JR四国にも「チケットレス特急券」

 JR西日本が3月13日からチケットレスサービスを充実させるということは以前にも書きましたが、JR四国でも同じく3月13日から特急のチケットレスサービスを始めます。

 チケットレスサービスの対象となるのは、観光列車や「サンライズ瀬戸」を除く特急列車(土佐くろしお鉄道を含むことはできません)。3月13日から発売及び利用を開始します。なお、すでにチケットレスサービスを導入している「マリンライナー」については、これまで通りです。

 チケットレスサービスは2種類あります。どのクレジットカードでも購入可能な「チケットレス特急券」と、「J-WESTカード」を持っている人だけが購入可能な「eチケットレス特急券」です。「チケットレス特急券」は普通車指定席(通常期)に比べて200円安く、「eチケットレス特急券」は310~530円安くなっています。51キロ以上使う場合は、自由席と同額です。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2021%2001%2028.pdf)

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阿佐海岸鉄道のDMV導入は2021年度に

 今のところ、今年(2021年)に開業する鉄道はありません。しかし、阿佐海岸鉄道に線路と道路の両方を走ることのできる乗りもの、DMVが導入されます。

 そのDMV、2020年度中に運行を開始する予定でしたが、延期になりました。2020年12月25日に徳島市内で開かれた関係自治体による阿佐東線DMV協議会で決まったもので、夏の東京オリンピック・パラリンピックまでの運行開始を目指しています。

 なぜ遅くなったのでしょうか? 徳島県によれば、新型コロナウイルスの影響で関係機関との協議や必要な認可手続きがずれて、工事に着手するのが遅れたようです。また、DMVの本格的な営業運行は世界初のことなので、性能試験の項目は予定していたのよりも増えます。追加の安全対策、マニュアルづくりなどにも時間がかかります。

 事業費も増えます。約13.9億円だったのですが、約16.3億円に増えます。費用が増えた主な原因は、(1)無人駅に遮断機開閉装置を設置するなどの安全対策を行ったこと (2)牟岐線から編入した区間で老朽化した線路を交換したこと (3)代替バスを運行する期間が延びて、費用が増えたこと です。

 それでは、2020年11月まで使われていたディーゼルカー2両はどうなるのでしょうか? 1992年の開業当初から使われていた「しおかぜ」は海部駅で展示されるようです。高千穂鉄道が廃止になった後譲られて2009年から走ってきた「たかちほ」については、新たな譲渡先を探しているようです。

 2020年7月から代替バスが走り始めた牟岐-海部間の内、JRのままで残る牟岐-阿波海南間については、当初の予定通り、2月1日からディーゼルカーでの運行に戻ります。1日9往復走ります。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/pdf/20201223_mugi_jikoku.pdf、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASNDT6RT6NDTPTLC00G.html)

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「Go To トラベル」で高松-松山間日帰り5000円

 25日までしか発売、利用できない切符なので、今から使える人は少ないでしょうが、備忘録として記事にしておきます。

 JR四国は、特急を利用しての高松-松山間の日帰り旅行に便利な、「日帰り往復 高松・松山おでかけきっぷ」を発売しています。発売期間は12月1日から25日まで、利用期間も同じく12月1日から25日までです。出発駅(高松、松山)付近の「みどりの窓口」及びJR四国ツアーWEBで発売しますが、WEBでの購入は利用日の6日前までなので、今からではできません。有効期間は日帰りなので当然1日限りで、特急普通車自由席を利用することができます。

 さて、高松-松山間の運賃と自由席特急料金の合計は6290円です。往復だと12580円です。期間限定の2枚綴り回数券、「トク割2枚回数券(指定席用)」だと7740円です。この金額で往復できます。しかし、「日帰り往復 高松・松山おでかけきっぷ」だと、「Go To トラベル」の給付金を差し引いた実額でちょうど5000円(子供は2830円)、しかも「地域共通クーポン」が大人、子供ともに1000円ついています。「Go To トラベル」を使うからこそできる低価格です。

 さらに、キヨスクで使うことのできるクーポン券がついています。高松発は松山で、松山発は高松で使うことのできる、1000円分のクーポン券がついています。ということは、実質的には3000円で高松-松山間を往復することができるのです。25日までしか使えないのが残念な切符です。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2011%2030.pdf)

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2021年3月ダイヤ改正発表(4)(JR四国、JR九州、JR貨物)

 JR四国では2700系が増備され、「南風」、「しまんと」の全列車が2700系での運転となります。「あしずり」にも2700系が使われる列車が増えます。16本中4本から6本に増えます。土讃線土佐山田-高知間、徳島線徳島-穴吹間でパターンダイヤを導入し、徳島-阿波川島間では8本の増発を行います。阿波川島まではほぼ30分間隔、穴吹まではほぼ60分間隔です。穴吹から西は普通列車の本数が減るようです。JR四国でも最終列車の繰り上げが行われ、10月1日から運休している深夜時間帯の普通列車6本は正式に消えることになります。土佐くろしお鉄道では、県立あき総合病院の目の前に、新駅あき総合病院前が開業します。

 JR九州では九州新幹線の本数削減を行います。博多-熊本間の「さくら」2本と「つばめ」13本の運転を取りやめます。博多-筑後船小屋間の「つばめ」も廃止されます。在来線特急も減ります。「ソニック」は日中の速達タイプ12本を臨時列車にします。「かもめ」も1本の運転を取りやめ、3本を臨時列車にします。「にちりん」も日中の4本の運転を取りやめ、4本を臨時列車にします。延岡-宮崎空港間には「ひゅうが」を走らせてカバーしますが、大分-延岡間は2時間間隔での運行となります。「有明」は廃止され(代わりに大牟田発鳥栖行きの快速が走ります)、「きらめき」や「かいおう」も運転本数が減ります。「きりしま」は宮崎-鹿児島中央間の1往復と宮崎-都城・西都城間の1往復の運転を取りやめます。「海幸山幸」は利用が見込まれる日に増発し、2往復にします。

 普通列車は福岡都市圏だけでなく、熊本都市圏、大分都市圏、鹿児島都市圏で最終の繰り上げを行います。筑肥線の下山門-筑前前原間の各駅にはホームドアを整備します。篠栗線の日中の運転本数が見直されます。快速が1時間に2本から1本に減ります。日中の快速は篠栗-博多間が各駅停車になります。黒崎-直方間は日中に1時間3本走っている時間帯もありますが、2本になります。

 JR貨物は、宅配便を中心とした積合せ貨物の強化を図ります。積合せ貨物輸送のためのコンテナ列車を上下6本新設します。機関車やフォークリフトの新製を行います。EF210を11両、HD300を1両、DD200を6両新製しますが、やはり最大の話題はDD51の定期運用からの撤退。かつては全国各地で見ることのできる機関車で、ブルートレインの牽引も行っていましたが、今は関西線で石油やコンテナを運んでいるだけです。JR貨物からはなくなっても、旅客会社では当分見ることができますが、すでに貴重な存在です。

(追記)
 JR四国の2000系の活躍の場は減りますが、2000系は台車を更新しているため、10年以上、走り続けることができるようです。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2012%2018%2002.pdf、JR九州ホームページ www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/12/18/2021daiyaminaoshi_1_1.pdf、JR貨物ホームページ https://www.jrfreight.co.jp/storage/upload/864ccac61055cdb3d9eb1a8c311cf225.pdf、土佐くろしお鉄道ホームページ https://www.tosakuro.com/news、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASNDL5DYSNDLOIPE012.html、https://www.asahi.com/articles/ASP236VN4P1YPTLC00G.html)

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国交省、JR北海道への財政支援を2021年度以降も継続へ

 2020年度まで国から2年間で約400億円の財政支援を受けているJR北海道。しかし、この財政支援は2020年度までなので、このままでは2021年度以降、何の支援も行われないこととなってしまいます。

 もちろん、支援なしにJR北海道が生き延びることはできません。そこで国交省は2021年度以降も支援を続けることにしました。支援期間や金額については今後決めますが、金額が現在の1年当たり200億円から増える可能性もあります。同じように経営状況が厳しいJR四国についても引き続き支援対象に含め、必要な法律の改正案を2021年1月開会予定の通常国会に提出します。

 もっとも、国が支援するだけではいけません。地元自治体の支援も必要です。それについて鈴木北海道知事は、赤字補填名目での財政支援をしないことを明言しています。設備投資目的の補助金でもいいので、地元が負担する姿勢を見せることが大事でしょう。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASNDD6CVFNDDIIPE00J.html)

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「地域共通クーポン」でJR四国等4割引

 新型コロナウイルスの感染者が増えているので、時機を逸した記事になってしまうかもしれませんが、「Go To トラベル」の「地域共通クーポン」を使うことによって、JR四国等でも安い切符を買うことができます。

 どれくらい安いのかと言えば、JR四国及び土佐くろしお鉄道の乗車券、料金券が40%引きになります(土佐くろしお鉄道だけの切符を買うことはできません)。「地域共通クーポン」を持っている人のみ購入できますが、支払いに使う「地域共通クーポン」は1枚以上あれば良く、不足額は現金で支払います。発売期間は10月1日から2021年1月31日まで、利用期間も10月1日から2021年1月31日までです(ただし、乗車券等の有効期間開始日が「地域共通クーポン」の有効期間に入っていることが必要です)。JR四国の駅の「みどりの窓口」等で発売します。土佐くろしお鉄道内でも、中村、宿毛、安芸の3駅では購入することができます。いずれの場合でも、「地域共通クーポン」の利用エリア(旅行先の都道府県及びそれに隣接する都道府県)内の駅でしか購入することができず、買うことのできる切符も、「地域共通クーポン」の利用エリア内で完結させる必要があります。
(参考:JR四国ツアーホームページ www.jr-eki.com/ticket/brand/2-7EN)

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「四国満喫きっぷスペシャル プラス」を発売

 以前の記事で、「四国満喫きっぷスペシャル」について紹介しました。「四国満喫きっぷスペシャル」は9月までの切符でしたが、10月からは若干内容が変わって「四国満喫きっぷスペシャル プラス」という名前で売られています。

 「四国満喫きっぷスペシャル プラス」は休日を1日以上含む連続した3日間利用可能な切符です。JR四国のほか、土佐くろしお鉄道、阿佐海岸鉄道、ジェイアール四国バスの路線バスも乗り放題です。JR四国と土佐くろしお鉄道は特急の自由席にも乗ることができます。発売期間は10月1日から2021年1月29日まで(WEBで購入する場合は出発の6日前まで)、利用期間は10月1日から2021年1月31日まで(2021年1月29日出発分までです。休日を1日以上含むことが必要となります)です。値段はJR四国の「みどりの窓口」等で買う場合が10000円(「四国満喫きっぷスペシャル」より若干高くなっています)、WEBで購入する場合が10500円です。レンタカーとセットにしたプランもあり、それは12500円です(12月31日から2021年1月3日までに出発した場合はレンタカーとセットにしたプランの設定はありません)。「みどりの窓口」で買うほうが安いのですが、これはアンケートに協力することを条件としています。そして、子供は一律3000円です(大人と同一行程の場合のみ発売します)。有効期間は先ほども書いたとおり3日間ですが、最終日に0時を過ぎた場合は利用エリア内の列車に乗っている限り有効となります。

 これに加えて、大人には「選べる おトクーポン券」というものがつきます。2500円分の「四国旅ぱす。」ポイント引換券か、「四国キヨスク1000円利用券」です。
(参考:JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2009%2024%2004.pdf)

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JR四国、地元バス会社と代替輸送契約を締結

 事故や災害で列車が止まった場合、客の運送をどのように行うのでしょうか? 大都市圏なら近くに並行して走る路線があるため、そのライバル路線に代替輸送を頼みます。

 しかし、JR四国では高松、松山、高知付近を除いてそのような鉄道はありません。そこでJR四国は宇和島自動車、伊予鉄南予バス、四万十交通と代替輸送契約を結びました。10月1日以降、事故や災害などで長時間運転を見合わせる事象が発生した場合、鉄道とバスが互いに代替輸送手段として利用できるようにするのです(実際に代替輸送を実施するかどうかはそのときの状況によります)。

 代替輸送の対象線区と区間は次の通ります。予讃線の伊予長浜-伊予大洲間は、伊予鉄南予バスの長浜駅前-大洲駅前間が対応します。予土線の窪川-十川間は、四万十交通の窪川駅前-十川駅間が対応します。同じく予土線の宇和島-松丸間は、宇和島自動車の宇和島駅前-松丸間が対応します。この3区間で長時間運転を見合わせる事象が発生すれば、代替輸送を行うことがあるのです。
(参考:JR四国ホームページ www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2009%2023%2001.pdf)

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阿佐海岸鉄道もディーゼルカーの運行は11月まで

 車両を全てDMVに置き換えようとしている阿佐海岸鉄道。北隣のJR四国の牟岐線では、7月から牟岐-海部間の列車の運行を止め、代替バスを走らせていますが、阿佐海岸鉄道も12月1日から列車の運行を止め、代替バスを走らせることになりました(これに伴い、JR四国の代替バスとの乗り換え場所が海部から阿波海南に変わります)。今走っている2両のディーゼルカーは失業することになります。現在、列車は1日16往復していますが、代替バスは(牟岐線の代替バスと同じ)9往復だけです。運賃は現行と同じです。車両は朝の3便については9人乗りのジャンボタクシー、それ以外は50人乗りの大型バスを使います。

 なお、11月1日からJR四国の牟岐線阿波海南-海部間が阿佐海岸鉄道に編入されましたが、この区間の運賃は11月から無料となっています。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASNBR6TGZNBRPTLC01K.html、阿佐海岸鉄道ホームページ asatetu.com/wp-content/uploads/2020/10/R2.11.1_あさてつニュース.pdf、「鉄道ファン」2021年1月号 交友社

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JR西日本、2日間乗り放題で12000円

 JR西日本は、「ドラえもん」の2本の映画(「映画ドラえもん のび太の新恐竜」は上映中、「STAND BY ME ドラえもん 2」は公開日未決定)とタイアップして、「『どこでもドア』で、どこいこう。キャンペーン」を10月1日から2021年1月31日まで行います。キャンペーンの内容はいくつかありますが、メインになるのが「どこでもドアきっぷ」の発売なので、ここで「どこでもドアきっぷ」の紹介をしたいと思います。

 「どこでもドアきっぷ」は2種類あります。JR西日本全線2日間乗り放題のものとJR西日本・九州・四国全線3日間乗り放題のものです。指定席はいずれも6回利用できます。また、いずれも智頭急行、JR西日本宮島フェリーを利用することができ、IRいしかわ鉄道の金沢-津幡間、あいの風とやま鉄道の富山-高岡間は通過利用する場合に限り、追加料金なしで乗車できます。値段は2日間用の場合、土休日(出発日が金~日曜日、祝日、11月2日)が12000円、平日用が15000円、子供は全日2000円です。3日間用の場合、土休日(出発日が金、土曜日、11月1日、11月22日)が18000円、平日用が20000円、子供は全日3000円です。2日間用、3日間用ともに大人の値段に5000円を追加すれば6回までグリーン車指定席を使うことができます。利用期間は10月1日から12月25日まで(2日間用は12月24日出発分まで、3日間用は12月23日出発分まで)、発売期間は9月18日から12月17日までです。出発の1か月前から7日前の23:30まで発売します。JR西日本の「e5489」、JR九州の「JR九州インターネット列車予約サービス」、JR西日本、JR九州、JR四国管内の主な旅行会社で発売し、「みどりの窓口」では発売しません。

 ここで重大なことを書き忘れていました。2人以上が同一行程で利用することが条件なのです(子供だけでは使えません)。出張や乗り潰すだけの鉄道ファンの利用を防ぐための規定と思われますが、2人以上が一緒に行動すれば、どうしても大声を出します。新型コロナウイルスが心配される現状では、一人で静かに移動したほうがいいのです。もちろん、特急が乗り放題なら鉄道ファンに乗り潰されて本来の目的を果たせないでしょうから何らかの工夫は必要でしょうが、単純に一人だからといって排除するのは再考する必要があります。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200914_00_dokoikou.pdf)

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