今回、大阪・関西万博に行ったとき(そのときの旅行記はこちら)、復活した「3・3・SUNフリーきっぷ」を使ってきました。
(1)QRコード対応の改札はどこ?
通常、近鉄で関西方面に行くときは、事前に金券ショップで株優を買っておくが、今回はデジタルというかたちで復活した「3・3・SUNフリーきっぷ」を使ってみることにした。スマホで購入してから30日間有効で、使う日になってから「Eチケットを利用」というボタンを押して使う仕組みとなっている。駅での乗り降りは自動改札を使うのだが、QRコードに対応している自動改札は少なく、駅員に聞くことになる。磁気の切符がなくなり、駅の券売機で買う切符がQRコードが記載されている切符になるまでは、このような状態が続くのだろう。
(2)無所属の和泉こうみ
翌日の19日は南海になった和泉中央からスタート。駅に入る前に、バスターミナルから見ていく。3月末で和泉市山間部のバスが廃止され、大きく変わったからだ。朝夕は小型ながらもバスが走るが、昼はタクシー会社のジャンボタクシー。昼の乗る場所もバスターミナルではなく、自家用車やタクシーが停まる側から乗ることになる。これまで大型のバスが走っていたところでも、ジャンボタクシーで間に合うぐらいの需要しかなかったのが現状だったのか?
駅には「鉄道むすめ」のイラストが描かれている。泉北の和泉こうみのほか、何人もの「鉄道むすめ」が描かれているが、彼女たちには「◯◯鉄道株式会社運転士」などと所属が書かれている。しかし、和泉こうみはイラストは残っているものの、所属はひとつは白紙、もうひとつは「運転士」という職種のみになっている。彼女は無事に南海に採用されるのだろうか?
(3)やはり7100系には緑がよく似合う
「3・3・SUNフリーきっぷ」を使って南海に乗る。車両は元泉北の車両。ロゴは南海になっているが、塗装は泉北時代のまま。こちらもいずれ南海と同じようになるのだろうか? 予定では中百舌鳥で河内長野方面に乗り換えるはずだったが、入ってきた難波行きの各駅停車を見るとデビュー当時の姿に復元された6000系。帯の色が消され、無塗装になっている。予定を変更して堺東まで乗ることにする。フリー切符のいいところだ。
用事を終え、南海本線に乗りに行く。ワンマン列車に乗るのが目的なので天下茶屋から「サザン」に乗ったが、自由席は緑の濃淡の7100系。一発で当てるのは運が良い。当然これに乗って泉佐野まで行く。欲を言えば座席のモケットも赤にして欲しかったが。
(4)南海本線のワンマン列車
泉佐野で普通に乗り換える。普通は岸和田で追い越したので、10分ぐらい待つ。来たのは8300系の4両編成なので、ここ泉佐野からワンマンになる。確かに車掌はいない。本線でワンマンとは違和感があるが、普通限定で駅には自動改札があるから問題は少ないのであろう。2駅目の吉見ノ里で降りる。吉見ノ里から難波に戻るが、次に乗った難波行きも8300系で、ワンマンであった。泉佐野では車掌が乗ってきて、これまで通りのツーマンになる。
(5)最後は近鉄の8A系
大阪難波から近鉄に乗る。とりあえず鶴橋から大阪線の急行に乗ったが、接続がよくないので、どこかで時間調整をしようと考えていたところ、布施を過ぎたところで奈良線で新型車両、8A系を見かける。急行なのですぐに降りることはできず、大和八木で少しのチャンスに賭けてみることにする。普通で次の八木西口に行き、地下道を通ると反対側のホームに8A系の急行が入ってきた。大和八木までの非常に短い区間だが、近鉄久しぶりの一般車の新車に乗ることができた。
Recent Comments