阪急神戸線に快速登場
阪急は2月22日に神戸線、宝塚線でダイヤ改正を行います。平日の朝夕ラッシュ時の改正です。
まず神戸線では、平日朝ラッシュ時の大阪梅田行き特急を通勤特急に変更します。また、通勤特急はこれまでの10両編成を8両編成にしますが、増発(大阪梅田発西宮北口行き急行が13本増えます)やダイヤパターンの変更(通勤特急より前に快速や準急を走らせます)により、混雑の平準化を図ります(現在は、10両でも通勤特急は混雑していました)。平日夕方のラッシュ時は、特急を塚口、六甲に停まる準特急にします。平日朝夕ラッシュ時に走る通勤急行については、塚口を通過し、武庫之荘に停めます。名称も快速になります。塚口は準特急も停まる主要駅ですが、下位の快速は通過するのです。この背景には、塚口よりも武庫之荘のほうが若干ですが利用者が多いことがあると思われます(武庫之荘は基本的に普通しか停まらない駅の中では、阪急で一番利用者が多いのです)。快速の停車駅は、十三と武庫之荘から西の各駅です。平日深夜は、23時台と0時台に神戸三宮発西宮北口行きを1本ずつ増発します。
宝塚線は平日朝ラッシュ時にダイヤパターンを一部変更(池田発の普通と豊中発の普通の出発順序を入れ替えます)することにより、混雑の平準化を図ります。平日夕方ラッシュ時は、急行を曽根、岡町に停まる通勤急行にします。通勤急行の停車駅は、十三と曽根から北の各駅です。このほか、大阪梅田方面から箕面線への接続列車を特急「日生エクスプレス」及び雲雀丘花屋敷行き急行にすることにより、箕面線各駅への所要時間の短縮を図るとともに、混雑の平準化を図ります。
(参考:阪急ホームページ https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/33c845722c5b38b12cd79c211221c36f9ce5c615.pdf、「鉄道ジャーナル」2024年11月号 鉄道ジャーナル社)
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