「桜島号」は15日から運行再開、JRも代行バス運行へ

 7月28日の地震で鉄道とともに高速道路も通行止めになっていましたが、高速道路は14日から九州道松橋インターチェンジ-えびのインターチェンジ間の一般車通行止めが解除されました。一部区間は対面通行になりますが、福岡-鹿児島間を車で行き来することができるようになったのです。

 これに伴い、高速バスも運行を再開します。福岡-鹿児島間は15日から再開しました。15日、16日は一部の便が運休しますが、17日からは通常通り運行します(対面通行による渋滞はあるとは思われますが)。福岡-宮崎間は15、16日は迂回して運行しますが(本数はかなり少ないです)、17日からは通常通りの経路(九州道、宮崎道)で運行します。一部の便は運休します。

 JR九州も代行バスを走らせます。19日からは宇土-松橋-小川間で運行を始めます。朝夕の通学時間帯を中心とした運行で(休日も本数は減りますが運行します)、宇土-小川間の所要時間は約60分です。約20分間隔で運行します(宇土-松橋間は約15分間隔)。交通系ICカードは使えません。26日からは宇土-八代間でも通学客優先で代行バスを走らせる予定です。
(参考:西鉄ホームページ https://jik.nishitetsu.jp/traffic/default.htm?_ga=2.33455549.24902090.1786622832-1465442048.1784206022、JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2026/08/14/20260814_Substitute_bus_service_between_Uto_Station_and_Ogawa_Station_2.pdf、FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/articles/-/1094598)

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「旅名人の九州満喫きっぷ」にスマホ版

 九州には「旅名人の九州満喫きっぷ」というものがあります。JR九州など九州の鉄道、軌道交通事業者15社局の普通列車に乗ることができます。

 その「旅名人の九州満喫きっぷ」ですが、9月1日からスマホ版のものができます。JR九州の「みどりの窓口」等ではなく「my route」のアプリで購入します。購入日を含む7日以内に利用開始することが必要で、利用開始日からの有効期間は利用開始日を含めて90日間です。1回分の有効期限は、各1日券の「利用する」ボタンを押した日の翌日午前2時までです。0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効の紙版とは違い、JR九州でも最終列車まで対応できます。改札の通過方法は次の通りになります。JR九州の「QRチケレス」エリア内では、QRリーダーの設置駅ならアプリに表示されたQRコードを改札機にかざして利用します。QRリーダーのない駅なら、駅に設置された改札用のQRコードをアプリで読み込みます。複数人でも人数分のQRコードを改札機にかざすなどの方法で利用できます。JR九州以外の各社局やJR九州の「QRチケレス」エリア外は、アプリのQRチケット画面を乗務員や駅係員に提示して乗車します。利用できる路線はスマホ版でも紙版でも変わりませんが、西鉄だけは12月31日には使えません。終夜運転を行うからでしょうか?

 自動改札に対応でき、期間内なら連続使用しなくても良く、複数人でも利用できます。転売もできません。どこかで求められる機能です。そうです、「青春18きっぷ」です。紙の切符では難しいですが、スマホならできます。「青春18きっぷ」は建前上は若者向けの切符ですから、スマホで対応すれば良いでしょう。実現の可能性が極めて低い過去の形態に戻すのを強く求めるのではなく、こういうかたちで解決していくのが望ましいと思われます。磁気の切符をなくして、QRコードに対応するのはJR自体、求められていることでありますから。

 なお、9月1日から値上げを行います。新設のスマホ版は13000円、紙版は14000円です。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2026/07/31/20260731_Tabimeijin_my_route.pdf)

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九州新幹線新水俣-鹿児島中央間は7日に運行再開

 7月28日の地震の影響で運行を取り止めていた九州新幹線熊本-鹿児島中央間のうち、新水俣-鹿児島中央間の運行を再開します。明日、7日から運行を再開します。

 ただ、運行本数は少ないです。7日から16日までの間は、1日6往復しか走りません(17日以降は本数が増える予定です)。全列車各駅停車の「つばめ」で、鹿児島中央から新水俣に行き、再び鹿児島中央に戻るというパターンです。1編成で対応できるダイヤです。全車自由席で、グリーン車は利用できません。車内のトイレや洗面所も使えません。設備の都合でしょうか?

 なお、並行在来線の肥薩おれんじ鉄道についてですが、水俣-川内間は5日から運行を再開しました。八代-水俣間は安全確認ができた区間から順次運行を再開する予定ですが、一部区間では被害が大きいため、復旧までの時間がかかるようです。

 八代-水俣間のバス代行輸送は10日を目途に始めるようです。

(追記)
 九州新幹線新水俣-鹿児島中央間は、17日から増便します。1日14往復走ります。全て各駅停車、全車自由席でグリーン車なし、列車内のトイレや洗面所が使えないのは16日までと同じです。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/emergency/__icsFiles/afieldfile/2026/08/05/20260805_Resumption_of_Kyushu_Shinkansen_Service_Shin-Minamata_to_Kagoshima-Chuo_1.pdf、https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/emergency/__icsFiles/afieldfile/2026/08/05/20260805_Kyushu_Shinkansen_Train_Schedule_Shin-Minamata_to_Kagoshima-Chuo.pdf、https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/emergency/__icsFiles/afieldfile/2026/08/12/20260812_Resumption_of_Kyushu_Shinkansen_Service_Shin-Minamata_to_Kagoshima-Chuo.pdf、肥薩おれんじ鉄道ホームページ https://www.hs-orange.com/page1187.html)

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九州新幹線、博多-熊本間は今日運転再開

 28日に熊本で起こった地震で、九州では不通区間が生じています。

 しかし、たった3日で、新幹線は熊本まで復旧します。今日31日朝から、筑後船小屋-熊本間でも運転を再開し、博多-熊本間を新幹線で行き来することができるようになりました。本数は通常よりも少ないですが、新幹線で熊本まで行くことができるのです。なお、前日の30日午後には一足早く在来線(鹿児島線荒尾-熊本間)が復旧し、午後には博多-熊本間に特急用車両を使った臨時の快速が走りました。

 在来線で運休しているのは鹿児島線熊本-八代間と三角線ですが、鹿児島線熊本-宇土間と三角線は8月2日には運行を再開する予定です。肥薩おれんじ鉄道も今のところ見合わせています。復旧に時間がかかるのは九州新幹線熊本-鹿児島中央間と鹿児島線の宇土-八代間です。このうち、九州新幹線新水俣-鹿児島中央間は運転再開の予定ですが、残る九州新幹線熊本-新水俣間、鹿児島線宇土-八代間は1か月以上かかるようです。今のところ、宇土-八代間をカバーする代行バスの実施も未定です。

 高速道路も被害を受けています。九州道も松橋-えびの間が不通で、高速バスも運行できません。福岡と鹿児島の間は大分、宮崎経由で行けばできないこともないですが(JRは一部区間で臨時特急を出しました)、9時間近くかかるのでは実用的な交通手段とは言えません。代わりに使われるのが、航空機。福岡-鹿児島間などで臨時便を運航しています。

 最後になりましたが、今回の地震でお亡くなりになった方にお悔やみを申し上げるとともに、被災された方にはお見舞いを申し上げます。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC302SC0Q6A730C2000000/?msockid=14a30a4a6e7662f310461f4b6ffd6323、JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/emergency/__icsFiles/afieldfile/2026/07/31/20260731_train_plan_0801_2.pdf、https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/emergency/__icsFiles/afieldfile/2026/07/31/260731_kumamotojishin_1.pdf、肥薩おれんじ鉄道ホームページ https://www.hs-orange.com/page1183.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/693401)

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福岡空港に着陸できず北九州空港に着陸したらJR九州が臨時特急?

 九州の空の玄関と言えば、福岡空港。都心から近いところにあり、とても便利です。

 しかし、あまりにも便利であるがゆえに、夜間に着陸することができません。22時でおしまいです。そういうときは代わりに、北九州空港が使われるようです。北九州空港なら24時間使えるので、遅くなっても対応できます。JALの場合、福岡空港の代わりに北九州空港に着陸したのが最近1年間で3回あったようです。

 北九州空港に代替着陸した後、利用者はどうすれば良いのでしょうか? JALの場合、福岡市までバスを用意してくれます。利用者にとってはありがたい話なのですが、急な話なので車両や運転士の確保に苦労しているようです。

 そこでJR九州はJALに打診し、北九州空港に代替着陸した場合、博多まで臨時特急を出すことにします。JALが手配するバスで空港最寄りの下曽根まで運んでもらい、そこで臨時の特急に乗り換えてもらい、博多まで行くのです。この特急は小倉などにも停まりますので、1本あれば需要がまかなえるのでしょう。バスなら何台も必要なところです。特急運行にかかる経費はJALが負担します。

 なお、この取り組みをいつから始めるかはまだ未定とのことです。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20260626-GYS1T00023/、FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/articles/-/1066248)

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唐津地区、北九州地区にもYC1系

 非電化区間用のディーゼルカーも老朽化が進んでいますが、まだまだ国鉄時代の車両が残っています。

 そんなJR九州ですが、現在、長崎線江北-長崎間、佐世保線早岐-佐世保間、大村線で走っているYC1系を増備することになりました。唐津地区、北九州地区に走らせます。唐津地区は2027年度末ごろ、北九州地区は2028年度末ごろに運行を開始する予定です。

 具体的な線区は明らかになっていません。唐津地区は唐津線や筑肥線の非電化区間、北九州地区は日田彦山線や後藤寺線と言われています。最初に走った大村線等と違い、特急に準じるような都市間輸送はないので、むしろYC1系のようなロングシートの車両が能力を発揮できると思われます。都市間輸送も期待される「シーサイドライナー」に使われたのは利用者にとってもYC1系にとっても不幸でした。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2026/06/25/20260625_01_Railway_update_1_Efforts_Toward_Comfortable_Train_and_Stati.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20260625-4627314/)

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JR九州、在来線特急用車両をリニューアル

 分割民営化直後は魅力的な新車がたくさん出ましたが、最近は「あっ」と言わせるような車両が出てきません。まだ新幹線や普通列車には新車が投入されていますが(もっとも普通列車の新車の評判が良いかと言えば疑わしいところですが。「乗りたい」と思わせるものではありません)、在来線の特急用車両は最近、新車が登場しません。分割民営化の直後に大量に話題となるような新車をつくったのですが、その動きは止まり、885系でもつくられてから25年が経過しています。かといって、新車をつくる話もありません。これからも使い続けます。ただ、リニューアルは行われます。

 「ソニック」用の883系は客室内のリニューアルを行います。座席取り替え、床張り替え、客室内の塗装を行います。リニューアルされた車両は2027年春ごろから順次運行を開始します。

 783系、883系、787系については、空調装置のリニューアルを行います。リニューアルされた車両はすでに7月ごろから順次運行を開始しているようです。883系、885系、787系、783系については、トイレのリニューアルも行います。リニューアルされた車両はすでに6月ごろから順次運行を開始しているようです。

 車いすスペースの整備を行うものもあります。883系、885系、6両編成の787系が該当します。リニューアルされた車両は秋ごろから順次運行を開始します。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2026/06/25/20260625_01_Railway_update_1_Efforts_Toward_Comfortable_Train_and_Stati.pdf)

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JR九州に307系と501系

 JR九州は、他社で走っていた車両を改造して、自社の車両として走らせます。2つあります。

 ひとつは、307系。東京臨海高速鉄道(りんかい線)の70-000形を改造して、307系として走らせます。筑肥線筑前前原-西唐津間を走っている103系3両編成5本を2両編成5本で置き換えます。307系は2027年春に運行を開始する予定です。

 もうひとつは、501系。JR東日本のE501系を改造して、501系として走らせます。山陽線・鹿児島線下関-小倉間を走っている415系を4両編成の501系で置き換えます。何編成導入するかはまだ決まっていません。501系は2028年春に運行を開始する予定です。

 デザインは、307系、501系ともに1編成はキューポちゃん柄にします。「キューポちゃん」は、JR九州のポイントサービス、「JRキューポ」のキャラクターです。そのほかの編成については、未定です。

 JR九州は基本的には交流電化で、直流電車や交直流電車を必要とする区間はごくわずかです。そんなに車両を必要とはしません。それを考えると、自社で車両をつくらずに他社の車両を購入するというのもひとつの考えでしょう。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/682102)

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忘れ物の受け取りも新幹線で

 駅や車内で忘れ物をすると、しばらくの間駅で保管します。しかし、その駅が近くにあるとは限りません。新幹線など長距離の列車に乗った場合、遠くの駅で保管していることもあります。お金と時間をかけて行くか、諦めるか難しいところです。

 そこでJR九州は、「はやっ!便」を使った忘れ物輸送サービスを6月17日から始めます。「最短即日!はやっ!便お忘れ物スピードお返しサービス」です。

 どうやって使うのでしょうか? 対象となる忘れ物はスマホ、キーケース、薬、土産、ポーチ、鞄等で、現金等の貴重品、生鮮食品、危険物等は対象外です。対象となる忘れ物を保管している駅が博多、熊本、鹿児島中央のいずれかで、かつ送り先の駅も博多、熊本、鹿児島中央のいずれかである場合に利用できます。忘れた人がチャットを使って忘れ物の問い合わせをすることができる「find chat」にアクセスするか、もしくは博多、熊本、鹿児島中央の窓口で申し出て、条件に合致した場合に使えます。早ければ当日のうちに受け取ることができます。

 値段は1個あたり2500円均一、忘れ物を受け取るときに「はやっ!便」窓口で支払います。現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済で支払います。忘れ物を受け取るときには当然ながら本人確認書類が必要です。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2026/06/05/20260605_Lost_and_Found_Speedy_Return_Service_3.pdf)

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「JRキューポ」を貯めるとJR九州乗り放題

 JR九州には「JRキューポ」というポイント制度があります。カードを利用するとポイントが貯まり、またその貯まったポイントでお得な切符に引き換えることもできます。

 さて、そのお得な切符に、フリー切符タイプが加わることになりました。「JRキューポ特典乗り放題きっぷ」です。すでに5月27日から発売を開始しています。利用の前日までに、インターネットで購入します。「JRキューポ」10000ポイントで引き換えることができますが(当然ながら、ポイントでの支払い限定です)、7月16日出発分まではデビュー記念で8000ポイントで交換できます。

 「JRキューポ特典乗り放題きっぷ」は九州新幹線、西九州新幹線を含むJR九州の特急列車、快速、普通列車の普通車自由席及び日田彦山線のBRTが連続する2日間乗り放題です。普通車指定席やグリーン車の場合は追加料金が必要です。JR西日本の山陽新幹線と博多南線には乗ることができません。「JRキューポ特典乗り放題きっぷ」は6月27日から利用できますが、お盆(8月10日~19日)、年末年始(12月28日~1月6日)、ゴールデンウィーク(4月27日~5月6日)は利用できません。2026年は秋に5連休があるため、その期間(9月19日~27日)も使えません。また、8月9日開始のもののように、有効期間の2日目がこれらの期間にかかるものも発売しません。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2026/05/25/20260525_Introducing_the_new_JR_Kyupo_Special_Unlimited_Ride_Ticket.pdf)

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