JR四国のハイブリッド式ローカル車両は3600系

 JR四国がハイブリッドの車両をつくることは以前に記事にしましたが、その続報です。

 量産先行車4両(2両編成2本)が完成した、ハイブリッド式ローカル車両は3600系と言います(将来的にはハイブリッド式特急用車両をつくる話もあるようです)。最高速度は時速100キロで、徳島運転所に配置されます。

 車両はステンレスですが、下半分はライトブルーです。四国の海や空をイメージしています。縁取りのゴールドのラインと側面のストライプは、空から海や川面に降り注ぐ光を表現しています。四国の豊かな自然や澄んだ空気、水を象徴しています。

 車内の床は木目調になっていて、モケットは四国の海や空をイメージしたブルーを基調としています。優先席はグリーンを基調とし、四国の美しい山々をイメージしています。座席はロンシートが基本ですが、車椅子対応トイレがないほうには一部クロスシートがあります。3つあります。争奪戦になりそうです。

 3600系は1月から性能確認等の走行試験を行い、6月から営業運転を行う予定です。徳島線、高徳線、鳴門線、牟岐線を走ります。2027年度からは量産車も導入する予定で、量産先行車を含めて合計35編成、70両をつくります。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/assets/2025/12/10/2025%2012%2010%2001.pdf、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC2317I0T21C25A2000000/?msockid=14a30a4a6e7662f310461f4b6ffd6323、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/620724)

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2026年3月ダイヤ改正発表(6)(JR西日本中国地方、JR貨物)

 広島地区でも「うれしート」のサービスが拡大します。新規に設定されるのは、呉線。広-広島間に設定されます。平日は広7:11発広島行きに「うれしート」が導入されます。休日は広7:11発広島行きのほか、広8:32発岩国行きにも設定されます。広8:32発は岩国まで継続設定されますので、1枚の指定席券で乗り換えなしに続けて利用できます。山陽線広島-岩国間では、これまでなかった休日の岩国行きの3本(うち1本は広8:32発の岩国行き)に「うれしート」が設定されます。宮島へのお出かけや広島での買い物帰りに使えます。なお、休日の呉線の「通勤ライナー」は、今回の改正から「シティライナー」に名称が変更されます。

 宇野線では、茶屋町-宇野間で3月15日から毎日運転している臨時列車2往復を、ダイヤ改正後も継続して毎日運転します。新型車両の227系「Urara」の運行区間が拡大され、伯備線・山陰線新郷-西出雲間でも走るようになります。

 JR貨物では、東京→大阪間などの輸送力を増強します。大型トラックとほぼ同じサイズでモーダルシフトしやすい、31フィートコンテナの取り扱いを拡大します。また、主に東北線で使われているEH500の運行区間を上越線にも拡大します。障害時の迂回輸送対応力を強化します。機関車はEF210を6両増備します。

 余談ですが、先ほども書いたとおり、JR四国のダイヤ改正はありません。春にダイヤ改正をしないのは11年ぶりで、2015年以来のことです。その理由は、山陽新幹線に大きな改正がなく、接続する特急列車の時刻を調整する必要がなかったことと、前回2025年春のダイヤ改正で導入したパターンダイヤの利用状況を引き続き見るためです。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2025/12/page_29648.html、JR貨物ホームページ https://www.jrfreight.co.jp/info/2025/files/20251212_01.pdf、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20251217-GYO1T00019/)

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「4S STAY」が6店舗にまで増えていた

 JR四国は2018年から、古民家、空き家、空き店舗などを活用した宿泊施設を運営してきました。「4S STAY」というブランドで、三好市に3店舗、高松市に1店舗あります。

 この「4S STAY」が新たに2店舗増えます。9月にさぬき市(ことでん長尾から車で10分)、10月に高松市(高松から徒歩4分)にできます。どちらも既存の建物をリノベーションした建物です。

 今後も「4S STAY」は増えていきます。2030年度までに四国各地で約20店舗を展開し、年間売上約2億円を目指します。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/assets/2025/08/26/2025%2008%2026%2006.pdf)

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2600系が「アンパンマン列車」に

 小さい子に人気の「アンパンマン」。作者のやなせたかし氏が高知出身という縁もあり、JR四国の車両にも「アンパンマン」が描かれたものが走っています。今年(2025年)で25周年を迎えます。

 そこでJR四国は、25周年を記念して、2600系車両を新たに「アンパンマン列車」に改装し、10月下旬(予定)から高徳線高松-徳島間に走らせることにしました。1日5往復します。2600系は2両編成が2本しかないため、2600系は全ての車両が「アンパンマン列車」になるということになります。

 「アンパンマン列車」のデザインは編成ごとに異なります。オレンジベースの車両には「アンパンマンとそのなかまたち」が描かれています。ブルーベースの車両には「ばいきんまんとそのなかまたち」が描かれています。このオレンジベースの車両とブルーベースの車両を1両ずつくっつけて、2両編成として走らせるのです。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/assets/2025/08/26/2025%2008%2026%2004.pdf、朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/AST944DJZT94PLXB004M.html)

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JR西日本とJR四国が24240円で2日間乗り放題

 JRの旅客輸送は6社に分割され、フリー切符の類は自社で完結するものが多くなっています。しかし、JR西日本とJR四国は、同じインターネット予約「e5489」を使っているため、共同での割引切符もあります。

 そのJR西日本、JR四国が今回つくった切符が、「西日本・四国乗り放題パス」。「J-WESTカード」会員限定で、「e5489」でのみ発売します。「みどりの窓口」での発売はしません。JR西日本、JR四国の新幹線、特急の普通車自由席が乗り放題で、6回までなら追加料金なしで普通車指定席にも乗ることができます(ただし、「サンライズ出雲」、「サンライズ瀬戸」、「WEST EXPRESS 銀河」、「はなあかり」(ほかの車両に併結して走る場合を含みます)は乗ることができません)。

 「西日本・四国乗り放題パス」の発売期間は3月28日から5月30日まで、乗車日の1か月前から当日まで発売します。利用期間は4月14日から5月31日までで、2日間有効です。値段は大人24240円、子供12120円です。なお、この期間で購入できるのは1回限りです。何回も買えるわけではありません。
(参考:JRおでかけネット https://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?shnId=125000139)

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春休みは子供500円でJR四国特急乗り放題

 JR四国は、「こども四国フリーきっぷ」を発売します。

 この「こども四国フリーきっぷ」は、JR四国全線(児島-宇多津間を含みます)が1日乗り放題となる切符。しかも、小学生はたった500円です。さらに、普通列車だけでなく特急も普通車自由席なら乗り放題で、土佐くろしお鉄道窪川-若井間とジェイアール四国バスの路線バスも乗り放題です。発売期間は3月15日から4月7日まで、利用期間は3月20日から4月7日までで、出発当日でも購入することができます。なお、3月に小学校を卒業する小学校6年生は、3月31日までに利用しなければ、500円で乗ることはできません。

 「こども四国フリーきっぷ」は、大人用もあります。子供用と同時に買うかあるいは子供用を呈示した場合に限り、子供用1枚につき3枚まで発売します。大人用単独での発売はありませんし、大人だけでの利用はできません。反対に子供だけの利用はできますので、小学校高学年なら子供だけか友達同士での利用はできるでしょう。大人用の値段は12000円です。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/assets/2025/03/07/2025%2030%2006%2003.pdf)

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2025年3月ダイヤ改正発表(7)(JR四国、JR貨物)

 高徳線の特急、「うずしお」の中には、岡山まで行くものがあります。2往復が岡山まで乗り入れていますが、今回のダイヤ改正で岡山発着の「うずしお」は廃止されます。全て高松発着となります。東京や大阪から徳島に鉄道で行くなら、岡山、高松と遠回りではなく、大阪や神戸あたりで高速バスに乗り換えるのが自然です。高松と高知を結ぶ「しまんと」は2往復減り、快速と「南風」を乗り継いで行くことになります。牟岐線の「むろと」は廃止になります。

 予讃線では、「宇和海」の伊予大洲、八幡浜の発着ホームを原則として駅舎に近い1番線にします。跨線橋を渡らなくてもよいのです。また、「宇和海」については、八幡浜-宇和島間がワンマン運転となります。乗務員の習熟等のため、ダイヤ改正前の2025年1月20日からワンマン運転を始めます。八幡浜、卯之町、伊予吉田、宇和島の各駅では、全ての扉から乗り降りできます。

 今回のダイヤ改正も、JR四国はパターンダイヤが一番の売りです。予讃線、土讃線、高徳線・鳴門線、牟岐線でパターンダイヤを導入したり、拡大したりします。特急もパターンダイヤ化するところがあります。停車駅をそろえたり、「うずしお」のように車両をそろえたりします(「うずしお」は全ての列車が2600系もしくは2700系に統一されます)。予土線でもパターンダイヤを導入します。江川崎-宇和島間は2時間間隔です。徳島で行われている、各線の接続を考慮したタクトダイヤについても拡大します。10~19時台になります。

 JR貨物については、札幌貨物ターミナル発広島貨物ターミナル着の便について、日本海縦貫線経由の直行ルートを設定します。所要時間が9時間あまり短縮され、31時間で結びます。機関車はEF210を9両、EF510を9両増備します。
(参考:JR四国ホームページ https://jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2012%2013%2003.pdf、JR貨物ホームページ https://www.jrfreight.co.jp/info/2024/files/20241213_02.pdf)

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「THE ROYAL EXPRESS」は淡路島に

 普段は伊豆を走っている「THE ROYAL EXPRESS」ですが、再び四国にやって来ます。2025年1月から3月にかけて、走ります。JR四国、JR貨物、JR西日本、東急の協力により運行されます。

 2025年は、2024年にも運行した「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN」のほか、2つのプランが用意されます。「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN LIMITED」と「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN PREMIUM」です。「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN」は2回、「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN LIMITED」は3回、「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN PREMIUM」は1回催行されます。

 新プランはそれぞれどのような内容でしょうか? まず「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN LIMITED」は初日に「藍よしのがわトロッコ」を貸し切ります(乗車区間は多度津-大歩危間)。そして、「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN PREMIUM」は岡山からではなく、神戸から旅が始まります。ウェルカムセレモニーをANAクラウンプラザホテル神戸で行い、ここからバスに乗ります。「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN PREMIUM」 のバスは両備バスではなく、神姫バスの「ゆいプリマ」、「ゆいプリマOLIVIA」を使います。1日目のお昼は淡路島でとらふぐなどを食べます。3日目の宿泊場所は船です。「ガンツウ」という海に浮かぶ宿です。

 ちなみに募集人数は各回ともに1回あたり最大15組30人(最少催行人員16人)、値段は2人1室の場合で、「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN」と「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN LIMITED」は税込96万円から、「SHIKOKU・SETOUCHI CRUISE TRAIN PREMIUM」は税込145万円です。ホームページや郵送で9月4日から10月21日までの間申し込みを受け付け、抽選を行います。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2009%2002%2001.pdf)

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松山の高架化は9月29日

 以前にも書きましたが、この秋、松山が高架化されます。9月29日です。前日の28日22:40ごろから29日6:00ごろにかけて、高架切替工事を行うため、特急は伊予北条-松山-伊予市間、普通は堀江-松山-北伊予間で運休し、バスやジャンボタクシーによる代行輸送を行います(悪天候などの理由で工事ができない場合は、10月5~6日に行います)。高架になった駅からの初列車は、松山6:13発の「しおかぜ6号」、「いしづち6号」です。

 新しい駅には、「しこくスマートえきちゃん」で表示されるQRコードをかざして通過することのできる自動改札機や、ウォークイン改札をJR四国で始めて導入します。また、2面4線あるホームのうち、岡山、高松方面の「しおかぜ」、「いしづち」等は1番乗り場からの発着に統一、宇和島方面の「宇和海」は概ね2番乗り場(一部1番乗り場)からの発着に統一されます。階段の上り下りなく、向かいの列車に乗れば良いのです。普通列車は3番乗り場、4番乗り場を基本的に使います。また、これまで松山寄りにあった「宇和海」の指定席ですが、高架化後は宇和島寄りに変わります。

 また、今回の改正では人手不足ということもあり、利用状況を踏まえ、一部列車の運転取りやめや最終の繰り上げを行います。一部区間の運転取りやめを含めて、22本が減ります。それに伴い、特急や快速の中には、停車駅が増えるものもあります。2両から4両に増結するものもあります。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2008%2002%2005.pdf、https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2008%2002%2003.pdf、https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2008%2002%2004.pdf、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/f69e74e254faf3d28595b8d8316204afb4e41023)

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「マリンライナー」のグリーン車、指定席料金を値上げ

 岡山と高松の間を瀬戸大橋経由で結ぶ、快速「マリンライナー」。一部を除いて、グリーン車や普通車指定席を連結しています。その「マリンライナー」ですが、10月1日乗車分からグリーン料金と普通車指定席料金を値上げします。

 値上げ後の料金はいくらになるのでしょうか? まず正規の料金から言いますと、50キロまで780円、100キロまで1000円のグリーン料金は、それぞれ1010円、1260円になります。閑散期は330円、それ以外は530円の普通車指定席料金は年間を通じて同額の840円になります。

 割引切符はどうでしょうか? 「e5489」専用の「チケットレス特急券」は、グリーン料金が現在と同額の50キロまでが780円、100キロまでが1000円、普通車指定席料金が330円から530円に値上げになります。「J-WESTカード」会員限定の「eきっぷ」は、グリーン料金が470円が650円に、普通車指定席料金が210円が450円になります。「J-WESTカード」会員限定の「eチケットレス特急券」は、グリーン料金が470円が630円に、普通車指定席料金が210円が420円になります。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240716_02_press_Kaisokumarinelinerminaoshi_1.pdf)

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