近鉄新型一般車両は8A系、大阪線等にも走る

 近鉄は看板の特急用車両は注目を集める車両を出しますが、快速急行以下の一般車両は古いままです。その近鉄ですが、以前にも記事にした通り、新型一般車両がデビューします。今世紀になって初めての新型一般車両です。8A系と言い(「8A」はどこから来ているのでしょうか?)、10月にデビューします。4両編成12本が投入され、奈良線、京都線、橿原線、天理線で走ります。

 この新型一般車両には、1両につき2か所、ベビーカーや大型荷物などを持っている人が気兼ねなく座ることのできるスペースが設けられていますが、「やさしば」と名付けられました。また、この「やさしば」には、キャリーバックやスーツケースなどのキャスターのひとつを掛けて荷物を動きにくくするストッパーも備えられています。

 そして、この新型一般車両、2025年度にも増備されます。奈良線、京都線、橿原線、天理線には4両編成9本が増備されます。このほか、大阪線には4両編成2本、名古屋線には4両編成3本、南大阪線には4両編成3本が導入されます。本数が少ないので確率は低いでしょうが、広い範囲で見ることができるのです。
(参考:近鉄ホームページ https://files.microcms-assets.io/assets/f76cb3f097104533921f6d6262a336ee/3ffcffeeedf5418db31ce7f192df2976/20240510.pdf、朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASS5G3RKBS5GOIPE017M.html)

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箕面萱野に行ってきました(2)

 いよいよ今回のメインテーマ、北大阪急行の延伸区間に乗る。駅はショッピングモールの中。2階にある。ここから先に延伸することはないようで、改札を抜けるとすぐホーム。駅そのものはショッピングモールの中に埋もれているような印象を受けるが、駅がわかれば乗るのは楽だ。箕面萱野14:35発に乗る。延伸区間は2駅だけなので、5分程度で終了。江坂からは再び一日乗車券を使う。いったん改札を出て、一日乗車券で入り直す。梅田でいったん降りて、これまた長い間乗っていない四つ橋線に乗る。なんばを過ぎて、岸里まで行く。

 岸里から少し歩くと南海の天下茶屋。ここから空港急行で羽衣に行く。羽衣からは鉄道での運行が復活した高師浜線に乗り換え。2000系の2両編成だった。高師浜線は2駅しかないので、あっという間に終点に着く。そのまま折り返すのも面白くないので、ひとつ手前の伽羅橋まで歩く。高師浜線は駅と駅との間の距離が短いので、ゆっくり歩いても10分ほどでひと駅分歩くことができる。ちょうどここにはカステラの工場があり、そこのカステラをお土産にすればいいのだ。お土産を買い、伽羅橋から乗る。伽羅橋から乗ったのも行きと同じ車両。同じ車両が行ったり来たりしているようだ。羽衣に到着。難波への急行は出たばかりなので、普通で堺まで行く。

 帰りは大阪上本町18:14発の快速急行宇治山田行き。発車15分ほど前に扉が開き、ロングシートではあるが座席を確保することができた。快速急行は鶴橋を出ると五位堂まで停まらない。最近の列車はやたら停車駅が多いが、この快速急行はその名にふさわしい停車駅の少なさだ。青山トンネルのあたりでも通過駅があり、1時間45分ほどで伊勢中川に着く。ただ、伊勢中川からの接続は良くない。先に普通が出るのでそれに乗ると、津で「ひのとり」に接続する。最後は「ひのとり」に乗って、この旅を締めくくることにした。

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箕面萱野に行ってきました(1)

 近鉄名古屋6:10発の急行に乗る。最初は「近鉄週末フリーパス」の利用も考えたが、しばらく使わない間に5000円に値上がりしていたので、金券ショップで買った「名阪ビジネス回数きっぷ」にした。転換クロスシートが主体の名古屋線だが、乗った急行はロングシートだった。伊勢中川で普通、青山町で急行に乗り換え、大阪上本町へ。当然ながらどちらもロングシート。谷町九丁目まで歩いてOsaka Metroの一日乗車券を買い、地下鉄へ。次の谷町六丁目から長い間乗っていなかった長堀鶴見緑地線に乗り、門真南へ。地上に出ると、大阪駅前まで直通するバスがあり(日中でも1時間に5本ほどある)、それに乗ってみようとも思ったが、予定通り地下鉄で折り返すことにする。長堀橋まで乗り、堺筋線で阪急に出る。淡路から十三まで乗ったのは、「京とれいん 雅洛」だった。

 神戸線と宝塚線の間にある立ち食いそばの店で昼を食べ(フライドポテト付きのざるそばだった)、宝塚線の急行に乗る。川西能勢口で能勢電鉄に乗り換え、そのまま日生中央へ。日生中央はニュータウンの入口にある駅。すぐに折り返し、ひとつ手前の山下で降りる。山下では向かいのホームに妙見口行きが待っていた。本来、妙見口のほうが本線で、日生中央に行くのは支線なのだが、今のダイヤは日生中央に行くのがほとんどで、妙見口へは山下で乗り換えだ。妙見口へ行くのも10分間隔で出ているが、2両編成と短い(川西能勢口と日生中央を結ぶのは10分間隔、4両編成)。妙見口行きが発車した。複線だと思っていたら、次の駅の手前で単線になる。

 妙見口に到着。これまでならケーブル乗り場に行くところだが、ケーブルカーは2023年12月に廃止されている。しかし、このまま折り返すのも面白くない。どうしたかはもう少し後に書くことにする。妙見口の駅前はハイキングの拠点らしく、少ないながらも店がある。おやつとして、「猪フルト」を買う。フランクフルトの肉を猪肉にしたものだ。妙見口の駅を離れる。少し離れたところに国道477号線があり、坂を上っていくと住宅地がある。東ときわ台というのだが、本数は少ないものの(1日6本)、ここから箕面萱野行きのバスが出ているのだ。妙見口から歩いて15分ぐらいなので、変化をつけるなら使うのも手だ。バス停で40分ほど待ち、箕面萱野へのバスがやってきた。バスは住宅地をぐるっと回って、箕面萱野に向かう。住宅地で何か所か停まった後は、ほとんどノンストップ。バスはごく普通の路線バスの車両だが、途中から有料道路を走る。料金所を通過すると長いトンネルに入る。5.6キロもの長いトンネルで、トンネルを出たら箕面萱野はすぐ。680円と少々高いが、20分余りで着くのは速い。(続く)

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箕面萱野に行ってきました(0)

 4日のことですが、3月に延伸した北大阪急行に乗ってきました。その時の様子を明日から2回に分けて書きます。

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5月5日は近鉄が100円で乗り放題

 5月5日はこどもの日。そのこどもの日限定で、日本の私鉄で最大の路線網を誇る近鉄が、子供向けにフリー切符を発売します。

 そのフリー切符の名前は、「きんてつ きっずぱす」。子供は5月5日の1日、近鉄全線が100円で乗り放題です。別に親などの大人と一緒に乗る必要はなく、子供だけで乗ることもできるようです。

 「きんてつ きっずぱす」は事前に買っておく必要があります。4月22日から5月4日までの間、近鉄全線の特急券発売窓口か特急券等自動券売機で買います。発売枚数の限定はありませんので、前日までにちゃんと買えばいいのです。
(参考:近鉄ホームページ https://files.microcms-assets.io/assets/f76cb3f097104533921f6d6262a336ee/b88d41c5974844f38db9461b2a8f8c04/20240415.pdf)

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近鉄に特急に抜かれる特急がある

 近鉄は日本で一番規模の大きい私鉄。毎日多くの特急が走っています。

 その近鉄特急ですが、あまりにも本数が多いので、特急が特急に抜かされる、というケースがあるのです。鳥羽15:15発の大阪上本町行きがそれで、終点直前の布施で後続の賢島15:00発「伊勢志摩ライナー」大阪難波行きに抜かれます。大阪上本町行きの特急に乗っても、「伊勢志摩ライナー」に乗っても特急料金は変わりません。また、この大阪上本町行き特急ですが、途中で京都行きの「しまかぜ」にも抜かれています。

 この布施で抜かれる特急ですが、3月16日のダイヤ改正で解消されます。「伊勢志摩ライナー」を若干遅くすることによって、大阪上本町まで逃げ切ることができるのです。ただし、依然として京都行きの「しまかぜ」には、途中で抜かれます。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/railway/Dia/pdf/240316Limited_Express_B.pdf、https://www.kintetsu.co.jp/railway/Dia/pdf/221217Limited_Express_B.pdf)

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近鉄ダイヤ改正で京都線急行増発

 近鉄は3月16日にダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正で大きく変わるのが、京都線の急行。現在、平日の昼間時間帯は1時間に3本(大和西大寺発着1本、橿原神宮前発着2本)ですが、1時間4本に増発します。また、大和西大寺発着は原則として近鉄奈良発着となります。4本の急行の内訳は近鉄奈良発着が2本、橿原神宮前発着が2本です。前のダイヤ改正で急行を減らしたのは減らしすぎだったのでしょうか?

 大阪線では平日の朝に増発があります。五位堂7:58発大阪上本町行き急行を増発します。実はこの急行、始発駅は大和朝倉です。大和朝倉から五位堂までは普通として走り、五位堂から急行になります。別途、五位堂8:00発大阪上本町行き準急を設定します。また、五位堂7:20発の区間準急は五位堂7:21発の急行になります。実はこの急行、始発駅は名張です。名張から五位堂までは普通として走り、五位堂から急行になります。一部の準急は高安発となり、6両編成から8両編成になります。反面、平日、休日ともに10両編成の快速急行はなくなり、8両編成になります。

 南大阪線では、平日夜間(21、22時台)の準急4本の増結を行います。増結されるのは古市までで、4~5両編成が6~7両編成になります。吉野線では平日の朝に橿原神宮前-六田間を1往復増発します。橿原神宮前7:03発、六田7:55発です。鈴鹿線では、平日の18、19時台の増発を行います。1時間当たり3本から4本に増えます。

 今回は特急の改正内容は少ないです。休日、大阪難波9:45発鳥羽行きを9:40発に変更し、名張、伊勢中川、松阪、五十鈴川にも追加停車します。同じく休日、大阪上本町9:12発賢島行きと近鉄名古屋9:10発賢島行きは鳥羽行きに短縮します。多客期は賢島まで行きます。吉野線では特急の減便が行われます。平日は大阪阿部野橋18:40発吉野行きを橿原神宮前行きにします。大阪阿部野橋19:10発吉野行きは2両編成から4両編成になります。休日は吉野5:57発大阪阿部野橋行きを橿原神宮前始発にします。吉野9:04発大阪阿部野橋行きは、多客時のみに運転する不定期列車にします。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/2024daiya.pdf)

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近鉄、2月末で喫煙室を廃止

 かつては大都市の通勤列車を除いて、普通列車でも車内でたばこを吸うことができました。

 しかし、たばこは吸わない人にも健康被害を及ぼします。普通列車でたばこを吸うことができなくなり、特急でもたばこが吸えなくなりました。夜行の「サンライズ瀬戸」、「サンライズ出雲」を除くと、たばこを吸うことができるのは東海道・山陽・九州新幹線と近鉄特急ですが、どちらも座席では吸うことができず、喫煙ルームで吸うことになります。

 しかし、東海道・山陽・九州新幹線で喫煙ルームでもたばこが吸えなくなるのに続いて、近鉄特急でもたばこが吸えなくなります。3月1日から吸えなくなります。東海道・山陽・九州新幹線での喫煙ルームの廃止はダイヤ改正と同じ3月16日なので、新幹線より早く廃止になります。たばこは吸う人にも吸わない人にも健康被害を及ばしますし、喫煙スペースの分だけ売上が減ります。喫煙スペースが座席になれば、その分だけ売上が増えるのですから。掃除の手間もかかります。

 どうしてもたばこを吸いたい人には、たばこ好き専用の施設でそれなりのお金を払って吸ってもらうとして、鉄道車両のような公共の場では全面禁煙になるのはやむを得ないことでしょう。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/kitsuennshitsuhaishi.pdf、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20240126-2870913/)

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「スルッとKANSAI」から「スルッとQRtto」へ

 「スルッとKANSAI」は便利なカードでした。これまで切符は基本的に会社ごとに別々に買いなおす必要がありましたが、「スルッとKANSAI」は関西の私鉄なら会社に関係なく1枚のカードで乗り降りすることのできる、画期的なシステムでした。カードそのものは廃止されましたが、1枚のカードで他社にも乗ることができるという思想は様々な交通系ICカードに引き継がれているといえます。

 そして2024年、「スルッとKANSAI」は新しいステージに進みます。6月(予定)にQRコードを活用した乗車券、「スルッとQRtto」を導入するのです。QRコードを使った切符は各社で取り組みがなされていますが、それが拡大されるのです。6月の時点で「スルッとQRtto」を導入するのはOsaka Metro、大阪シティバス、近鉄、京阪、南海、阪急、阪神の7社で、今後ほかの会社にも増えていく予定です。

 「QRttoKANSAI」で発売するのは、現在磁気カード等で発売している企画乗車券の類。処理スピードの速い交通系ICカードはそのまま残り、磁気の切符で残っている企画乗車券をQRコード化するのでしょう。最終的には自動券売機で売っている紙の乗車券もQRコード化することによって、駅の自動改札機は簡素化されます。ICカードとQRコードの読み取り機だけあればよく、高速で磁気の切符を前に送る機構がいらなくなります。

 ともかく、企画乗車券の類がQRコード化されるので、スマホがないと利用できないことになります。私個人としては、スマホの買い替えが必要になってきます。
(参考:スルッとKANSAI協議会ホームページ https://www.surutto.com/newsrelease/release/s231214.pdf)

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通学にサイクルトレイン

 鉄道車両に自転車を持ち込むことができる、サイクルトレイン。駅と駅の間は列車で高速で移動し、駅までと駅からは自転車でそれなりの速さで移動することができます。このサイクルトレイン、地方の鉄道を中心に採用するところは増えていますが、やはりそういう路線でも朝夕の通学時間帯は混みますので、サイクルトイレンの対象外となっているのが普通です。

 近鉄も志摩線等、田原本線でサイクルトレインを行っています。志摩線等のほうは平日は五十鈴川-賢島間、休日は松阪-賢島間でサイクルトレインを行っています。しかし、志摩線等のほうも平日は昼間しか使えません。ところがこの12月4日からは、通学時間帯でもサイクルトレインを行うという実証実験を行っています。ただしこの実証実験、誰でも参加できるわけではありません。参加対象者はすでに決まっていて、沿線の高校生5人だけが自転車を持ち込むことができます。

 家や学校が駅前にあれば良いですが、駅から離れていると、駅からの移動をどうしようかという問題が出てきます。親が家から学校まで自家用車で送迎するというケースも出てきます。サイクルトレインを通学時間帯にも拡大することによって(もちろん、自転車を車内に持ち込んでも問題にならないような混雑具合であることが前提条件です)、このような送迎を減らし、地域公共交通の利用促進と環境負荷の大きい車の利用を減らす効果が期待されます。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/129584、近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/cycle/cycletrain/)

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