駅に停まった787系で一泊

 以前記事にした、嵐のラストドームツアーですが、みずほPayPayドーム福岡は4月24日から26日の3日間です。また同じ時期にはドリカムもマリンメッセ福岡で公演を行います。4月25日と26日です。

 有名アーティストのライブは、全国どこでもチケットが取れたら御の字なので、九州だけでなく、全国から人がやって来ます。当然ながらその日に帰ることができないのでホテルに泊まりますが、ホテルはすぐに埋まってしまいます(ライブの日程が発表された時点で、まずホテルを確保します)。札幌のところでも書きましたが、どうしてもライブのチケットが取れたのに、ホテルが確保できないケースが出てきます。確保できたとしても、値段は高いです。自宅に帰る人のためにJR西日本(新幹線)やJR九州(新幹線、在来線)は臨時列車を出しますが(場合によってはこれらの列車を使って取りあえず福岡を脱出し、少し遠いホテルに泊まるという方法もあります)、それでも対応しきれません。

 話は少し長くなりましたが、JR九州は博多に787系6両編成を留置し、一晩の滞在場所を提供することにしました。4月25日の23:30から翌26日の6:30まで滞在できます。旅館業法に触れないように、あくまでも滞在場所という位置づけです(1985年のつくば万博のときは、土浦から万博中央まで列車が動いて、夜行列車扱いにしました)。軽食の提供はありますが、寝具の提供はなく、車内の照明も消しません。宿泊を前提としたサービスは行わないので、これで旅館業法はクリアできるようです。ただ深夜なので、静かにすることは求められます。

 値段は、2人掛けの普通席を1人で使うプランの場合、7800円です。DXグリーン席(女性のみ)、グリーン席(女性のみ)、BOX席の設定もあります。3月18日からJR九州のホームページで予約を受け付けています。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/byarea/fukuoka_saga/info/__icsFiles/afieldfile/2026/03/10/20260310_787_series_shared_space.pdf、朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASV3B3HG5V3BULFA00SM.html)

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3月で山陽・九州新幹線車内の自販機廃止

 新幹線には自販機がないものと思っていましたが、山陽・九州新幹線用のN700系8両編成には飲み物の自販機があります。

 しかし、その自販機ですが、3月末までに営業を終了します(すでに営業終了に伴う作業を行っているため、利用できないものもあります)。駅構内などで購入して車内に持ち込む人が増えたので、車内の自販機の利用が減ったのが理由のようです。そもそも、自販機のある新幹線は少数派なので、全ての新幹線に自販機がないものと思っている人が多いのではないかと思われます。私も車内に自販機があったのを忘れていました。

 もっとも、自販機での廃止がなくなっても、自販機の撤去は行いません。撤去すれば車両重量の関係で運行に影響が生じるからです。張り紙を貼って、営業を終了したことを示すだけです。

 また、京阪神と鳥取を結ぶ「スーパーはくと」も、飲み物の自販機の営業を終了します。営業終了日はダイヤ改正の前日の3月13日です。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/260219_00_press_shinkansen_jihanki.pdf、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/b62d7de720ddc0e0b9fb58c072ade8f9a91ac315、智頭急行ホームページ https://www.chizukyu.co.jp/user/filer_public/51/61/5161bcd6-946b-49ba-a459-e6e9f3fb108f/te-ji-supahakutohao-che-nei-yin-liao-zi-dong-fan-mai-ji-sabisuzhong-liao-nitsuite.pdf)

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九州新幹線全線開業15周年で全線乗り放題2万円

 九州新幹線はこの3月12日で、全線開業してから15年が経過します。これを記念してJR九州は、2種類の特別な切符を発売します。

 そのうちのひとつが、「九州大冒険きっぷ」(もうひとつは、JR九州全線1日乗り放題もしくは九州新幹線全線1日乗り放題が当たる、「九州ドリームガチャ・フリーきっぷ」です)。利用期間が4月10日から19日までの10日間限定の切符です。発売期間は3月10日から4月17日までで、乗車日の前日まで発売します。有効期間は連続する2日間で、インターネットでのみ発売します。

 「九州大冒険きっぷ」は2種類あります。豊肥線以北のJR九州全線(熊本-宇土-三角間を含みます)に乗ることのできる北部九州版と、JR九州全線に乗ることのできる全九州版の2種類です。新幹線や特急も普通車自由席なら乗り放題です。値段は、北部九州版が大人10000円、子供2000円で、全九州版が大人20000円、子供3000円です。なお、子供用は大人用と同時に購入し、同一の行程で利用する場合に限り有効です。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2026/02/06/20260206_Kyushu_Shinkansen_15th_Anniversary_Discount_Tickets.pdf)

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「eきっぷ」、「JR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷ」等廃止

 JR東海のお得な切符についての記事ですが、最後に取り上げるのは新幹線です。JR東海の東海道新幹線だけでなく、JR西日本の山陽新幹線、JR九州の九州新幹線にも影響は及びます。

 「エクスプレス予約」では通常より安い値段で新幹線に乗ることができます。その中には、特急券だけのものもあります(乗車券は別途買います)。「e特急券」です。新幹線だけでなく在来線にも乗る場合、途中下車する場合、学生の場合に使うとお得です。

 しかしその「e特急券」ですが、廃止されてしまいます。2027年3月31日乗車分で発売終了となります。代わりとなるお得な商品はないようです。

 JRとしてはネットでの購入を推し進めたいです。しかし、「エクスプレス予約」に限ったことではないですが、このところの動きはそれに逆行しています。本来なら「みどりの窓口」で買うような人から窓口の人件費に見合ったお金をもらう(つまり、正規料金を値上げする)のが望ましい方向性ですが、国交省の頭が固いせいか、鉄道だけが時代遅れの運賃制度に引きずられ、なかなか正規料金の値上げができないので、短期的な視点でネットの割引切符を値上げしようとしているのでしょうか? これでは、ネットへの移行が進まず、人的コストのかかる「みどりの窓口」の削減もできません。

 話は変わりまして、名鉄との競争がある豊橋-名古屋間ではお得な切符が発売されていました。在来線でも新幹線でも、お得に行き来することができました。しかし、2026年3月31日でこれらの切符が廃止され、使えなくなります(「JR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷ」は2026年4月30日まで利用できます)。「JR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷ」は金券ショップでもばら売りされていましたので、それを封じ込める目的もあるのでしょう。「青春18きっぷ」と同じような話です。

 ただ、こちらは代替の切符があります。「エクスプレス予約」に新たな切符ができるのです。「EX早特1」というもので、前日までに買えば、豊橋-名古屋間の新幹線自由席が1400円です。この区間の運賃は1340円なので、60円足すだけで新幹線に乗ることができます。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044876.pdf、https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000044875.pdf)

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佐賀関へのお得な切符が1000円引き

 JR九州大分支社は2025年11月13日から、佐賀関キャンペーンの一環として、「佐賀関グルメ 1day レール&バスきっぷ」を発売しています。大分や別府から日豊線の普通列車に乗り(特急に乗る場合は、特急料金別払い)、坂ノ市で大分バスに乗り換えて佐賀関まで行きます。鉄道やバスは1日乗り放題です。佐賀関の道の駅で、関アジ丼か関サバ丼を食べることができる食事券が付いています。発売期間、利用期間ともに2025年11月13日から2026年3月31日までです。値段は大分発が大人3040円、子供2170円、別府発が大人3600円、子供2450円です。なお、切符はアプリ上での販売です。

 その観光キャンペーンが始まったばかりの佐賀関ですが、大火事に遭いました。そういうこともあってでしょうか、200人限りですが、1000円割引のキャンペーンを行っています。割引クーポンは1月15日から2月28日まで配布しています。クーポンコード(saganoseki)を入れれば良いようで、先着200人限りです。なお、割引になるのは大人だけです。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2026/01/14/20260115_Limited_time_campaign_coupons_will_be_distributed_to_the_first_200_customers_1.pdf)

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JR四国、キハ185系2両をJR九州に譲渡

 キハ185系は分割民営化直前の1986年に四国に配備された車両。特急用車両でありながら、2両でも使えるようになっているのが特徴で、分割民営化後の1988年までの間に、52両がつくられました。

 そのときは当分の間主力であり続けると思われていましたが、時代の流れは速く、すぐに振り子式の車両が登場し、1992年には20両がJR九州に譲渡されました。JR九州では「ゆふ」、「九州横断特急」などで使われています。

 デビューして5年ほどで主力の座を追われたキハ185系ですが、2両で走ることができるということが幸いして、徳島線や牟岐線の特急として使われてきましたが(それでも余るので、一部は普通列車用に改造されています)、牟岐線の「むろと」が廃止されるなどで、さらに余るようになりました。そこでJR四国は、キハ185系を使っているJR九州に声をかけ、2両が行くことになりました。

 JR九州はこのキハ185系をどのように使うのでしょうか? 久大線の「ゆふ」の利用者が増えているので、その追加用として使うようです。JR九州はキハ185系の取り扱いには慣れています。また、今後、古いキハ40系を使っている観光列車の置き換えにも使えそうです。JR四国も普通列車用として持て余しているのがあるので、新型車両の投入が進めば、それを譲渡することも可能でしょう。今回は2両だけの譲渡ですが、次もあるかもしれません。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASV1J4CYCV1JPLXB00HM.html)

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鹿児島線の新駅はJR貝塚

 JR九州は鹿児島線千早-箱崎間に新駅を設置します。千早から2.3キロ、箱崎から1.7キロのところに、2027年に開業するその新駅ですが、その駅名が決まりました。

 2025年度初めに行われた駅名募集の結果、決まった駅名は、JR貝塚。JRのついた駅名はJR西日本ではよく見られますが、JR九州では初めてです。公募での上位3案は、貝塚、JR貝塚、新貝塚と貝塚を含んだものであり、そのほかでも貝塚を含んだものが多かったので、この結果は順当なところです。貝塚という駅名はJRにはありませんが、大阪府貝塚市に東貝塚という駅名があり(貝塚は南海本線の駅)、紛らわしい駅名を回避するためにもJRを付けて地下鉄、西鉄と区別するのは妥当と言えます。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2025/12/25/251225_thenameofthenewstationhasbeendecided.pdf)

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JR九州から3回のお出かけをセットにした割引切符

 JR九州は、1月13日から3月29日までの間、JR九州アプリ限定で「ちょいと”いいとこ”めぐりきっぷ」という切符を発売しています。

 この「ちょいと”いいとこ”めぐりきっぷ」は、博多を出発駅として、設定された3つの方面から1つ行き先を選ぶことができます。肥前鹿島・多良(カキを楽しむこともできます)、筑後吉井・うきは、中津です。いずれも日帰りで楽しむことができるところです。往復には新幹線(筑後吉井・うきは)や特急(肥前鹿島・多良、中津)の自由席に乗ることができます。中津を除いては、現地で乗り降り自由の区間があります。「ちょいと”いいとこ”めぐりきっぷ」の発売期間は1月13日から3月29日までの間(利用前日までの発売)、利用は1月14日から3月31日までの連続する2日間です。

 この「ちょいと”いいとこ”めぐりきっぷ」の特徴は、買う回数が増えるごとに値段が下がるというもの。まず最初は3500円で買い、3つの方面から1つを選んで行きます。アプリで予約し、駅で切符に引き換えてから使います。携帯の予約画面等では利用できません。2回目は2000円に下がり、1回目で行かなかった2つの方面から1つを選んで行きます。同じ旅行先に複数回行くことはできません。3回目は1000円で、1回目、2回目に行かなかったところに行くことができます。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2025/12/25/251225_releaseofthechoitoIitokoMeguriTicketexclusivelyonthejrkyushuapp.pdf)

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並行在来線の長崎線に「貝食列車」

 冬がシーズンのカキは、有明海でも食べることができます。鹿島・太良エリアの海岸沿いにはカキ小屋ができ、そこでカキを食べることができます。この鹿島・太良エリアに行きやすいよう、2月7、14、21、28日(いずれも土曜日)の4日間、臨時列車を1往復走らせます。「貝食列車」と言います。

 それでは、「貝食列車」について詳しく見ていきます。往路は江北10:36発肥前大浦11:19着です。博多9:32発の特急「みどり・ハウステンボス15号」から江北で乗り換えることができ、各駅に停まります。復路は多良14:02発江北14:34着です。江北から14:39発の博多行き特急「みどり36号」に乗ることができ、こちらも各駅に停まります。

 往復ともにこの「貝食列車」を使えば、現地で2時間半程度カキなどを食べることができます。参考にしたホームページでは、駅から歩いて10分程度で行くことができるおすすめの店を3つ紹介しています。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2025/12/25/251225_kashimaandtaraareaenjoyoysterhutgourmetonthetrain_1.pdf)

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「36ぷらす3」の6号車が個室に

 九州をぐるっと回る、787系改造のJR九州の観光列車、「36ぷらす3」。この「36ぷらす3」がリニューアルされることになりました。

 今回手を加えられるのは、6号車。6号車は畳敷きのグリーン車ですが、これが1~2人定員の個室になります。10室できます。1~2人定員の個室は現在、3号車に6室ありますが、それを増やすのです。6号車に新たにできる個室は、通路との間がガラス張りのパーテーションなので、個室とは言いますが開放的な雰囲気になります。また床はフローリングになります。この6号車のリニューアルのため、「36ぷらす3」は5月12日から秋まで運休します。この秋に新しい「36ぷらす3」に出会えるのです。

 また、6号車が個室になるのに伴い、5号車と6号車で提供されていた「座席ランチプラン」を終了します。個室以外の車両が5号車だけになるからでしょう。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2025/12/25/251225_36plus3willresumeinthefallof2026_1.pdf)

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