広電の循環線は昼間のみの運行

 広電の駅前大橋ルートは2025年8月に開業しましたが、循環線の整備は遅れていました。

 ところが、その遅れていた循環線ですが、開業日が明らかになりました。開業日は3月28日、この日から休止していた的場町、段原一丁目を通る循環線が走ります。系統番号はLで、2003年の7号線(横川-広島港間)以来、23年ぶりに誕生する新しい系統です。運賃は他の系統と同じく、大人240円、子供120円です。なお、5月以降、レトロ電車等による定期運行を行います。

 循環線は内回り、外回りの2つがあり、昼間のみ運行します。平日、休日ともに10~16時のみの運転です。運行間隔は平日は約25分間隔、休日は約45分間隔で、運行本数は平日は1日15本(内回り、外回りともに1日15本)、休日は1日8本(内回り、外回りともに1日8本)です。路面電車だから朝から晩までそれなりの本数が走るものと思っていましたが、昼間のみの運行で、しかもその運行間隔が長いとは思ってもいませんでした。

 そのほか3月28日には、ダイヤ改正も行います。駅前大橋ルートが開業してから、広島駅の乗降客数が増加しているためです。1号線は、平日朝ラッシュ時の車両を大型化します。休日も利用の多い時間帯を中心に増便や大型化を行います。5号線も早朝の増便を行い、始発も繰り上げられます。

 1号線で実証運行中だった平日朝のラッシュ時の快速便も本格的に運行します。2系統でも2本が快速便となり、合わせて4本ということになります。
(参考:広島電鉄ホームページ https://www.hiroden.co.jp/topics/2026/0328-loopline_toppage.html)

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福岡市交通局、4月1日から平日、土曜日の終電繰り下げ

 福岡市交通局は3月14日にダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正のポイントは、空港線の増発。平日朝のラッシュ時に2往復増便します。

 そして4月1日からは、空港線、箱崎線、七隈線の3つの路線で終電の繰り下げを行います。平日だけでなく、土曜日も繰り下げの対象です。

 どれぐらい遅くなるのでしょうか? 土曜日を例に紹介します。空港線は、姪浜方面の最終列車を約35分延長します。博多発で見ると、0:06発の筑前前原行きの後に、0:20発と0:40発の姪浜行きを増発します。箱崎線は、貝塚方面の最終列車を約30分延長します。中洲川端発で見ると、23:58発の貝塚行きの後に、0:26発の貝塚行きを増発します。七隈線は、橋本方面の最終列車を約15分延長します。天神南発で見ると、0:17発の橋本行きの後に、0:33発の橋本行きを増発します。反対方向の空港線博多方面、箱崎線中洲川端方面、七隈線博多方面についても、約10~25分の繰り下げを行います。
(参考:福岡市交通局ホームページ https://subway.city.fukuoka.lg.jp/subway_webapp/files/uploads/(資料)ミッドナイト・トレインを運行します!.pdf、https://subway.city.fukuoka.lg.jp/subway_webapp/files/uploads/(資料)朝ラッシュの時間帯に増便します!(空港線).pdf)

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運転士不足で4号系統休止

 長崎電気軌道は明日18日にダイヤ改正を行います。

 そもそも、なぜダイヤ改正をやるのかと言えば、運転士が足らないため。現在のダイヤを維持するためには94人の運転士が必要ですが、85人しかいないのです。それではどれぐらい減るのでしょうか? 9時台から19時台の場合、現在、1号系統は約5分間隔、3号系統は約7~9分間隔、5号系統は約9分間隔で走っています。それがダイヤ改正後は、1号系統は約7分間隔、3号系統は約10分間隔、5号系統は約11分間隔となります。全ての系統を合わせると、784便から672便に減ります。112便も減るのです。ただし、朝夕には増発便を設定するようです。

 そして、朝夕しか走らないレアな4号系統の運行を休止します。2年半ほど前に長崎に行ったときに乗り残した系統ですが、結局は乗らないままになってしまいました。これまで4号系統を使っていた人は、交通系ICカードやクレジットカード等のタッチ決済なら、西浜町で乗り換えることによって、1回分の運賃で利用できますが、現金の人は2回分の運賃が必要になります。
(参考:長崎電気軌道ホームページ https://www.naga-den.com/pages/1405/、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC058LW0V00C26A2000000/)

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岡山電気軌道、2029年度に路面電車の環状運転を実施

 岡山電気軌道には、以前から環状運転の計画があります。まだ岡山駅前広場への乗り入れも実現していないので、まだまだ先の話と思っていたのですが、近いうちに実現するようです。

 まず、環状運転の内容について説明します。岡山電気軌道には東山線と清輝橋線の2つの路線がありますが、清輝橋線の大雲寺前と東山線の西大寺町との間、0.6キロを結んで環状運転します。岡山駅→大雲寺前→ハレノワ前→西大寺町→岡山駅と結ぶ単線左回りの3.4キロの路線ができます。このうち、この新しくできる0.6キロの路線の途中にハレノワ前という電停を設置します。ハレノワは、2023年にできた岡山芸術劇場のことで、ピーク時には1時間に3本以上走り、事業費は約27.4億円です。

 それでは、以前から話のあったこの路線が実現することになったのでしょうか? 鉄道会社が自ら責任で投資し、運賃で回収していくというやりかたでは、いつまで経っても鉄道はできません。そこで、ここハレノワ線では、みなし上下分離という方法を採ります。新しくできる区間も岡山電気軌道が整備し、施設の保有も運行も岡山電気軌道が行いますが、新しくできる区間の整備費用は国と岡山市が半分ずつ負担します。ハレノワ線全体の維持管理にかかる費用は岡山市が全額負担します。新しくできる区間の固定資産税は岡山電気軌道が支払いますが、その税金相当額は岡山市が負担します。こういうスキームができたので、計画が前に進んだのです。

 環状運転は2029年度中の運行開始を目指します。岡山駅前広場への乗り入れは2027年3月の予定なので、それから2~3年でさらに伸びることになります。岡山駅前広場への乗り入れもハレノワ線も、できたら乗りに行きたいです。
(参考:岡山市ホームページ https://www.city.okayama.jp/shisei/cmsfiles/contents/0000078/78385/01_roden.pdf、Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/e9b93b376d2a31e9f454dabeed74d3275fd4e43f)

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天神大牟田線に「Nライナー」、貝塚線に朝の区間運転

 西鉄は3月14日にダイヤ改正を行います。

 天神大牟田線では平日朝ラッシュ時に上り普通を3本増発し、平日夕方には有料座席列車、「Nライナー」を1本走らせます。2人掛けクロスシート車の3000形5両編成(定員200人)を使用し、西鉄福岡(天神)を19:11に出発します。西鉄福岡(天神)のほか、薬院でも乗車を受け付け(降車はできません)、降車は西鉄二日市、西鉄久留米、花畑、大善寺、西鉄柳川、新栄町、大牟田で行います。料金は400円です。予約や決済はLINEで行います。乗車当日の0:00から19:09の間に、予約と決済を行います。支払いはクレジットカード、PayPayで行います。

 このほか、平日朝の西鉄福岡(天神)発小郡行きの急行を太宰府行きの急行にします。これまで平日は太宰府行きの急行は2本だけだったのですが、改正後は6本になります。休日は6本のまま変わりません。また、一部の列車を除いて、西鉄二日市-太宰府間でワンマン運転を行います。そして、これまで別々だった土曜ダイヤと日祝ダイヤを統合します。

 貝塚線もダイヤ改正を行います。天神大牟田線は2024年3月以来2年ぶりのダイヤ改正ですが、貝塚線は2007年4月以来19年ぶりのダイヤ改正です。西鉄新宮以遠が廃止されてから一度もダイヤが変わっていなかったのです。その貝塚線ですが、平日朝ラッシュ時の混雑が問題になっています。そこで今回のダイヤ改正では、平日朝のラッシュ時に香椎花園前発貝塚行きの列車を2本増発することにしました(その代わり、西鉄新宮発の便は1本減ります)。この香椎花園前始発の新設のため、新たに2番のりばをつくり、3月16日(ダイヤ改正後、最初の平日)から供用開始します。2番のりばには、平日朝ラッシュ時の香椎花園前始発、終着の列車が発着します。なお、2番のりばと1番のりばの改札口は異なりますので、注意が必要です。また、貝塚線の車両が古いので、天神大牟田線で使われている7050形(9編成18両)を2027年度までに導入します。2月下旬に最初の編成が貝塚線を走る予定です。これまで走っていた600形は8編成16両なので、1編成2両が増えることとなり、増便に対応できます。

 話は変わりますが、西鉄は4月に値上げを行います。これに合わせて「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」も4月1日から値上げを行います。これまで11800円であった大人は、13000円になります。
(参考:西鉄ホームページ https://www.nishitetsu.co.jp/ja/news/news20260123_1/main/0/link/25_103.pdf)

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熊本市電、益城方面に延伸か?

 熊本市電には健軍町から市民病院への延伸構想がありますが(ただし、相次ぐトラブルの影響で延伸の時期は遅れるようです)、ほかにも延伸構想があります。

 東のほうへは、健軍町から直線距離で約5キロの益城町役場付近へ延伸します。市民病院への路線と途中で別れることになりますが、分かれるところまでの間に単線区間ができますので、そこが輸送上のネックになると思われます。西のほうは田崎橋から直線距離で約4キロの西区役所付近へ延伸します。南のほうへは辛島町から直線距離で約1.5キロの南熊本に行きます。

 これらの延伸構想は20年後を想定した中長期計画の中にあるので、まずは市民病院への延伸ができてからの話になると思われます。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20260106-GYS1T00048/)

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多肥の開業は2027年2月、同時に複線化も行う

 琴電は、琴平線に新駅をつくります。

 新駅の名前は以前にも記事にしましたが、多肥。2027年2月に開業する予定です。この多肥を含む太田-仏生山間約1.8キロの複線化と合わせて開業します。

 このほか、栗林公園-三条間約1キロの複線化は3月に行われます。2か所の複線化が完成すれば、高松築港-仏生山間が全線複線化されます。66年ぶりの新車(2両編成2本)は横浜の総合車両製作所でつくられ、9月末から10月初めの営業運転開始を目指しています。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASTDN3V53TDNPLXB00CM.html)

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肥薩おれんじ鉄道の運転士不足解消は2027年夏以降

 肥薩おれんじ鉄道は運転士不足のため、2月から一部の列車を運休しています。2月の段階では平日の場合、上下51本のうち5本だけでしたが、8月から減便の本数が増え、平日は約3割の18本が運休しています。観光列車の「おれんじ食堂」も4月から運休しています。肝心の運転士は2024年度末の数字で27人、2025年度末にはJR九州から出向している運転士が定年退職で退職するので、23人に減る見込みです。本来必要な運転士の人数は37人ですが、それよりも14人も少ないです。

 この肥薩おれんじ鉄道の運転士不足の解消の目途は立っているのでしょうか? 肥薩おれんじ鉄道は採用活動に力を入れ、2026年度までに新卒など10人が入社する予定です。しかし、運転士はすぐになることができるわけではありません。運転士養成には1年ほどかかるので、運転士不足が解消され、元の本数に戻るには時間がかかります。2027年度夏以降になるようです。結構先の話なのです。
(参考:南日本新聞ホームページ https://373news.com/news/local/detail/224606/、https://373news.com/news/local/detail/216330/)

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七隈線、福岡空港国際線と姪浜に延伸か?

 2023年に天神南から博多に延び、利用者が大きく伸びた福岡市地下鉄七隈線。この七隈線に延伸構想があります。

 東のほうは福岡空港に延びます。福岡空港でも国際線ターミナルに行きます。現在でも福岡空港には地下鉄がありますが、国内線のほうで、国際線に行くにはここから連絡バスに乗らないと行けません。七隈線が延伸されることで、国際線ターミナルに行きやすくなります。反対方向にも延びます。橋本から姪浜に延びます。空港線とつながり、空港線と七隈線で環状線みたいなネットワークになるのです。

 先ほども述べましたが、七隈線は博多延伸で利用者が増えました。1日あたりの平均乗車人員は、2023年度は12.6万人でしたが、2025年度は9月末時点で15.8万人になり、激しい混雑が問題となっています。増便も行っていますが、焼け石に水です。そこで、根本的な解決策として、七隈線も空港線と同じ6両編成にすることを考えています。元々ホームは6両に延伸できるようになっていて、車両の追加と施設改修に250億円を出せばできるようです。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20251122-OYS1T50015/)

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熊本で朝ラッシュ時以外にクレジットカードのタッチ決済を使えば2割引

 前の記事で熊本市電の交通系ICカードについて書きましたが、熊本市電も熊本のバス等もクレジットカードのタッチ決済が使えます。

 その熊本の鉄道、バスのタッチ決済ですが、12月1日から31日の間、平日朝のラッシュ時を除いて、運賃が2割引になります。

 対象になる路線は、熊本市内を通る系統の路線バスと、熊本電鉄電車、熊本市電です。路線バスは熊本市内を一部でも通過すれば対象となりますが、高速バスやリムジンバスなどは対象外となります。熊本電鉄と市電は全線が対象です。

 割引にならないのは、平日朝7:30~8:30に降車した場合です。渋滞などで遅れてこの時間帯に降りることになっても、割引の対象外です。そのほかの平日と、休日(12月29~31日を含みます)の全ての時間帯は2割引です。
(参考:共同経営推進室ホームページ https://ksp-lp.com)

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