西鉄に有料座席列車「Nライナー」

 西鉄は4月19日(金)、5月7日(火)、17日(金)、21日(火)の4日間、西鉄福岡(天神)発の臨時有料座席列車、「Nライナー」を走らせます。

 この「Nライナー」は西鉄福岡(天神)始発で、大牟田行き1便、花畑行き2便の合わせて3便を運行します。大牟田まで行く「Nライナー1号」は21:41発、花畑行き「Nライナー3号」と「Nライナー5号」はそれぞれ22:11発、22:36発です。3便とも西鉄福岡(天神)を出ると西鉄二日市までノンストップで走ります。薬院からの乗車もできません。そこから先は各急行停車駅に停まります。乗車は西鉄福岡(天神)のみ、降車は西鉄二日市からの全ての急行停車駅です。乗車整理料金は300円です。車両は3000形5両編成で、定員は200人です。

 乗車整理券は利用日当日5:16から、西鉄福岡(天神)の北口窓口で販売します。21:00からは、西鉄福岡(天神)の北口外コンコースで発売します。乗車整理券は乗車する号車のみ決まっていて、座席指定ではありません。定員制で、定員になり次第、発売を終了します。

 西鉄の有料座席列車は以前にもがありましたが、ようやく臨時とは言え、走らせることになりました。本来なら薬院からでも乗ることができるようにしたほうが良いのでしょうが、簡単にするため西鉄福岡(天神)のみにしたのでしょう。金曜日と火曜日の2つを試していますが、この4日間の利用状況を見て、金曜日だけにするのか、ほかの平日も走らせるのかを決めるのでしょうか?
(参考:西鉄ホームページ https://www.nishitetsu.co.jp/ja/news/news20240411_2/main/0/link/24_007.pdf)

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西鉄、子供の運賃を全額ポイントで還元

 西鉄は、西鉄天神大牟田線、西鉄貝塚線の開業100周年を記念して、4月13日から5月19日までの休日限定(15日間)で、子供用「nimoca」で西鉄(天神大牟田線(太宰府線、甘木線を含みます)、貝塚線)を利用した人を対象に、運賃の全額を「nimoca」ポイントで還元します。実質的に無料になるのです。

 しかも、この100%ポイント還元キャンペーン、必ずしも親などの大人と一緒に乗る必要はありません。小学生の友達と一緒に乗っても実質的に無料になるのです。結構太っ腹と言えます。
(参考:西鉄ホームページ https://www.nishitetsu.co.jp/ja/news/news20240401/main/0/link/24_001.pdf)

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那覇のLRTは東西、南北の2ルート

 那覇のLRT構想については以前に記事にしましたが、3月28日になって那覇市は整備計画の素案を公表しました。

 那覇のLRTは東西、南北の2ルートがつくられるようです。東西方向は県庁北口-県立南部医療センター付近の約5キロ。さらに若狭海浜公園付近-県庁北口間の約1キロは支線扱いとしてつくられます。東西方向に遅れてつくられる南北方向はおもろまちなどの新都心地区-真玉橋間の約5キロです。東西方向と南北方向は真和志地区で交わります。真和志は県庁などがある中心から見て東の方向、首里城などがある首里地区から見て南西の方向にあります。

 LRTは支線部分を除いて、複線でつくられます。軌間は標準軌で、停留所は500メートル間隔でつくられます。車両基地は松山公園の地下につくられます。車両は全長30メートルの低床車両3両編成です。定員は160人で、そのうち座席は50席です。所要時間は東西方向が約19分、支線部分が約8分、南北方向が約17分です。運行間隔は支線を除いて、ピーク時は毎時10本、オフピークは毎時6本、早朝深夜は毎時4本です。支線部分は毎時3本程度で、早朝や深夜は毎時2本程度です。

 LRTは上下分離方式で整備します。事業費は東西方向が支線部分を含めて約320億円、南北方向が約160億円です。そのうち半分以上の約270億円を国の交付金で賄い、那覇市の実質的な負担は約210億円です。利用者は2040年度に東西方向だけが開業した時点で1日約15000人、南北方向もできると1日約21900人です。東西方向が開業すると即単年度黒字になるようで、採算も取れると考えられています。

 ただ、導入されるルートには100パーミルという超急勾配の区間があります。アプト式の大井川鐵道の90パーミルを上回る、急勾配です。路面電車でその急勾配を越えることができるのでしょうか? まだまだ実現は先のことで、練らないといけないところは多いのでしょう。
(参考:タビリスホームページ https://tabiris.com/archives/nahalrtseibi/、産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20240328-DK7INM442NKLZBEA4R5DTLDHLE/)

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若桜鉄道でDD16復活?

 若桜鉄道の終点、若桜で動態保存されているDD16。DD16は知名度が低いですが、ローカル線用のディーゼル機関車としてつくられました。

 その若桜鉄道ですが、DD16と12系客車3両を使って、観光列車として走らせることを考えています。若桜町は2023年度一般会計補正予算案に調査費約600万円を盛り込み、実現できるか調査を行います。問題がなければ、2027年4月から休日に1日2往復の運行を行います。

 DD16は残っている車両が少ないので、DD16の本線での運転が実現すれば、国内では唯一の事例になります。そもそも、ディーゼル機関車の牽引する客車列車自体が貴重な存在です。ある意味、SLより貴重な存在です。DD16を復活させることにより、沿線や鳥取県東部への観光客の誘致を狙っています。
(参考:日本海新聞ホームページ https://www.nnn.co.jp/articles/-/247659)

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広電、交通系ICカードでは乗務員がいないと降りられない

 広電などは「PASPY」に代わって、9月から「MOBIRY DAYS」という新しい乗車券システムを始めます。スマホに表示されたQRコードか、新しいICカードで運賃を払います。

 広島に住んでいて、ある程度広電に乗る人ならいいでしょうが、広島に出張や観光でたまに訪れる人はそういうわけにはいきません。現在、広電で交通系ICカードを使うのは約2割います。そのため、交通系ICカードも使えるようになっています。しかし、交通系ICカードで乗る場合は、現在とは違って制約があります。

 どういうことでしょうか? 交通系ICカードも使えることは使えるのですが、簡易型のものを使います。JR西日本が開発したこの簡易的なものは、均一運賃で運行する小規模な事業者を想定していて、広電でも均一運賃の区間ではカードでタッチするだけで乗り降りできますが、宮島線のようなそうでない区間では乗務員とのやりとりが必要となります。そのため、交通系ICカードを使う人は、降りるときに乗車した停留所等を乗務員に伝え、乗務員は読み取り機を操作して、運賃の引き去りを行います。今のようにどこの扉からでも降りることはできなくなり、乗務員のいるところに限られます。「信用降車」はできなくなり、利便性はかなり損なわれます。

 このため、アストラムのように「MOBIRY DAYS」を導入せずに「ICOCA」を導入するところもありますし、広島バス、広島交通、中国ジェイアールバスはこれまで通り交通系ICカードが使えるようにします。伊予鉄のように独自のICカードを捨てて、「ICOCA」にするところもあります。広電も素直に「ICOCA」等の交通系ICカードを導入したほうが話が簡単になるでしょう。
(参考:中国新聞ホームページ https://nordot.app/1139036791002055403)

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熊本市電の延伸区間は東町線

 熊本市電の東の端は健軍町ですが、これを熊本市民病院まで1.5キロ延伸するというがあります。渋滞緩和のためで、路面電車が完成すると朝の渋滞のピーク時に市民病院から熊本市役所まで行くと、車だと約55分かかるのに対して路面電車だと約34分で済みます。路面電車は1日約2300人が利用すると想定され、周辺地域の自動車が約2000台減ります。公共交通が便利になることによってこれまで車を使っていた人が公共交通に移行し、それで渋滞が緩和するのです。

 東町線(仮称)と名付けられたこの延伸区間、どういうルートをたどるのでしょうか? 健軍町からしばらくの間、東のほうに進みますが(この間、一部区間は単線で整備されます)、東野一丁目交差点で北に曲がります。曲がったところに最初の停留所があり、全部で4つの停留所がつくられます。健軍町も改修され、新たにできる4つの停留所とともにバリアフリー対応となります。最初の停留所までは先行して2029年度に開業し、2031年度の全線開通を目指しています。延伸区間の運行間隔は朝夕のピーク時が5分間隔、それ以外の時間帯は深夜を除いて6~10分間隔です。所要時間は7.2分です。事業費は約135億円(熊本市の実質負担は約53億円)で、経営改善のために運行は熊本市が出資して4月に設立する一般財団法人が行い、施設や車両は熊本市が管理する計画が進められています。2025年4月に移行する予定です。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/fa2cfada19e816321c9dbd41e1bbff3f035219a6、https://news.yahoo.co.jp/articles/7dd195f4a1cd6fcbcaaffd998c258c4df8f08476)

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琴電、65年ぶりに新車導入へ

 琴電が新車を導入するという話は以前にも書きましたが、どうやらその通りになるようです。

 新車はどこかの大手鉄道会社のお古ではなく、本当の意味での新車。琴電では1960年以来の新車になります。琴電では動態保存用の車両など4両を除いた80両全てが大手私鉄などのお古です。京急、京王、名古屋市交通局からの車両です。香川県は新年度当初予算案で、新車の設計費の一部として9000万円を計上しています。設計費全体の費用は2億円で、そのうち9割が国、延伸自治体からの分を含めた補助金です。

 琴電の新車は2025年度以降に導入の予定です。古い車両から置き換える予定ですが、導入する車両数や時期については未定です。琴電については古い車両が多く、9割に当たる72両が製造後50年以上を経過しています。一番古いのは1957年製で、67年を経過しています。古い車両なので車両故障による遅延も頻発していて、2023年度までの5年間で15回もあります。本当なら大手私鉄から状態の良い中古車両を導入したいところですが、ちょうどいいものがなく、新車を導入することにしたのです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASS296QKBS29PTLC019.html)

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七隈線に新車追加で増便へ

 2023年3月に博多まで延伸し、間もなく1年になる七隈線。以前にも書きましたがかなり好調で、特に平日の朝夕ラッシュ時の混雑が問題になっているほどです。

 そこで福岡市交通局は、3月23日に七隈線についてダイヤ改正を行うことにしました(空港線、箱崎線のダイヤは変更ありません)。2023年8月に続いて、増便のダイヤ改正です。どのようになるのかといえば、平日は朝に3往復、夕方に1往復増便します。休日は朝に4往復、夕方に3往復、そして昼間に5往復増便します。予備車の1編成を使って増便するのです。

 中長期的な対策も考えています。新たに16両を追加投入するのです。2026年度から2027年度にかけて投入され、1時間当たりの運行本数が現在の17本から21本に増えます。これにより、朝8時ごろのラッシュ時間帯の混雑率が現在の130%から15%ほど下がると見られています。

 車両の追加投入は空港線、箱崎線でも行われます。2025年3月までに車両の更新に合わせて増便するもので、1時間当たりの運行本数が現在の20本から21本に増えます。ピーク時の混雑率が5%下がると見られています。
(参考:福岡市交通局ホームページ https://subway.city.fukuoka.lg.jp/topics/detail.php?id=1936、NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20240215/5010023433.html、朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASS3141R5S2WTIPE01L.html)

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一畑電車も昼間はパターンダイヤ

 一畑電車は4月1日にダイヤ改正を行います。

 まず平日は電鉄出雲市7:15発の特急「スーパーライナー」松江しんじ湖温泉行きを2両から3両にします。停車駅も減らして運行時間を短縮します。日中の10時台から16時台まではパターンダイヤにします。電鉄出雲市が毎時25分発、松江しんじ湖温泉が毎時45分発、出雲大社前が毎時20分発です。現状は約40~70分おきなので、トータルでは本数が減ることになりますが、わかりやすくはなります。19時以降については運転間隔を縮めます。出発間隔が現行の最大70分から最大43分に短縮されます。夜間についても22時台に電鉄出雲市発雲州平田行き、及びそれに接続する大社線の列車を2本走らせます。最終は現行から12~17分繰り下げられます。結局、前のダイヤ改正で大幅に増えた急行は朝夕を除いて消えることになりました。

 休日は観光客の乗車実態に合わせて、運行形態を大幅に変えることにしました。現在、休日の日中は松江しんじ湖温泉と出雲大社前の間を直通運転していますが、それを電鉄出雲市-出雲大社前間の直通運転にします。松江しんじ湖温泉からの便は川跡発着となり、電鉄出雲市にも出雲大社前にも乗り換えの必要が出てきます。日中の10時台から16時台までは平日同様、パターンダイヤにします。電鉄出雲市が毎時25分発、松江しんじ湖温泉が毎時45分発、出雲大社前が毎時20分発です。最終は現行から10分繰り下げられます。
(参考:一畑電車ホームページ https://www.ichibata.co.jp/railway/topics-new/209/、山陰中央新報デジタルホームページ https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/534371)

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阿佐海岸鉄道、平日は月曜日から金曜日まで8往復に

 阿佐海岸鉄道も3月16日にダイヤ改正を行います。

 現行のダイヤでは、平日は火曜日、水曜日が1日8往復、月曜日、木曜日、金曜日が13往復となっていますが、ダイヤ改正後は平日は全て1日8往復となります。ただし、5往復の臨時列車の枠が用意されていて、多客期には臨時運行する場合があります。阿佐海岸鉄道はその性格上、観光需要が多く(議員たちの視察需要も?)、DMVの運行開始から2年が経過したことから、事前に利用者は読めるようになってきました。予約が多いときは臨時列車を出せば良いのです。

 休日に関しては室戸発着の便の出発を若干遅らせ(阿波海南文化村11:44発から11:58発になります)、途中の宍喰で上下便とも5分停車します。宍喰では鉄道モードの車両撮影ができるとともに、1階改札口で鉄印の購入ができます。夕方16時台に走っている1往復を、利用者の多い昼間に振り替えます。阿波海南文化村発は9時台、道の駅宍喰温泉発は12時台になります。
(参考:阿佐海岸鉄道ホームページ https://asatetu.com/archives/1757/)

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