「モーニングトレイン一宮」に乗ってきました

 昨日(8日)のことですが、「愛知デスティネーションキャンペーン」に合わせて運行された臨時列車、「モーニングトレイン一宮」に乗ってきました。そのときの様子を書いていきます。


 「モーニングトレイン一宮」は名古屋を8:20に出るので、11番乗り場に行く。貨物線に乗ることのできる貴重な機会だけに、鉄道ファンが多い。車両は313系8000番台で、戦国武将のラッピング等がなされている。私が乗った3号車は織田信長だ。なお、発車直前に1号車と3号車が入れ替わっていることが放送され、前後に大移動だ。

 「モーニングトレイン一宮」は駅を発車するとすぐに旅客線に入ったが、枇杷島の手前で貨物線に転線。旅客線から見ることはよくあるが、貨物線に乗ることは初めてだ。清洲に8:30に着いたが、8:54まで24分停車。「モーニングトレイン」は名古屋と尾張一宮の間を45分かけて走る(快速なら11分で済むところ)ので、旅客線を走る列車に抜かれる。清州の配線は、旅客線の視点で考えると、待避線のない駅。本来なら追い越すことができないが、今回の場合は貨物線に停まっていたので、何ら問題なく抜かされることができる。発車時刻となったので再び走り出したが、その後もゆっくりとしか走らず、特急に抜かされる。貨物線は稲沢と尾張一宮の間で終わるので、再び旅客線に合流し、尾張一宮に着いた。あとは、車内でもらったガイドブックで、モーニングをやっている店を探すだけだ。

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名古屋港シートレインランドの大観覧車にEF210のゴンドラ

 名古屋港シートレインランドは、貨物駅の跡地につくられた遊園地。名古屋港水族館に近いところにあり、7月で開業20周年を迎えます。

 その名古屋港シートレインランド、開業20周年を記念して、大観覧車の一部のゴンドラに、JR貨物の主力機関車、EF210のデザインを施しています。

 導入期間は5月下旬から2016年4月末まで(予定)、入園料は無料ですが、大観覧車に乗るには1回700円がかかります(フリーパスもあります)。なお、ゴンドラは窓部分が見えるようになっているシースルーのものですが、通常のゴンドラに比べて視界が悪くなります。
(参考:JR貨物ホームページ http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/info/20150515_SeaTrainLand.pdf)

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明治村、SL2両体制に

 明治村には9号と12号という、2両のSLがあります。現在明治村では明治時代に活躍したイギリス製の12号のみが走っていますが、点検のため2週間に2日ほど運休しなければなりません。残る9号は、運転させることができないからです。

 ここで簡単に9号について紹介することにしましょう。9号は1912年にアメリカボールドウィン社が製造し、1913年から富士身延鉄道(現:身延線)で走り始めました。1936年に日本鋼管(現:JFEエンジニアリング)鶴見製鉄所に移り、1973年に明治村に入りました。その後は明治村の中を走っていました。

 ところが、9号も修理することになりました。2月24日に大阪市の工場に搬出されました。2015年3月に修理を完了させる予定で、9号が復活すれば毎日運行させることが可能となります。
(参考:中日新聞2月25日朝刊)

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名鉄の路面電車、明治村に里帰り

 名古屋鉄道および公益財団法人明治村は、札幌市交通局の協力により、1907年まで名古屋電気鉄道において市電車両として使っていた(名鉄の前身である名古屋電気鉄道は、名古屋市内で路面電車を経営していました)「旧・名古屋電気鉄道 第1号電車(名電1号)」を期間限定で借り受け、博物館明治村にて展示・一般公開することになりました。いわゆる「名電1号里帰りプロジェクト」です。2015年の明治村開村50周年の記念事業のひとつです。

 「名電1号」は1901年に名古屋で製造され、1907年まで名古屋電気鉄道が名古屋市内にて使用した、26人乗りの車両です。同じタイプは37両ありました。長さは6.52メートル、幅は1.75メートルで、笹島(名古屋駅の南あたり)から現在の中区役所までの間、約2.2キロで運行していました。その後、札幌電気軌道(当時)がこのタイプの車両を24両購入し、1918年に札幌初の路面電車、29号として使われました。1927年からは札幌市が市電として譲り受け、1936年ごろまで使われました。廃車後は札幌市円山動物園内で展示されたのち、札幌市交通局に復帰し22号と改めて各種イベントで運行されたこともありました。現存するのは1両のみです。

 これまで札幌市交通局が保有し、交通資料館にて「木製電車22号車」として保存されていた「名電1号」は、11月29日に札幌市を出て、30日に苫小牧からフェリーに乗ります。12月2日に名古屋に到着し、大阪市にある修理工場に運ばれます。翌日の3日から内装などの修理を開始します。その後、2014年6月から博物館明治村で展示を開始する予定です。展示終了は2020年3月の予定で、再び札幌の交通資料館に返却されます。なお、今は黄色に塗られていますが(戦後のイベントで塗られました)、チョコレート色に塗りなおされるようです。

(追記)
 「名電1号」は2014年6月28日から展示を始めることとなりました。
(参考:名鉄ホームページ http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2013/__icsFiles/afieldfile/2013/11/27/release131119_satogaeri.pdf、http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2014/__icsFiles/afieldfile/2014/04/24/release140424_meiden1gou_1.pdf、朝日新聞ホームページ http://www.asahi.com/articles/CMTW1312032400003.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chubu/news/20131203-OYT8T00043.htm、北海道新聞ホームページ http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/507843.html)

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明治村にSLと京都市電が復活!

 明治時代のものが集められている犬山市の明治村。中を走っている乗り物も、明治時代のものがありました。SLと京都市電です。SL(12号、1874年にイギリスから輸入され、新橋-横浜間も走りました)は1974年から、京都市電(1910~1911年に製造)は1967年から運行し、来場者も乗ることができましたが、老朽化で2010年12月から非公開になり、修理がおこなわれてきました。

 ところが明治村は9月15日から行われている秋のイベント「明治のりもの博」の目玉企画として、SLと京都市電を公開することになりました。公開されるのはSLのうち9号(1912年にアメリカから輸入。これまで明治村で走っていた12号ではありません)と京都市電。京都市電は9月28日から運行を再開しました(試運転は9月15日から行っています)。SL12号も修理が終わり次第運転を再開します(公開する車両もその時点で9号から12号に変更します)。イベント期間中に再開する予定です。実際に来場者を乗せて走ります。イベントが12月2日に終了してからも走り続けます。

(追記)
 SL12号の試運転を10月13日から開始しました。そして、11月8日から運行を再開しました。今後は、約2週間ごとに1回、煙管清掃のため連続2日間の運休日があります。

 乗車料金は大人片道500円、子供300円。11月9日からは、SL、市電、バスに乗ることができる乗物一日券を発売します。大人1200円、子供800円です。入村券とのセット割引もあります。
(参考:中日新聞9月4日朝刊、朝日新聞9月14日朝刊中部14版、博物館明治村ホームページ http://www.meijimura.com/news/new_t.asp?Seq=780、http://www.meijimura.com/news/new189-sl.asp)

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「リニア・鉄道館」に行ってきました(2)

 「リニア・鉄道館」には大きな鉄道ジオラマがある。名古屋を中心に、東京から大阪までの情景が描かれている。スカイツリーから甲子園までだ。大きなジオラマの中を、新幹線や在来線の列車が行き交う。奥にはリニアの実験線もある。このジオラマ、20分かけて1日を描く。夜になると、新幹線は動かなくなり、代わりに保守車両が走り出す。保守の人もどこからか現れる。在来線では「サンライズエクスプレス」が走っている。

 「リニア・鉄道館」では、夏休み限定のイベントを行っている。そのひとつが、「マルス」の体験だ。1985年ごろに使っていた機械(機械のボタンの配置から考えると、四日市で使っていたものか?)で、実際に操作するのだ。係員の指示を受けながら、ピンを操作する。しばらくして切符(もちろん、模擬券)が出てきた。白紙に印刷しているのは、リアリティが薄く、残念。紙も当時のものを再現して欲しかった。

 いろいろ展示を見ているうちに、お昼を過ぎてしまった。売店に行ったが、弁当もかなり売り切れている。残っているジェイアール東海パッセンジャーズの「みそかつ&えびふりゃ~」を買い、外に展示されている117系の中で食べる。117系は弁当などを食べてもいい車両だ。でもこの「リニア・鉄道館」、館内には新幹線の食堂車が2両ある。これをレストランとして営業することはできなかったのだろうか? せっかくの車両だけに惜しい。

 弁当を食べた後、再び館内に入り、期間限定の新幹線(私が見たのは0系)の運転席を見てから、「リニア・鉄道館」を後にした。15時近くになっていた。

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「リニア・鉄道館」に行ってきました(1)

 地下鉄とあおなみ線を乗り継ぐ。「遠い」とよく言われるあおなみ線も、桜通線からならそれほど遠くはない。切符も「ユリカ」1枚でOK。80円の乗継割引も利く。名古屋9:00発の電車は、ロングシートの半分余りが埋まっている状態。言うほど悪くはない。ウケ狙いはしなくても、地道に乗客を運ぶことが先決だ。

 開館30分前に到着。夏休み中なので、家族連れが目立つ。行列ができている。15分前にゲートが開き、入場券を買うことができる。もちろん、「TOICA」などのICカードで購入することができる。大宮の鉄道博物館のように、直接ICカードで入ることができるようにすれば、券売機の混雑を避けることができ、もっと良いのだが。

 「リニア・鉄道館」で人気なのは、シミュレータ。抽選制である。入口にシミュレータの抽選券を入れ、結果発表を待つ。いずれも外れ。在来線の運転シミュレータ(枠が広いため、一番当選確率が高い)は次の番号の人が「当たり」になっていた。外れてもシミュレータの見学はできるため、外から見学する。ゲームセンターの運転ゲームみたいな在来線はともかく、新幹線は是非やってみたいものだ。(続く)

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「リニア・鉄道館」に行ってきました(0)

 11日のことですが、名古屋の金城ふ頭に今春オープンした「リニア・鉄道館」に行ってきました。

 明日からそのときの様子を書きます。

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高島屋、百貨店売上名古屋地区トップに

 名古屋で百貨店と言えば、松坂屋、三越、名鉄、丸栄、そして高島屋。高島屋を除いて、全てマ行で始まります。これら5社6店(名古屋三越のみ2店あり)の毎月の売上高は、経済統計として新聞にも掲載されます。

 これまで名古屋で一番売上高トップだったのは、松坂屋名古屋店。松坂屋は全国的にはともかく、名古屋では古く(創業は江戸時代初期)からあるため、一番人気がありました。しかし、先月(3月)トップだったのは、JR名古屋高島屋。JR名古屋高島屋は、2000年にオープンしたばかりの新しい百貨店なのですが、ついにトップの座に就きました。先月の売上高は約90.4億円で、松坂屋名古屋店を約1億円上回りました。先月はどこも東日本大震災の影響でしょうか、前年同月に比べて売上高が減少しましたが、JR名古屋高島屋の減少度合は他店より小さく、松坂屋名古屋店の売上高を単月ベースで初めて上回ることになったのです。

 ちなみに、松坂屋名古屋店によれば、他店にトップの座を奪われたのは、1980年9月のオリエンタル中村百貨店(名古屋三越の前身)以来のこと。30年ぶりの珍しいことのようです。もっとも、1980年のときは、オリエンタル中村百貨店が名古屋三越に改称する直前なので、セールがあった影響があります。
(参考:朝日新聞4月2日朝刊 中部14版、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/depart/news/CK2011040202000172.html)

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小原村に行ってきました

 今日、小原村(正確には合併があったので、豊田市)の四季桜を見に行ってきました。

 名古屋から小原に行くには、猿投グリーンロードの中山インターから国道419号を北に走ればいいのですが、この道路が混んでいるということだったので、岐阜県側から入ることにしました。国道363号でいったん岐阜県に入り(ここの峠道はかなりカーブがきつかったです)、柿野温泉のあたりから県道19号線に入りました。ただ、そのまままっすぐ行くと四季桜のメイン会場である小原ふれあい公園を行きすぎてしまいます。適当なところで右に曲がらないといけないのですが、我慢が足りなかったのか、手前で国道419号線に入ってしまいました。会場までの2キロほどは、歩いたほうが速いほどの渋滞でした。駐車場に着くまで40分ほどかかったので、そのまま県道を進んだほうがはるかに速いです。豊田側は8キロの渋滞でしたが(14時ごろ、帰路に就いたときのもの)、瑞浪側は全くなかったですから。朝早く出かけない限り、遠回りで道が悪くても、岐阜県側から回ったほうがよいでしょう。足助の香嵐渓と同じような覚悟が必要です。さて、停めた場所は牛乳屋の脇。急遽近くの牛乳屋の敷地を借りたようです。500円払います(ちなみに、公園の駐車場は300円)。

 会場の公園は、豊田市役所小原支所(旧小原村役場)の近く。公園には様々な屋台が立ち並び、ステージでは聞いたことのない演歌歌手のショーをやっています。良くも悪くも、典型的な田舎の桜祭りです。もうお昼時なので、名物らしい「へぼめし」などを買いました。蜂の子の入った炊き込みご飯です。昆虫を食べるのは信州ではよく聞きますが、ここも信州に近い土地柄なのでしょうか? さて、「へぼめし」は初挑戦でしたが、肝心の蜂が小さいこともあり、最後まで違和感なく食べることができました。

 肝心なことを忘れていました。小原へは、四季桜を見に行ったのです。普通、桜は春に咲くものなのですが、ここの桜は秋にも咲きます。今の時期は紅葉もあるので、紅葉の赤と桜のピンク色の取り合わせは面白いです。

 お土産は柴田豆腐店の豆腐と、たまご村の卵。どんな味でしょうか?

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