南海、大晦日の終電延長は行わず

 これまで南海は、大晦日は、運転区間がだんだん縮小したものの、終夜運転や延長運転を行ってきました。

 しかし、新型コロナの影響もあって、大晦日の深夜時間帯の利用は年々減少傾向にあります。そこで、2025年の大晦日は終夜運転も延長運転も行わず、通常の休日ダイヤでの運行のみを行うこととします。

 なお、1月1日から4日の日中は、住吉大社に空港急行、区間急行が臨時停車します。下り26本、上り25本の合計51本が該当します。下りの住吉大社に臨時停車する空港急行については、難波、新今宮、天下茶屋をそれぞれ所定の時刻から1分程度早く出発しますので、注意が必要です。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/251127_1.pdf)

| | | Comments (0)

「GRAN 天空」は2026年4月24日運行開始

 南海が2000系を改造してつくる新たな観光列車、名前は「GRAN 天空」に決まりました。運行開始日は2026年4月24日、それに先立ち2026年3月29日にお披露目会も行われます(お披露目会の詳細は、決まり次第発表されます)。その「GRAN 天空」に関しては、運行開始日以外にもいろいろ決まっていることがあります。それについて紹介します。

 「GRAN 天空」は、毎週水曜日と第2、4木曜日を除く日に運行します。水曜日が祝日のときは運行しますが、翌日は運休します。第2、4木曜日が祝日のときは運行します。代わりの休みの日はありません。運行する日のダイヤは、1号が難波9:00発極楽橋10:30着、2号が極楽橋10:46発(休日は10:48発)難波12:13着、3号が難波12:45発極楽橋14:20着、4号が極楽橋14:58発難波16:27着(休日は16:26着)です。停車駅は新今宮、天下茶屋、堺東、金剛、河内長野、林間田園都市、橋本、九度山です。今の「こうや」に九度山が加わった格好です。九度山が加わるのはいいのですが、通勤特急ではないのですから、少なくとも金剛や林間田園都市は通過しても良かったのではないかと思います。後で説明する料金からもわかるように、「こうや」よりもワンランク上の列車ですから。

 座席は車両によって異なります。1号車は「リラックスシート」と言い、24席あります。快適に過ごすことができるよう、リクライニング座席を設置しています。2号車は「ワイドビューシート」と言い、30席あります。車窓を楽しむことができるよう、座席配置を工夫しています。そして4号車は「グランシート」及び「グランシートプラス」と言い、16席あります。最大4人掛けのソファ席が4つあります。ここ4号車では、ゆったりと食事を楽しむことができるよう、ソファを設置しています。「グランシートプラス」では、こだわりのテーブルやソファを置いて、より特別な空間で食事を楽しむことができます。残る3号車は「ロビーラウンジ」です。

 料金は1号車と2号車が、難波・新今宮・天下茶屋・堺東-極楽橋間が大人1700円、子供850円です。難波-高野山間を利用した場合、運賃込みで大人3130円、子供1570円になります。それ以外の区間の料金は、大人1100円、子供550円です。なお、子供だけの利用はできません。今の「こうや」より若干高い料金になっているだけの1号車、2号車とは違い、4号車は、全く新しい概念での料金設定になっています。運賃と食事がセットになった料金設定になっています。運賃は最初から南海の各駅(一部を除きます)-高野山間の運賃が含まれていています。ケーブルカーに乗って高野山まで行くのが前提のようです。また、プレスリリースの書きぶりからすれば、南海本線の駅から乗っても追加料金はかからないようです。さて、肝心のお値段は、「グランシート」が食事、フリードリンク付きが大人13430円、子供11870円、ワンドリンク付きが大人5510円、子供3950人です(いずれも4人で使用したときのもの)。「グランシートプラス」が食事、フリードリンク付きが大人14180円、子供12620円、ワンドリンク付きが大人6260円、子供4700円です(いずれも4人で使用したときの)。この値段ですが、運行時間帯によってメニューが変わるため、料金が変わる可能性があります。そして、「グランシート」も「グランシートプラス」も2人以上でないと利用できません。またこちらも、子供だけの利用はできません。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/251112.pdf)

| | | Comments (0)

JR西日本と関西私鉄でQRフリー切符

 Osaka Metro、近鉄、京阪、南海、阪急、奈良交通、和歌山バス、JR西日本の8社は現在、4種類の「ONE KANSAI QR乗車券」を発売しています。

 この「ONE KANSAI QR乗車券」も「KANSAI MaaS」で発売します。券売機や窓口での発売はありません。利用するときはバスを除いて、「KANSAI MaaS」のチケット画面から乗車券のQRコードを表示し、QRコード対応の改札機にかざして乗車します。奈良交通は運転士に呈示します。和歌山バスは事前に「1日フリー乗車券」に引き換えます。

 それでは、4種類の「ONE KANSAI QR乗車券」を紹介します。一つ目は、「ONE KANSAI 大阪スマートアクセスパス」。10月31日まで発売していた「大阪スマートアクセスパス」の改良版です。発売期間は10月17日から2026年5月31日まで。利用日の1か月前から当日まで発売します(発売期間内に限ります)。利用期間は11月1日から2026年5月31日までです。有効期間は1日限りで、Osaka Metroは夢洲を含む地下鉄全線、JR西日本は大阪環状線、桜島線、JR東西線海老江以東のほか、新大阪やJR難波にも行くことができます。大人のみの発売で、値段は1000円です。

 二つ目は、「ONE KANSAI 奈良デジタル周遊フリーパス」。発売期間は11月1日から2026年3月30日まで。利用日の1か月前から当日まで発売します(発売期間内に限ります)。利用期間は11月1日から2026年3月31日までです。有効期間は2日間で、JR西日本、近鉄、奈良交通の指定されたエリアが乗り放題です。奈良のほか、室生口大野、吉野にも行くことができ、奈良を経由すれば京都にも行くことができます。結構利用できるエリアは大きいです。大人のみの発売で、値段は3600円です。

 このほか、JR西日本、京阪、阪急の京阪間(宇治や嵯峨嵐山を含みます)が乗り放題の「ONE KANSAI 京都満喫3wayパス」、JR西日本、南海の阪和間、関空が乗り放題の「ONE KANSAI 和歌山2wayパス」があります。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/251015_00_press_ONEKANSAIQRJyoshaken.pdf)

| | | Comments (0)

「天空」は2026年3月20日に運行終了

 「天空」は、南海が橋本-極楽橋間で運行している観光列車。2200系を改造してつくった「天空」は、2009年7月3日に定期運行を開始し、現在、16年が経過しています。8月末現在で、約43万人の利用がありました。

 その「天空」ですが、2026年3月20日で定期運行を終了します。その後当分の間は、団体専用列車として不定期運行します。なお、運行終了時には、イベント等を実施する予定です。

 2000系4両編成を改造してつくる「天空」の代わりとなる新しい観光列車は、2025年度末に運行を開始します。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/250924.pdf)

| | | Comments (0)

岸和田、貝塚が早朝、夜間無人駅に?

 この10月1日から、岸和田と貝塚の窓口営業時間が短縮されます。現在は、岸和田が5:50~24:00(定期券は6:30~19:00)、貝塚が6:30~19:00だったのですが、10月1日以降は岸和田が8:00~21:30(定期券は19:00まで)、貝塚は8:00~19:00と短くなります。

 なぜ短くなるのでしょうか? 働き方改革の一環で、駅員の泊まり勤務の大幅縮小を図るためです。現在、約650人いる駅員は日替わりで、泊まり勤務を行っています。駅の始業、終業に必要な作業や夜間警備のためです。しかし、泊まり勤務がある限り、育児や介護など事情がある人は働きにくいのです。そうでなくても、若い人を中心に泊まり勤務への抵抗感は強く、さらに人手不足になることが予想されます。そこで、この10月から岸和田や和泉大宮など6駅(おそらく岸和田が管轄する、春木から二色浜までの6駅か?)で試行を行い、問題がなければほかの駅にも広げるのです。当初は6駅に勤務する駅員約40人のうち、希望する約30人について泊まり勤務が免除され、21:30までに帰宅することができます。将来は泊まり勤務を免除されるのが、駅員全体の7割程度にしたいようです。もちろん、21:30以降も駅は営業していますので、一部の機器は遠隔操作で対応したり、警備会社との連携を強化したりします。

 今どきの駅は、自動券売機があり、自動改札があるので、普通しか停まらない駅なら、無人でも問題はありません。必要なら、近くの主要駅から駅員を派遣すればいいのです。ですから、普通しか停まらない和泉大宮に泊まり勤務があること自体が驚きのレベルで、必要があれば近くの主要駅(今回だと岸和田)から派遣すれば良いのです。問題なのは、岸和田のような主要駅。このような規模でも早朝や深夜には駅員がいなくなるのでしょうか? むしろ近くの近隣駅から要望を受けて、駅員を派遣するレベルの駅です。このような駅でも早朝、夜間無人でも対応できるかどうかが試行の目的でしょうが。

(追記)
 10月1日以降、岸和田の駅係員配置時間は7~24時になりました。早朝と深夜は無人駅ということになります。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/traffic/info/250922.html、https://www.nankai.co.jp/traffic/otoku/hatsubai.html、https://www.nankai.co.jp/traffic/teiki/uriba.html、https://www.nankai.co.jp/traffic/station/kishiwada.html、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250927-OYT1T50019/)

| | | Comments (0)

元泉北の車両が南海の塗装に

 泉北が南海に吸収合併されて4か月が過ぎました。

 その泉北の車両ですが、南海と同じ塗装になります。すなわち、ベースがグレーで、側面のラインがブルーとオレンジです。南海の塗装は7100系あたりだと今なお違和感がありますが、泉北の車両は比較的新しいのが多いので、違和感は感じません。

 新しい塗装での運行は8月3日から順次始めます。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/traffic/info/250801.html)

| | | Comments (0)

難波に0番乗り場

 南海が2025年度末に運行開始を予定している、新たな観光列車。今の「天空」を引き継ぐ列車ですが、「天空」とは違い、難波発着になります。

 難波では一番東側の1番線に発着します。6両編成しか停まらないので、高野線の各駅停車のみが発着するところとなっていますが、現在1番線の降車専用ホームとなっているところを改造して、観光列車専用の乗り場とします。仮称0番乗り場です。高野山の神聖な雰囲気を表現した空間とすることを目指していて、高野山への旅路の始まりを意識させる演出になっています。工事は8月1日深夜から始め、2025年度末に完成する予定です。

 なお、これに伴い、1番線に発着する高野線の各駅停車は、乗降ともに1番乗り場から行うことになります。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/250701.pdf)

| | | Comments (0)

南海の新たな観光列車は食事もできる

 「サザン」の新型車両のところでも取り上げた高野線の観光列車ですが、その概要が明らかになりました。

 「天空」に代わって運行する観光列車は、2025年度末に難波と極楽橋との間を走ります。「天空」は橋本-高野山間のみですが、新しい観光列車は難波まで行くのです。4両編成で、各車両に特色を持たせ、内装やインテリアは高級感を重視し、快適な座席とパノラマビューを楽しめる窓などができるようです。

 また、新しい観光列車は単なる移動手段ではありません。列車の旅そのものが特別な体験となるように、アテンダントがきめ細やかな対応をします。地元の食材を使用した食事もあります。バーみたいなものもできるようです。高野山観光だけでなく、上質な旅行を楽しむ人をターゲットにして、南海沿線の魅力を思いっきり楽しんでいただきたいと考えています。

 また、以前から話がありますが、この新しい観光列車の導入に当たって、付加価値に見合った料金体系を検討します。今の座席だけしかない「こうや」と違う料金体系で構わないでしょう。停車駅も通勤客を考える必要はないので、堺東-橋本間はノンストップとしてその間にサービスを行うことを考えれば良いのではないでしょうか?
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/250515_1.pdf)

| | | Comments (0)

「サザン」も復元塗装に

 難波と和歌山市とを結ぶ南海の特急、「サザン」。今年で運行開始から40年が経ちます。

 この「サザン」、デビュー当時の塗装は異なっていました。濃淡グリーンのツートンカラーです。1992年までこの塗装が用いられていましたが、このたび、1編成についてこの懐かしの濃淡グリーンに戻すことにしました。やはり南海には緑が似合います。期間は6月4日から後継車両が入るころまでです。

 現在、7100系も1編成4両が濃淡グリーンのツートンカラーとなっています。タイミングが合えば、指定席も自由席も濃淡グリーンで揃うことになります。10年ほど前にもこのように濃淡グリーンで8両揃うことがありましたが、そのときは7100系ではなく7000系でした。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/250512.pdf)

| | | Comments (0)

「サザン」の新車は2027年度末に

 難波と和歌山市を結ぶ特急、「サザン」。リクライニングシートの指定席4両とロングシートの自由席4両をつないで、8両編成として走らせています。珍しい運行形態です。

 しかしこの「サザン」ですが、2編成ある12000系を除いて、老朽化しています。今なお主力の10000系は、古いものだとつくられてから40年近く経過しています。

 どうやら、「サザン」を新型車両に更新するようです。いくら古いとは言え、先に(なにわ筋線に対応できない)「ラピート」の置き換えをするものと思っていましたので、意外です。2027年度末から更新を行います。12000系を増備するのではなく、新しい車両をつくるようです。また、インバウンド等に対応するため、2025年度から2027年度までの3年間に8300系を40両導入します。

 そして、高野線については2026年春に難波と高野山とを結ぶ観光列車を導入します。「天空」の後継という位置づけです。料金面については、2026年度から新しい付加価値に見合った料金等の導入を行います。おそらく「ラピート」や「こうや」が対象になると思われますが、どういうものかはわかりません。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/ir/library/individual/pdf/250331_3.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/534620)

| | | Comments (0)

より以前の記事一覧