青い森鉄道、日中の一部列車を快速に置き換え

 青い森鉄道も3月14日にダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正では、日中の一部列車が快速になります。快速になるのは八戸12:12発青森行き、青森9:29発八戸行き、青森14:39発八戸行きの3本です(時刻はダイヤ改正後のもの)。八戸-浅虫温泉間で7駅を通過し、各駅停車のときより10分近く速くなります。

 また、利用状況を踏まえ、早朝と深夜の一部の便が千曳を通過します。通過するのは、八戸5:45発青森行き、八戸22:22発青森行き、青森22:23発八戸行きです(時刻はダイヤ改正後のもの)。
(参考:青い森鉄道ホームページ https://aoimorirailway.com/wp/wp-content/uploads/2025/12/afef24f59c9c14e84787b394136c2a26.pdf)

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2026年3月ダイヤ改正発表(2)(JR東日本新幹線、東北)

 以前にも書きましたが、東北新幹線、上越新幹線では一部区間で最終列車の繰り上げを行います。ただ、盛岡行き、仙台行きに関しては、これまでの最終は停車駅の多い「やまびこ」でしたが、ダイヤ改正後は「はやぶさ」が最終になるので、盛岡に関しては最終は4分、仙台に関しては最終は8分繰り上がるだけです。

 東北新幹線では「はやぶさ」が増発されます。東京11時台発の「はやぶさ」が増発され、東京7~11時台発の「はやぶさ」は毎時2本以上になります。上りも東京18時台着の「はやぶさ」が盛岡始発から新青森始発になります。山形新幹線は「つばさ」がE8系に統一されるため、宇都宮-福島間の一部の列車の最高速度が時速275キロから300キロになり、所要時間が短縮されます。北陸新幹線は、「かがやき」の一部列車の所要時間が短縮され、東京-富山間の最速が1分短縮の2時間4分、東京-金沢間が1分短縮の2時間24分、東京-福井間が2分短縮の2時間49分、東京-敦賀間が2分短縮の3時間6分になります。関西方面でもめている間に、東京方面はどんどん改善されていきます。大阪までフル規格で直通することを第一に、利害関係者の間で妥協を重ねないといけません。パーフェクトな案はどこにもないのです。敦賀行き最終の「かがやき517号」の東京発が4分繰り下がり、20:00になります。

 仙石線は10~14時台、あおば通-多賀城間を増発します。現行のダイヤでは1時間に3~5本走っていますが、4~6本に増やします。仙石東北ラインを除いてE131系に置き換え、ワンマン運転を実施します。全ての扉から乗り降りできます。仙石東北ラインの列車については車掌が乗務します。日中、石巻あゆみ野に停まる仙石東北ラインの列車を増やします。東北線岩切-利府間で日中、60分間隔のパターンダイヤを導入し、仙台空港アクセス線では日中の快速1往復を各駅停車にします。これにより、仙台空港アクセス線から快速が消えます。

 釜石線では快速「はまゆり」を含めて全ての列車をHB-E220系で運転します。快速「はまゆり」も全車自由席になり、都市間列車としての居住性は大幅に悪化します。早朝、夜間に運転されている遠野-釜石間1往復が廃止されます。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2025/timetable/、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/251212_00_press_daiyakaisei_hokurikuarea.pdf、仙台空港鉄道ホームページ https://www.senat.co.jp/wp-content/uploads/2025/12/20251212_pressrelease.pdf)

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福島臨港鉄道、旅客輸送を復活か?

 常磐線の泉から分岐して小名浜に行くのは、福島臨港鉄道。今は貨物専業の鉄道ですが、1972年までは旅客輸送も行っていました。この福島臨港鉄道で、旅客輸送を復活させるという話があるのです。

 きっかけは小名浜にサッカー場ができること。サッカー場はアクアマリンパークの駐車場を一部潰してつくるので、その分駐車スペースが減ります。このままだと需要のピークとなるゴールデンウィークにサッカーの試合が重なると、深刻な駐車場不足になります。そこで試合開催日に貨物鉄道を使って、旅客営業を行うことが考えられています。旅客営業を行うためには、ホームなどの整備も必要で、採算性についてはこれから検討に入るとのことです。

 また試合のある日だけでなく、それ以外の日にも運行することが考えられています。付近にはショッピングモールや道の駅といった集客施設がありますので、試合がなくても一定の需要があると見込んでいるのでしょうか?
(参考:福島民友ホームページ https://www.minyu-net.com/news/detail/2025111107332042786)

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大鰐線の代替交通は路線バスのルート変更

 弘南鉄道大鰐線は、利用者が減少しているため、2027年度末で運行を休止します。

 廃止した後、問題になるのが代替交通。ほぼ並行してJRが走っていますが、駅が少ないので、使えません。そこでバスが代替交通となります。ちょうど良い具合に弘南バスの碇ケ関線がありますが、一部区間は大鰐線から離れていて、このままでは公共交通機関が全く使えない、空白地帯になってしまいます。

 そこで青森県は、弘南バスの碇ケ関線の一部を、大鰐線沿いに走るルートに変更し、カバーしようとしています。一部の便のルート変更は、大鰐線が休止となる2028年4月1日に行う予定です。
(参考:陸奥新報ホームページ https://mutsushimpo.com/news/zqlpf5wc/、Web東奥 https://www.toonippo.co.jp/articles/-/2148330)

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福島交通と会津乗合自動車が合併

 福島県の中通りを走る福島交通と、会津を走る会津乗合自動車が合併することになりました。2026年4月1日に合併し、福島交通が存続会社となります。新社名も福島交通で、本社も福島市に置きます。

 福島交通と会津乗合自動車はともにみちのりグループの会社で、両社とも株主はみちのりホールディングスが100%を所有しています。そのため、合併に向けての障害となるものはなく、このまますんなりと合併すると思われます。規模を大きくすることにより、経営の効率化が図られることでしょう。

 ただし、長年地域の使途に親しまれている福島交通、会津バスなどのブランドはそのまま維持し、車両の塗装も今のものを引き継ぎます。会津のバスが全て福島交通に変わる、ということはありません。
(参考:会津乗合自動車ホームページ https://news.aizubus.com/entry/2025/11/10/164954?_gl=1*196gr1k*_gcl_au*NjIwMjA4MDkzLjE3NjI3ODEzMzc.*_ga*MzE5OTY0ODI5LjE3NjI3ODEzMzc.*_ga_YJ3XLG7FDQ*czE3NjI3ODEzMzYkbzEkZzEkdDE3NjI3ODEzMzYkajYwJGwwJGg1NTc3ODYyMDU.)

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利用できる区間がスクラッチの結果によって変わる、フリー切符

 IGRいわて銀河鉄道は9月1日から11月30日の間、「IGRでGO! でたとこきっぷ」を500枚限定で発売します。利用期間も9月1日から11月30日までの1日のみで(購入した日限り有効です)、金額は1000円です(子供用の設定はありません)。盛岡でのみ発売します。

 この切符の特徴は、設定区間がスクラッチの結果によって変わること。設定区間は盛岡-渋民間、盛岡-いわて沼宮内間、盛岡-奥中山高原間、盛岡-目時間の4パターンがあり、その区間なら乗り放題です。もっとも、一番短い渋民でも片道550円しますので、往復すれば元が取れます。
(参考:IGRいわて銀河鉄道ホームページ https://igr.jp/wp-content/uploads/2025/08/igr_go_kippu.pdf、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250901-OYT1T50004/)

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長井市、地域おこし協力隊を使って運転士募集

 鉄道やバスの運転士不足が問題になっています。あまりにも運転士が不足しているために、運休するところもあります。

 山形鉄道もそのひとつ。運転士が5人退職し、現行のダイヤが維持できなくなったので、4月から上下合わせて8本を減らし、1日8往復の運転となっています。

 そこで山形鉄道沿線の長井市は、地域おこし協力隊を使って、5月から運転士の募集を始めています。地域おこし協力隊とは、地方に移住して地域の活性化に取り組むという総務省の制度です。

 その結果、3人が運転士として加わることになりました。そのうち1人は運転士の資格があり、実務経験もあるため、山形鉄道が直接採用し、すでに9月1日から業務に就いています。残りの2人は山形鉄道に派遣するというかたちを採ります。これから資格を取得するので、実際に運転できるようになるには2年かかります。

 今現在運転士として働いているのはまだ1人だけで、退職した分をカバーすることができないので、減便したダイヤを元に戻すことは考えていないようです。
(参考:NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20250514/6020023936.html、山形放送ホームページ https://news.ntv.co.jp/n/ybc/category/society/yb64e7630b42d74cb498a7d7366657d88e)

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乗車整理券1000円の特別快速

 青森ねぶた祭は東北の夏の祭りとして全国に知られた存在。その祭りを見ようと多くの人が押し寄せるので、臨時列車が走ります。青い森鉄道もそのひとつで、臨時列車が設定されます。

 そして、その臨時列車には各駅停車だけでなく、停車駅が思いっきり少なく、しかも速い「有料定員制ねぶたライナー」を走らせます。「有料定員制ねぶたライナー」は8月2日から7日までの毎日、1日1往復走ります。八戸14:00発青森15:07着の「有料定員制ねぶたライナー1号」と、青森21:25発八戸22:32着の「有料定員制ねぶたライナー2号」です。途中停車駅は三沢のみ、96キロある八戸-青森間をたった67分で結ぶのです。

 車両はクロスシートもある、青い森703系。しかも、ゆったりと移動できるようにするため、定員制を採用しています。乗車には乗車整理券が必要で、大人、子供同額で1000円、普通列車の料金としては結構高いですが、特急並みに速いのと祭りの混雑した状況でも座席が確保できるので、許されるのでしょう。

 乗車整理券は7月10日から発売され、すでに満席になっている列車もあります。駅の窓口での購入のほか、ネットで購入することのできるチケットレスでの販売もあります。
(参考:青い森鉄道ホームページ https://aoimorirailway.com/archives/43887)

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会津鉄道、今後10年間で全11両置き換え

 会津鉄道は今後10年で所有する11両を全て置き換えます。国や福島県、会津の17市町村から交付される補助金を活用し、施設整備費を含めて10年間で合計約141億円の投資です。

 11両の内訳は、観光列車2両と、その他の普通車両が9両。観光列車は会津鉄道だけでなく、只見線で使うことも考えています。普通車両は2032年から2034年にかけて、毎年3両ずつ更新していきます。

 会津鉄道の車両はそれほど古くはなく(観光列車を除けば全部21世紀になってからの車両です)、なぜ更新には早そうにも思えるのですが、余裕を持って対応しておいたほうが良いでしょう。
(参考:福島民友ホームページ https://www.minyu-net.com/news/detail/2025062508323537781)

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2025年度は「箱館ハイカラ號」の定期運行を行わず

 函館市企業局交通部の「箱館ハイカラ號」は、1910年生まれの車両。元々は成田(成田と宗吾霊堂を結ぶ成宗電気軌道、太平洋戦争中に不要不急路線として廃止)で走っていましたが、1918年に函館にやって来ました。1937年からは除雪車に改造され、今の「箱館ハイカラ號」となったのは1993年のことです。

 この「箱館ハイカラ號」ですが、例年、4月中旬から10月にかけての休日に走ってきました。しかし、今年2025年度は休日の定期運行を取り止めることにしました。

 その理由は、部品の不足。あまりにも古い車両なので、「箱館ハイカラ號」に使用する一部の部品の入手に時間がかかっています。そのような事情から、10月までの運行シーズンの間に部品が不足する危険性があり、2025年度は定期運行を取り止め、貸切運行だけとすることにしました。

 なお、部品が不足すれば、貸切運行も取り止めます。
(参考:函館市ホームページ https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014032300135/)

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