Osaka Metro、近鉄、京阪、南海、阪急、奈良交通、和歌山バス、JR西日本の8社は現在、4種類の「ONE KANSAI QR乗車券」を発売しています。
この「ONE KANSAI QR乗車券」も「KANSAI MaaS」で発売します。券売機や窓口での発売はありません。利用するときはバスを除いて、「KANSAI MaaS」のチケット画面から乗車券のQRコードを表示し、QRコード対応の改札機にかざして乗車します。奈良交通は運転士に呈示します。和歌山バスは事前に「1日フリー乗車券」に引き換えます。
それでは、4種類の「ONE KANSAI QR乗車券」を紹介します。一つ目は、「ONE KANSAI 大阪スマートアクセスパス」。10月31日まで発売していた「大阪スマートアクセスパス」の改良版です。発売期間は10月17日から2026年5月31日まで。利用日の1か月前から当日まで発売します(発売期間内に限ります)。利用期間は11月1日から2026年5月31日までです。有効期間は1日限りで、Osaka Metroは夢洲を含む地下鉄全線、JR西日本は大阪環状線、桜島線、JR東西線海老江以東のほか、新大阪やJR難波にも行くことができます。大人のみの発売で、値段は1000円です。
二つ目は、「ONE KANSAI 奈良デジタル周遊フリーパス」。発売期間は11月1日から2026年3月30日まで。利用日の1か月前から当日まで発売します(発売期間内に限ります)。利用期間は11月1日から2026年3月31日までです。有効期間は2日間で、JR西日本、近鉄、奈良交通の指定されたエリアが乗り放題です。奈良のほか、室生口大野、吉野にも行くことができ、奈良を経由すれば京都にも行くことができます。結構利用できるエリアは大きいです。大人のみの発売で、値段は3600円です。
このほか、JR西日本、京阪、阪急の京阪間(宇治や嵯峨嵐山を含みます)が乗り放題の「ONE KANSAI 京都満喫3wayパス」、JR西日本、南海の阪和間、関空が乗り放題の「ONE KANSAI 和歌山2wayパス」があります。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/251015_00_press_ONEKANSAIQRJyoshaken.pdf)
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