大山ケーブルカー、繁忙期運賃がある

 丹沢大山国定公園内にある大山は東京から割合近いこともあり、昔から多くの参拝客を集めていました。

 その大山へのアクセスとなるのが、大山ケーブルカー。山麓の大山ケーブルと山上の阿夫利神社との間を約6分で結んでいます。この大山ケーブルカー、通常はお得な往復運賃が設定されています。片道が640円のところ、往復だと1120円です。

 しかし、ゴールデンウィークと11月の休日に設定されている繁忙期は違います。往復運賃が1270円に上がります。片道運賃の倍とほとんど変わらない水準となります。11月は紅葉のベストシーズンなのでこのような設定がなされているようです。
(参考:大山ケーブルカーホームページ https://www.ooyama-cable.co.jp/fare202011.html、https://www.ooyama-cable.co.jp/timetable/)

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えちごトキめき鉄道、直江津の構内でSLを走らせる

 えちごトキめき鉄道は、SLを走らせることにしました。

 SLは和歌山県有田川町の公園にあったD51。通常の石炭ではなく圧縮空気で動かすタイプで、所有するアチハ(本社:大阪市)から3~5年契約で借りる予定です。直江津の構内や併設されている運転センターなど、数百メートルの区間を走らせます。トロッコをつないで、観光客が乗ることができるようにすることも考えています。この取り組みは観光庁の観光振興事業に採択されているので、国から補助金が出ます。2000万円の補助金はSLを和歌山から持ってくる費用に充てます。また、直江津運転センターには転車台があったので、このSLの導入に合わせて整備されました。

 すでに11月の初めにSLは直江津に運び込まれています。28日に披露する予定です。

(追記)
 えちごトキめき鉄道の社長は、かつていすみ鉄道の社長であった鳥塚氏です。鳥塚氏はいすみ鉄道社長時代、SLを展示することを考えていましたが、交渉が成立しなかったのです。えちごトキめき鉄道の社長になって、ようやくかつての夢が実現することになったのです。
(参考:新潟日報ホームページ https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20200926570426.html、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASNCJ6SFSNC2UOHB019.html、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/railwaynews-251/)

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「踊り子」はE257系に統一、「湘南ライナー」等は「湘南」に

 これまで国鉄時代の車両185系を使っていた、首都圏と伊豆を結ぶ特急「踊り子」。2020年春のダイヤ改正で一部がリニューアルされたE257系になりましたが、2021年春のダイヤ改正で残りもE257系に統一されます(「サフィール踊り子」を除きます)。修善寺に行く編成もE257系です。

 また、これに合わせて東海道線の特急も、常磐線や中央線などと同じように、全車指定席になります。切符を購入するときに、列車や座席を指定する指定席特急券か、乗車日と区間のみを指定し、列車や座席を指定しない座席未指定券のいずれかを選ぶことになります。座席未指定券は乗車する列車が決まったら「みどりの窓口」等で指定席特急券に変更することができます。手数料はかかりません。なお、この方式は普通車のみで、グリーン車は従来通りです。ですから、オールグリーン車の「サフィール踊り子」は従来通りということになります。

 料金については、指定席特急券、座席未指定券ともに同額で、繁忙期や閑散期の区別もありません。年間を通じて同額です。「みどりの窓口」等で事前に買えば今より若干安い料金になりますが(ただ短距離だと全車指定席となる分、割高になります。50キロまでだと760円です)、車内で購入した場合は「みどりの窓口」等に比べて260円(子供は130円)高くなります。新幹線との乗継割引も廃止となります(「サフィール踊り子」はもともと乗継割引の対象外です)。スマートフォンで座席指定を受けることができる「えきねっとチケットレスサービス」が東海道線でも利用できるようになり、記念キャンペーンも行われます。なお、これまで特急料金の設定がなかった伊豆箱根鉄道ですが、2021年春から特急料金の設定がなされます。大人200円、子供100円で、JRとまたがるときは料金は合算されます。

 朝晩の「湘南ライナー」等も変わります。2021年春のダイヤ改正から新たに東京・新宿-小田原間を走る「湘南」の運行が始まり、「湘南ライナー」、「おはようライナー新宿」、「ホームライナー小田原」は廃止となります。「湘南」も「踊り子」と同じように全車指定席で、同じ料金体系になります。「湘南ライナー」等ではグリーン券を買えば定期券でもグリーン車に乗ることができましたが、「湘南」ではグリーン券を買っても定期券では乗車できなくなります。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201112_ho02.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20201112-1488811/)

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えちごトキめき鉄道の臨時列車は浸水対策

 えちごトキめき鉄道は8月1日から11月30日の間、妙高はねうまラインの直江津-高田間に臨時列車を走らせます。

 臨時列車のダイヤは、直江津23:13発高田23:22着と高田5:49発直江津5:59着。直江津23:13発は新潟20:57発直江津23:03着の快速「らくらくトレイン信越号」(乗車整理券が必要)から乗り換えでき、高田5:49発は直江津6:15発新潟8:35着の快速「おはよう信越号」(指定席券が必要)に乗り換えることができます。新潟などへの行き来に便利な臨時列車です。

 ところがこの臨時列車、裏の目的があります。浸水被害に備えて列車の一部を避難させる目的があるのです。どういうことでしょうか? えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインを走るディーゼルカーは夜間、糸魚川と直江津の両駅に分かれて留置します。ところが妙高はねうまラインの電車は信越線の柏崎に6両を留置していますが、残りの14両は全て直江津に留置しています。その直江津の車両基地ですが、駅に隣接したところにあります。その車両基地は関川の河口に近いため、上越市の洪水ハザードマップによれば、最大3メートルの浸水被害が想定されるとのことです。2019年の台風19号で北陸新幹線の車両に大きな被害が出たことは記憶に新しいですが、もし同じようなことがあっても被害を少しでも減らそうとしているのです。えちごトキめき鉄道は電車のうち4両を高田に逃がし、高田で一晩を過ごさせます。営業運転はそのついでなのです。

 それでは12月以降はどうなるのでしょうか? この臨時列車は11月までです。なぜ冬に設定しないのかと言えば、冬は降雪量が多いので、高田に車両を留置することができないからです。
(参考:上越タウンジャーナル https://www.joetsutj.com/articles/98320133)

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「伊豆満喫フリーきっぷ」は、伊豆急1日乗り放題で1900円

 伊豆急が発売している、「伊豆満喫フリーきっぷ」。伊豆急行線内が1日乗り放題で、特急自由席も追加料金なしで乗ることができます(グリーン車や指定席に乗る場合は、グリーン特急券や指定席特急券が必要です)。伊東-伊豆急下田間の片道運賃が1650円のところ、1900円(子供は950円)で乗り放題になるので、大変お得です。

 この「伊豆満喫フリーきっぷ」、通常は伊東のみでの発売です。ところがこの9月1日から11月30日までの間は、伊豆高原、伊豆熱川、伊豆稲取、河津、伊豆急下田でも発売しています。事前に買うことはできず、しかも発売当日限り有効なので、旅先から使う場合は便利です。下田など地元に住んでいる人も使えます。

 なお、「伊豆満喫フリーきっぷ」は、車内では発売していません。また、乗り越し精算による購入もできませんので、伊東など発売駅で一旦降りて買う必要があります。
(参考:伊豆急ホームページ https://www.izukyu.co.jp/guide/event_detail.php?CN=301152)

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秩父鉄道、9月19日に客車列車を走らせていた

 秩父鉄道はこの2020年、SLは走りません

 ところがこの19日、ELの客車列車が走りました。一般社団法人日本民営鉄道協会と興和株式会社の協力によって、興和のマスコットキャラクターである「ケロちゃんコロちゃん」を活用したイベント列車、「ELケロコロエクスプレス」を走らせていたのです。地方民鉄の周知と利用促進を図るためのイベントでした。

 「ELケロコロエクスプレス」は熊谷-三峰口間を1往復しました。EL2両が12系客車3両を引っ張って走ったのです。EL2両のうち1両は「ケロちゃんコロちゃん」をイメージした緑、もう1両は医療従事者への感謝の象徴である青色(水色?)に塗られました。また、先頭には「ケロちゃんコロちゃん」をデザインした特別ヘッドマークが掲げられました。

 なお、この「ELケロコロエクスプレス」に乗るために、指定券や整理券の類は必要ありませんでした。運賃だけで乗車することができたのです。運賃だけで乗車することができるのは、あまりない、貴重な機会でした。
(参考:秩父鉄道ホームページ https://www.chichibu-railway.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/20200910_kerokoro2.pdf、railf.jp https://railf.jp/news/2020/09/20/203000.html)

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普通列車の車内でバイオリンの生演奏&並行してバス

 アルピコ交通では、9月6日から10月18日の間の日曜と祝日、普通列車の車内でプロ奏者によるバイオリンの生演奏を行います。生演奏を行う列車は、松本10:10発新島々行き、新島々10:53発松本行き、松本11:30発新島々行きの3本です。2両編成の内松本側の車両で演奏します。運賃のほか特別料金の類は要りません。

 アルピコ交通については話がもうひとつあります。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、貸切バスを使って鉄道沿いに走らせるのです。運行期間は9月1日から9月30日まで、1日12往復走ります。定員は30人です。新島々行きは松本だけが乗車可能で、そのほかの駅は降車専用です。松本行きは新島々は乗車のみ、波田は乗車、下車とも可能で、そのほかの駅は降車専用です。運賃は鉄道と同額で、定期券や回数券のほか、駅の券売機で買えば乗ることができます(車内で現金を払うことはできません)。
(参考:アルピコ交通ホームページ https://www.alpico.co.jp/traffic/news/248/、https://www.alpico.co.jp/traffic/news/251/)

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弘南鉄道、秩父鉄道のSLを整備していた

 秩父鉄道のSLは、2020年は運行されません。全般検査を受けるためです。そして、その秩父鉄道のSLの車輪整備を2020年度から行っているのが、遠く離れた青森にある弘南鉄道です。

 なぜSLを走らせていない弘南鉄道が、車輪整備をすることができるのでしょうか? 現在の鉄道車両の車輪は、自動車で言えばタイヤとホイールが一体になっているものがほとんどで、タイヤをホイールにはめる焼き嵌めの必要はありません。自然とそういう技術を持つ鉄道会社は減っていきます。ところが、弘南鉄道にはそのような技術があり、秩父鉄道の修理を行う会社から依頼されたのです。弘南鉄道が他社の業務を受注するのはこれが初めてで、今後も他社の整備業務を受注したいとのことです。
(参考:東奥日報ホームページ https://this.kiji.is/668822190360544353?c=648454265403114593)

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上毛電鉄、朝ラッシュ時に臨時列車&サイクルトレイン早朝にも追加

 上毛電鉄は朝ラッシュ時において、混雑しないようにするため、9月1日からの当分の間の平日、臨時列車を増発します。9月中の運転については、国の地域公共交通感染拡大防止対策事業として実施します。また、今回の増発は、6月6日に行われたダイヤ改正に続いて、上毛電鉄の乗客の施策を増やすためのものであり、10月以降も継続して運転を継続する予定です。

 それでは、具体的にどの列車を増発するのでしょうか? 朝は大胡発の中央前橋行きを西桐生発にします。中央前橋に朝ラッシュ時間帯の7:30から8:30の間に到着するのは4本あります。内訳は西桐生発が3本と大胡発が1本です。ところが、大胡発の列車はほかのものに比べて混雑度が低く(西桐生発の混雑度は45.6~63.2%であるのに対して、大胡発の混雑度は20.8%)、その混雑度の格差を小さくするために大胡発を西桐生発にします。延長後の混雑度は35.6~56.4%になります。ただ、延長されるダイヤは既存のダイヤの合間を縫って設定されるので、ほかの列車に比べて時間がかかり、ほかの3本が西桐生から中央前橋まで53~56分で走るのに対して、延長するのは1時間1分かかります。これに伴い、大胡発西桐生行きの列車も1本増発されます。延長される列車の送り込み用で、大胡6:02発西桐生6:39着です。桐生市内やみどり市内の高校へのクラブ活動等のための早朝登校に対応するための便です。

 地方の私鉄の中には、サイクルトレインというものを走らせているところがあります。自転車を電車に乗せることができるのです。上毛電鉄でも導入していて、休日は終日できますが、平日は朝のラッシュが終わった概ね8時以降の列車だけが対象となっています。しかし、9月1日からは早朝の4本の列車でも、サイクルトレインが可能となります。大胡5:59発の中央前橋行き、西桐生5:49発の中央前橋行き、中央前橋5:25発の西桐生行き、大胡6:02発の西桐生行きの4本です。
(参考:上毛電鉄ホームページ www.jomorailway.com/img/info/202008rinji.pdf)

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箱根の登山電車とケーブルカーが乗り放題の「トコトコきっぷ」

 箱根登山鉄道のフリー切符でまず最初に思い浮かべるのが、「箱根フリーパス」。箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、箱根登山バスが2日間乗り放題になり、4600円です。

 ところが、箱根登山電車、箱根登山ケーブルカーだけでいいのなら、安い切符があります。「トコトコきっぷ」というもので、箱根登山電車、箱根登山ケーブルに1日乗り放題で、大人1570円、子供790円です。この切符を見せると、約30の観光施設で割引になります。

 乗り放題になる乗り物はかなり限られますが、行きたい場所が箱根登山電車や箱根登山ケーブル沿線なら、使えるでしょう。
(参考:箱根登山鉄道ホームページ https://www.hakone-tozan.co.jp/ticket/tokotoko.php)

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