パ・リーグの公式戦、アメリカで生中継へ

 日本のプロ野球のパ・リーグ公式戦が、アメリカで生中継されることになりました。

 パ・リーグの公式戦を200試合以上も生中継するのは、アメリカのスポーツ専門チャンネル「For the Fans」。ケーブルテレビとインターネットで生中継します。「For the Fans」は様々なジャンルのスポーツを放送していて、8月から11月にかけて日本のパ・リーグも放送するのです。

 新型コロナウイルスの影響でスポーツの試合も減っているのでしょう。これまで放送しているスポーツだけでは足らないので、日本のパ・リーグにも声がかかったのでしょう。もちろん、パ・リーグ側の努力もありますが。

 ともかく、これがきっかけで日本のプロ野球に興味を持ってもらい、キャリアアップの一環としてでもアメリカの選手に来てもらえば、日本のプロ野球の発展につながることでしょう。
(参考:NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200810/k10012560211000.html)

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ヤクルトは新幹線貸切、日ハムはチャーター機?

 当初の予定から3か月遅れになりましたが、いよいよ19日から2020年のプロ野球が開幕します。今日2日からは練習試合を行います。

 さて、プロ野球の試合は各地で行われるため、選手達は必然的に移動しなくてはなりません。ただ、新型コロナウイルスが心配されるので、移動はできるだけ減らしています。セ・リーグは、最初は首都圏中心で、しばらくすると西日本中心でまとめて試合をします(7月10日からの巨人対ヤクルト3連戦は、神戸で行います)。ヤクルトは開幕から15試合、ずっと本拠地で戦います。反対に阪神は開幕から15試合を相手チームの球場で戦います。パ・リーグは同一カードで6連戦を行います。

 このほかに、移動方法で工夫をするチームもあります。セ・リーグのヤクルトは、セ・リーグの本拠地が東京から広島までの間にありますから、移動は新幹線が主体です。ヤクルトは、3両あるグリーン車のうち2両を貸し切って移動するようです。2両もあれば、間隔を空けて座ることができます。一番遠い広島の場合、これまで35%の選手は航空機で移動していましたが、2020年は全員新幹線での移動となるようです。

 パ・リーグの日ハムの場合はどうでしょうか? パ・リーグは本拠地が散らばっていて、札幌から福岡まであります。特に本拠地が札幌の日ハムの場合、移動は航空機がメインとなります。日ハムは航空機をチャーターすることを考えていて、すでに航空会社と交渉しているようですが、断った航空会社もあるようです。
(参考:Sponichi Annex https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/05/12/kiji/20200511s00001173321000c.html、https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/05/12/kiji/20200511s00001173325000c.html、https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/06/02/kiji/20200601s00001173470000c.html、朝日新聞6月2日朝刊 中部14版)

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四国アイランドリーグで一部7イニング制導入

 ここ近年、記録的な暑さが続き、スポーツをするのが難しいほどです。ナイターかドーム球場で試合をするプロ野球とは違って、セミプロみたいな独立リーグでは、昼間の暑い時間帯に試合をせざるを得ません。

 そこで四国アイランドリーグplusでは、2019年から、一部の試合で7イニング制を行うことにしました。7イニング制は少年野球みたいですが、マイナーリーグなどですでに採用されているようです。7イニング制は雨天中止の代替試合、ダブルヘッダーの試合(2試合とも)、それと夏の12試合(各チームホーム、ビジター3試合ずつ)で行われます(ソフトバンク、巨人との定期交流戦は9イニングで行われます)。7イニング制にすることによって、試合時間が2018年に比べて、10分ほどですが短くなりました。

 ただ、単純に7イニング制にすると、その分だけ実戦の機会が減ってしまいます。選手にとって独立リーグでプレーすることは単なる通過点で、最終目標はプロ野球で活躍することです。そのためにはドラフトでスカウトされなければならず、ドラフト会議の前に全部終わらせておかないといけません。そこで初夏に約2か月あった前期日程と後期日程の中断期間を1か月にして、公式戦の試合を4試合増やすことになりました。

 この7イニング制の野球、高校野球でも使えそうです。炎天下での試合時間を短くすることができ、投手の負担の軽減にもつながりそうです。
(参考:四国アイランドリーグplusホームページ www.iblj.co.jp/assets/uploads/2019/03/8b1965169577c61d254f73f86cd36239.pdf、NHK「おはよう日本」 2019年8年5日放送 、朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASM7N5KPFM7NPTQP00S.html?rm=262)

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札幌新球場構想続報

 プロ野球日本ハムが札幌市内かその近郊に新球場を建設し、本拠地を札幌ドームから移転させるという話は以前にも書きましたが、その続報です。どうやら、札幌市は日本ハムに札幌ドームから出ていかないでほしい、と考えているからです。

 札幌市の考えがトーンダウンしたのは、もし日本ハムが新球場をつくって札幌ドームから出ていった場合、札幌ドームと新球場が集客を争いながら収益を上げていくのは難しいと考えているため。秋元札幌市長も8日の記者会見で、日本ハムの札幌ドーム残留を望んでいることを明らかにしました。日本ハムの試合だけでは新球場の採算が取れず、野球以外のイベントを新球場と札幌ドームで取り合うと考えているからです。

 日本ハムは、札幌ドームの使用料が年間約13億円と高く、観客席の傾斜がきついという設備面からも不満を抱えています。日本ハムは札幌ドームから出ていきたいのですが、親会社が新球場建設に多額の費用がいることから慎重になっているのです。札幌市は新球場をつくるなら全額を日本ハム側に負担させたいとして、札幌市で負担することは考えていません。

 ある意味落ち着くところなのかもしれません。日本ハムが札幌ドームにとどまり、札幌市は日本ハムの要望を容れ、使用料の減額や球場の改良に努めるのがいい落としどころなのでしょう。

(追記)
 一時は札幌ドームに留まるとも思われましたが、新たな話が出てきました。2016年12月のことですが、新球場建設について、親会社も加わって検討を行う特別チームを設けるとの発表がありました。2018年3月までに結論を出すようです。
(参考:北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/sports/baseball/fighters/1-0295347.html、http://dd.hokkaido-np.co.jp/sports/baseball/fighters/1-0350048.html)

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札幌市営地下鉄南北線に新駅構想

 北海道日本ハムの本拠地移転構想について、以前に記事にしましたが、札幌市は南区の道立真駒内公園に新球場を建設することを期待しているようです。真駒内公園屋内競技場か屋外競技場のいずれかを新球場に建て替えるものとしています。

 ただ、真駒内公園に新球場を建設した場合、駅からかなり遠くなってしまいます。屋内競技場の場合でも札幌市営地下鉄南北線真駒内駅から約1.7キロ、屋外競技場だと約2キロも離れます。そこで札幌市が考えているのは、真駒内駅と北隣の自衛隊前駅との間(約1.7キロ)のほぼ中間、南車両基地のあたりに新駅をつくること。ここに新駅ができれば、新球場までの距離は屋内競技場の場合約1.1キロ、屋外競技場だと約1.6キロに短縮されます。新駅のあたりは地上を走りますが、それでも新駅をつくるには数十億円から100億円近くかかるようです。

 札幌市が真駒内公園に新球場を建設することを期待しているのには、わけがあります。候補地の屋内競技場、屋外競技場はともに老朽化しているのです。札幌オリンピックのために整備されたようなので、築46年。建て替えようとすると、それぞれ270億円ほどかかります。札幌市は2026年冬季オリンピックを招致しようとしています。そのためには屋内競技場(フィギュアスケート、ショートトラックに使います)、屋外競技場(スピードスケートに使います)の整備も必要で、日本ハムに新球場をつくってもらったら、その分の整備費用を節約することができます。新球場をオリンピックで使えばいいのですから(オリンピックは冬なので、神宮みたいな問題は起こりません)。新駅の建設費である程度負担しても、トータルとしては負担は減ると札幌市は考えています。

 もっとも、札幌市のこの考え、虫が良すぎるようにも思えます。
(参考:北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0276770.html)

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日本ハム、札幌ドームから移転か?

 プロ野球日本ハムファイターズは札幌ドームを本拠地としています。しかし、その日本ハム、本拠地を移すことを考えているようです。

 新しい本拠地も札幌かその近郊です。候補地は15~20か所あるようですが、収容人数3万人の天然芝グラウンドにします。野球専用で、周辺にはフットサルコートや大型商業施設もできるようです。大規模な国際イベントを開くことができる会議場を併設するという案もあります。新球場の総工費は開閉式屋根を用いるかどうかで変わり、200~500億円と幅があります。自己資金のほか、親会社の日本ハムからの借り入れ、計画に賛同する企業や個人からの出資、寄付で賄います。2016年度中に候補地を決め、2023年の開場を目指します。

 日本ハムが札幌ドームから出る理由は、球場のハードの問題があります。野球専用ではないため観客席の傾斜がきつく、トイレの数など、来場者からの苦情があるからです。しかし、それがメインの理由ではないでしょう。札幌ドームは借り物なので、日本ハムは使用料を払わないといけません。その額は年間13億円にもなります。パ・リーグ6球団で球団と球場の運営が違うのは日本ハムだけで、経営努力が増収に結びつかないからです。優秀な選手を確保するためにはお金が必要なのです。

 もちろん、日本ハムが札幌ドームから出ていけば、札幌ドームの収入が減ります。札幌ドームの2015年度の売上高は38億円なので、1/3も減ることになります。ところが札幌ドームを所有する札幌市は、使用料の引き下げは考えていないようです。かなり強気ですが、日本ハムが出ていけば、その穴を埋めるのは容易ではありません。また、札幌ドームの運営に日本ハムが入っていないというのも重要な問題でしょう。そのあたりの組織改革も札幌ドーム残留のためには欠かせません。
(参考:北海道新聞ホームページ http://dd.hokkaido-np.co.jp/sports/baseball/fighters/1-0273599.html、http://dd.hokkaido-np.co.jp/sports/baseball/fighters/1-0273766.html、http://dd.hokkaido-np.co.jp/sports/baseball/fighters/1-0273648.html、http://dd.hokkaido-np.co.jp/sports/baseball/fighters/1-0273764.html、時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052400380&g=bsb)

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2020年、ヤクルトは神宮を使えない?

 プロ野球ヤクルトの本拠地は神宮球場。しかし、東京オリンピック、パラリンピックが開かれる2020年、春先を除いて本拠地の神宮球場が使えないのです。新国立競技場に隣接するため、大会の準備、運営のための施設として借用を打診しているのです。

 オリンピックの時期だけならともかく(オリンピックの期間中に試合があると、さらに3万人もの人がやってきて警備はさらに難しくなります。その期間だけならビジターゲームを増やすか、地方での試合で対応できるかもしれません。場合によってはオリンピック期間中、プロ野球を休みにするかもしれません)、ほぼ1年だと難しいです。野球協約上、プロ野球12球団の本拠地(保護地域)は決められていて、ヤクルトの専用球場は神宮球場、保護地域を東京都としています。野球協約では、専用球場でホームゲームの50%以上をしなければならないと定めているようです。どう考えても2020年はこの規定を守れないですから、球界内で特例をつくるなり何らかの作業が必要となります。さらに付け加えていえば、代替球場の用意や補償金の話は今のところ、ないようです。オリンピックだからと言って何をやっても許されるわけではありません。

 神宮球場が使えなくなって困るのはヤクルトだけではありません。大学野球、高校野球もあります。プロ野球と合わせると、2015年の場合、5月から11月の間に約300もの試合があります。高校野球の場合、東東京大会、西東京大会ともに開会式や決勝を行います。夏の予選では短い期間で代表校を決めるため、多くの球場を使いますが、決勝戦となると有名校が残るためキャパも必要で、都内でそれができるのは神宮球場だけのようです。

(追記)
 神宮球場の借用問題ですが、5月13日、借用期間を2020年7月1日から9月20日までの約80日に短縮することで、関係者間と基本合意しました。
(参考:朝日新聞ホームページ(会員登録要) http://digital.asahi.com/articles/ASJ455VT2J45UTQP01C.html?rm=496、福井新聞ホームページ http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/r25/93084.html、朝日新聞5月14日朝刊 中部14版)

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今年もプロ野球観客動員減少

 セ・パ両リーグは15日、開幕からの観客動員を発表しました。震災の影響という特殊要因がなくなった今年も、観客動員は減り続けています。昨年と同じ主催試合数時点の比較で、セ・リーグは2.4%減の26041人、パ・リーグは6.3%減の20843人です。

 チーム別にみると、一番多く観客を集めたのは阪神の38972人。しかし、7.5%も減っています。パ・リーグではソフトバンクの30546人(10.1%増)がトップです。中にはオリックスや広島のように20%以上も観客動員が減っているところもあります。昨年は震災の影響が大きかった首都圏のチームは、新監督効果のあるDeNAのように15.2%増えたところもありますが、西武は首都圏チームでは唯一減少しています。11.9%の減少です。

 昨シーズンから(大リーグに規格を合わせて)飛ばないボールが導入されましたが、それでロースコアのゲームが多くなり、野球の面白さが減ってしまったのでしょうか? 投手戦ならいいですが、今のは単なる「デフレ野球」です。点が取りにくいので、どうしても地味な試合になってしまいます。素人的な視線からみれば、ある程度の打ち合いのほうが面白いでしょう。もっとも、今さら従来の飛ぶボールに戻すこともできません。セ・リーグで今年から導入された、予告先発もうまくはいっていません。ダルビッシュ投手(日本ハム、現:大リーグ)や田中投手(楽天)のような看板投手がたくさんいるパ・リーグとは違います。何でも真似すればいいものではないでしょう。

 ちなみに、観客動員が7.5%減った阪神の坂井オーナーは、その原因を営業担当に分析させようとしています。それはある意味簡単です。弱くなったのですから。人気球団でお金はたくさんあるものの、それが強さと言うかたちで活かされていないのです。貧乏球団ならともかく、金持ち球団なのですから、お金の使いかたが間違っているのでしょう。選手ではなく、監督やフロントにこそ、外部の血が要るのかもしれません。
(参考:朝日新聞5月16日朝刊 中部14版、Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120518-00000109-spnannex-base)

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セ・リーグも予告先発導入

 パ・リーグは1994年から全試合で予告先発が行われていますが、セ・リーグも今シーズン開幕戦から予告先発を導入することになりました。交流戦を含むレギュラーシーズン全144試合で導入され、クライマックスシリーズ(パ・リーグはクライマックスシリーズでも予告先発を行っていますが、セ・リーグは短期決戦で投手起用が通常と異なり、采配に柔軟性を持たせるために予告先発の対象から外します)や日本シリーズは対象外です。

 予告先発の方法は、現在のパ・リーグとほぼ同じです。各球団は前日の試合開始1時間前まで(前日に試合がないときは15時まで)に先発投手をセ・リーグ側に届けます。セ・リーグは全試合分をまとめて公示します。セ・リーグは2年連続で観客動員が減少していますが、予告先発の導入により、観客の増加につなげたいとしています。

 しかし、投手起用を読むのも野球の面白みです。相手チームの先発投手によって選手起用も異なるので(左投げなら右打ちを出すなど)、監督も何とか先発投手を読もうと苦労しています。中には予想が外れ、あわてることもありますが。1994年にやったような日曜などに限定した予告先発ならともかく、全試合に予告先発を導入するのは行きすぎのような気もします。
(参考:朝日新聞3月9日朝刊 中部14版)

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ソフトボール選手、ドラフトで指名される

 昨日(27日)行われたドラフト会議。1位は抽選なので、さまざまなドラマが見られます。希望の球団に入ることができた選手、入ることができなかった選手、いろいろいます。ドラフトにもかからなかった選手もいます。

 そんな中、日本ハムが7位で指名した大嶋選手は異色の存在です。早稲田大学ソフトボール部の選手です。硬式野球は未経験です。長打力があり、体が大きく肩が強いことを評価しています。軟式野球出身者なら広島で活躍した大野投手(現:広島投手コーチ)の例がありますが、ソフトボールは異例ですね。

 もっとも、過去には陸上選手がドラフトで指名され、プロ野球入りしたケースもあります。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111028/bbl11102800020000-n1.htm)

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