鳥になった気分で関門海峡を飛ぶ?

 関門海峡には橋もトンネルもあり、いろいろな手段で行くことができます。中にはトンネルで歩いて行くこともできます。

 そんな関門海峡ですが、空を渡るものが計画されています。計画しているのは下関市にあるレジャー施設の管理運営会社、ケイエムアドベンチャー。関門海峡にワイヤロープを渡して、滑り降りるのです。標高268メートルの下関の火の山公園と標高70メートルの北九州の和布刈公園との間をつなぎ、最高速度110キロで関門海峡を渡ります。所要時間はたった90秒です。利用料金は28000円を予定しています。実現すれば、全長1740メートルで、日本一の長さとなります。鳥になった気分で関門海峡を渡ることができ、愛好家などがやってくると見込まれています。下関、北九州の両市も観光客が見込めるとして支援を考えています。

 このジップラインは2025年春の開業を目指していますが、いろいろ難しい面もあります。関門海峡は外国船も行き交う国際航路であるので、海上保安部など10以上の許認可が必要になります。両端の鉄塔やワイヤに十分な強さを持たせる必要があり、船の航行を妨げないように建設作業にも注意を払う必要があります。事業費も約15億円かかるとされています。金融機関からの借り入れのほか、クラウドファンディングで調達することも考えているようです。
(参考:西日本新聞ホームページ https://nordot.app/1071963626461692560?c=996030135055417344)

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開業から1年近くが経った、西九州新幹線に乗りに(5)

 軍艦島は長崎港から18キロほど離れているので、船で40分ほどかかる。そして、船が軍艦島に着いてから、上陸できるかどうかの判断がなされる。結構条件は厳しいようだが(2022年9月の実績では、軍艦島に上陸できたのは3割にも満たない)、問題はないようで、晴れて上陸することができた。上陸しても島内を自由に歩くことができるわけではない。決められた見学ルートを、ガイドの案内で行くだけだ。軍艦島には多くの建物があったが、結構朽ちてぼろぼろになっている。台風などの高波が激しく、しかも使われていない島なので、修理もしない。メンテナンスもしない。朽ちていくだけだ。だから今ある建物が次来たときもあるとは限らない。今この目で見ないといけないのだ。上陸時間は30分ほどで、後30分ほどで軍艦島の周辺をクルージングする。再び40分ほどかけて戻り、上陸証明書をもらって解散。ホテルで荷物を受け取り、県営バスターミナル2階の長崎県物産館でお土産を買う。路面電車の一日乗車券を見せると5%割引になった。

 ここまで来てようやく西九州新幹線の番である。新幹線の駅は路面電車からかなり離れたところに移り、結構歩かされる。富山みたいに路面電車が新幹線駅に乗り入れる計画もない。今後も歩かされることになる。博多までの西九州新幹線の切符はすでにインターネットで買っていて、朝のうちに切符に引き換えている。券売機での切符の引き換えに時間がかかると聞いていたからだ。「みどりの窓口」ではなくインターネットで切符を買わせることは間違ってはいないが、インターネットで購入した切符を「みどりの窓口」等で引き換えなくてもいいようにしなければならない。QRコードを表示して、スマホの画面かプリントアウトした紙をそのまま切符にすればよいのだ。また、1週間前までの発売という制約があるとはいえ、3200円は安い。2900円(割引の類はないようだ)の高速バスと大差ない。安いこと自体はありがたいが、裏を返せば部分開業に留まっているためスピードという西九州新幹線の長所がなく、価格で勝負しなければならない、ということを意味している。私が乗った「かもめ44号」はガラガラの状態で出発したが、途中の諫早や新大村で乗る人が意外と多い。諫早や新大村はバスが少なく、鉄道が優位に立っているのだろう。トンネルが多く、フェンスが高いため、車窓は望めない。車窓に関して言えば、バスのほうが明らかに優れている。

 フリーゲージトレインはまだ実用化されていないので、新幹線が途切れる武雄温泉で乗り換え。「リレーかもめ44号」は787系の8両編成だった。武雄温泉の時点でほぼ席が埋まっていたが、佐賀などでも乗ってくる。佐賀なら「2枚きっぷ」で自由席だと思っていたが、この区間でもインターネットの切符があり、指定席も安く買えるのだ。博多で山陽新幹線に乗り換え。「エクスプレス予約」で予約し、登録している「EX-ICカード」を自動改札機にタッチすればいいので、紙の切符に引き換える必要はない。博多から乗ったのは「のぞみ62号」。博多を出た時点ではガラガラだったが、途中から乗ってくる人は多かった。早速小倉から増えてくる。もっとも、私の隣は新大阪まで来なかったが。

 夕食の弁当は事前に予約している。いくつかの弁当から選ぶことができ、自分の席まで持ってきてくれる。博多の駅弁を頼んだが(本来は出水の業者だが、博多に有力駅弁業者がないこともあり、博多に進出しているようだ)、車内販売は広島からなので、広島で持ってきてくれる。広島を出てしばらくしてから持ってくると思っていたが、広島を発車するかしないかのうちに持ってきてくれた。いい時間の車内販売はあっても弁当は売り切れていることが多いので、時間に余裕がないときは使うとよい。さらに、東海道新幹線の車内販売が終了する今、山陽新幹線もいつまであるかわからない。そう思って、車内販売でアイスクリームを買ってデザートにした。
(参考:やまさ海運ホームページ https://www.gunkan-jima.net)

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開業から1年近くが経った、西九州新幹線に乗りに(4)

 ホテルで路面電車の一日乗車券を買い、チェックアウトせずに7時前にホテルを出る。ホテルの目の前が停留所である。観光客ではなく、通勤、通学客が使っている、朝の路面電車の実態を知ることができた。ICカードで支払う人がほとんどで、一日乗車券を使っているのは私ぐらいだ。2時間半ほどで長崎電気軌道のほぼ全線に乗車。ほぼと言うのは、朝夕だけのレアな4号系統に乗っていないので、観光通と浜町アーケードの間の渡り線に乗っていないからだ。元々浜町アーケードは(西隣と同じ)西浜町という名前だったが、名前が変わり、乗りつぶしを考えるうえでややこしくなったのだ。 

 ホテルに戻り、チェックアウトして(大きな荷物はホテルに預けたままにする)、出島に行く。出島は江戸時代、オランダとの貿易の拠点として使われていたところ。そのときの建物が復元されている。展示物も多く、こちらもかなりの時間がかかると思っておいたほうがよい。出島にはレストランもあるが、今日は臨時休業。洋食が食べたくなり、トルコライスを食べることができる店を見つけて入る。本職がインドカレーの店なので、トルコライスにさらにインドの要素が加わったか? 

 長崎の沖合に軍艦島という島がある。本当の名前は端島というが、軍艦島のほうがよく知られている。島の様子が軍艦に似ているからだ。元々そんな格好をしていたわけではない。炭鉱の島として注目され、狭い土地を有効活用しようと、高層の建物が次々と建てられたからだ。最盛期には6.5ヘクタールほどの島(しかも、何度も埋め立てて島を拡張している)に5000人以上の人が住んでいた。生活のための設備は充実し、学校、病院、商店があり、神社、寺、映画館、パチンコ屋まであった。ところが石炭が使われてなくなり、50年ほど前に炭鉱は閉山、島から人が消え、島は荒れ果ててしまったのである。そんな軍艦島に行くことができるツアーがあったので、それに参加することにしたのである。船の出航時刻は13:00、12:30までに手続きを済ませるように言われていたので、それに間に合うように大波止の長崎港ターミナルに行く。かなり人が多い。こんなにも多くて対応できるのか、と思えるぐらい。事前に印刷した誓約書を提出し、代金を払う。交通系ICカードも使えるが、310円の見学施設使用料は現金で払わないといけない。(続く)
(参考:「軍艦島」(軍艦島上陸・周遊クルーズ参加時にもらったパンフレット))

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開業から1年近くが経った、西九州新幹線に乗りに(3)

 甘木には甘木鉄道のほか、西鉄もある。西鉄の駅は甘木鉄道の駅から若干離れたところにある。ロータリーがある元国鉄の甘木鉄道の駅とは違い、西鉄は駅前広場というものがない。町の中に埋もれているのだ。西鉄は朝も昼も夜も関係なく30分間隔。列車は出たばかりなので待つ。甘木線の列車は大牟田まで直通する。天神大牟田線でも大牟田のほうだと普通は2両のワンマンで充分だからだ。4扉の車両が使われるが、有人駅でも無人駅でも扉が開くのは両端の2つだけ。中ほどの2つの扉は使わないのだ。甘木10:42発は大牟田に向けて発車した。ワンマンといいながら車掌が乗っていたが、最初の交換駅(ホームの幅が非常に狭い)で降り、反対側の甘木行きに乗ってしまう。何の意味があって車掌が乗っているのだろうか? 宮の陣で天神大牟田線に乗り換え。すぐに急行がやってきた。転換クロスシートの6両編成である。西鉄二日市で太宰府線に乗り換え、太宰府へ。 

 太宰府と言えば、やはり太宰府天満宮。参拝してから近くにある九州国立博物館に行く。特別展はやっていなかったが、それでもボリュームがあり、急いで見ても軽く1時間以上かかる。参道で名物の梅ヶ枝餅を買って駅に戻る。ここから直通のバス(「旅人」)に乗って博多に向かうが、その前に大宰府政庁跡に寄りたいと思い、コミュニティバスに乗る。しかし、コミュニティバスなのでまっすぐ行かず、高台の住宅地に立ち寄る。気がつけば次の博多行きのバスは後ろを走っていて、大宰府政庁跡は車内から眺めるだけになる。直後に乗った博多行きのバスは、門司まで乗った連絡バスとは若干違うが、短距離高速バスタイプ。 何とか空いている席を見つけ、座ることができた。このバスは水城ランプから福岡都市高速に乗り、右のほうから建物が消えたと思ったら、福岡空港。国際線ターミナルに到着する。後ろには国内線への連絡バスが停まっている。これに乗ればいいようだ。連絡バスは空港の敷地内を通り、国内線ターミナルに到着。目の前が国内線ターミナル、そして階段を降りると地下鉄の駅。2駅で博多、5駅で天神だ。日本の主要空港で一番便利な空港だ。私も階段を降りて地下鉄に乗る。空港線で2駅、博多まで行き、そこから3月に延伸された七隈線に乗り換える。七隈線はミニ地下鉄なので、空港線から乗り換えると、その小ささがよくわかる。天神南からはすでに開業していた区間。既開業区間に入って次の駅、渡辺通で降りる。 

 今回の旅の目的のひとつが、開業して約1年になる西九州新幹線に乗ること。西九州新幹線は帰りに乗るから、行きはライバルの高速バスにする。福岡と長崎とを結ぶ「九州号」に乗る。西鉄天神高速バスターミナル16:35発の便だ。西鉄天神高速バスターミナルは九州一、日本でも有数のバスターミナル。九州各地に行くバスを中心に多くのバスが発着する。私が乗った「九州号」は予約制だが、短距離の佐賀だと予約は受け付けず、先着順になる。佐賀行きの列が伸びていた。「九州号」は西鉄天神高速バスターミナルを出た。ほぼ満席である。スーパーノンストップなので、次に停まるのは昭和町。途中の休憩もないので、長崎市内まで走り続けるのだ。まだ山の中の長崎多良見インターチェンジで降り、山の中の曲がりくねったバイパスを抜けると、昭和町。ここで10人以上が降りる。次の平和公園でも降りる人が多く(もう暗いので今から平和公園に行くことはない)、出島道路ができ、長崎の中心部にダイレクトに直結できるようになっても、昭和町などを経由する意味があるようだ。バスは10分ほど遅れて到着。夕食はホテル近くの中華料理屋で皿うどんにする。(続く)

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開業から1年近くが経った、西九州新幹線に乗りに(0)

 2022年9月に開業した西九州新幹線ですが、2023年9月13日から15日にかけて、ようやく行くことができましたその時の様子を明日から何回かに分けて書きます。

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沖縄は車しか交通手段がないので旅行に行けない?

 モノレール1本だけしか鉄道がない沖縄。観光地に行くのも公共交通機関では不十分で、レンタカーを借りないと自由に行くことはできません。この不便さが、沖縄に行く若者の旅行者を減らしているという研究調査があります。

 研究調査を行ったのは、沖縄振興開発金融公庫とJTB。2021年10月にオンラインで沖縄を除く全国の18~54歳、1800人にアンケートを行いました。それによれば、レンタカーの運転に抵抗がない人は40歳以上が53.8%であったのに対して、これからの旅行市場を牽引すると言われる30代までは37.7%に減りました。また、18~25歳に絞って言えば、運転免許がないので、レンタカーを利用できない人が31.6%もいました。車の値段は結構上がったのに給料はなかなか増えないですし、東京など大都市では車がなくても過ごせます。昔のように女の子にもてたいために車を買うと言うこともなく(そもそも給料が安くて車が買えません)、都会に住む若者にとって車が必需品ではなくなっています。

 そして、自分もしくは同行者がレンタカーを借りて運転することができるかどうかによって、沖縄旅行に行きたいと思う割合が変わります。自分か同行者が運転できる場合は沖縄に行きたいと思う人は半数以上に上りました。しかし、運転免許がなかったり、レンタカーの運転に自信がなかったりした人の場合は、沖縄に行く予定がないと答える割合が高くなりました。

 また、第二次世界大戦の悲しい歴史がある沖縄は、修学旅行先にもよく選ばれています。しかし、修学旅行で沖縄を訪れた人がリピーターとなって再び訪れるわけではありません。観光や結婚式で沖縄を訪れた人は、再び沖縄に行きたいと思う人が高いようですが、修学旅行だけだとそう思わないようです。これは若い人も中高年も同じ傾向を示しているようです。修学旅行で行くことはいいきっかけになるはずですが、何かあったのでしょうか?
(参考:沖縄タイムスホームページ https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/911927)

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沖縄まで日帰り旅行(1)

 北海道新幹線が開業したときに使おうと思って、泉佐野市に「ふるさと納税」をし、「ピーチポイント」を手に入れた。ところが予約していた便が直前に欠航してしまい、「ピーチポイント」は宙に浮いた状態になってしまった。次に航空機に乗るのは、沖縄モノレールが延伸したとき。それまでの間、有効期限のある「ピーチポイント」を失効させないため、何度か航空機の予約とキャンセルを繰り返す。沖縄モノレールが2019年10月に開業し、2020年の秋に乗りに行こうかと思っていたら、新型コロナウイルスの影響で行くことができなかった。ようやくこの秋に少し落ち着いてきたので、この機会を逃してはならないと思い、急遽日帰りで沖縄に行くことにしたのだ。Peachの沖縄便は1日2往復。自動的に行程は決まった。

 乗るのは中部空港10:15発の便なので、朝はゆっくりでも間に合う。中部空港には9時ごろに着いた。5年ぶりに航空機に乗るので、乗り遅れないように先にチェックインを済ませておく。搭乗3日前に届いたメールをプリントアウトし、二次元コードを機械にかざしたら、すぐにチェックインできた。どうやら乗る便は、前の便の遅れを引きずり、15分遅れで出るようだ。次に保安検査場に行き、検査を受ける。水筒にお茶を入れているので、前と同じように少し飲む。後は出発まで待つだけだ。那覇に着くのは13時ごろになるので、昼も買っておく。なぜか松浦商店の駅弁を買う。

 定刻を過ぎてから搭乗開始。10:40ごろになってようやく動き出す。機内では客室乗務員が緊急時の対応について説明しているが、チーフらしい男性のキャビンアテンダントは、台湾の人だ。日本語能力のいらないパイロットはともかく、国内線の客室乗務員が外国人なのは初めてだ。もっとも、日本語がきちんと話せるのだから問題はない。しかも関空がメインのPeachらしく、笑いまでとることができる。航空機は離陸した。紀伊半島を右手に見ながら飛んでいく。紀伊半島上空を離れると後は海の上なので、どこを飛んでいるか分からない。本を読み、空港で買った弁当を食べる。昔懐かしい、幕の内弁当だ。沖縄が見えてきた。中部から南部にかけては住宅などが建ち並んでいる。ところどころにある草地は米軍基地だ。空からならその様子がよくわかる。航空機は沖縄を東海岸からぐるっと回り、30分遅れて那覇空港に着いた。

 当然ながら那覇空港から乗るモノレールも、予定から遅れて那覇空港13:35発。何回か乗り降りするので、一日乗車券を買っておく。24時間有効で、自動改札機にQRコードをかざして乗る。通常の自動改札よりも少し時間がかかる。モノレールは窓が大きいため、座席は小ぶり。ただ、終点まで乗っても40分弱なので、さほど問題ではないだろう。鉄道が長い間なかった沖縄にモノレールができてもうすぐ20年。日中でも都心部では座席が埋まるぐらいには乗っていて、定着したように思われる。かつての終点、首里で下車。首里城に行く(一日乗車券を呈示すると少し安くなる)。首里は首里城の最寄り駅だが、守礼門までは歩いて20分かかるので、意外と遠い。沖縄戦で破壊された首里城は1992年に再建されたが、2019年の火事で焼失してしまった。今は遺構を見ることができるだけだが、2022年からは再建工事が始まる。しばらくは建築中の姿を見ることができるようだ。(続く)
(参考:首里城にあった掲示)

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沖縄まで日帰り旅行(0)

 12日のことですが、日帰りで沖縄に行ってきました。

 明日から何回かに分けて、そのときの様子を書いていきます。

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肥薩線大畑にレストラン、矢岳には宿泊施設

 九州を南北に縦貫する幹線として早期に建設されながら、過酷な線路条件が災いしてローカル線になってしまった。肥薩線。ここで使われなくなった建物を利用して、レストランや宿泊施設にする動きがあります。

 レストランになるのは、大畑駅(人吉市)の旧保線詰め所。1909年に建てられました。9月8日にレストランはオープンしましたが、囲炉裏を使って、郷土料理やフランス料理を融合した食事を出します。席数は21席で、1か月当たり1000人の利用を見込んでいます。隣の矢岳駅(人吉市)では、同じ1909年につくられた旧駅長官舎を改修し、2019年3月に宿泊施設(2室8人)が開業する予定です。古い建物を再生して地域活性化に結び付けるこの動きは、JR九州では初めてのことです。

 レストランやホテルを運営するのは、古民家再生事業を手掛けるNOTE(本社:篠山市)の関連会社。人吉、球磨地域の約550の古民家から選びました。再生にかかる費用約8000万円は、地元肥後銀行などの融資で賄っています。レストランの建物はJR九州が所有し、宿泊施設はNOTEが所有します。
(参考:朝日新聞ホームぺージ https://www.asahi.com/articles/ASL8Q42N1L8QTLVB004.html、熊本日日新聞ホームぺージ https://this.kiji.is/405194953859007585)

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西表島でもバス支払キャッシュレス

 西表島には年間30万人以上の観光客が訪れますが、クレジットカードなどを使うことができる店は少ないです。

 そこで2017年9月からVISAなどの国際ブランドの加盟店サービスを提供している琉球銀行は、西表島交通に西表島における加盟店開拓業務を業務委託しました(8月10日からサービスを開始します)。この類の業務委託は、座間味村観光協会に続いて2つ目です。

 西表島交通はまず、自らがカード決済可能になることにしました。移動可能なモバイル型のカード決済端末機をバス車内に搭載し、クレジットカード(VISA、MasterCard)や電子マネー(「Edy」、「WAON」、「nanaco」、「Suica」などの各種交通系電子マネー)などが利用可能になります。西表島交通は同時に加盟店の申し込み受付を始め、島内のキャッシュレス化を進めます。手続きが簡単で、専用端末も安価に設置できます。入金も1週間以内と早く、手数料も大手カード会社並みです。
(参考:琉球銀行ホームぺージ https://www.ryugin.co.jp/corporate/news/19503/、八重山毎日新聞ホームぺージ http://www.y-mainichi.co.jp/news/33931/)

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