「地域共通クーポン」でJR四国等4割引

 新型コロナウイルスの感染者が増えているので、時機を逸した記事になってしまうかもしれませんが、「Go To トラベル」の「地域共通クーポン」を使うことによって、JR四国等でも安い切符を買うことができます。

 どれくらい安いのかと言えば、JR四国及び土佐くろしお鉄道の乗車券、料金券が40%引きになります(土佐くろしお鉄道だけの切符を買うことはできません)。「地域共通クーポン」を持っている人のみ購入できますが、支払いに使う「地域共通クーポン」は1枚以上あれば良く、不足額は現金で支払います。発売期間は10月1日から2021年1月31日まで、利用期間も10月1日から2021年1月31日までです(ただし、乗車券等の有効期間開始日が「地域共通クーポン」の有効期間に入っていることが必要です)。JR四国の駅の「みどりの窓口」等で発売します。土佐くろしお鉄道内でも、中村、宿毛、安芸の3駅では購入することができます。いずれの場合でも、「地域共通クーポン」の利用エリア(旅行先の都道府県及びそれに隣接する都道府県)内の駅でしか購入することができず、買うことのできる切符も、「地域共通クーポン」の利用エリア内で完結させる必要があります。
(参考:JR四国ツアーホームページ www.jr-eki.com/ticket/brand/2-7EN)

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「四国満喫きっぷスペシャル プラス」を発売

 以前の記事で、「四国満喫きっぷスペシャル」について紹介しました。「四国満喫きっぷスペシャル」は9月までの切符でしたが、10月からは若干内容が変わって「四国満喫きっぷスペシャル プラス」という名前で売られています。

 「四国満喫きっぷスペシャル プラス」は休日を1日以上含む連続した3日間利用可能な切符です。JR四国のほか、土佐くろしお鉄道、阿佐海岸鉄道、ジェイアール四国バスの路線バスも乗り放題です。JR四国と土佐くろしお鉄道は特急の自由席にも乗ることができます。発売期間は10月1日から2021年1月29日まで(WEBで購入する場合は出発の6日前まで)、利用期間は10月1日から2021年1月31日まで(2021年1月29日出発分までです。休日を1日以上含むことが必要となります)です。値段はJR四国の「みどりの窓口」等で買う場合が10000円(「四国満喫きっぷスペシャル」より若干高くなっています)、WEBで購入する場合が10500円です。レンタカーとセットにしたプランもあり、それは12500円です(12月31日から2021年1月3日までに出発した場合はレンタカーとセットにしたプランの設定はありません)。「みどりの窓口」で買うほうが安いのですが、これはアンケートに協力することを条件としています。そして、子供は一律3000円です(大人と同一行程の場合のみ発売します)。有効期間は先ほども書いたとおり3日間ですが、最終日に0時を過ぎた場合は利用エリア内の列車に乗っている限り有効となります。

 これに加えて、大人には「選べる おトクーポン券」というものがつきます。2500円分の「四国旅ぱす。」ポイント引換券か、「四国キヨスク1000円利用券」です。
(参考:JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2009%2024%2004.pdf)

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JR四国、地元バス会社と代替輸送契約を締結

 事故や災害で列車が止まった場合、客の運送をどのように行うのでしょうか? 大都市圏なら近くに並行して走る路線があるため、そのライバル路線に代替輸送を頼みます。

 しかし、JR四国では高松、松山、高知付近を除いてそのような鉄道はありません。そこでJR四国は宇和島自動車、伊予鉄南予バス、四万十交通と代替輸送契約を結びました。10月1日以降、事故や災害などで長時間運転を見合わせる事象が発生した場合、鉄道とバスが互いに代替輸送手段として利用できるようにするのです(実際に代替輸送を実施するかどうかはそのときの状況によります)。

 代替輸送の対象線区と区間は次の通ります。予讃線の伊予長浜-伊予大洲間は、伊予鉄南予バスの長浜駅前-大洲駅前間が対応します。予土線の窪川-十川間は、四万十交通の窪川駅前-十川駅間が対応します。同じく予土線の宇和島-松丸間は、宇和島自動車の宇和島駅前-松丸間が対応します。この3区間で長時間運転を見合わせる事象が発生すれば、代替輸送を行うことがあるのです。
(参考:JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2009%2023%2001.pdf)

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阿佐海岸鉄道もディーゼルカーの運行は11月まで

 車両を全てDMVに置き換えようとしている阿佐海岸鉄道。北隣のJR四国の牟岐線では、7月から牟岐-海部間の列車の運行を止め、代替バスを走らせていますが、阿佐海岸鉄道も12月1日から列車の運行を止め、代替バスを走らせることになりました(これに伴い、JR四国の代替バスとの乗り換え場所が海部から阿波海南に変わります)。今走っている2両のディーゼルカーは失業することになります。現在、列車は1日16往復していますが、代替バスは(牟岐線の代替バスと同じ)9往復だけです。運賃は現行と同じです。

 なお、11月1日からJR四国の牟岐線阿波海南-海部間が阿佐海岸鉄道に編入されましたが、この区間の運賃は11月から無料となっています。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASNBR6TGZNBRPTLC01K.html、阿佐海岸鉄道ホームページ asatetu.com/wp-content/uploads/2020/10/R2.11.1_あさてつニュース.pdf)

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JR西日本、2日間乗り放題で12000円

 JR西日本は、「ドラえもん」の2本の映画(「映画ドラえもん のび太の新恐竜」は上映中、「STAND BY ME ドラえもん 2」は公開日未決定)とタイアップして、「『どこでもドア』で、どこいこう。キャンペーン」を10月1日から2021年1月31日まで行います。キャンペーンの内容はいくつかありますが、メインになるのが「どこでもドアきっぷ」の発売なので、ここで「どこでもドアきっぷ」の紹介をしたいと思います。

 「どこでもドアきっぷ」は2種類あります。JR西日本全線2日間乗り放題のものとJR西日本・九州・四国全線3日間乗り放題のものです。指定席はいずれも6回利用できます。また、いずれも智頭急行、JR西日本宮島フェリーを利用することができ、IRいしかわ鉄道の金沢-津幡間、あいの風とやま鉄道の富山-高岡間は通過利用する場合に限り、追加料金なしで乗車できます。値段は2日間用の場合、土休日(出発日が金~日曜日、祝日、11月2日)が12000円、平日用が15000円、子供は全日2000円です。3日間用の場合、土休日(出発日が金、土曜日、11月1日、11月22日)が18000円、平日用が20000円、子供は全日3000円です。2日間用、3日間用ともに大人の値段に5000円を追加すれば6回までグリーン車指定席を使うことができます。利用期間は10月1日から12月25日まで(2日間用は12月24日出発分まで、3日間用は12月23日出発分まで)、発売期間は9月18日から12月17日までです。出発の1か月前から7日前の23:30まで発売します。JR西日本の「e5489」、JR九州の「JR九州インターネット列車予約サービス」、JR西日本、JR九州、JR四国管内の主な旅行会社で発売し、「みどりの窓口」では発売しません。

 ここで重大なことを書き忘れていました。2人以上が同一行程で利用することが条件なのです(子供だけでは使えません)。出張や乗り潰すだけの鉄道ファンの利用を防ぐための規定と思われますが、2人以上が一緒に行動すれば、どうしても大声を出します。新型コロナウイルスが心配される現状では、一人で静かに移動したほうがいいのです。もちろん、特急が乗り放題なら鉄道ファンに乗り潰されて本来の目的を果たせないでしょうから何らかの工夫は必要でしょうが、単純に一人だからといって排除するのは再考する必要があります。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200914_00_dokoikou.pdf)

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「南紀」に2両編成、JR四国は深夜の普通列車を運休

 名古屋から新宮方面に向かう特急「南紀」。新型コロナウイルスの影響でしょうか、利用者は減っています。そこでJR東海は11月1日から、「南紀」について、現行4~6両編成のところ、2~6両編成にして、需要に応じて編成両数を変更することにしました(需要が多いときはこれまで通り増発も行います)。またこれまで、「南紀」には半室グリーン車が連結されていましたがそれをなくし、普通車指定席と普通車自由席だけにします。2~6両編成いずれの場合でも普通車自由席は1両で、残りは普通車指定席です。

 話は変わりまして、JR四国。こちらも新型コロナウイルスの影響で利用者は大きく減っています。そこでJR四国は10月1日から、深夜時間帯の普通列車6本を運休することにしました。いずれも県庁所在地の駅を23時台に出る最終列車で、この措置により最終列車が繰り上がることになります。また、「いしづち」2往復の運転区間を高松-宇多津(上りは多度津)間に短縮します。松山方面へは「しおかぜ」に乗り換えることになります。分割や併結を取りやめることによって、編成を短くするのです。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040762.pdf、JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2009%2016%2002.pdf)

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JR四国、2021年に値上げか?

 新型コロナウイルスの影響で、JR四国の売上も大きく減っています。7月の収入は前年同月の40%で、JR四国発足以来、過去最低の数字です。8月も感染者が増えたため、利用者は増えず、収入は低迷したままです。

 このように収入が低迷し、いつ回復するかわからないことから、JR四国は値上げすることを考えています。9月から検討を始め、値上げの時期は2021年4月以降になるようです。値上げが実現すれば、消費税率の変更に伴うものを除けば1996年1月以来となります。値上げは運賃のほか、特急料金などについても行います。

 また、コストを削減するため、3月から6月にかけて行ってきた減車(編成両数の見直し)や減便を再び9月から始めることを考えています。減車や減便は普通、特急の両方に及び、利用者が減っている早朝や深夜の便が対象になります。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63252110R30C20A8LA0000/)

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DMVの運行計画

 阿佐海岸鉄道は海部-甲浦間8.5キロを結ぶ第三セクター。過疎地帯のため利用者は少なく、年間たったの約5万人、1日当たりにすると140人ほどしかいません。このままではとても鉄道の維持ができません。そこで線路と道路の両方を走ることができるDMVという乗り物を導入することで、地域の活性化につなげるという試みが行われることになりました。DMVの営業運転は世界初。3両のDMVを導入して、2021年春に運転を開始します。そしてこのほど、このDMVの運行計画が明らかになりました。

 DMVは阿波海南文化村(町立海南病院)-阿波海南-海部-甲浦-海の駅東洋町-道の駅宍喰温泉(リビエラししくい)間を走ります。このうち阿波海南-甲浦間は鉄道(阿波海南-海部間(1.5キロ)はJR四国の牟岐線を編入します。DMVは構造上、片運転台で逆向きに走ることができないため、駅前にスペースがある阿波海南まで延長することにしたのです)、阿波海南文化村-阿波海南間(約1キロ)と甲浦-道の駅宍喰温泉間(約5キロ)はバスとして走ります。休日は1往復だけですが、道の駅東洋町から室戸方面に向かいます。モードインターチェンジは阿波海南の海部寄りと甲浦の高架上に設けられます。DMVは阿波海南の駅前に停まり(駅のホームには徳島方面からの列車のみが停まります)、甲浦は駅を過ぎたところに坂路を設け、そこを降りていきます。降りたところにDMVの停留所を設けます。海部と宍喰はホームを移設するなどの方法で、高さをDMVに合わせます。

 それでは、ダイヤはどうなるのでしょうか? 現在は途中の宍喰で乗り換えになるものを含めて1日16往復ありますが、減ることになります。平日は1日10往復、休日は1日13.5往復(うち室戸発着が1往復)です。ただ特徴があります。日中でも1時間半程度の間隔で走っていますが、18時台で店じまいしてしまいます。現行のダイヤでは最終は20時台なので、かなり繰り上がります。もともと阿佐海岸鉄道は県境をまたぐため通学需要は少なく、日中の9~15時の利用者が多かったのです。DMVのダイヤもそれを反映したものとなっていて、日中はそこそこ走るようになっています。夏場などの繁忙期には、9~17時ごろに臨時便を走らせることも考えています。運転士は平日2人、休日3人で対応することができます。

 運賃はどうなるのでしょうか? わかりやすくするために100円単位で、初乗り運賃は200円です。阿波海南-甲浦間は500円(現行450円)、阿波海南文化村-とろむ間は2400円(現行2100円)と一部の区間を除いて値上がりすることになりました。観光客向けに少々高めとなっていますが、地元の人向けに回数券などの設定も考えています。JR四国などとのフリーパスの適用も考えています。

 さて、DMVの導入によって、利用者は増えるのでしょうか? 徳島県の需要予測では約4割増え、運行後5年間の平均で7.5万人になるとしています。2019年度の利用者数は約5.3万人、このうち定期券利用者は1440人に過ぎません。この既存客はDMVの利用によっても増えず、むしろ人口減少の理由で若干減りますが、(1)阿波海南-海部間が編入されることによって増える利用者9000人、(2)バス区間での利用者5500人が増えます。そして、(3)DMVを目的にやってくる鉄道ファン8500人が期待されています。我々は期待されているのです。それによりDMV運行後8年間の収支は年間約1400万円改善します。ただ、依然として赤字で、年間約5400万円になります。さすがにDMVで黒字になることはないようです。もっとも、阿佐海岸鉄道としては赤字でも、経済波及効果はあります。年間2.1億円にもなり、赤字を埋めることはできます。すでにこのような効果は発生していて、徳島県によれば、鉄道ファンが工事状況を見学に訪れたり、引退する現行車両の乗車に訪れたりなどの動きがあります。公共交通機関の改善を図ると言うよりは、ある意味14億円かけて、遊園地のアトラクションをつくっていると考えたほうが適切な表現と言えます。面白いものなら、少々値段が高くなっても許されます。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/dmv202008/)

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徳島線にトロッコ列車

 10月10日から徳島線にトロッコ列車が走ることになりました。

 徳島線のトロッコ列車は2両編成。キハ185とキクハ32の組み合わせで、定員56人です。徳島-阿波池田間を走り(トロッコ車両に乗車することができるのは石井-阿波池田間です)、列車名は下りが「藍よしのがわトロッコ さとめぐみの風」、上りが「藍よしのがわトロッコ かちどきの風」です。列車名の通り、藍色と白が目立ったデザインとなっています。乗車には運賃のほかに座席指定料金(大人530円、子供260円)が必要です。なお、「藍よしのがわトロッコ」は2019年11月末で運行を終えた土讃線のトロッコ列車、「志国高知 幕末維新号」を転用したものです。

 「藍よしのがわトロッコ」に合わせて、駅弁も復活します。徳島県は全国で唯一駅弁がない都道府県ですが(モノレールしか鉄道がない沖縄県を除きます)、有限会社栗尾商店が販売していた駅弁、「阿波尾鶏とりめし」をアレンジして車内限定で販売します。乗車日4日前までの平日に栗尾商店に電話して予約する必要があります。

 「藍よしのがわトロッコ」は10月10日以降、10月と11月の休日に1日1往復走ります。2021年は3月27日と28日に走り、4~5月と9~11月にも運転する予定です。ダイヤは「四国まんなか千年ものがたり」との接続が考慮されたものとなっています。「四国まんなか千年ものがたり」は上下ともに阿波池田には停まらないので、「藍よしのがわトロッコ さとめぐみの風」から「四国まんなか千年ものがたり」に乗り継ぐには、「南風」で大歩危まで行く必要があります。「四国まんなか千年ものがたり」から「藍よしのがわトロッコ かちどきの風」に乗り継ぐには、「南風」で阿波池田まで行く必要があります。
(参考:JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2007%2027%2001.pdf、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASN706X1PN7QPTLC033.html)

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JR四国にも「みどりの券売機プラス」

 全国的に有人の「みどりの窓口」が減り、券売機による対応に変わっていますが、JR四国にもそのような券売機が登場しました。

 JR四国も、JR西日本の「みどりの券売機プラス」を導入しました。8月3日から、詫間、善通寺、今治の3駅に1台ずつ設置しています。利用者自身の操作でJR全線の乗車券、特急券、定期券などを購入することができるほか(日本語のほか、英語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語に対応しています)、オペレーターを介することで割引証や資格確認が必要となる学割、ジパング割引、身障者割引にも対応することができます。また、5:15~22:00まで対応している今治はともかく、詫間や善通寺は12時間程度しか「みどりの窓口」を開けていませんが、「みどりの券売機プラス」は5:30(今治は5:15)から23:55まで使えます。オペレーターの対応時間は若干短いですが、それでも今の「みどりの窓口」よりは長くなります。

 ただ、JR西日本がそうであるように、有人の「みどりの窓口」は減り、「みどりの券売機プラス」に置き換えられます。今治はともかく、詫間や善通寺はそのうち有人の「みどりの窓口」は消えそうです。
(参考:JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2007%2028%2002.pdf)

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