HC85系は7月1日の「ひだ1号」でデビュー

 ハイブリッドの新型特急車両、HC85系は7月1日に運行を開始します。どの列車でデビューするのかと言えば、名古屋7:45発の「ひだ1号」。始発の「ひだ」に使われるようです。

 なぜそのことが分かったのかと言えば、読売旅行のツアーに記載されていたため。6月30日に岡山を出発する2泊3日の旅の2日目に、HC85系の「ひだ1号」に乗るのです。

 ちなみにこのツアー、いろいろな列車になります。1日目、岡山から名古屋に行くのにわざわざ京都で近鉄に乗り換えます。大和八木まで南下し、大和八木から津までは「ひのとり」に乗ります。津からは伊勢鉄道のローカル列車に乗ります。「南紀」や「みえ」で通過することが多いので、ローカル列車は逆に新鮮です。2日目に「ひだ1号」に乗って高山に着いてからは、高山市内の観光はせず、長良川鉄道と樽見鉄道に乗ります。大垣からはキハ85系の「ひだ36号」に乗って京都まで行きます。3日目はゴールデンウィークにデビューした「あをによし」にも乗ります。HC85系以外にも魅力的な列車が用意されているのです。
(参考:読売旅行ホームページ https://www.yomiuri-ryokou.co.jp/kokunai/detail.aspx?id=22002172)

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岐阜にモノレールの構想があった?

 路面電車が街から消えて17年になる岐阜。その岐阜にモノレールの構想がありました。

 モノレールの構想が出てきたのは、1970年代。人口が増え、路面電車では対応できないと考えられたため、モノレールが出てきたのです。地下鉄をつくるという案もありましたが、市街地の地下水の水位が高いため、その案は消えました。

 モノレールはどの区間をつくる予定だったのでしょうか? 岐阜駅から4方向に延びていました。関市方面、高富方面、忠節方面、そして岐阜羽島方面で、延べ30.5キロの路線網でした。このうち最初につくられるのは、名鉄美濃町線沿いの岐阜-芥見間でした。芥見地区には大規模な住宅団地ができるため、人口が急増していました。またこの区間に並行して走る国道156号線は渋滞が激しかったのですが、モノレールでその渋滞を解消することが期待されていました。終点の芥見は大洞団地の入口に置くことになっており、建設費は1キロ当たり18億円とされていました。岐阜-芥見間の事業費は216億円で、岐阜-野一色間は複線にすることも考えられていました。市長もモノレール建設を公約に当選し、国も調査費の補助を出していました。

 しかし、結果としてモノレールはできませんでした。モノレールの建設費が当初の想定よりも膨れ上がったからです。岐阜-芥見間の事業費は街路整備を含めると、当初の倍以上の480億円にもなりました。街路整備により、住宅の移転も必要になりました。それに加えて、もうひとつ別の計画が出てきました。東海道線の高架化です。結局、東海道線の高架化が選ばれることになり、モノレールは凍結。そのまま消えてしまいました。
(参考:岐阜新聞ホームページ https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/59269)

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白地に青の帯の413系、引退していた

 521系が入る前の北陸線の普通列車は、白地に青の帯を巻いたものでした。元急行用の475系も、元寝台車の419系も白地に青でした。

 これらの白地に青の帯の車両は、521系の導入により、どんどん減っていきました。国鉄型車両が一色塗りになったのも、それに拍車をかけました。北陸新幹線開業により一部はあいの風とやま鉄道に行きましたが、この3月で白地に青の帯の車両の定期運用が終了し、このゴールデンウィークにツアー形式でラストランが行われました。もともとあいの風とやま鉄道では、413系は10年程度しか使わない予定だったので、その計画に従って動いているといったところでしょう。

 なお、あいの風とやま鉄道では観光列車用として413系を保有していますし、隣のえちごトキめき鉄道では、国鉄時代の急行用の色にした413系が走っています。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/3e10c6566724cc5a6a7c1026128172a226dc5d1c)

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東海、北陸、長野、滋賀の中小私鉄は廃止を考えず

 鉄道が本来の能力を発揮することができない路線について、適切な交通手段を模索する動きがあります。あまりにも鉄道の利用者が少なすぎて、鉄道の特性が発揮できないのです。

 とは言っても、地元自治体としては、鉄道がなくなれば困ります(その割には、鉄道維持のための努力を大してやっていないところが多いのですが)。やはり気になるのは、鉄道会社が廃止を考えているかどうかということ。その点では、中部地方のローカル私鉄はまだ何とかなるようです。中日新聞が愛知、岐阜、三重、福井、石川、富山、長野、滋賀の8県にある中小私鉄(国交省が地域鉄道事業者と定義している鉄道会社)26社に問い合わせたところ、26社全てが当面は鉄道を維持するとのことでした。一部区間の廃止を考えているところもありません。新型コロナウイルスの影響で3割ほど利用者が減っていますが、まだ何とかなるようです。

 ただ、全国的には、バスなどに転換することを考えている鉄道会社もいくつかあるようです。
(参考:中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/463273、国交省ホームページ https://www.mlit.go.jp/common/001259399.pdf)

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富山地鉄、4月15日ダイヤ改正で特急消滅

 立山や宇奈月温泉という著名な観光地を抱える富山地鉄はこれまで、有料の特急を走らせていました。

 ところが新型コロナウイルスの影響でこのような観光需要が消えました。経営状態も悪化しています。2021年4月のダイヤ改正で特急を1日1本(夏季は宇奈月温泉→立山、冬季は宇奈月温泉→富山)に減らし、そしてついにこの4月15日のダイヤ改正で特急が消滅することになります。富山地鉄には2月にデビューしたばかりの「ニューレッドアロー号」など有料特急にふさわしい車両を有していますが、これらの特急用車両は普通列車として使います。

 なお、観光需要が戻ってきたときは、特急を臨時列車として走らせることがあるようです。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/117259)

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まさかのハピライン

 北陸新幹線金沢-敦賀間開業に伴い、並行在来線となる北陸線金沢-敦賀間はJR西日本から分離されます。このうち石川県部分はIRいしかわ鉄道が延伸されるのですが、福井県部分は別の第三セクターになります。その第三セクター、今は福井県並行在来線準備という仮の名前ですが、28日、新社名が発表されました。

 約17000件という、想定の約4倍にもなる公募を元に決まった新社名は、ハピラインふくい。福井県並行在来線準備によれば、「ハピネス」は福井県の福から来ているようです。また、「ライン」は鉄道の線から来ていてます。人と町とをつないで、幸せ(ハピネス)な福井の未来をつくりたいという意味が込められているようです。なお、路線の愛称はハピラインとなります。

 福井県内の鉄道なので、普通なら福井鉄道か越前鉄道あたりがわかりやすいところですが、どちらもすでに使われています(越前はひらがな)。ですから、命名には苦労したとは思いますが、ハピラインふくいは意外でした。もっとも、並行在来線の社名はよく言えば凝ったものが目立ちます。その路線を福井も踏襲したというところでしょうか?

 現社名の福井県並行在来線準備からの社名変更は、株主総会での決議などを経て、7月ごろに行うようです。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/117075、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20220329-2306981/)

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明知鉄道で腕木式信号機体験

 列車が進むことができるのか運転士に知らせるため、鉄道には信号機が備えられています。かつては駅員が人力で動かす、腕木式信号機というものがありました。駅員が操作レバーを上げ下げすると、ワイヤが動いて信号機の腕木が動きます。腕木が横にあるなら赤信号、下に下がっているなら青信号です。

 このような腕木式信号機が現役で使われているところはほとんどありません。津軽鉄道ぐらいで、明知鉄道も信号の自動化で2004年に廃止になりました。ところが、かつて岩村駅で使われていた腕木式信号機は構内線路脇に移されただけで、解体されずに残っています。

 そこで明知鉄道はその腕木式信号機をファンの強い要望で体験用に整備しました。2月末から一般に開放されています。列車の行き来がない10時から15時の間、当日の乗車券または入場券のほか、体験切符300円を買えば体験することができます。貴重な存在となった腕木式信号機のレバー操作を体験することができるのです。
(参考:岐阜新聞ホームページ https://nordot.app/872647766757212160?c=648454265403114593)

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大井川鐵道のSL、ゴールデンウィークまで運転予定なし&1000円に値上げ

 大井川鐵道はSLが恒常的に走る鉄道として知られています。原則として毎日走る鉄道として知られています。

 ところがその大井川鐵道、SLが全く走っていません。次に「きかんしゃトーマス」が走るのはゴールデンウィーク、それ以外のSLは5月まで運行の予定がありません(6月以降の予定は決まっていません)。なぜでしょうか?

 実は、稼働することのできるSLが少ないのです。大井川鐵道は動態保存のSLを4両保有していますが、修繕中であったり検査中であったりするため、走ることができるのは1両だけです。SLはどれも古いのでいつ故障してもおかしくはありません。いい話があれば手に入れるのはそのためです。状態が良ければ走らせることができますし、悪ければ取り替え用の部品として使うこともできます。新型コロナウイルスの影響でSLに乗る観光客も少ないですし、無理にフル稼働する必要もないでしょう。

 なお、大井川鐵道は4月1日からSL急行料金を値上げします。820円から1000円に値上げされます(子供は半額)。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220211-OYT1T50083/、大井川鐵道ホームページ https://daitetsu.jp/sl/schedule、https://daitetsu.jp/archives/112633)

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長良川鉄道、3月12日ダイヤ改正で夕方に1往復増発

 長良川鉄道は3月12日にダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正では、夕方に美濃太田-関間を1往復増発します。増発するのは関17:59発と美濃太田18:02発。美濃太田18:02発は2021年秋に臨時増便していたもので、定期列車に昇格することになりました。2021年秋の利用状況が良かったからでしょうか? ともかく、利用の望める美濃太田-関間を増発することにより、通勤や通学でも使いやすくなります。

 また、同じ3月12日から、刃物会館前がせきてらす前に改称されます。せきてらすは2021年3月に開業した、関の魅力を発信する観光施設。その観光施設に駅名を合わせたのです。
(参考:長良川鉄道ホームページ www.nagatetsu.co.jp/info/3789/、www.nagatetsu.co.jp/info/3793/)

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ガイドウェイバスが廃止?

 名古屋市内の東部の高架道路を走る、ガイドウェイバス。高架道路部分(大曽根-小幡緑地間)は鉄道の扱いとなっています。ところが、そのガイドウェイバスに廃止の話が出ているのです。

 なぜ廃止されるのでしょうか? 利用者が少ないわけではありません。ガイドウェイバスがなぜ鉄道扱いなのかと言えば、狭い専用道を走るために補助輪がついているからです。運転士はハンドルに触る必要がなく、勝手に専用道を進むのです。この仕組みは全国でもここだけで特殊なので、車両の値段も割高になるのです。廃止は2026年度の予定です。

 代わりに走るのが、自動運転のバス。歩行者も自転車もいて予測できない動きが多い一般道では難しいかもしれませんが、専用道の中ではガイドウェイバスしか走らないので、ハードルは低いでしょう。また、ガイドウェイバスの運転には鉄道の免許が必要ですが、自動運転ならその必要はありません。運転収受のため係員は要りますが、バスの運転士をそのまま乗せておけば良いのです(そもそも、ガイドウェイバスは通常の鉄道とは著しく異なるので、特例を設けて、バスの免許があればガイドウェイバスもそのまま運転できるようにすれば、現状のままでも解決できますが)。運転士の養成費用が減ります。

 ある意味、自動運転の経験を積むために、問題となるものが少ないガイドウェイバスで実験をしようとしているのでしょう。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79564770W2A120C2L91000/)

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