養老鉄道、平日朝以外に使える「オフピーク2枚きっぷ」を発売

 養老鉄道では、平日の朝9時以降に乗る場合と休日にお得な「オフピーク2枚きっぷ」を発売します。金額券式乗車券の2枚セットです。

 発売期間は3月1日から15日までですが、期間内でも発売予定枚数(5300枚、発売駅や枚数によって発売枚数は異なります)に達した時点で発売を打ち切ります。有効期間は3月1日から9月30日までの乗車当日限り有効です。

 発売駅は桑名、大垣など8駅で、210円区間から950円区間までの11種類があります。同じ金額の区間ならどこでも使えます。発売額は210円区間(初乗り)の場合は320円、950円区間(桑名-揖斐間など)の場合は1200円などとなっています。「オフピーク2枚きっぷ」は大人のみで(子供の設定はありません)、1回で10セットまで買うことができます。
(参考:養老鉄道ホームページ https://www.yororailway.co.jp/oshirase/629_index_msg.html)

| | | Comments (0)

立山黒部アルペンルート、4月15日に最大52%の値上げ

 立山黒部アルペンルートは4月15日に2021年の営業を開始しますが、その4月15日に立山ケーブルカー(立山駅-美女平間)、黒部ケーブルカー(黒部平-黒部湖間)、立山高原バス(美女平-室堂間)の値上げを行います。

 値上げ率は立山ケーブルカーが52%、黒部ケーブルカーが39%と高いです。純粋な観光鉄道なので生活に必要な人はなく、思い切った値上げができるのでしょう。現在730円の立山ケーブルカーは1110円に、870円の黒部ケーブルカーは1210円になります。

 ただ、52%や39%も上がるのは上限運賃で、実際に適用される実施運賃はそこまで上がりません。立山ケーブルカーは960円、黒部ケーブルカーは1050円になります。実質的な値上げ率はそれぞれ32%、21%です。

 また、立山高原バスについても実施運賃の変更を行います。現行運賃が1740円のところ、2200円になります。26%の値上げです。
(参考:立山黒部貫光ホームページ https://tkk.alpen-route.co.jp/wp/wp-content/themes/tkk002/pdf/ir-r021224.pdf)

| | | Comments (0)

三重県、伊勢鉄道に公的資金投入か?

 伊勢鉄道は第三セクター路線。関西線と紀勢線を短絡する目的でつくられたのですが、国鉄の経営が下手だったため利用者が少なく、第三セクターになってしまいました。第三セクターになってからは、特急「南紀」のほか、名古屋と伊勢とを結ぶ快速「みえ」が走り、第三セクターの中で優秀な部類となっています。

 ところが、新型コロナウイルスの影響を強く受けています。通過旅客主体の経営構造が災いして、運賃収入が大きく減っているのです。2020年度の上半期の運賃収入は2019年度の1/3。1年を通してみても大幅な赤字は避けられません。

 そこで三重県は、伊勢鉄道に対して公的資金を投入して支援をする方針です。沿線など15市町(伊勢鉄道は単なるローカル線の枝線ではなく、南紀方面への短絡線であるので、鉄道があることで利益を受ける自治体は沿線以外にもあります)が積み立てている基金を取り崩して、3年間支援する方針です。

 三重県議会の議員の中には、伊勢鉄道の経営努力が足りないと非難するのもいますが、この状況では誰がどうやっても苦しい状況です。また、バスで足りるような需要しかない枝線ならともかく(この場合の最善の処方箋は鉄道を諦めることです)、伊勢鉄道は利用者が多く、また受益の範囲も北勢や伊賀を除く三重県全域に及ぶのですから、支援に値する鉄道です。公共交通に対する勉強が足らないのでしょう。
(参考:中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/168288)

| | | Comments (0)

四日市あすなろう鉄道、受験生は運賃無料

 四日市あすなろう鉄道は、2020年に引き続いて、高校の入試当日の往復運賃を無料とする、「高校入試受験生応援キャンペーン」を行います。

 該当する日は、1月23日(海星高校推薦入試)、1月29日(海星高校一般入試)、2月3日(三重県立高校入試前期)、2月4日(三重県立高校入試前期、三重県立特別支援学校入学者選考)、3月10日(三重県立高校入試後期)の5日間。この5日間に高校を受験する人が、受験票を提示すれば当日の往復運賃が無料となります。提示した受験生には合格祈願済みの乗車証が渡されます。

 さて話は変わりますが、9月に開催される予定の国体前に「ICOCA」を導入します。実は四日市あすなろう鉄道、2015年4月に公有民営形態になってから、黒字が続いています。この黒字を利用者に還元するとともに、新型コロナウイルス対策として非接触のICカードを導入することにしたのです。
(参考:四日市あすなろう鉄道ホームページ https://yar.co.jp/imgdata/202101081021073.pdf、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20201001/ddl/k24/040/269000c)

| | | Comments (0)

2021年3月ダイヤ改正発表(3)(JR東海、JR西日本)

 東海道新幹線では、一部「のぞみ」の所要時間を短縮し、東京-新大阪間を2時間27分で走る「のぞみ」を増やします。東京を20~21時台に発車する下り「のぞみ」3本(岡山行きや姫路行き最終が含まれます)と東京を21時台に到着する「のぞみ」1本の所要時間を東京-新大阪間で3分短縮し、2時間27分で結びます。定期列車と臨時列車を入れ替え、定期列車で東京-新大阪間を2時間27分で走るものを増やします。広島始発の「のぞみ88号」の東京到着時間を6分繰り上げ、9時台(9:57)に到着できるようにします。これらの施策によって山陽方面からの東京滞在時間を若干増やし、東京-新大阪間を2時間27分で結ぶ定期「のぞみ」の割合を増やします。現行ダイヤでは4割ほどしかありませんでしたが、改正後は半分が東京-新大阪間を2時間27分で結びます。また、山陽新幹線に直通する臨時「のぞみ」を11本増やし、1時間当たり最大6本運転可能な時間帯を増やします。「こだま807号」の東京発車時刻を6分繰り上げ、20:51にすることによって、東京を20~21時台に出る「こだま」の運転間隔を均等化します。山陽新幹線は「こだま」の一部列車の運転を取りやめたり、休日運休になったりします。

 JR西日本の在来線特急に話を移します。新型コロナウイルスの影響でしょうか、今後も利用状況が低迷すると予想されるため、一部の特急を週末中心の臨時列車にします。該当するのは「サンダーバード」4往復、「くろしお」3往復、「こうのとり」2往復、「きのさき」1往復です。また、一部の列車が運休している「はるか」については、国際線需要が見込めないためか、19往復の運行を取りやめ、朝夕のみの11往復にします。阪和線沿線などへの通勤特急みたいな存在になります。

 北陸線では、「ダイナスター」1往復の運転を取りやめます。七尾線の「能登かがり火」は1往復を除いてグリーン車のない3両編成になります。普通列車は521系になり(北陸線金沢-敦賀間も521系に統一されます)、「ICOCA」が使えるようになります。詳しくは別記事で書きます。朝夕の通勤時間帯に増発を行うところもありますが、早朝や深夜、休日を中心に運転を取りやめるところもあり、越前大野5:00発九頭竜湖行きが廃止になる越美北線の始発は10:16になります。あいの風とやま鉄道では、増発は行いませんが、増車を行います。

 京阪神エリアでは、深夜時間帯のダイヤを見直すほか、通勤時間帯の特急が充実します。琵琶湖線やJR京都線では、「はるか」や「びわこエクスプレス」が南草津に停車するようになり、山科に停まる便が増えます。ただし「はるか」の米原乗り入れはなくなり、一番東でも野洲になります。JR神戸線は「らくラクはりま」が新大阪発着になり、新たに大久保に停まります。JR宝塚線の「こうのとり」が夕方に3本、西宮名塩に停まります。阪和線では「はるか」のうち4本が9両編成になります。271系も一部使われます。湖西線、嵯峨野線、大阪環状線では日中の一部列車の運転を取りやめます。

 紀勢線では白浜発着の全ての「くろしお」が箕島、藤並、湯浅、南部に停まります。急行みたいにこまめに停まって、近距離の客を拾うようです。「パンダくろしお」が使われる列車が代わり、新宮にも顔を出すようになります。紀伊田辺-新宮間の普通列車が227系2両編成に統一されます。早朝や深夜の便の見直しがあり、「はやたま」の流れを汲む列車が和歌山止まりとなります。日中、4往復の列車が和歌山-御坊間の運転から和歌山-湯浅間に短縮されます。北近畿方面では、各地で最終列車の繰り上げが行われます。また、一部の小さな駅だけを通過する快速がありましたが、各駅に停まるようになります。

 岡山地区では、吉備線の夕方がパターンダイヤ化されます。津山線では始発が20分ほど繰り下がり、最終が15分ほど繰り上がります。山陽線と赤穂線では昼間の列車の運転区間が短縮されます。和気発着の列車が瀬戸発着になり、長船発着が西大寺発着になります。休日の快速「サンライナー」が大幅に削減され、上下16本が3本に減ってしまいます。

 広島地区では、以前にも記事にした通り、最終の繰り上げがなされます。広島近郊で深夜まで走っているところだけでなく、昼間に列車を運休して保線工事をやっても問題がなさそうな福塩線府中-三次間、小野田線、山陰線(益田-東萩間)あたりでも繰り上がりがなされます。三次発府中行きの最終は36分繰り上がり三次19:05発、小野田発宇部新川行きの最終は137分繰り上がり小野田20:03発、益田行き東萩行きの最終は136分繰り上がり益田19:11発です。広島近郊では昼間の列車の削減が行われます。糸崎-白市間では1時間2本が1本に減り、平日の大野浦-岩国間は1時間に3本から2本に減ります。休日は快速「シティライナー」が大幅に減り(朝夕のみになります)、平日と同じように岩国発着2本、大野浦発着2本となります。可部線緑井-あき亀山間では1時間3本が2本に減ります。緑井までは3本あるので、20分間隔と40分間隔の繰り返しになるようです。また、芸備線も快速「みよしライナー」が減ります。山口県内でも昼間の列車の見直しがあり、山陽線岩国-小月間では概ね30~60分間隔から概ね60~80分間隔になり、山陰線小串-下関間では概ね40~60分間隔から概ね50~80分間隔になります。山陰地区でも、最終の繰り上げを行うところがあります。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040882.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2020/12/page_17103.html、あいの風とやま鉄道ホームページ https://ainokaze.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/f7839437d7785073207c2291adef3926.pdf)

| | | Comments (0)

大井川鐵道、年明けから一部区間運休

 大井川鐵道も7月に降り続いた大雨の影響で被害を受けていました。7月26日に下泉-田野口間の大井川の護岸が損傷し、応急処置をして8月28日から運転を再開していましたが、実は完全ではなかったのです。そこで大井川鐵道はオフシーズンの冬に本復旧工事と鉄道全体のメンテナンスを行うことにしました。

 運休するのは下泉-千頭間。2021年1月4日から3月19日の間、始発から最終までバスで代行運転をします。運転再開は2021年3月20日です。SLも家山-千頭間でバスによる代行運転を行います。こちらも新金谷-千頭間全線での運転再開は2021年3月20日です。なお、井川線や寸又峡線、閑蔵線路線バスは通常通り運転します。

(追記1)
 緊急事態宣言が出されたことや「Go To トラベル」が一時停止になったことにより、SLは2021年2月7日まで全便運休とします。SLに接続するバスも運休します。

(追記2)
 運休区間が増えることになりました。2021年2月8日から3月12日まで、金谷-新金谷間もバス代行になります。そして2021年3月1日から5日までは、合格近くの踏切拡幅工事を行うため、金谷-千頭間の全区間がバス代行になります。
(参考:大井川鐵道ホームページ oigawa-railway.co.jp/archives/65261、oigawa-railway.co.jp/archives/68488、oigawa-railway.co.jp/archives/68979)

| | | Comments (0)

明知鉄道、フリー切符を半額に

 明知鉄道は10月1日から2021年3月31日までの間、割引率50%のお得なフリー切符、「明知鉄道やりすぎ?!フリー切符」を発売しています。

 「明知鉄道やりすぎ?!フリー切符」は3種類ありますが、一番シンプルな1日フリー乗車券だけのもので見た場合、大人690円、子供350円と片道の運賃を払うだけで1日乗り放題になります。大人に関しては、大河ドラマ館入場券が付いているものや寒天が買えるものもあります。

 発売箇所は恵那、岩村、明智の3駅で、乗車日の1週間前から発売します。当日でも買えます。沿線以外の人でも気軽に買うことができます。

(追記)
 岐阜県にも緊急事態宣言が出たため、「明知鉄道やりすぎ?!フリー切符」の発売が一時中止になりました。中止の期間は2021年1月13日から2月7日までです。なお、すでに購入している場合はそのまま利用できます。
(参考:明知鉄道ホームページ https://www.aketetsu.co.jp/?p=5447、https://www.aketetsu.co.jp/?p=5962)

| | | Comments (0)

長良川鉄道に弁当付きフリー切符

 距離が約72キロと長いため、片道運賃が1720円もする長良川鉄道。かつてのように終点の北濃からバスを乗り継いで高山や白川郷などに抜けることができず、結局は来た道を戻るしか仕方がありません(白鳥から高速バスを利用することはできます)。乗り潰すには難しい路線です。その長良川鉄道ですが、数量限定で「転車台弁当付き 1日フリーきっぷ」というものが売られています。

 この「転車台弁当付き 1日フリーきっぷ」というのは、長良川鉄道の1日フリーきっぷと終点北濃の転車台弁当がセットになったもので、3000円です(子供も同額)。高いように見えますが、長良川鉄道を往復するだけでも3440円しますので、全線乗るのであれば、お得です。

 ただ、乗車できる列車は決まっています。美濃太田9:56発(北濃12:04着)の定期列車または、美濃太田10:45発(北濃13:00着)の観光列車「ながら」です(別途乗車整理券510円が必要となります)。どちらも終点の北濃で弁当に引き換えます。なお、この切符を使うには3日前までの予約が必要で、乗車日3日前以降のキャンセルはできません(100%の手数料がかかります)。そして、弁当が用意できない火曜日は、この切符の発売を行いません。帰りに関しては列車の指定はなく、任意の列車に乗って帰ることができます。

 ところで、この「転車台弁当付き 1日フリーきっぷ」ですが、数量限定の切符です。そして、売れ行きが良いためか、まもなく発売が終了となるようです。実際に使う前にホームページ等で状況を確認しておいたほうが良さそうです。

(追記)
 「転車台弁当付き 1日フリーきっぷ」の予約は12月22日16時で終了しました。ただし、2021年4月以降に復活する予定とのことです。
(参考:長良川鉄道ホームページ www.nagatetsu.co.jp/info/2999/、www.nagatetsu.co.jp/info/3192/、www.nagatetsu.co.jp/info/3208/)

| | | Comments (0)

北陸新幹線敦賀開業は1年半延期か?

 2023年春に開業する予定となっている北陸新幹線金沢-敦賀間。ただ、以前にも書きましたが、その時期は遅れるようです。しかも、1年以上遅れるようです。

 なぜ遅れるのでしょうか? まず、石川、福井の県境にある長さ5.5キロの加賀トンネルや終点の敦賀駅など、福井県内3か所で工事が遅れています。入札もうまくいっていなくて、不調や不落が相次いでいます。そのため、開業が1年半遅れるようです。また、建設費がまた膨れ上がります。新型コロナウイルス感染防止対策のほか、加賀トンネルではひび割れが発生していて、追加対策工事が必要となります。2880億円必要になるとも言われています。

 もともと北陸新幹線金沢-敦賀間は2025年度に開業する予定でした。それを2015年になって3年早めたのですが、今回の開業の遅れによってそれがある程度当初の予定近くに戻ることになります。トンネルの不具合は完璧に直しておきたいのは当然のことですから、遅れるのはやむを得ません。せっかく新幹線をつくったのだからなるべく早く開業してもらいたいという考えと、開業しても敦賀で乗り換えが必要になるので、そんなに慌ててつくらなくてもよいという考えが混ざっています。大阪までの全線開業ならば、万難を排して早くつくってもらいたいところですが。

(追記)
 西松任は北陸新幹線敦賀開業とともに並行在来線の駅として開業する予定でしたが、新幹線の開業時期が遅れることにより、西松任の開業時期も流動的になるようです。
(参考:福井新聞ホームページ https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1202381、https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1203317、中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/152718)

| | | Comments (0)

アルペンルートの「予約WEBきっぷ」では、一部の乗り物の予約ができる

 いろいろな乗り継いで北アルプスを越える、立山黒部アルペンルート。ただ混んでいるときには、待たされてしまいます。

 そこで立山黒部アルペンルートでは、最初の乗りものの乗車時間(午前の指定された便のみです)が指定された前売り券を発売しています。「予約WEBきっぷ」というものです。事前にクレジットカードで支払いを行い、乗車当日に乗車券に引き換えます。シーズンだと窓口が混み合うことがあるので乗車30分前までに着き、15分前までに手続きを行うことが推奨されています。なお、「Go To トラベル」の対象外で、「地域共通クーポン」は使えません。

 有効期間は5日間(立山発、扇沢発ともにあり)で、2本目以降の乗りものは指定されていないので、並んで乗ることになります。満席の場合や設定のない便の場合も並んで乗ることになります。
(参考:立山黒部アルペンルートホームページ tateyama-kurobe.alpen-route.com/ticket/jp/)

| | | Comments (0)

より以前の記事一覧