叡山電鉄に京都市民がほぼ半額になるクーポン

 鉄道などの公共交通機関は私たちの生活に欠かせないものであるにもかかわらず、新型コロナウイルスの影響で利用が大きく減っています。そこで叡山電鉄は京都市公共交通緊急対策事業補助金を活用して、京都市民限定でお得なクーポン券を発売しています。

 そのクーポンの名前は、「叡山電車に乗ってみよう!クーポン」。100円券15枚、50円券10枚からなる2000円分のクーポンを1000円で売っています。50円未満の端数は現金で支払います(叡山電鉄の運賃は210円、270円、340円、380円と50で割り切れないものばかりなので、必ず現金が必要になります)。なお、市原-鞍馬間は土砂災害の影響により運休中であり、この区間は京都バスがカバーしていますが、このクーポンでは京都バスには乗ることができません。

 それでは、クーポンはどうやって手に入れるのでしょうか? 発売及び通用期間は2020年12月15日から2021年3月14日まで、終日は終日利用できますが、平日は10~16時の乗車に限ります。ただしクーポンがなくなり次第、発売は終了します。発売箇所は、出町柳、修学院、岩倉の3駅のみです(岩倉は平日の7~9時のみ)。また、誰でも買えるわけではありません。京都市に住んでいる人のみが買えるのです。購入には運転免許証などの公的証明書の呈示が必要で、クーポンの利用はその本人しかできません。
(参考:叡山電鉄ホームページ https://eizandensha.co.jp/event/detail1212/)

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叡電、平日も15分間隔に

 京阪は1月31日にダイヤ改正を行いますが、京阪と出町柳で接続する叡電は前日の1月30日にダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正で大きく変わるのは、平日の昼間(11~16時台)。現在、出町柳-八瀬比叡山口間、出町柳-二軒茶屋間、出町柳-市原間(2020年7月の豪雨の影響で市原-鞍馬間は運行を休止しています。並行してバスが走っていますので、そちらを使います)をそれぞれ20分間隔で走らせています。このダイヤを休日と同じようにするのです。すなわち、出町柳-八瀬比叡山口間、出町柳-市原間をそれぞれ15分間隔で走らせます。

 このほか平日の朝夕ラッシュ時は京阪との接続を考慮して発着時刻を調整し、平日のその他の時間帯及び休日においては利用状況に応じて列車の運行を見直します。なお、終電の繰り上げは行いません。
(参考:叡山電鉄ホームページ https://eizandensha.co.jp/wp-content/uploads/sites/2/2021/01/news_2021.01.12.pdf)

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緊急事態宣言で吉野線の特急半分以下

 緊急事態宣言は関西にも出ました。これを受けて関西の鉄道会社の中には減便を行うところもあります。

 まず近鉄は、1月23日から当分の間の休日において、運休する特急の数を増やします(急行や普通等の一般列車、平日の特急列車は通常通り運転します)。運休する特急列車は、大阪難波-奈良間が2本(通常ダイヤは32本、運休率は6%)、京都-奈良間が21本(通常ダイヤは61本、運休率は34%)、京都-橿原神宮前間が18本(通常ダイヤは56本、運休率は32%)、大阪阿部野橋-吉野間が橿原神宮前-吉野間のみを運休するものも含めて38本(通常ダイヤは66本、運休率は58%)です。吉野線が半分以下になるのが目立ちます。新型コロナがなくても、1時間に1本程度の特急で足りるだけの需要しかないのでしょうか?

 阪急は緊急事態宣言が出ている間、休日に走らせている観光列車、「京とれいん雅洛」、「京とれいん」を運休します。

 Osaka Metroは1月18日から当分の間、相互直通運転を行っている中央線、堺筋線を除いて、平日22時以降の列車を2割ほど削減します。首都圏とは違い、終電の繰り上げは行いません。

 京都市交通局は1月15日から当分の間、金曜日の深夜に走らせている「コトキン・ライナー」を運休します。バスも1月18日から当分の間、深夜バスとして走らせている4本を運休します。
(参考:レスポンスホームページ https://response.jp/article/2021/01/14/342125.html、近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/unnkyuutuika.pdf、阪急ホームページ https://www.hankyu.co.jp/topics/details/1232.html、Osaka Metroホームページ https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20210114_genbin.php?_ga=2.109189445.1711110620.1610718337-1336999471.1610718337、京都市交通局ホームページ https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000279590.html)

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北条鉄道と神姫バスが共同でフリー切符

 北条鉄道は神姫バスと共同で、地元をお得に楽しむことができる1日乗り放題のフリー切符を発売します。

 このフリー切符の名前は、「バス旅ひょうご姫路加西プラス北条鉄道(1日乗り放題)」。神姫バスの71系統(姫路駅(北口)-法華口駅前-社町駅間)、61系統、62系統、81系統(姫路駅(北口)-アスティアかさい間)と、北条鉄道の全線です。利用できるのは2020年10月16日から2021年3月31日までで、発売価格は大人1600円、子供800円です。北条ふらわがデザインされた1000枚を神姫バス姫路駅前案内所、明石駅前案内所、北条鉄道北条町駅で発売します。

 北条鉄道は行き止まりの路線なので、鉄道だけを利用する場合、終点の北条町で折り返さないといけません。しかし、神姫バスを組み合わせることによって姫路に行くことができます。姫路と北条町を結ぶバスは1時間に1本ほどあるので、うまく組み合わせて使うことができます。また、この「バス旅ひょうご姫路加西プラス北条鉄道(1日乗り放題)」では、神姫バスの明石駅-福有橋(神戸電鉄三木駅前)間を正規料金の半額、360円(子供180円)で乗ることができます。これも組み合わせて北条鉄道、神姫バス、神戸電鉄(神戸電鉄の分は別払いです)の3社の旅を楽しむことができます。
(参考:北条鉄道ホームページ www.hojorailway.jp/topics/2020/9056.html)

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近江鉄道バス等に「ICOCA」、近江鉄道には導入せず

 近江鉄道は3月27日から、近江鉄道バス(一部のコミュニティバスは使えません)と湖国バス(彦根営業所の路線バスとコミュニティバスのみ使えます)において、「ICOCA」を導入することにしました。ほかの交通系ICカードも使えます。

 「ICOCA」を導入する路線では、定期券も「ICOCA」になります。バスの定期券とJR西日本の定期券を1枚にまとめることもできます。ただ、バスの定期券のほうはバス単独の定期券も含めて券面に印字することができないため、別に内容控を出してそちらで確認することができるようになっています。

 また、「ICOCA」導入に伴い、近江鉄道バスや湖国バスで「ICOCA」を導入する路線については、紙の定期券や回数券がなくなります。定期券は区間の表示ではなく金額式になり(同じ金額ならどの区間でも乗車できます)、回数券の代わりに利用度合に応じてポイントが付与されます。「近江鉄道バスICカード」も2021年3月31日で利用を終了します。

 なお、多額の設備投資費用がかかるため、鉄道については「ICOCA」の導入は行わないようです。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201014_00_sougoriyou.pdf、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2020/10/15/339398.html)

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JR東日本等、終夜運転や終電の延長等を中止

 例年多くの鉄道会社が終夜運転や終電の延長等を行ってきましたが、2020年の大晦日から2021年の元旦にかけては、新型コロナウイルスの影響により実施する鉄道会社は少なくなっています。その中でも、一部の鉄道会社は終夜運転や終電の延長等を行う計画でしたが(首都圏関西私鉄JR西日本)、それらの鉄道会社についても終夜運転や終電の延長等を取りやめることになりました(JR西日本やOsaka Metro、北大阪急行はすでに取りやめています)。

 該当する鉄道会社は、首都圏がJR東日本、東京メトロ、京成、京急、京王、小田急、埼玉高速鉄道です。関西では、阪急、阪神、能勢電鉄、山陽、神戸電鉄、南海です。貝塚市内を走るローカル私鉄の水間鉄道も終夜運転を計画していましたが、取りやめることになりました。
(参考:railf.jp https://railf.jp/news/2020/12/18/200000.html、https://railf.jp/news/2020/12/18/203000.html、https://railf.jp/news/2020/12/19/201500.html)

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関西の大手私鉄、近鉄以外は終夜運転を行わず

 首都圏の大手私鉄では、大晦日の終夜運転を行わないところが相次いでいます(その後、相鉄も終夜運転の取りやめを表明しました)。関西はどうでしょうか? 11月27日、近鉄を除く大手私鉄から発表がありました(近鉄は12月上旬ごろに発表する予定です)。

 まず、阪急は天神筋橋六丁目-淡路間を除いた全線で、1月1日2時ごろまで臨時列車を運転します。京都線では快速(京都河原町発大阪梅田行きの1本のみ)や準急(大阪梅田発京都河原町行きの2本のみ)の運転も行います。能勢電鉄も妙見線と日生線で1月1日2時ごろまで臨時列車を運転します。

 阪神は本線及び神戸高速線で行先を変更した延長運転と臨時列車の運転を行います。概ね1月1日1:45ごろまでに運転を終了します。阪神なんば線と武庫川線では延長運転や臨時列車の運転はありません。山陽は1月1日2時ごろまで阪急神戸三宮-山陽須磨間に走らせます。

 京阪は大晦日の終夜運転を行いません。最終列車の延長も行いません。なお、1月1日から3日までは大津線を除いて正月ダイヤで運転します。京阪本線と鴨東線の場合、特急、急行、普通をそれぞれ約12分間隔で運転します。

 南海は本線のみ1月1日2時ごろまで臨時列車の運転を行います。難波-住之江間は約15~20分間隔、住之江-羽倉崎間は約20~50分間隔で運転します。高野線や泉北では臨時列車もありません。

 大手私鉄ではありませんが、Osaka Metro、北大阪急行は終夜運転を行います。ニュートラムは約20分間隔、そのほかは30分間隔で運転します。

(追記)
 終夜運転を行う予定だったOsaka Metro及び北大阪急行ですが、新型コロナウイルスの拡大により、終夜運転を取りやめることとなりました。
(参考:阪急ホームページ https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/5e33189fe26aed12fa32bdc05e22d6070ce82add.pdf、阪神ホームページ https://rail.hanshin.co.jp/uploads/info/e198bd2d58f0b516fc09120dc20732fae0e29efb.pdf、京阪ホームページ https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2020-11-27_nenmatunenshi.pdf、近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/tetsudo/tetsudo_info/news_info/201120_nenmatsunenshi.pdf、南海ホームページ www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/201127.pdf、Osaka Metroホームページ https://subway.osakametro.co.jp/news/news/other/20201127_nenmatsunenshi.php?_ga=2.115062980.219736974.1606483084-397402563.1606483084、https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20201210_syuyauntencyushi.php?_ga=2.106954437.711258188.1607604607-397402563.1606483084、山陽ホームページ www.sanyo-railway.co.jp/railway/topics/detail.html?topics_id=1891、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/102302、railf.jp https://railf.jp/news/2020/12/10/150000.html)

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水間鉄道11月30日ダイヤ改正で昼間減便するが、昼間に割引切符導入

 水間鉄道は11月30日にダイヤ改正を行います。

 今回の改正では平日の日中(貝塚発10:15~16:15)と休日(このダイヤ改正で休日ダイヤを導入します)の朝を除いて、30分間隔となります。現行のダイヤでは日中毎時3本だったのが2本になるので、かなり不便になるように見えますが、貝塚で接続する南海のダイヤが15分パターンのダイヤなので、30分間隔になるのはむしろ使いやすいダイヤになったとも言えます。また、最終列車は繰り上がり、平日、休日ともに貝塚23:35発となります。今までに比べて15分の繰り上がりです。

 11月30日からは昼間時間帯において、新たに割引切符を発売します。ひとつは「昼間割引きっぷ」。昼間時間帯の列車(始発駅を10~16時台に出た列車)に乗れば、全区間180円均一となります。どの区間でも通常の初乗り運賃と同じ額で乗ることができるのです。通常300円の貝塚-水間観音間も180円です。発売箇所は貝塚と水間観音のみですが、ほかの駅から利用した場合は精算時に対応することができます。フリー切符タイプもあります。「昼間割引フリー乗車券」です。昼間時間帯なら360円で全線乗り放題です。時間の制約があるとは言え、通常の「フリー乗車券」より240円安くなっています。貝塚と水間観音で発売しています。水間鉄道に乗るときには時間に気をつけておいたほうがよいでしょう。
(参考:水間鉄道ホームページ www.suitetsu.com/event/20201102-1.pdf、www.suitetsu.com/event/20201102-2.pdf、www.suitetsu.com/event/20201102-3.pdf)

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和歌山電鐵、子供とペアなら300円で乗り放題

 和歌山電鐵は、新型コロナウイルスの影響で大きく需要が落ち込んだ需要を回復させるため、和歌山県、和歌山市、紀の川市から補助を受けて、格安のフリー切符をつくりました。

 その名前は「こどもと乗り放題きっぷ」、大人1人と子供(乳幼児でも構いません)1人がセットで利用することが条件で、たった300円で1日乗り放題となります(同伴する幼児は4人まで無賃です)。通常の1日乗車券が大人800円、子供400円の合計1200円なので、何と75%引きです。もっとも、大人と子供がペアになって乗車していない場合、もしくは単独で乗車していた場合は、通常の普通運賃が必要となります。

 この「こどもと乗り放題きっぷ」の発売期間は、11月13日から2021年3月21日まで、和歌山駅9番ホーム窓口、伊太祈曽駅窓口、貴志駅及び車内で買うこともできます。ただ、このように300円と激安になっているのは、行政からの補助金があるからです。ですから、予算の上限に達した場合、予告なく終了することがあります。前売りもやっていますので、子供と一緒に行くのであれば、前もって買うのも手です(乗車の都合がつかなければ、手数料を払って払い戻すことができます。ただし、乗車日の記入があればその日以降、記入がなくても2021年3月22日以降は払い戻しができません)。なお、利用期間は2021年3月31日までです。

 和歌山電鐵は大阪から近いところにあるので、親子でちょっとしたお出かけをするにはありがたい切符です。
(参考:和歌山電鐵ホームページ https://www.wakayama-dentetsu.co.jp/2020/11/11/kodomo_to_kippu/)

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「カンサイスルーパス 2dayチケット」で久々の旅(4)

 再び20分かけて深江に戻る。こちらも「青胴車」だった。西宮からは阪神バスに乗って甲陽園に行く。西宮の山麓の高級住宅街に阪神バスが走るのは不思議な感じがする。かつて阪神と阪急が激しく争っていた時代の名残なのだろう。甲陽園に行くバスは西回り、東回りともに20分間隔で出ている。阪神西宮12:30発のバスに乗ったが、10人余りが乗っていて、15分ほどで阪急甲陽園駅前に着いた。甲陽園からは阪急に乗って夙川へ。支線なので3両編成の短い列車が行ったり来たりしているが、支線でも綺麗なのがさすが阪急。つくられてから40年の古い車両とは思えない。夙川では接続が良すぎるため、一番前の車両だけが混む。何しろ夙川に着くとすぐに大阪梅田への特急が神戸線のホームに入ってくるぐらいのタイミングだからだ。ぼやぼやしていると乗り遅れてしまう。私も特急に乗って次の西宮北口まで、西宮北口からは普通に乗り換えて塚口へ、塚口からは伊丹線に乗って伊丹に行く。

 伊丹からは伊丹市交通局の路線バスで大阪国際空港へ。空港に乗り入れるバスはリムジンバスが主体だが、普通の路線バスも走っている。ただ、本数が多いのは20~30分程度の間隔で運行されている伊丹ぐらいだ。本数が多いため、客もそれなりに乗っている。新型コロナウイルスの影響で空港の利用客は少ないかと思っていたが、意外といた。私が空港に行ったのは航空機に乗るためではなく、モノレールに乗り継ぐため。大阪の郊外をぐるっと回る大阪モノレールで大阪空港から門真市までの全線を乗り通す。門真市までモノレールを乗り通したが、ひと駅戻って、大日で降りる。

 大日からはOsaka Metroの谷町線に乗る。天王寺以北は久しく乗っていない区間だったので、いったん天王寺まで乗ってから谷町九丁目に戻り、近鉄で帰途についた。

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