富山市は、ほぼ富山市内で完結する富山地鉄不二越・上滝線を便利にしようとしています。
その前に考えないといけないのが、なぜ不二越・上滝線が使われていないのかということ。人が住んでいないというわけではありません。むしろ、富山港線の沿線より多いのです。沿線500メートル圏内の人口密度は富山港線より高く、しかも20~40代の占める割合が33%もあるということが特徴です。ただ、各駅から500メートル圏内の利用率は8.2%しかありません。この数字は地鉄本線の29.1%を大きく下回っています。駅に近いところに住んでいる人にも使われていないのです。
なぜなのでしょうか? その理由として挙げられるのが、列車の運行本数の少なさ。富山港線や地鉄本線に比べて、ピーク時でも1時間に2本しかない不二越・上滝線は不便なのです。大幅に本数を増やして、パターンダイヤを導入しないと使ってくれないのです。
しかし、増便も簡単にはできません。不二越・上滝線は交換できる駅が少なく、現在の設備のままでは1時間に2本しか走らせることができません。運行本数を増やすためには、交換駅を増やす必要があります。富山市は稲荷町もしくは不二越、上堀、上滝の3駅に交換設備を追加し、運行間隔を現在の30分から15分に短くすることを考えています。
増発しようと思ったら、車両も増やさないといけません。富山市は新型車両を投入することで車両を増やそうとしていましたが、車両メーカーはほかからも注文を抱えていて、すぐに車両を増やすことはできません。どうやら、3年以上待たされることもあるようです。運転士の確保も問題となっています。そういうことを考えると、2030年代にならないと増便はできないと見込まれています。すぐに車両を増やすため、中古車両を導入するという考えもあるようです。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/e73fcc908b1ad7143af5bc646f3f9000843a3e68、https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c987dfb1a81e6fb8e9cad09bfbed0a9c1ce38872)
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