどん屋があるので、そこでお昼にする。冷たいぶっかけうどんにゲソの天ぷらをつけたが、ゲソの天ぷらが大きく、食べるのに苦労した。簡単にはかみきれないのだ。「二人前」と言われたら信じてしまうほどの大きさだった。次の琴平行きは7200系の2両編成。国鉄時代につくられた121系を改造した列車である。なお、JR四国の普通列車には後でトイレを取り付けた車両がよく見られるが、7200系にはトイレがない。
琴平から先は普通列車が少なく、それを待っていては遅くなるので、お金を払って特急に乗る。特急に乗る区間が短いので、自由席にした。切符は「e5489」で申し込み、姫路で引き換えている。最初に乗ったのは琴平14:01発の「南風11号」。制御付自然振り子の2700系なので、カーブも坂もすいすい走る。徳島県内に入り、今度は登ってきた坂を下り、吉野川を渡ると、阿波池田。次に乗る「剣山8号」は向かいに停まっていた。「剣山8号」は徳島県内のみを走るローカル特急。キハ185系の2両編成。なぜか前の車両が1号車、後ろの車両が3号車になっている。2号車は休日等に連結される「ゆうゆうアンパンマンカー」のために空けているようだ。自由席の3号車に乗る。JR四国の色である水色ではなく、登場当時の緑の帯を巻いている。座席はリクライニングシートで、トイレも洋式になっているが、洗面所はリニューアルされていないようで、レバーを押し続けないと水が出ない。それにしても「剣山8号」はガラガラ。3号車にいるのは5人もいない。「ゆうゆうアンパンマンカー」がある日はともかく、そうでなかったら、運転する意味はなさそうだ。朝夕の通勤特急ぐらいで充分のようだ。徳島線は一線スルーになっていないので、通過駅であっても「剣山8号」はスピードを落とす。
穴吹からは普通列車が1時間間隔になるので、再び普通列車の旅に戻る。「剣山8号」の隣に停まっていた車両に乗る。1200形1両だけの列車だ。最初は空いていた列車だが、だんだん乗ってくる。阿波川島からは30分間隔に増える。鴨島で乗る人が多く、ほかの駅でも乗ってくる。高徳線との分岐駅、佐古で乗り換え。向かいに停まっていた鳴門行きに乗る。キハ47系の2両編成で、朱色一色に塗られている。鳴門線も普通列車は1時間間隔で(池谷までは板野行きがあるので30分間隔)、それなりに使える。鳴門でそのまま折り返す。鳴門からの折り返しも高校生が乗っていた。
泊まる宿の最寄り駅は、阿波富田。徳島から牟岐線に乗って最初の駅だ。牟岐線も阿南までは30分間隔で走っているので便利。阿波富田は徳島県庁に近いため特急も停まるが、ホーム1本だけの無人駅だ。後で追加された駅なので、駅舎もない。目指す宿は駅から歩いて5分余り。チェックインをして、荷物を部屋に置く。6畳の個室で、浴場があるため、部屋にバス、トイレはない。チェックインすると、11日から始まった「全国旅行支援」のクーポンがもらえる。徳島県内の指定された店舗で3000円分の買い物ができる(泊まる日が平日の場合)。早速歩いて徳島の駅ビルに行き、お土産を買う。クーポンはすぐ消えてしまった。「全国旅行支援」で宿代が4割引になったので、その分もつぎ込んだ格好になった。「全国旅行支援」には言いたいこともあるが(新型コロナがどんな病気かわからない最初のころはともかく、2年以上も旅行を抑制する必要はなかったのではないか?)、今回の旅行に関しては得をしたことになる。宿に戻り、夕食の時間。ここの宿は料理が自慢のようで、かなりのボリュームの料理が出る。少食の人なら完全に残してしまうレベルだ。(続く)
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10月13日から15日にかけて、「鉄道開業150周年記念秋の乗り放題パス」を持って、関西、四国方面に出かけてきました。その時の様子を明日から何回かに分けて書きます。
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