金山でホームドアの実証実験

 ユニークな車両がたくさん走っていた名鉄ですが、今はかなりシンプルになり、特別車以外は地下鉄直通用を除いて3扉となりました。細かいところはともかく、ようやくホームドア導入の前提条件が整ったのです。

 そこで名鉄も、ホームドア導入のための実証実験を行うこととなりました。場所は金山の上り3番線ホーム、中部国際空港方面行きのホームです。ここで10月から2025年3月ごろまでの間、先頭の1扉分だけで実証実験を行います。

 名鉄はこの実証実験で、実際に導入するための課題を検証し、本格的なホームドア整備のための検討を進めるとのことです。
(参考:名鉄ホームページ https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2024/__icsFiles/afieldfile/2024/04/09/24-04-09kanayamaeki.pdf)

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「なごや特割30」廃止

 名鉄は3月16日に運賃の値上げを行いますが、それに合わせて企画乗車券についても変更があります。

 3月16日から新たに発売される企画乗車券は、「名古屋・金山特別きっぷ」。名鉄岐阜、新木曽川、名鉄一宮と名鉄名古屋または金山との間で使うことができる、10枚綴りの回数券です。値段は名鉄岐阜が4200円(1枚当たり210~270円お得)、新木曽川が3900円(1枚当たり120~180円お得)、名鉄一宮が2800円(1枚当たり120~180円お得)です。購入日から2か月有効なのですが、お得な切符のため、制約があります。券面に表示されている駅以外での利用はできないのです。乗り越しはもちろん、区間内で途中下車することもできないのです。

 これに伴い、「なごや特割30」が廃止されます。「なごや特割30」は豊橋、東岡崎、新安城、名鉄一宮、新木曽川、名鉄岐阜、知多半田-青山間、知多武豊と名鉄名古屋または金山との間で使うことのできる、30枚綴りの回数券です。10枚綴りになって使いやすくなったものの、種類が大幅に減るので、値上げと合わせて後継の切符がないところのダメージは大きいです。「なごや特割30」は3月15日まで発売され、6月30日まで使うことができます。

 フリー切符も変更があります。名鉄電車全線1日乗り放題の「まる乗り1DAYフリーきっぷ」(3200円)は「名鉄電車全線1DAYフリーきっぷ」(3400円)になります。名前が変わり、値段が上がるだけでなく、これまであった、昼間帯(10~16時)の特別車乗り放題の特典が消えます。「名鉄電車全線2DAYフリーきっぷ」は4000円から4400円に値上げされます。
(参考:名鉄ホームページ https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2023/__icsFiles/afieldfile/2024/02/08/24-02-08unkai.pdf)

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名鉄、名古屋市営地下鉄鶴舞線との直通を減少

 以前に書いた記事からも想定されることでしたが、名鉄も3月16日にダイヤ改正を行います。

 平日の中部空港方面には、金山始発の急行(金山7:12発)がありますが、これを弥富始発にします(名鉄名古屋までは普通)。名鉄名古屋は7:07発です。これにより、6~20時台まで、名鉄名古屋から中部国際空港への列車が毎時6本運転されることになります(普通を除きます)。反対の名鉄名古屋方面は、平日、休日ともに中部国際空港23:05発の快速急行を増発します。また、中部国際空港の最終は23:31発の特急ですが、これに乗っても東岡崎方面には行くことができません。そこで、東岡崎行きの特急を5分遅らせ、神宮前で乗り換えができるようにしました。

 朝や夕方には、一部の列車で増結を行います。目立つのは休日の夕方で、豊橋と名鉄岐阜とを結ぶ快速特急、特急のうち14本について、6両編成から8両編成にします。

 縮小されるのは、名古屋市交通局との直通運転。利用状況を反映したものです。小牧線と地下鉄上飯田線との直通列車は、平日の7~8時台が毎時8本から毎時7本に、9時台が毎時6本から毎時4本に減ります。休日の17~19時台も毎時6本から毎時4本に減ります。かなり減るのは、犬山線と地下鉄鶴舞線。平日は10~16時台は岩倉発着が毎時1本ありましたが、これがなくなります。17~20時台は柏森発着が毎時2本ありましたが、これが岩倉発着に短縮されます。21時台以降は柏森発着が毎時2本ありましたが、一部を除きこれがなくなります。つまり、犬山線への直通が上下合わせて27本減り、上下合わせて16本の運転区間が短縮されます。休日は10時台以降は岩倉発着が毎時2本ありましたが、一部を除きこれがなくなります。つまり、犬山線への直通が上下合わせて48本減ります。今のところ鶴舞線にはホームドアはありませんが、整備計画はあります。名鉄も将来にはホームドアを整備するかもしれません。そのときに問題になるのが、扉の数などの違い。名鉄は基本的には3扉ですが、地下鉄鶴舞線は4扉です。地下鉄鶴舞線用の車両が犬山線に乗り入れると、ホームドアを整備する際にネックになります。将来的には、犬山線と地下鉄鶴舞線の直通がなくなるかもしれません。

 このほか、広見線犬山-新可児間では、終日、ワンマン運転を行います。「ミュースカイ」以外の全てがワンマン運転の対象となります。平日朝の一部列車を除き、犬山-新可児間の折り返し運転となります。河和線の上ゲは普通のみ停まる駅ですが、快速急行の停車駅に出世します。住吉町以南は全て快速急行の停車駅になりますので、これまで行ってきた知多半田での種別変更がなくなります。
(参考:名鉄ホームページ https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2023/__icsFiles/afieldfile/2024/01/15/24-01-15daiyakaisei(3.16).pdf)

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名鉄名古屋は4線に

 各地からひっきりなしに列車がやってくるのに、3面2線のホームで捌いている、名鉄名古屋。戦時中の1941年にできたので、ほかの私鉄ターミナル駅のように壮大な駅にはできなかったのです。この名鉄名古屋の改良案はいろいろ出ています。どうやらこの名鉄名古屋、南東方向に拡張して4線化するようです。

 拡張された名鉄名古屋では、一番東側のホームが中部国際空港行きのホームになります。中部空港に行くには、そのホームから乗ります。これまでのように行き先によって乗車位置が変わることはなくなるので、ホームにはホームドアを設けることができます。構内には中部空港のフライトスケジュールを表示する案内板や待合室を設ける話もあります。新型コロナウイルスの影響で遅くなりましたが、完成は2030年ごろの予定です。
(参考:中日新聞12月16日朝刊 12版)

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三河知立移設、加木屋中ノ池開業、値上げは全て2024年3月16日

 2024年3月16日は、名鉄でもいろいろな動きがあります。

 まず知立付近の高架化に伴う三河知立の移設ですが、2024年3月16日に行うことになりました。現在の位置から豊田市のほうに約900メートル移設します。現在の位置での営業は2024年3月15日までです。移設後の三河知立は、2面2線、4両対応の相対式ホームで、改札口は上下両方にあります。駅集中管理システムを導入しています。

 次は河和線の新駅、加木屋中ノ池。ここも2024年3月16日に開業します。愛知県内では2012年の相見(幸田町)以来の新駅です。2面2線、6両対応の相対式ホームで、駅集中管理システムを導入しています。駅の建設に75億円かかりましたが、1/3は国費が充当され、後は地元東海市が負担します。1日の乗降客数は2400人と見込まれ、普通のみが停まります。当面は公立西知多総合病院の最寄り改札口となる北改札口のみ使えますが、2024年度中に南改札口も使えるようになります。

 値上げも同じ2024年3月16日です。豊橋鉄道の値上げも同じ2024年3月16日です。
(参考:名鉄ホームページ https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2023/__icsFiles/afieldfile/2023/09/01/23-09-01mikawachiryueki.pdf、https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2023/__icsFiles/afieldfile/2023/09/01/23-09-01kagiyanakanoike.pdf、https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2023/__icsFiles/afieldfile/2023/09/01/23-09-01unchinkaiteininka2023.pdf、豊鉄ホームページ https://www.toyotetsu.com/news/000399.html、朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASR977CZ6R96OBJB004.html)

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名鉄は特急車両料金も値上げ

 名鉄の値上げについては以前に記事にしましたが、その続報です。

 値上げの時期は2024年3月。初乗りは170円から180円になります。普通運賃の値上げ率は10.5%ですが、利用の多い7キロまでの区間は値上げ率を抑えます。通学定期は家計に配慮して値上げをしませんので、通学定期の割引率は82.2%から84.3%に拡大し、大手私鉄の中では一番高い割引率になります。知多新線、豊田線、羽島線、空港線に設定している加算運賃はそのままです。名鉄名古屋-名鉄一宮間など名古屋本線の一部区間に設定している暫定運賃については、対象区間や設定額を見直し、値上げの認可後に特定運賃の届出を行う予定です。名鉄名古屋-名鉄一宮間は380円から400円、名鉄名古屋-名鉄岐阜間は570円から630円になります。また、過去の駅移設に伴い設定していた特定運賃については(上飯田、西ノ口、柳津を発着する一部区間)、今回の値上げで廃止し、通学定期を含めて本来の距離に応じた運賃がかかるようになります。主な区間の運賃は、豊橋-名鉄名古屋間が1140円から1270円、金山-名鉄名古屋間が190円から210円、中部国際空港-名鉄名古屋間が890円から980円になります。

 変わるのは運賃だけではありません。特別車両料金も変わります。今は360円ですが、値上げ後は450円になります。これは駅で買ったときの値段(基本料金)で、車内で買えば500円になります。車内精算料金です。このような制度を採っているところはほかにもありますが、名鉄も車内で買えば高くなるのです。こうやって事前に駅等で買うことを促すのでしょう。

 ネットで買えば安くなります。「名鉄ネット予約サービス」で平日9~16時台及び休日に乗れば、閑散時間帯割引料金として300円になります。ただし、閑散時間帯割引料金は中部国際空港発着は対象外です。空港利用者はそれなりにお金があるので、割引しなくても良いということでしょう。
(参考:名鉄ホームページ https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2023/__icsFiles/afieldfile/2023/05/26/unchin2023.pdf?_ga=2.51225769.1484310108.1685109074-1534109813.1683283522、中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/697440)

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ワンマンを始めた知多新線と常滑の電気バスに乗ってきました

 今日(5月5日)のことですが、3月18日のダイヤ改正でワンマン運転を始めた知多新線常滑の電気コミュニティバスに乗ってきました。

 

 これまで河和線の特急、急行は半々の割合で河和と内海に行っていたのだが、今回のダイヤ改正で早朝や深夜の一部を除いて河和発着に統一され、内海へは分岐駅の富貴での乗り換えになった。急行から乗り換えたのだが、知多新線に乗り換える人がそこそこいた。

 続いて河和行きの特急がやって来て、同じように乗り換える人を下ろしていく。その後、内海方面から知多新線の列車がやって来た。4両編成でしかも新型の9500系。ワンマン対応になっているとは言え、4両編成の新しい車両が使われるとは意外だ。2両編成の比較的古いのをワンマンに使うと思っていたから。16:04に内海行きは出発した。そこそこ乗っていて、末端のローカル線とは思えない。知多新線は単線だが、複線化できるようになっていた。ただ、想定のようには利用者は増えず、単線のままとなっている。5分ほど走って、次の駅の上野間で降りる。向かいのレールが錆び付いていると思ったら、3月18日のダイヤ改正で使用を停止していた。上野間はすれ違いのできない駅になっていたのだ。基本的には30分間隔なので、交換設備はそれほど要らないのだろう。

 知多新線はその名の通り、後になってできた路線なので、駅前に商店街というものはない。あるのはバスロータリーだけで、バス停のポールが1本、寂しく立っている。この寂しい上野間から乗るのが、常滑市のコミュニティバス、「グルーン」。上野間は美浜町にあるが、市町の境は上野間のすぐ近くにあるので、上野間まで常滑市のバスが乗り入れているのだ。バスは電気バス、コミュニティバスらしく小柄なバスだが、見慣れないメーカーだ。どうやらBYDという中国のメーカーのバスだ。BYDの電気バスは国内でも走っているが、気になるところもある。性能とかそういう話ではない。これから電気自動車が主役になるのなら、日本でも研究を重ねて、どんどん国産の電気自動車を投入していかなければならないのだ。ガソリンが高いのは逆にチャンスであり、次の選挙だけを気にしてガソリンに補助金をつけて安くする暇があったら、電気自動車の普及にお金をつぎ込んだほうが良い。ガソリン車と同じように日本車が当たり前の状態にしなければならないのだ。ガソリン車でも、さらに燃費の良い車を開発するきっかけになるだろう。話を元に戻す。バスは私を含めて乗るのが目的と思われる3人と、直前に乗り込んできた3人の合わせて6人で発車。

 電気バスは時折モーターの音がするものの、ディーゼルバスに比べると静か。行楽帰りなのか、国道は渋滞していたが、脇の旧道に入るとそのようなことはなく、スムーズに走る。意外なのは、乗客の数。途中までは動きがなかったが、だんだん増えていく。ついには立つ人まで出てきて、乗客の数は14人にまでなった。バスの本数も割合多いが(途中からは武豊からの便もあるので、1時間に1本ほどになる)、やはり一番利いているのは、無料ということだろうか? そう言えば、バスは「貸切」と書かれている。整理券の発行機はあるが、運賃箱はない。常滑競艇の観客輸送という名目で走らせているようで、そのためお金は要らないのだ。元々常滑から上野間までバスで行くと590円かかっていたのだが、これが0円になるとは大きい。地元の人にとっても気軽に乗ることができるだろう。それで公共交通の利用の拡大につながるなら喜ばしい話だ。
(参考:JTB時刻表 2022年10月号)

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名鉄、2024年春に値上げか?

 名鉄は2024年春に値上げすることを考えています。消費税率の改定によるものを除くと、1995年以来ということになります。

 なぜ値上げをするのかと言えば、テレワークなどの定着などで輸送需要が減っているのに(通勤定期は新型コロナウイルスの感染が広がる前の85%程度で留まっています)、電力料金や資材価格の高騰によって経費は増えているからです。

 値上げは全区間が対象で、平均で10%程度の値上げを行うようです。初乗りは10円上がって、180円になるようです。なお、家計への影響を考え、通学定期は据え置くようです。
(参考:岐阜新聞ホームページ https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/212004)

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名鉄3月18日ダイヤ改正で、知多新線などワンマン化

 名鉄も3月18日にダイヤ改正を行います。今回のダイヤ改正のポイントは、(1)朝間帯ダイヤを含めた終日にわたる輸送力の適正化 (2)名古屋市近郊における利便性向上 (3)ワンマン運転区間の拡大 です。

 (1)から順番に細かく見ていきましょう。平日の朝は、利用状況に応じて列車の削減(24本)及び区間の縮小(17本)を行います。名古屋本線の上下各1本の一部特別車特急を、一部特別車急行として走らせます。これまで新木曽川は5本、笠松は3本の特急が通過していましたが、ダイヤ改正後は全ての快速特急、特急が停車するようになります。休日の朝は、新可児発の特急3本を新鵜沼始発とします。広見線内は全列車普通での運行になります(平日朝の「ミュースカイ」は残ります)。また、利用状況に応じて列車の削減(8本)及び区間の縮小(18本)を行います。

 昼間、夕方は平日、休日ともに本数が大きく減る区間があります。名古屋本線では9~20時台において、毎時2本あった名鉄岐阜発着の急行を名鉄一宮発着にします。これにより、名鉄一宮-名鉄岐阜間において、快速特急、特急、急行の運行本数が6本から4本に減ります。知多新線では9~20時台において、河和線との直通運転を廃止し、全て線内のみの運転となります。運行本数も毎時3本から2本に減ります。これまで内海発着の特急、急行は河和発着となります。河和、内海発着の普通は知多半田発着に短縮されます。急行が知多半田以南普通として走ることにより、急行通過駅をカバーします。休日、中部国際空港を19時以降に発車する準急を4両編成から6両編成に増結します。同じく休日の昼間、国府-名鉄一宮間を運行する急行(上下22本)は豊明-須ケ口間の準急になります。深夜については、平日、休日とも21時以降の運行本数を見直します。平日は列車の削減(31本)及び区間の縮小(42本)を行います。 休日列車の削減(23本)及び区間の縮小(33本)を行います。

 豊明-須ケ口間の準急は平日も設定されます。10~14時台に上下17本設定されます。下りは津島線に直通します。津島線では普通になります。

 ワンマン運転が拡大されるのは、各務原線と知多新線。各務原線(一部犬山線)の犬山-名鉄岐阜間では終日、全列車においてワンマン運転を行います。新鵜沼発着を除く全列車が犬山(三柿野)-名鉄岐阜間の折り返し運転となりますので、これまであった、犬山線経由の名鉄岐阜発着列車はなくなります。各務原線の急行はなくなり、普通だけになります。知多新線では9~22時台において、ワンマン運転を行います。
(参考:名鉄ホームページ https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2022/__icsFiles/afieldfile/2023/01/17/3.18daiyakaisei.pdf?_ga=2.132476810.520226549.1673959901-1800390082.1672233447、岐阜新聞ホームページ https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/186826、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/123843/3)

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気軽になまずを食べる

 岐阜県南部の海津市では、なまずを食べる文化があり、お千代保稲荷の参道にある料理屋などで食べることができます。なまずはそのままのかたちで蒲焼きにするので、見た目はあまり良くないです。そこで、もっと気軽になまずを食べる店がないか調べ、木曽三川公園内のレストランにそれを見つけたので、今日(12月29日)、行くことにしました。

 

 名鉄名古屋から名鉄に乗る。須ヶ口で乗り換え、佐屋で降りる。木曽三川公園へは、ここからまっすぐ西に行けば良い。トラックなどの車が行き交う典型的な田舎の幹線道路(片側1車線で、追い越しができない)だが、歩道があるので、歩くのに苦労することはない。

 道の駅を過ぎると、いよいよ木曽三川を渡る。東から順に、木曽川、長良川、揖斐川の順である。このあたりは低地で、しばしば洪水を起こしていたが、改良工事が行われ、そのリスクは減っている。ただ、低地にあることには変わりないので、今でも大雨や地震の津波などで浸水するリスクはある。話を元に戻す。木曽三川公園は長良川と揖斐川の間にあるので、川を2つ渡ることになる。いずれも川幅は広く、周りに何もないため、風が強く吹く。歩くのに苦労する。佐屋から歩くこと1時間弱、目指す木曽三川公園内のレストランに着く。11時過ぎと少し早いが、ここで昼にする。

 公園内のレストランなので、メニューは定食もカレーもラーメンもあるが、注文したのは「あんかけままず定食」というなまずのフライの定食。店の名前が「ままずカフェ」と言うので、なまずではなく、ままずとなっている。上にちょっとピリッとしたあんが載っている。御飯、味噌汁、漬物、小鉢があるから、立派な定食だ。しばらくして注文した定食が運ばれてきて、メインのなまずを食べる。何も知らなければちょっと柔らかい淡泊な白身魚で、白身魚のフライを出されても気付かないであろう。お千代保稲荷近くの料理屋が見た目はグロテスクでもそのままのかたちで出すのは、なまずであることをアピールする目的もあるのだろう。フライそのものはおいしく、なまずを食べるという目的を達成することはできた。

 せっかく木曽三川公園に来たので、時間はあまりないが近くの展望塔に510円払って上ることにする。周りに高い建物がないので、上に上がるとよく見える。本当は1階の展示物を含めてじっくり見たかったが、時間の都合で仕方がない。残っている川は揖斐川のみ。揖斐川を渡って、対岸に渡る。川の上なので風がきつく、しかも小雨が降ってきた。列車の本数が少ないので急ぎたいが(名鉄は佐屋以北だと1時間に4本あるが、養老鉄道は40分間隔)、なかなか足が前に進まない。少し走って35分ほどで、多度に着いた。佐屋は愛知県、木曽三川公園は岐阜県、多度は三重県なので、実質1時間半程度で3県を通ったことになる(余談だが、多度にはレンタサイクルがあるので、再び多度に戻ってくるならば、自転車を使って往復するという方法もある)。養老鉄道は交通系ICカードが使えないので、現金で切符を買う。自動改札機もないので、切符に磁気が入っていない。養老鉄道には元東急の車両も入っているが、乗った多度12:42発の列車は、元近鉄の車両であった。

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