八木新宮線に「観光特急やまかぜ」

 日本一長い路線バスとして知られる、奈良交通の八木新宮線。10月1日にダイヤ改正を行い、休日のみ特急便が誕生します。「観光特急やまかぜ」です。

 「観光特急やまかぜ」は新宮駅行きの2番目の便(大和八木駅(南)11:38発)、大和八木駅行きの3番目の便(新宮駅10:18発)を速達化するかたちで走ります。「観光特急やまかぜ」は休日のみ走るので、平日は従来のままです。車両も専用のものを使わず、今まで通りです。

 「観光特急やまかぜ」は五条駅-ホテル昴間の停車駅をかなり絞って走ります。五条駅-ホテル昴間で停まる停留所は、星のくに、上野地、十津川村役場、十津川温泉のみです。それ以外の77か所のバス停を通過するのです。ただ、「観光特急やまかぜ」もほかのバス同様、一部の停留所での休憩は引き続き行います。

 速達化は、停留所の大幅削減のほか、バイパス道路を通ることによってもたらされます。八木新宮線は国道168号線を走ります。ただ、このような山奥でもバイパスの建設は進んでいて、「観光特急やまかぜ」は十津川道路など複数のバイパス道路を通ります。このようにバイパスを通ることにより、走行キロは従来の166.8キロから163.2キロに短縮されます。所要時間も新宮駅行きの場合、6時間46分から6時間11分に短縮されます。
(参考:奈良交通ホームページ https://www.narakotsu.co.jp/rosen/yagi-shingu/pdf/yamakaze-debut.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/121940)

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関空-高野山間リムジンバス、2022年も泉佐野駅前に停車

 関空と高野山とを結ぶ関西空港交通のリムジンバスについては以前にも記事にしましたが、どうやら細々と季節運行を続けていたようです。

 そして2022年も季節運行を行います。走るのは10月1日から12月11日まで、2021年は11月30日まででしたが、2022年は12月11日までと遅くなっています。

 そして2022年も2021年に引き続き、泉佐野駅前に停車します。ダイヤは関西空港発が第2ターミナル9:47発、関西空港10:00発、泉佐野駅前10:20発、大門南駐車場12:01着、高野山(奥の院前)12:09着、高野山発が高野山(奥の院前)15:45発、泉佐野駅前17:32着、関西空港17:52着、第2ターミナル18:03着です。高野山に行くには遠回りになる泉南地域から直行できるのです。運賃は大人2000円、子供1000円ですが、ウイラーのサイトから予約すると、大人1800円、子供900円になります。
(参考:関西空港交通ホームページ https://www.kate.co.jp/info/detail/207)

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高速バスで直接かずら橋へ

 四国交通は10月8日から、高速バス神戸線(新神戸-阿波池田・井川間)のダイヤ改正を行います。

 今回のダイヤ改正では、大歩危峡、かずら橋夢舞台(祖谷)への直通便を設定します。休日に限り、下り1便と上り3便はかずら橋夢舞台発着となります(平日は阿波池田バスターミナル発着です)。下り1便、上り3便は平日、休日ともに井川は通らなくなります。神戸三宮-大歩危峡間の片道運賃は4900円、神戸三宮-かずら橋夢舞台間の片道運賃は5500円です。

 また、一部の便はアオアヲナルトリゾート、大塚国際美術館に停まります。下りは乗車専用、上りは降車専用なので、神戸方面からは使えません。アオアヲナルトリゾートに停まるのは下り1便、上り1便(大塚国際美術館休館日は通過)、上り3便です。大塚国際美術館は上り1便のみ停まります(こちらも大塚国際美術館休館日は通過)。アオアヲナルトリゾート、大塚国際美術館-阿波池田バスターミナル間の片道運賃は2000円です。

 なお、下り3便と上り2便は引き続き、新型コロナウイルスによる運休を継続します。
(参考:四国交通ホームページ https://yonkoh.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/grela1008-3.pdf)

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「いまざとライナー」、阪和線長居駅前に停留所設置

 2019年4月から社会実験というかたちで走らせている、BRTの「いまざとライナー」。10月1日からルートの一部変更を行います。

 変わるのは、長居ルート。地下鉄長居(北行)とJR長居駅前に停留所を設置するのです。地下鉄だけでなく、JRにも乗り換えしやすくなります。これに伴い、地下鉄長居(西行)、長居西二丁目(西行、東行)は通らなくなりますが、大阪シティバスの停留所としてはそのまま存続します。
(参考:Osaka Metroホームページ https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20220913_brt_jrnagai.php?_ga=2.207353299.1315350175.1663149721-1810213737.1663149721&_gl=1*y0bl2g*_ga*MTgxMDIxMzczNy4xNjYzMTQ5NzIx*_ga_LT5TV95QB9*MTY2MzE0OTcyMS4xLjAuMTY2MzE0OTcyMS42MC4wLjA.)

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鳥取-若桜間で鉄道もバスも乗り放題のフリー切符

 鳥取と若桜との間には、鉄道(JR西日本+若桜鉄道)のほか、日本交通の路線バスも走っています。鉄道は14往復、バスは15往復走っていますが、並行して走っている路線のため、連携は取れていません。

 ところが鳥取県東部地域MaaS協議会(参画交通事業者はJR西日本、若桜鉄道、日本交通。会長は鳥取市都市整備部交通政策課長)は、10月10日から12月30日の間、JR西日本、若桜鉄道、日本交通が5日間乗り放題となる共通パスによる実証実験を行います。

 共通パスは「鳥取県東部共通パス(JR因美線、若桜鉄道、日本交通若桜線共通パス)」と言います。共通パスはJR西日本観光型MaaS「setowa」のシステムを使います。10月3日から12月26日まで発売し(利用開始日の1か月前から当日まで発売)、10月10日から12月30日の範囲内で購入時に選択した利用開始日から連続する5日間使えます。5日間と短い期間なので、お試し感覚で使うことができます。

 「鳥取県東部共通パス」は鳥取-若桜間の全区間が利用可能なタイプ、鳥取-郡家間のみ利用可能なタイプ、郡家-若桜間のみ利用可能なタイプの3つがあります。また、定期券非所持者向けと定期券所持者向けでは値段が違います。鳥取-若桜間の全区間が利用可能なタイプの場合、定期券非所持者向けは4400円であるのに対し、定期券所持者向けは1000円です。なお、JRで特急に乗るときは、自由席は自由席特急券を買えば良いですが、グリーン車や指定席は運賃も支払う必要があります。また、今回の実証実験では先着100人限定ですが、モニターを募集します。モニターは利用料金の半額が補助されます。

 朝のラッシュ時に若桜方面から鳥取へ来るまで通勤する人が多く、国道29号線は渋滞しているようです。そういう人が少しでも列車やバスに乗れば、渋滞は減ります。この実証実験により、車から公共交通機関へシフトする人が出てくることを狙っているのでしょう。次のダイヤ改正では、鉄道もバスも所要時間はあまり変わらないようなので、鉄道とバスのダイヤを調整して、ちょうど互い違いに使えるようにするのも良いでしょう。運賃も牟岐線で事例があるので、それを参考にしても良いでしょう。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220908_00_press_tottori.pdf)

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島原鉄道等、「雲仙・有明スローラインきっぷ」発売

 先ほど、JR西日本から雲仙・島原方面へのお得な切符について記事にしましたが、地元の島原鉄道等も西九州新幹線に合わせて、お得な切符をつくっています。「雲仙・有明スローラインきっぷ」です。9月23日から2023年3月31日までの期間限定です。

 この「雲仙・有明スローラインきっぷ」は、諫早駅と島原半島対岸の港(長洲港、熊本港、三池港)のいずれかを通しで利用できる片道切符で、有効期間は2日間、しかも島原鉄道の区間は同一方向であれば何回でも乗降可能です。2日間有効なので、島原半島で泊まることもできます。

 「雲仙・有明スローラインきっぷ」は使う港によって3タイプに分かれます。長洲港を発着する「雲仙・有明スローラインきっぷA」は、島原鉄道諫早-多比良間と有明フェリー多比良港-長洲港間に乗ることができます。有明フェリー船内売店と諫早駅窓口で購入することができ、大人1430円、子供720円です。熊本港を発着する「雲仙・有明スローラインきっぷB」は、島原鉄道諫早-島原港間、島鉄バス諫早駅前-小浜-雲仙-島原港間と九商フェリー島原港-熊本港間に乗ることができます。九商フェリー熊本港窓口と諫早駅窓口で購入することができ、大人2180円、子供1090円です。なお、事前(前日17時まで)に電話予約すれば、無料で熊本駅発着のシャトルバスに乗ることができます。三池港を発着する「雲仙・有明スローラインきっぷC」は、島原鉄道諫早-島原港間、島鉄バス諫早駅前-小浜-雲仙-島原港間とやまさ海運島原港-三池港間に乗ることができます。三池港窓口と諫早駅窓口で購入することができ、大人3450円、子供1730円です。
(参考:島原鉄道ホームページ https://www.shimatetsu.co.jp/infos/detail/?id=497)

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JR西日本、熊本・鹿児島キャンペーンで長崎-熊本間割引切符

 西九州新幹線は昨日、9月23日に開業しましたが、JR西日本は公益社団法人熊本県観光連盟、観光かごしま大キャンペーン推進協議会と組んで、10月1日から2023年3月31日までの間、「新幹線で九州へ!熊本・鹿児島キャンペーン」を行います。西九州新幹線が開業したばかりなのに、なぜか九州新幹線へのキャンペーンを行うのです。

 このキャンペーンの対象は、10月1日から2023年3月31日の間、関西・北陸・山陽エリア等から、(1)「e5489」で購入した、熊本県・鹿児島県エリア内の駅発着の「スーパー早特きっぷ」等のお得な切符 (2)旅行会社で購入した、JRと宿泊がセットになったキャンペーン専用旅行プラン のいずれかを購入して、山陽新幹線等で往復利用した人です。

 さて、キャンペーンで安く買うことのできる体験メニューは次の8つです。(1)熊本城特別公開・わくわく座入場セット券 (2)南阿蘇サイクルラリー (3)天草イルカウォッチング (4)球磨川遊覧船「梅花の渡し」 (5)仙巌園満喫プラン (6)いぶすき極上体験プログラム (7)指宿・知覧定期観光バス (8)My竹箸づくり体験 です。

 このほか、二次交通も用意されています。熊本駅-熊本港間の路線バス、熊本港-島原港間の熊本フェリー、島原港-雲仙・小浜-諫早間の路線バスがセットになった切符、「諫早・雲仙・熊本横断きっぷ」です。3日間有効で、逆戻りしなければ何度でも乗り降りできます。島原・雲仙の観光や西九州新幹線の乗車もできます。このほか、熊本県・鹿児島県エリアの営業所限定で、レンタカーをお得な値段で利用できます。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220912_press_kkcp.pdf)

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八尾市内、藤井寺市内は期間限定でバス100円

 八尾市と藤井寺市は公共交通機関を応援することを目的に、期間限定で市内の路線バスを1回100円(子供は50円)で乗ることができるようになります。「バスにのってこ!キャンペーン」です。

 対象となるバスは八尾市内、藤井寺市内の近鉄バス、大阪バス、八尾市乗合タクシー「たこち号」です。いずれも八尾市内及び藤井寺市内で完結する移動、もしくは八尾市と藤井寺市に跨がる利用のみです。ほかの市に跨がる利用は対象外です。

 時間の制限もあります。全ての時間帯のバスが100円になるわけではありません。平日は始発の停留所を10時から15時59分の間に出る便が対象です(「たこち号」は全便が対象です)。休日と年末年始(12月30日から1月3日)は全ての便が対象です。支払は現金のほか、ICカードでも可能です。八尾市、藤井寺市以外の人でも要件を満たせば100円で利用できます。

 割引となる期間は9月1日から2023年2月28日までですが、予算がなくなり次第終了となります。
(参考:近鉄バスホームページ https://www.kintetsu-bus.co.jp/topics/detail.php?pkId=598、八尾市ホームページ https://www.city.yao.osaka.jp/0000064329.html、産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20220901-L7T7ERPYPNNRNMTEYL3XQXKPWE/)

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LRTと真岡鐵道の間にバス

 鉄道が開業すると、付近を走るバス路線も再編されます。

 2023年8月に宇都宮で開業するLRTも例外ではありません。LRTに何か所かあるトランジットセンター(乗り換え施設)に接続する5路線を新設するほか、既存の4路線については経路を変更します。いずれもLRTとの乗継ぎを考慮したものになるようです。

 新しくできる路線の中には、LRTの停留所と真岡鐵道の駅とを結ぶものもあります。清原トランジットセンターや芳賀トランジットセンターから真岡鐵道市塙駅までの路線ができます。運行本数や運賃はわかりませんが、このバス路線ができたら2つの鉄軌道に効率的に乗ることができます。
(参考:下野新聞ホームページ https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/626302)

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「ドリーム知多号」が名古屋市内に

 ジェイアール東海バスは10月1日にダイヤ改正を行います。新東名を走る「新東名スーパーライナー号」は上下合わせて3本増発され、名古屋駅発の7~14時台、東京駅発の9~17時台は概ね1時間間隔での運転となります。

 今回大きく変わるのが東京駅、東京ディズニーランドと知多半島とを結ぶ「ドリーム知多号」。名古屋市内に延伸されます。新たに追加される停留所は、新安城駅、金山駅、八田駅。名古屋駅には乗り入れず、八田駅が新たな終着駅となります。八田駅は関西線、近鉄名古屋線が通るので、三重県方面からの利用がしやすくなります。名古屋駅に比べると小さいので、乗り場を探すのに迷うということもありません。また、名古屋市営地下鉄東山線も通っているので、名古屋市中心部からの利用もできます。

 10月1日以降のダイヤは、1号が東京ディズニーランド21:40発、東京駅(八重洲南口)22:50発、新安城駅5:00着、太田川駅6:24着、金山駅(南口)7:14着、八田駅7:33着。2号が八田駅21:15発、金山駅(南口)21:35発、太田川駅22:30発、新安城駅23:55発、東京駅(日本橋口)6:15着、東京ディズニーランド7:05着です。このほか、新木場駅、霞が関(2号のみ)、東名江田、知立駅北、刈谷駅南口、イオン東浦店前、緒川駅にも停まります。新木場駅、東京駅、東名江田-愛知県内の片道運賃は4990~6010円です(割引はあり)。
(参考:ジェイアール東海バスホームページ https://www.jrtbinm.co.jp/topics/e/post_598.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/121688)

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