京葉臨海鉄道、DD200を導入

 蘇我で分岐して、内房線よりさらに海側を走る京葉臨海鉄道。千葉市、市原市、袖ケ浦市の3市にまたがり、工業地帯の貨物輸送を行っています。

 この京葉臨海鉄道、非電化の鉄道なので、機関車は全てディーゼル機関車です。国鉄のDD13をベースにしているようです。ところが、令和元年度の安全報告書によれば、古くなった機関車を更新するために、新型機関車をつくります。新型機関車は、JR貨物のDD200をそのまま導入するようです。2021年5月に完成する予定です。

 ほかの貨物鉄道も、余裕があるところを中心に機関車の置き換えにDD200を導入するのでしょうか?
(参考:京葉臨海鉄道ホームページ www.rintetu.co.jp/company/img/anzen0v1.pdf)

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都営地下鉄で傘シェアリング

 地下鉄は言葉の通り主に地下を走りますので、降りて外に出てみたら雨が降っているということがあります。傘を持っていなければ、慌てて傘を買うか、しばらく待つかしなければなりません。また、そうやって買った傘も駅や電車内に置き忘れるということがあります。そうやって置き忘れた傘は最終的には処分されます。ゴミになるのです。

 そこで東京都交通局は3月25日から、都営地下鉄の地上駅8駅において、傘のシェアリングサービス、「アイカサ」のレンタルスポット(傘立て)を設置しています。事前にLINEに登録することで、レンタル傘の借用や返却ができます(返却の場所は借用した場所と違っていても構いません)。利用料金は借用から24時間以内なら70円(税込、以下同じ)で、月単位で420円に達するとそれ以上かかりません。また、月額280円で使い放題のプランもあります。

 この「アイカサ」のサービス、他社にも広がっています。西武は2019年9月から新宿線29駅で導入していましたが、この6月8日から池袋線(池袋-飯能間)と豊島線の合わせて26駅で導入しました。京急は6月11日から、京急東神奈川で導入しました。

(追記)
 「アイカサ」のサービスは横浜地区のJR東日本、横浜高速鉄道、京急に広がります。3社合わせて14駅に広がります(京急東神奈川を含みます)。6月22日からで、JRの東神奈川と京急東神奈川の間のペデストリアンデッキに屋根がないため、この両駅の間で「アイカサ」を使う場合は15分まで無料です。
(参考:東京都交通局ホームページ https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/others/2020/otr_i_202003259049_h.html、西武ホームページ https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2020/20200601aikasa_ikebukuroline.pdf、京急ホームページ https://www.keikyu.co.jp/company/news/2020/20200610HP_20023CK.html、JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2020/yokohama/20200618_y01.pdf)

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羽田空港アクセス線、国がトンネル等を建設?

 東京の都心と羽田空港とを結ぶJR東日本の新路線、羽田空港アクセス線。国内線と国際線の両方に駅をつくり、東京駅を経由して茨城、栃木、群馬方面への「東山手ルート」、新宿方面への「西山手ルート」、新木場方面への「臨海部ルート」の3ルートがつくられます。2029年の開業を目指しています。2019年のアセスメントでは、1編成15両の列車が1時間に8本走ることになっていましたが、本数が増えて倍以上に増えるようです。

 さて、この羽田空港アクセス線では、品川区の東京貨物ターミナル付近から羽田空港までの約5キロ、地下トンネルを掘ります。建設費はかなりかかります。元々、羽田空港アクセス線の建設費は約3000億円と見込まれていましたが、人件費や資材費の高騰で約3800億円まで膨れ上がるようです。空港内の工事だけでも数百億円かかります。そこで、国がこのトンネル建設工事や駅の基礎工事を行い、JR東日本が借りるというかたちを採るようです。費用負担の大きな羽田空港第1・第2ターミナル駅付近から第3ターミナル駅の間が対象となるようです。また、国交省は今後、京急や東京モノレールの地下トンネルや駅について、羽田空港アクセス線をつくっても影響がないかどうかを調べます。

 話は変わりますが、3つつくられるルートのうち、一番工事が難しいのは「西山手ルート」です。すでに「臨海部ルート」については、東京貨物ターミナルに隣接するところにりんかい線の八潮車両基地があり、そこからりんかい線へ伸びる回送線を複線化すればよいのです。ところが、その回送線の存在が「西山手ルート」建設のネックになるのです。りんかい線の本線と回送線はトンネルで分岐しているため、ここを改造して新宿方面に直通させることは非常に難しいのです。列車の運行を止めるわけには行かないのですから。
(参考:Sankei Biz https://www.sankeibiz.jp/business/news/200512/bsd2005120500004-n1.htm、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/043d0b47ad57507dd8f82fbab3516f70f409cf83、「鉄道ジャーナル」2020年1月号 鉄道ジャーナル

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ニューシャトル、駅売店の新聞、雑誌の販売終了

 駅の売店では新聞や雑誌も売っています。通勤等で列車に乗るときに買ってもらうのです。

 しかし、今はスマホの時代。通勤列車の中で新聞や雑誌を読む人は少なくなり、みんなスマホの画面をじっと見ています。売れなくなったのです。

 そこで埼玉新都市交通(ニューシャトル)は、5月31日をもって、鉄道博物館駅から内宿駅までの各駅での新聞、雑誌の販売を終了することにしました(鉄道博物館駅は新聞自販機での販売)。駅の売店では売っていて当然のアイテムでしたが、時代が変わったのでしょう。
(参考:埼玉新都市交通ホームページ https://www.new-shuttle.jp/topics/2020/05/post-161.html)

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東急、「Qシート」は休止だが、列車はそのまま走らせる

 新型コロナウイルスの影響により東急は4月29日から、休日に元町・中華街-西武秩父間で走っている「S-TRAIN」を運休させています。東急東横線のほか、みなとみらい線、東京メトロ、西武にまたがる列車です。

 また、4月27日からは大井町線の有料座席指定サービスである「Qシート」も休止します。「Qシート」は大井町発車1時間前で完売になる人気の列車でしたが、休止されるのです。ただ、「Qシート」のある列車が運休になるわけではありません。通常通り7両編成のままで大井町発長津田行きの急行として走るのです。
(参考:東急ホームページ https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/ebc67ca8bbb90caa40a5e57176c7b16d0d803167.pdf、https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/86344cb1247b4c1a1ddc1ef8bd9c49cfda000126.pdf、鉄道ジャーナル」2019年12月号 鉄道ジャーナル

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東京モノレールに乗ってもANAのマイルが貯まる

 新型コロナウイルスの影響で航空機が大幅に運休している中で、実際に使えるのかどうかわかりませんが、備忘録として書いておきます。

 東京モノレールは、3月30日から(国際線は3月29日から増便されることになっていました)、ANAと連携して、ANAマイレージクラブ会員で、交通系ICカードを使って東京モノレールの対象区間(モノレール浜松町-羽田空港第3ターミナル、羽田空港第1ターミナル、羽田空港第2ターミナル間)を乗車した人(紙の切符、定期券のほか、子供運賃、各種割引運賃で乗った人は対象外です)に対して、マイルを与えるサービスを開始します。1乗車当たり20マイルがもらえます(1日最大80マイル)。

 このサービスを受けるに当たっては、モノレール浜松町-羽田空港第3ターミナル、羽田空港第1ターミナル、羽田空港第2ターミナル間を通しで乗車し、自動改札機を交通系ICカードのチャージ分で利用します。降車後、当日中に駅に設置されている専用の端末にその交通系ICカードをタッチします。さらに、初めてタッチしたときは(交通系ICカードを代えたときも含みます)、AMCお客様番号の登録を続けて行います。マイルは利用した日の翌月末までに積算されます。
(参考:東京モノレールホームページ www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press_20200327.pdf)

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「東京フリーきっぷ」がICカードに

 「東京フリーきっぷ」は、東京23区内のJRの快速・普通列車の普通車自由席と、東京メトロ、東京都交通局(地下鉄、「日暮里・舎人ライナー」、都電、深夜バスや定員制のものを除く都営バス)が1日乗り放題の切符です。この「東京フリーきっぷ」ですが、明日3月14日から一部を除いて「Suica」や「PASMO」でも使えるようになります。JR東日本で買えば「Suica」になり、東京メトロ、都営地下鉄、「日暮里・舎人ライナー」だと「PASMO」になるのです。

 通年販売され、通年使える「東京フリーきっぷ」の有効期間は1日。24時を過ぎても、終電までは使えます。値段は大人1600円、子供800円で、これまで通り磁気券でも発売します。手持ちのICカードに搭載してもいいですし、500円のデポジットを払って新しいものを買ってもいいですが、定期券、IC企画乗車券を利用中の「Suica」、「モバイルSuica」、「記念Suica」、定期券情報が搭載できない「Suica」付き「ビューカード」等には搭載することができません。「東京フリーきっぷ」が搭載されたICカードには、一部を除いてフリーエリアなどの情報が券面に表示されます。また、ICカードの「東京フリーきっぷ」なら、乗り越しても自動的にチャージ残高から引かれ、精算が簡単です。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20200226_to01.pdf)

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羽田空港から北関東、信州、ディズニーランドへ

 JR東日本は、羽田空港と都心とを結ぶ羽田空港アクセス線というものを建設する予定です。この羽田空港アクセス線ですが、東京方面、新宿方面、新木場方面につながります。しかし、東京、新宿、新木場の先にも行くようです。

 東京からは茨城県、栃木県、群馬県方面に行きます。上野東京ラインを通って行くのです。新宿からは信州に行きます。中央線に直通します。そして、以前にも書きましたが、新木場からは舞浜に行きます。新木場で京葉線に乗り換えなしで直通することができます(線路は元々つながっていて、団体列車では走行の実績があります)。

 また、羽田空港の駅は国内線と国際線のターミナルに設けるようです。
(参考:東京新聞ホームページ https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202002/CK2020020902000132.html)

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米軍上瀬谷通信施設跡に新交通システムができる?

 米軍上瀬谷通信施設は、かつて横浜市旭区と瀬谷区にまたがっていた、在日米軍の施設でした。約240万平方メートルという広い面積を有していましたが、以前にも書いたとおり2015年6月30日に日本に返還されました。

 この跡地について横浜市は、花博やテーマパークなどの誘致を目指しています。花博は2027年3~9月の開催を目指しています。その後に花博の跡地などにテーマパーク等を誘致するのです。その花博等へのアクセスとして考えられているのが、新交通システム。延長は相鉄の瀬谷駅から北に2.8キロ。複線で、瀬谷駅と上瀬谷駅の2駅のみつくられます。途中駅はありません。上瀬谷駅の先には車両基地がつくられます。将来的には若葉台を通って横浜線の十日市場駅か長津田駅まで延伸する構想です。

 花博等へのアクセスとしてつくられる新交通システムは、横浜の海のほうで走っているシーサイドラインのシステムをそのまま使います。運営会社もシーサイドラインと同じ、横浜シーサイドラインが行います。花博が開催される7年後までにつくらないといけないので、シーサイドラインのシステムをそのまま持ってきて、運営も横浜シーサイドラインに委ねるのでしょう。

(追記)
 相模鉄道瀬谷駅と米軍上瀬谷通信施設跡を結ぶ「上瀬谷ライン」は、瀬谷駅付近が地下、上瀬谷駅付近や車両基地が地上につくられます。瀬谷駅は2面1線、上瀬谷駅は2面3線です。新交通としては長い8両編成を計画していて、将来の延伸の可能性を思わせます。運行間隔は日中で6~8分とのことです。事業費は約700億円です。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/kamiseyaline/、https://tabiris.com/archives/kamiseya202007/、https://tabiris.com/archives/kamiseya20200721/、横浜市ホームページ https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/kankyohozen/hozentorikumi/assessment/shinaijigyou/89-mokuji/89-hairyo.files/89-hairyo-01.pdf)

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多摩モノレール、箱根ヶ崎に延伸か?

 多摩モノレールは、東京都や沿線自治体などが出資する第三セクターが運営する鉄道です。現在開通している区間は多摩センター-上北台間で、1998年から2000年にかけて開業しました。

 この多摩モノレールについては延伸計画があります。上北台からは箱根ヶ崎に、多摩センターからは町田や八王子に延びるという構想があります。このうち、箱根ヶ崎や町田への延伸は、交通政策審議会による東京圏の鉄道整備に関する答申に取り上げられていますが、まずは箱根ヶ崎への延伸から行うようです。

 箱根ヶ崎への延伸を行うため、すでに延伸区間沿いの新青梅街道の道路拡幅工事を進めています。延伸区間は約7キロで、7駅ほどを建設する計画です。約800億円をかけ、開業予定時期は約12年後です。2020年度当初予算案に調査費などとして約1億円を計上する方針で、延伸事業が前に進むようです。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200123-OYT1T50110/)

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