「天空」と「青の交響曲」を乗り継ぐツアー

 今年2024年は、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されてから20年という節目の年です。それを記念して、南海の観光列車「天空」と近鉄の観光列車「青の交響曲」、この2つの列車を乗り継ぐツアーをつくりました。南海と近鉄が協力して実現した初めての企画です。

 このツアー、8月7~8日と8月28~29日の2回、行われます。8月7日出発の回は吉野山に、8月28日出発の回は高野山に泊まりますが、「天空」は河内長野-極楽橋間、「青の交響曲」は河内長野-古市-吉野間を走ります。「天空」の河内長野-橋本間、「青の交響曲」の古市-河内長野間は普段走らない区間です。

 このうち、「天空」が特別に走る河内長野-橋本間については、複線なので、ダイヤを設定するのはそれほど難しくはないでしょう。問題は、近鉄。近鉄長野線は富田林以南が単線です。しかも、富田林以南の単線区間のうち、すれ違いできるのは滝谷不動だけで、15分に1本しか列車を設定することができません。通常、近鉄長野線は1時間4本準急が走っているので、臨時列車を入れる余地がありません。

 どうするのでしょうか?
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/240605.pdf)

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「泉北ライナー」、5月30日から車両デザイン変更

 2017年1月から運行している泉北の特急、「泉北ライナー」。難波と和泉中央を結び、通勤客の足となっています。

 この「泉北ライナー」に使われる車両のひとつに、12000系があります。南海の12000系をベースにしていますが、塗装はゴールドをベースにしたユニークなものとなっています。

 その12000系ですが、この5月30日からデザインを変更することになりました。ゴールドをベースにしていることは変わりありませんが、車体側面にブルーとゴールドで流れるような曲線を描きます。特急の疾走感を表現しているようです。プレスリリースを見る限りでは、ゴールドよりもブルーが目立っているように見えます。
(参考:泉北ホームページ https://www.semboku.jp/wp-content/uploads/2024/05/c66234a3d25e48925a9eb2d82572ad46.pdf)

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箕面萱野に行ってきました(2)

 いよいよ今回のメインテーマ、北大阪急行の延伸区間に乗る。駅はショッピングモールの中。2階にある。ここから先に延伸することはないようで、改札を抜けるとすぐホーム。駅そのものはショッピングモールの中に埋もれているような印象を受けるが、駅がわかれば乗るのは楽だ。箕面萱野14:35発に乗る。延伸区間は2駅だけなので、5分程度で終了。江坂からは再び一日乗車券を使う。いったん改札を出て、一日乗車券で入り直す。梅田でいったん降りて、これまた長い間乗っていない四つ橋線に乗る。なんばを過ぎて、岸里まで行く。

 岸里から少し歩くと南海の天下茶屋。ここから空港急行で羽衣に行く。羽衣からは鉄道での運行が復活した高師浜線に乗り換え。2000系の2両編成だった。高師浜線は2駅しかないので、あっという間に終点に着く。そのまま折り返すのも面白くないので、ひとつ手前の伽羅橋まで歩く。高師浜線は駅と駅との間の距離が短いので、ゆっくり歩いても10分ほどでひと駅分歩くことができる。ちょうどここにはカステラの工場があり、そこのカステラをお土産にすればいいのだ。お土産を買い、伽羅橋から乗る。伽羅橋から乗ったのも行きと同じ車両。同じ車両が行ったり来たりしているようだ。羽衣に到着。難波への急行は出たばかりなので、普通で堺まで行く。

 帰りは大阪上本町18:14発の快速急行宇治山田行き。発車15分ほど前に扉が開き、ロングシートではあるが座席を確保することができた。快速急行は鶴橋を出ると五位堂まで停まらない。最近の列車はやたら停車駅が多いが、この快速急行はその名にふさわしい停車駅の少なさだ。青山トンネルのあたりでも通過駅があり、1時間45分ほどで伊勢中川に着く。ただ、伊勢中川からの接続は良くない。先に普通が出るのでそれに乗ると、津で「ひのとり」に接続する。最後は「ひのとり」に乗って、この旅を締めくくることにした。

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箕面萱野に行ってきました(0)

 4日のことですが、3月に延伸した北大阪急行に乗ってきました。その時の様子を明日から2回に分けて書きます。

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加太線の「めでたいでんしゃ」に2000系改造車

 加太線を中心に走っている、「めでたいでんしゃ」。現在4編成が走っています。ピンクの「さち」(母、2016年4月29日運行開始)、水色の「かい」(父、2017年10月7日運行開始)、赤の「なな」(子供、2019年3月31日運行開始)、黒の「かしら」(母の兄、2021年9月18日運行開始)というように、家族になっています。

 その「めでたいでんしゃ」にさらに1編成が加わることになりました。5編成目となるこの「めでたいでんしゃ」は、今ある4編成の「めでたいでんしゃ」の遠い祖先という設定です。7月13日から走り始めます。

 そして、5編成目の「めでたいでんしゃ」の特徴は、2000系の改造であること。これまでの4編成は7100系の改造でしたが、支線の車両を2000系にするという方針から、2000系を改造することにしました。

 なお、デザイン等の詳細はまだ決まっておらず、後日発表になります。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/240426.pdf)

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空港急行は新大阪まで行かず

 2031年開業予定のなにわ筋線。南海からは「ラピート」(の後継車両)と空港急行が乗り入れます。この「ラピート」と空港急行、どこまで行くのでしょうか?

 梶谷南海電鉄鉄道事業本部長の話によれば、「ラピート」は大阪(うめきた)から先はJRに乗り入れ、新大阪まで行きます。乗務員は大阪で交替します。これに対して空港急行は大阪で折り返し、新大阪までは行かないようです。阪急の考えとは違うようですが、開業までには調整されることでしょう。

 なお、大阪はJR西日本が整備した駅のため、南海は大阪折り返しの列車についても、線路使用料と駅使用料を払うとのことです。
(参考:「鉄道ピクトリアル」2023年10月臨時増刊号)

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南海の支線に2000系

 元々は高野線の急行用車両でしたが、今は南海の支線で使われている2200系。しかし、この2200系も、製造されてから50年が経過しています。いくら支線用と言っても、かなり古い車両です。

 3月24日のことですが、多奈川線で2000系が営業運転を始めました。元々は南海は2200系の置き換えに、2000系を充てる方針でしたが、それが実現することとなりました。

 2000系も元々は高野線の急行用車両なので、2扉車で、小ぶりな車両です。本来の高野線急行用の運用から外れた後は、南海本線の普通として使っていましたが、通常の車両よりも小さいので、ラッシュを外すなど、運用には工夫が必要でした。支線ならそのような心配はなく、老朽化した2200系の置き換えとして使うのが良いでしょう。
(参考:railf.jp https://railf.jp/news/2024/03/25/100000.html)

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高師浜線の運転再開は4月6日から

 高架工事のため2021年5月からバスによる代行運転を行ってきた高師浜線ですが、鉄道での運転再開の日が決まりました。以前からのの通り、4月6日です。

 この高架化で、踏切が13箇所除却されます。今後は、高架下の整備や高架沿いの側道整備工事を行います。高師浜線の駅の伽羅橋、高師浜の両駅については、この間にトイレのリニューアルを行い、多機能トイレを新設しました。高師浜についてはエレベータの新設も行っています。

 さて、運転再開後のダイヤはどうなるのでしょうか? 朝夕は約15分間隔、そして日中は約20分間隔で運行します。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/240215_1.pdf)

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銚子電鉄の旧南海車両は昔の塗装に戻す

 銚子電鉄が新たに導入する車両は南海の2200系。今はワンマン化改造を行い、支線を走っている車両ですが、元々は高野線を走っていた車両でした(そのときは22000系を名乗っていました)。

 この2200系、8日に銚子に来ましたが、その塗装が「乗ってみたい」と思わせるものでした。往年の緑の濃淡を再現したのです。高野線で急行として活躍していたときの塗装に戻したのです。銚子電鉄としては、銚子市内で栽培されているキャベツの緑色もヒントにしたとのことですが、やはり南海の古い車両には緑が似合います。

 元南海の車両は、3月に運行を開始する予定です。

(追記)
 元南海の22000形は、3月29日に運行を開始しました。
(参考:マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20240208-2880018/、銚子電鉄ホームページ https://www.choshi-dentetsu.jp/news/6068/)

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1月20日高野線ダイヤ修正、高師浜線4月運行再開

 記事に書いた通り経営統合を行う南海と泉北ですが、1月20日にダイヤ改正を行います。高野線と泉北のダイヤ改正を行います。

 主に変わるのは、橋本以南です。休日は、極楽橋において特急「こうや」からケーブルカーに乗り換える時間を伸ばします。現行の平均5分から平均8分に伸ばします。このように乗換時間を拡大することによって、ケーブルカーへの乗り換えに急ぐことなく、極楽橋の駅の天井に描かれた絵を見ることができる余裕をつくります。極楽橋で俗世から聖なる世界に切り替えてもらうのです。また、特急「こうや」については、4月6日から11月30日までの休日に限り、難波7:00発(極楽橋8:16着)を増発します。朝早く出れば、早い時間に高野山の世界に着くのです。各停に関しては、平日の高野下発着が3往復減り、極楽橋発着が2.5往復増えます。休日は極楽橋発着が1往復減りますが、昼間の一部の便(上下合わせて4本)の停車時間が現行の20~30秒から5分以上に増えます。駅構内にある「おむすびスタンドくどで買うこともできます。

 泉北については、平日朝ラッシュ時の光明池始発の各停1本を和泉中央始発にします。平日夕方ラッシュ時については、難波17:30発から20:00発までの間、全ての準急和泉中央行きを8両編成にします。

 話は変わりまして、2021年5月からバス代行輸送を続けている高師浜線ですが、高師浜線についても高架化工事が完了し、この4月上旬から列車での運行を再開します。具体的な運行再開日は、決まり次第発表されます。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/231219.pdf、https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/231221.pdf)

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