近鉄、2022年春からQRコードを使った切符を発売

 鉄道ではQRコードを使った自動改札機対応の切符は珍しいですが、近鉄は2022年春からそのQRコードを使った切符を発売します。

 2022年春の時点では、近鉄名古屋から伊勢志摩方面の観光地などを周遊することができるデジタル乗車券を発売します。デジタル乗車券は駅ではなくホームページ上の販売サイトで購入する切符で、クレジットカードで支払います。スマホの画面がそのまま切符になり、駅の自動改札でスマホのQRコードをかざすことで乗車することができます。QRコードに対応した自動改札機は、近鉄名古屋、伊勢市、宇治山田、五十鈴川、鳥羽、鵜方、賢島の7駅に設置します。このほか、松阪には有人の改札口にQRコードの読み取り機能を備えた専用端末を設置します。今後はQRコード対応の改札機のある駅を増やし、またデジタル乗車券の種類自体も増やします。

 近鉄は大阪、名古屋などの大都市にも駅があるので、そこは今まで通り、自動改札機とICカード中心で対応するでしょう。ただ、利用者の少ない地方や長距離の移動に関しては、QRコードで対応するのかもしれません。乗車券が紙からデジタルになることによって、発券、改札、案内などにかかる業務が効率化され、紙の乗車券なら必要な業務コストが削減されるのです。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/qrjyousyaken.pdf

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近鉄、大晦日の終夜運転を復活

 大晦日、南海は終電を延長しますが、ほかの鉄道会社はどうでしょうか?

 2020年は全く運転がなかった近鉄ですが、2021年は復活します。特急も走ります。このうち、大阪難波(一部大阪上本町)-宇治山田(帰りは五十鈴川)間と近鉄名古屋-宇治山田(帰りは五十鈴川)間にそれぞれ3往復、「ひのとり」が走ります。「ひのとり」で伊勢神宮に初詣に行くことができるのです。12月31日から1月3日までの特急券は12月17日10:30から発売します。特急以外の一般列車も走りますが、大阪線の列車は名張止まりで、伊勢までは行きません。近鉄名古屋からの一般列車は、乗り継いで鳥羽まで行くことができます。

 また、12月31日、1月1日から3日、1月8日から10日にも臨時列車が走ります。2022年は寅年なので、1月1日から3日及び1月8日から10日には、大阪上本町発信貴山口行きの準急を1日3本走らせます。3本のうち1本は、寅のイラスト入りの行先表示看板が掲げられます。

 JR西日本は、3時ごろまで臨時列車を走らせます。運転区間と運転間隔は、運転区間はJR京都線・JR神戸線京都-大阪-西明石間が約20分間隔(京都-高槻間は約40分間隔)、奈良線京都-城陽間が約30分間隔、学研都市線・JR東西線四條畷-京橋-尼崎間が約30分間隔、大阪環状線全線が約15分間隔(桜島線での運転はありません)、大和路線奈良-JR難波間が約30分間隔(奈良-王寺間は約60分間隔)、桜井線奈良-桜井間が約30分間隔です。実際には新型コロナウイルスの影響で運行されませんでしたが、1年前に予定していたのと同じです。

(追記)
 大晦日の深夜、近鉄奈良線に臨時快速急行が走ります。車両は団体専用列車の「楽」。大阪難波0:02発、2:17発、近鉄奈良0:58発、3:20発の2往復走ります。事前予約は要りません。運賃以外の追加料金も要らなかったようです。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/nenmatgunennshiyoso.pdf、https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/rakutuikaunntenn.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211210_06_newyearseve.pdf、railf.jp https://railf.jp/news/2022/01/02/194000.html

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年内の平日に伊勢まで往復して2500円

 近鉄は年内の平日に大阪、奈良、京都の3府県から伊勢志摩へ日帰りするのに便利な、「平日限定 伊勢志摩日帰りきっぷ」を限定発売します。

 「平日限定 伊勢志摩日帰りきっぷ」は大阪・奈良・京都の3府県内の各駅から伊勢志摩への日帰り旅行ができる切符。大阪・奈良・京都の3府県内の各駅(生駒ケーブル、西信貴ケーブルを含みます)とフリー区間(松阪-賢島間)の往復乗車券、フリー区間の一日乗車券がセットになっています。そのほかに、伊勢参宮木札の引換券がついて、2500円です(子供の設定はありません。また、特急に乗る場合は別途特急券を買う必要があります)。大和八木-宇治山田間の片道は1470円なので、単純に往復するだけで十分元が取れます。

 この「平日限定 伊勢志摩日帰りきっぷ」は近鉄主要駅の窓口またはインターネットで購入することができます。窓口の場合、11月26日から12月28日まで発売しています。乗車日の1か月前から前日までに買わないといけません。11月26日10時から12月23日12時まで発売しているインターネットの場合は乗車日の30日前から5日前の12時までに買わないといけません。窓口、インターネットどちらで購入した場合でも、利用できるのは11月29日から12月29日までの平日に限られます。

 当初、「平日限定 伊勢志摩日帰りきっぷ」は500枚限定で発売予定でしたが、12月2日に追加され、1000枚になりました。ただ、早い時期に追加されたということは、早いうちに売り切れになることも十分考えられます。年内に行くことを考えている人は、早めに動いたほうが良いでしょう。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/higaerikittpu.pdf、https://www.kintetsu.co.jp/kanko/kanko_info/news_info/ticket20211202.pdf

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「あをによし」は1人で乗ると追加料金

 2022年4月29日に大阪難波-近鉄奈良-京都間で走り始める、「あをによし」。その料金が決まりました。

 「あをによし」に乗るには、運賃、特急料金のほか、特別車両料金が必要です。特別車両料金は大人210円、子供110円です。「青の交響曲」「ひのとり」と同水準です。特急料金は距離に応じて520円または920円(子供は半額)かかりますが、「あをによし」に乗った場合、本来大人920円、子供460円かかる特急料金を当分の間大人790円、子供400円にします(520円区間はそのままです)。主な区間の大人1人当たりの運賃、料金の合計は、大阪難波-京都間が1960円、大阪難波-近鉄奈良間が1300円、近鉄奈良-京都間が1370円です。

 なお、「あをによし」には2人で利用することのできるツインシート、3人または4人で利用することのできるサロンシートがあります。それでは、1人で乗車する場合、どうすれば良いでしょうか? ツインシートに乗車する場合に限り、子供分の特急券、特別車両兼を購入すれば乗ることができるのです(運賃は1人分で良いです)。つまり、大人1人で大阪難波-京都間を乗る場合は、特急料金400円、特別車両料金110円が追加で必要となり、トータルで2470円必要ということになります。同様に、大阪難波-近鉄奈良間は1670円、近鉄奈良-京都間は1740円ということになります。こうすれば、1人でツインシート2席分を利用することができます。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/awoniyoshiryoukin.pdf

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近鉄、定期券呈示で月替わりの割引

 近鉄は11月6日から2022年3月31日までの間、近鉄の定期券(「KIPS ICOCA定期券」、「ICOCA定期券」、磁気定期券等)を持っている人に対して、「近鉄電車 定期券でおトク!」サービスを行います。サービス利用日において、有効期間内の定期券を呈示すれば、月替わりで割引等のサービスを受けることができるのです。通学定期でも、子供の定期でも構いません。

 どんなサービスがあるのでしょうか? まず、11月は生駒ケーブルの帰り(生駒山上→鳥居前方面)が無料になります。持参人を含めて4人まで無料になります。12月は近鉄百貨店で、指定された飲食店での割引やドリンクのサービスが受けられます。1月(4日から)は大阪、京都、四日市にある近鉄・都ホテルズにおいて、指定されたレストランでの10%割引が受けられます。2月はハルカス300(展望台)の大人入館料が200円割引になります(高校生以下は100円割引)。3月は志摩スペイン村のパスポート(1日券)が半額になります。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_info/news_info/service_211104.pdf)

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京都市営地下鉄に近鉄特急?

 京都市営地下鉄には烏丸線、東西線ともに私鉄の車両が乗り入れていますが、地下鉄では各駅に停まります。ところが、その京都市営地下鉄に特急を走らせるべき、と主張する人がいます。

 その人は、大塚江戸川大学教授。経営学が専門で、観光を通じた地域の発展や鉄道経営を維持する方策などを研究しています。近鉄が9年前に内部・八王子線をBRTに転換する話が出てきたとき、地元の人と協力して路線の存続案を作成したという実績もあります。

 京都市営地下鉄に走らせる特急は、近鉄からの乗り入れです。奈良や伊勢志摩と結ぶ近鉄の特急が烏丸線に入り、国際会館まで行くのです。大塚教授によれば、7分で結ぶ同じ京都市内の京都-近鉄丹波橋間でも特急の利用客がいるので(本当にそんな人がいるのでしょうか?)、約20分かかる国際会館-京都間ならもっと特急が使う人がいるというのです。もちろん、特急を使えば料金収入が入ります。烏丸線から奈良や伊勢志摩方面へのアクセスも向上します。都心の地下鉄の駅から郊外の私鉄まで直通の特急があるのですから、京都も同じようなことができると考えています。

 さて、近鉄特急が京都市営地下鉄に乗り入れるための投資額はいくらぐらいでしょうか? 大塚教授によれば、安全装置やホームドアの回収で数十億円かかるとしています。特急料金を400円とし、1日10本程度走らせるとすれば、10年余りで回収することができるとしています。

 実はこの案、京都市交通局も検討していたのです。2000年に近鉄の急行が乗り入れるようになったとき、特急についても考えられていたようです。詳しいことは資料が残っていないため分かりませんが、結局見送りになりました。現時点では、新型コロナウイルスの影響で特急を減らしているため、実現は難しいとしています。

 正直言って、京都市交通局が厳しい状態にある現時点では近鉄特急の烏丸線乗り入れは難しいでしょう。当面は烏丸線との乗り換え駅、竹田など、近鉄京都線の主要駅に通勤時間帯の特急を停めるところから始める段階です。
(参考:まいどなニュース https://nordot.app/822366195191054336)

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京阪間乗り換えなしの新しい近鉄の観光列車は「あをによし」

 近鉄は2022年4月29日に大阪難波-近鉄奈良-京都間に新しい観光列車を走らせます。

 12200系を改造してつくられるその観光列車は、「あをによし」。すでに定期運用から外れ、11月にラストランを行う予定の車両ですが、観光列車として残ることになりました。みなさんも御存じの通り、「あをによし」は奈良にかかる枕詞で、都の美しさをイメージしたものとなっています。

 「あをによし」は4両編成です。座席配置は大幅にリニューアルされ、1、3、4号車は2人用のツインシートからなっています。ボックスシートみたいに向かい合わせになるものと、窓側に45度向いたものの2種類があります。2号車は3~4人用のサロンシートのほか、軽食や飲み物などを提供する販売カウンターがあります。車両の定員は84人です。車体の色は、天平時代において高貴な色とされている紫色のメタリックとし、天平模様が施されています。なお、投資額は約3.3億円とのことです。

 「あをによし」は週6日運行します。ただし、春休み、夏休み、ゴールデンウィークなどは休みなく運行することもあります。運行日は大阪難波-近鉄奈良-京都間を1往復、近鉄奈良-京都間を2往復します。かつて近鉄にも京阪間を乗り換えなしで結ぶ特急がありましたが、それが復活することになります(その当時は大和西大寺で折り返し、近鉄奈良には乗り入れていませんでした)。時間もお金もかかりますが、気分的にリッチな旅ができます。途中停車駅は大阪上本町、鶴橋、生駒、学園前、近鉄奈良、大和西大寺、近鉄丹波橋です。特急料金については未定ですが、停車駅は基本的に既存の特急と同じで、近鉄奈良-京都間で既存の特急のダイヤを使う以上、「青の交響曲」みたいに少々高い程度で済むのではないでしょうか?
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/awoniyosi.pdf)

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「近鉄全線3日間フリーきっぷ」等、10月4日から発売再開

 2020年、近鉄は「近鉄全線3日間フリーきっぷ」と「近鉄1dayおでかけきっぷ」を発売し、好評でした。私も「近鉄1dayおでかけきっぷ」を使って、関西に出かけました(そのときの旅行記はこちら)。その2種類のフリー切符が、復活します。

 「近鉄全線3日間フリーきっぷ」は近鉄全線が3日間乗り放題。値段は大人3000円、子供1500円です。有効期間は10月8日から2022年3月31日までのうち、乗車開始日から連続3日間(2022年3月29日乗車開始分まで発売します)、10月4日から2022年3月28日まで発売します(乗車開始日の1か月前から前日まで発売します)。近鉄主要駅の窓口などのほか、近鉄のホームページでも購入することができます。インターネットでは乗車開始日の5日前12時まで購入することができ、送料は購入者の負担となります。なお、「近鉄全線3日間フリーきっぷ」が使える間は、「近鉄週末フリーパス」の発売を停止します。

 「近鉄1dayおでかけきっぷ」は2種類あります。ひとつは三本松以西が1日乗り放題の大阪・奈良・京都版、もうひとつは赤目口以東が1日乗り放題の愛知・三重版です。値段は大阪・奈良・京都版が大人1000円、子供500円、愛知・三重版が大人1500円、子供750円です。どちらも有効期間は10月8日から12月30日までの乗車当日限り有効です。10月4日から12月29日まで発売します(乗車開始日の1か月前から前日まで発売します)。 大阪・奈良・京都版は大阪府、京都府、奈良県内の近鉄主要駅で、愛知・三重版は愛知県、三重県内の近鉄主要駅で発売しています。こちらはインターネットや近畿日本ツーリストでの発売はありません。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/noridoudaitisan.pdf)

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近鉄にレンタカークーポン付き切符

 JRにはレンタカー付きの割引切符がいろいろありますが、近鉄にもそのような切符があります。

 それは「伊勢志摩レンタカークーポン付きっぷ」。7月5日から発売しています。近鉄の往復乗車券、往復特急券、フリー区間(松阪-賢島間)の乗り放題、これにレンタカークーポン(1人につき1000円)と現地のオリックスレンタカー料金特別割引がついています。伊勢志摩スカイラインの通行料金も3割引になります。

 値段は関西発(大阪難波、大阪上本町、鶴橋、近鉄奈良、京都、大阪阿部野橋、吉野など。行きと帰りの駅が違っていても構いません)が大人6800円、子供3900円。近鉄名古屋発が大人6100円、子供3550円です。関西の主要駅及び近鉄名古屋、近鉄蟹江、桑名で発売しています。

 なお、切符そのものは当日でも買えますが、事前にレンタカーの予約をしておく必要があります(切符の購入時にレンタカーの予約番号が必要となります)。そのレンタカーの予約は利用日の3日前12時までですので、御注意ください。有効期間は乗車開始日から3日間で、フリー区間外で下車すると、その時点で切符が回収されてしまいます。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/iseshima_rcc/)

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西信貴ケーブル、6月16日から9月16日まで2回に分けて運休

 近鉄は信貴山口と高安山とを結ぶ西信貴ケーブルについて、ケーブルカーの車体補修工事のため、6月16日から9月16日までの間、2回に分けて運休することにします。

 運休する期間は6月16日から7月16日までの31日間と、8月17日から9月16日までの31日間(途中の7月17日から8月15日までは運転します)。この間は終日運休し、代替バスなどもありません。この運休期間中に信貴山に行く人は、奈良側から行くことになります。信貴山下から奈良交通バスを使えば良いのです。

 なお、この西信貴ケーブルの運休に伴い、高安山で接続する近鉄バス信貴山上線(高安山-信貴山門間)も運休します。運休する期間はケーブルカーと同じです。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/nisisigikebu.pdf)

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