別府が特急停車駅に

 特急が通過するので目立たないのですが、山陽電鉄の別府は、山陽電鉄で6番目に利用者が多い駅です。特急停車駅の高砂や飾磨とほぼ同じぐらいで、むしろ別府のほうが多いぐらいです。駅のある加古川市も、別府を副都心と位置づけています。

 その別府ですが、6両編成の列車が停まることができるよう、ホームを延伸しています。順調に工事が進むと、2025年初めには完成するようです。そこで山陽電鉄は、次回のダイヤ改正(時期は未定です)で、直通特急を含む特急をすべて停車させることにしました。

 また、加古川市は駅前広場のリニューアルに向けた検討を始め、神姫バスは10月1日から加古川・東加古川と別府を結ぶバスの新設します。
(参考:山陽電鉄ホームページ https://www.sanyo-railway.co.jp/media/1726030589.pdf、神姫バスホームページ https://shinkibus.co.jp/sysfiles/wtn/2075/20241001.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/134906)

| | | Comments (0)

一日乗車券でポテトプレゼント

 水間鉄道は、沿線にあるマクドナルド貝塚清児店のグランドオープンを記念して、コラボを行います。

 まずひとつは、水間鉄道の車両のうち1両が、9月1日から12月31日までの間、マクドナルドのロゴや商品でラッピングされます。「マクドナルド号」です。10月20日までは、ヘッドマーク、副標、電車内広告もマクドナルド仕様になります。

 そして、9月27日から12月31日までのコラボ期間内に、貝塚清児店、26号貝塚店において、マクドナルドのデザインのある一日フリー乗車券、昼間割引フリー乗車券(いずれも当日の日付印のあるものに限る)を呈示すると、マックフライドポテト(S)がプレゼントされます。一日フリー乗車券、昼間割引フリー乗車券の値段は、それぞれ660円と400円で、通常時と変わりありません。
(参考:水間鉄道ホームページ https://www.suitetsu.com/event2024/press_mcdonalds.pdf)

| | | Comments (0)

「トムとジェリー」で阪急はバスも含めて一日乗り放題

 阪急は「トムとジェリー」とコラボします。8月23日から2025年3月27日まで、ラッピング列車、「トムとジェリー号」を走らせます。神戸線、宝塚線、京都線で1編成ずつ走らせます。能勢電鉄にはオリジナルヘッドマークをつけた車両が走り、阪急バスもラッピングバスを走らせます。

 今回、阪急沿線ではスタンプラリーも行われますが、それに合わせてオリジナルデザインの一日乗車券を発売します。発売期間及び有効期間は9月4日~11月25日で、阪急全線(神戸高速鉄道は除きます)と阪急バス全線(深夜バス、コミュニティバス等は除きます)が乗り放題で、大人1400円、子供700円です。これに加えて能勢電鉄全線も乗り放題になるバージョンがあり、こちらは大人1700円、子供850円です。なお、これらの一日乗車券は、鉄道の利用前にバスに乗ることができません。バスに乗りたいのなら、あらかじめどこかで鉄道に乗っておく必要があります。
(参考:阪急ホームページ https://www.hankyu.co.jp/area_info/TOMandJERRY_HANKYU2024/index.html)

| | | Comments (0)

Osaka Metroと北大阪急行、乗継割引を拡大

 北大阪急行はOsaka Metro御堂筋線と相互直通運転をしています。御堂筋線が大阪市を飛び出たため別会社にしたもので、北大阪急行の利用者はそのままOsaka Metroに乗るのが大半と思われます。

 どうしても2社にまたがって乗ると、運賃が割高になります。初乗り運賃が2回かかるからです。それを緩和するため乗り継ぎ割引がありますが、割引になるのはどちらも初乗り運賃の新大阪-桃山台間の利用に限られ、割引額も20円に留まっています。

 そのOsaka Metroと北大阪急行の乗り継ぎ割引ですが、Osaka Metroコスモスクエア-夢洲間が延伸されるときから、拡大されることになりました。Osaka Metro側は新大阪、東三国の2駅で変わらないですが、北大阪急行は箕面萱野までの全駅に拡大されます。割引額も40円に増えます。

 北大阪急行沿線の人が新幹線に乗るには、ありがたい割引と言えます。
(参考:北大阪急行ホームページ https://www.kita-kyu.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/07/228.pdf)

| | | Comments (0)

近江鉄道で運賃の値下げを求める声

 4月に上下分離に移行した近江鉄道。その近江鉄道に対して、沿線の自治体から運賃の値下げを求める声が出ています。声の主は小椋東近江市長。近江鉄道の運賃はJRに比べて高いので、その是正を求めています。

 しかし、近江鉄道の利用者は、JRに比べて少ないです。琵琶湖線(米原-京都間)の2022年度の輸送密度は100979人、桁違いの数字です。近江鉄道はJRとは違って地元からの補助がありますが、それでも厳しいです。

 普通の運賃そのものを下げたいのか、地元の人だけが使う定期券を下げたいのか意図は分かりませんが、どちらにしても地元の補助が必要でしょう。近江鉄道が儲かっていて、値下げが簡単にできるのなら、そもそも上下分離になったりはしません。
(参考:京都新聞ホームページ https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1242288、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230929_00_press_ysomitsudo.pdf)

| | | Comments (0)

箕面萱野に行ってきました(2)

 いよいよ今回のメインテーマ、北大阪急行の延伸区間に乗る。駅はショッピングモールの中。2階にある。ここから先に延伸することはないようで、改札を抜けるとすぐホーム。駅そのものはショッピングモールの中に埋もれているような印象を受けるが、駅がわかれば乗るのは楽だ。箕面萱野14:35発に乗る。延伸区間は2駅だけなので、5分程度で終了。江坂からは再び一日乗車券を使う。いったん改札を出て、一日乗車券で入り直す。梅田でいったん降りて、これまた長い間乗っていない四つ橋線に乗る。なんばを過ぎて、岸里まで行く。

 岸里から少し歩くと南海の天下茶屋。ここから空港急行で羽衣に行く。羽衣からは鉄道での運行が復活した高師浜線に乗り換え。2000系の2両編成だった。高師浜線は2駅しかないので、あっという間に終点に着く。そのまま折り返すのも面白くないので、ひとつ手前の伽羅橋まで歩く。高師浜線は駅と駅との間の距離が短いので、ゆっくり歩いても10分ほどでひと駅分歩くことができる。ちょうどここにはカステラの工場があり、そこのカステラをお土産にすればいいのだ。お土産を買い、伽羅橋から乗る。伽羅橋から乗ったのも行きと同じ車両。同じ車両が行ったり来たりしているようだ。羽衣に到着。難波への急行は出たばかりなので、普通で堺まで行く。

 帰りは大阪上本町18:14発の快速急行宇治山田行き。発車15分ほど前に扉が開き、ロングシートではあるが座席を確保することができた。快速急行は鶴橋を出ると五位堂まで停まらない。最近の列車はやたら停車駅が多いが、この快速急行はその名にふさわしい停車駅の少なさだ。青山トンネルのあたりでも通過駅があり、1時間45分ほどで伊勢中川に着く。ただ、伊勢中川からの接続は良くない。先に普通が出るのでそれに乗ると、津で「ひのとり」に接続する。最後は「ひのとり」に乗って、この旅を締めくくることにした。

| | | Comments (0)

箕面萱野に行ってきました(1)

 近鉄名古屋6:10発の急行に乗る。最初は「近鉄週末フリーパス」の利用も考えたが、しばらく使わない間に5000円に値上がりしていたので、金券ショップで買った「名阪ビジネス回数きっぷ」にした。転換クロスシートが主体の名古屋線だが、乗った急行はロングシートだった。伊勢中川で普通、青山町で急行に乗り換え、大阪上本町へ。当然ながらどちらもロングシート。谷町九丁目まで歩いてOsaka Metroの一日乗車券を買い、地下鉄へ。次の谷町六丁目から長い間乗っていなかった長堀鶴見緑地線に乗り、門真南へ。地上に出ると、大阪駅前まで直通するバスがあり(日中でも1時間に5本ほどある)、それに乗ってみようとも思ったが、予定通り地下鉄で折り返すことにする。長堀橋まで乗り、堺筋線で阪急に出る。淡路から十三まで乗ったのは、「京とれいん 雅洛」だった。

 神戸線と宝塚線の間にある立ち食いそばの店で昼を食べ(フライドポテト付きのざるそばだった)、宝塚線の急行に乗る。川西能勢口で能勢電鉄に乗り換え、そのまま日生中央へ。日生中央はニュータウンの入口にある駅。すぐに折り返し、ひとつ手前の山下で降りる。山下では向かいのホームに妙見口行きが待っていた。本来、妙見口のほうが本線で、日生中央に行くのは支線なのだが、今のダイヤは日生中央に行くのがほとんどで、妙見口へは山下で乗り換えだ。妙見口へ行くのも10分間隔で出ているが、2両編成と短い(川西能勢口と日生中央を結ぶのは10分間隔、4両編成)。妙見口行きが発車した。複線だと思っていたら、次の駅の手前で単線になる。

 妙見口に到着。これまでならケーブル乗り場に行くところだが、ケーブルカーは2023年12月に廃止されている。しかし、このまま折り返すのも面白くない。どうしたかはもう少し後に書くことにする。妙見口の駅前はハイキングの拠点らしく、少ないながらも店がある。おやつとして、「猪フルト」を買う。フランクフルトの肉を猪肉にしたものだ。妙見口の駅を離れる。少し離れたところに国道477号線があり、坂を上っていくと住宅地がある。東ときわ台というのだが、本数は少ないものの(1日6本)、ここから箕面萱野行きのバスが出ているのだ。妙見口から歩いて15分ぐらいなので、変化をつけるなら使うのも手だ。バス停で40分ほど待ち、箕面萱野へのバスがやってきた。バスは住宅地をぐるっと回って、箕面萱野に向かう。住宅地で何か所か停まった後は、ほとんどノンストップ。バスはごく普通の路線バスの車両だが、途中から有料道路を走る。料金所を通過すると長いトンネルに入る。5.6キロもの長いトンネルで、トンネルを出たら箕面萱野はすぐ。680円と少々高いが、20分余りで着くのは速い。(続く)

| | | Comments (0)

箕面萱野に行ってきました(0)

 4日のことですが、3月に延伸した北大阪急行に乗ってきました。その時の様子を明日から2回に分けて書きます。

| | | Comments (0)

大阪モノレール延伸、整備費650億円増加&開業4年遅れ

 大阪モノレールは門真から南に延びます。東大阪市の瓜生堂まで8.9キロ延び、途中、松生町、門真南、鴻池新田、荒本に駅ができます。このモノレールの建設にかかる費用は740億円(軌道や駅舎建屋などのインフラ整備費)、そして2029年に開業する予定でしたが、650億円増え、開業も4年遅くなるようです。

 なぜでしょうか? 2021年に松生町の設置を追加しましたが、それにかかる費用は46億円なので、全体から見れば大した話ではありません。大きいのはロシアのウクライナ侵攻や円安などによる資材費や人件費などの上昇で、約530億円。また、2023年に行った地質調査で瓜生堂の地盤が想定よりも軟弱であることが分かったので、駅舎の基礎を強化する必要が出てきました。これに約210億円が追加でかかります。モノレールの軌道を支える柱の構造を見直すことによって約90億円のコスト削減になりましたが、結局約650億円増えることになりました。1.8倍以上に増えることになります。

 ただ、吉村大阪府知事の話の限りでは、大阪モノレールが中止になることはないようです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASS4S358WS4SOXIE01SM.html)

| | | Comments (0)

京都丹後鉄道の旧キハ85系は土日のみ運行

 京都丹後鉄道のKTR8500形(旧JR東海キハ85系)は、3月16日から運行を開始します。

 このKTR8500形は予備車という扱いですが、走る機会はあるのでしょうか? 結構あるようです。3月16日からは土曜日と日曜日に走ることになっています(車両運用の都合により急遽変更となる場合があります)。

 KTR8500形が走るときのダイヤも決まっています。9本の列車がKTR8500形で走ります。その9本の列車とは、宮津7:30発快速福知山行き、福知山8:55発特急「たんごリレー1号」網野行き、網野10:05発快速豊岡行き、豊岡10:54発快速網野行き、網野11:26発特急「たんごリレー2号」福知山行き、福知山12:53発特急「たんごリレー3号」網野行き、網野16:20発特急「たんごリレー4号」福知山行き、福知山19:12発特急「たんごリレー5号」網野行き、網野20:32発普通西舞鶴行きです。京都丹後鉄道の中に留まり、JRに乗り入れることはないようです。

 なお、KTR8500形運行開始に伴い廃車になる予定なのは、「タンゴエクスプローラー」のKTR001形。老朽化で検査・修繕が困難になっていて、すでに5年以上も使われていません。ただ、このKTR001形も廃車の方針は決まっていますが、いつ廃車になるかは決まっていません。
(参考:京都丹後鉄道ホームページ https://trains.willer.co.jp/info/ktr8500形車両の運用開始について/、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/131415/2)

| | | Comments (0)

より以前の記事一覧