飯田市等、EVバスを導入へ

 飯田市、中部電力、信南交通の3者は共同で、太陽光発電による電力で走るEVバスを導入します。

 EVバスは2022年3月の約2年間、実証運行を行います。9月までに29人乗りの小型EVバス1台を導入します。この小型EVバスが、飯田駅、市役所、市立病院などを結んで走ります。1周約15キロの循環バス路線です。

 バスの充電は飯田市中心部にある車庫で行います。約3時間でフル充電することができ、200キロ走ることができますが、バスは運行の合間に充電します。そのような短時間で頻繁に充電する方法で、ちゃんと充電することができるかもみます。晴れの日ばかりではありませんから。

 飯田市はこのEVバスが実用化できるのならば、リニアの駅と市街地とを結ぶ区間に使いたいとの意向を持っています。
(参考:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20200307-OYTNT50123/)

| | Comments (0)

枚方・高槻・長岡京-亀岡間に「みつひでライナー」

 亀岡はNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀ゆかりの地です。ただこの亀岡に行こうとすれば、京都で乗り換えないといけません。

 そこで京阪バスが4月4日から12月6日までの期間限定で運行するのが、高速バスの「みつひでライナー」。名神や京都縦貫道経由で枚方市駅・JR高槻・高速長岡京とJR亀岡駅北口とを結びます。1日2往復で枚方市駅-JR亀岡駅北口間の所要時間は約75分です。運賃は枚方市駅-JR亀岡駅北口間が大人片道1000円、JR高槻-JR亀岡駅北口間が大人片道800円、高速長岡京-JR亀岡駅北口間が大人片道700円です。枚方市駅-JR高槻-高速長岡京間のみの利用はできません。車両は55人乗りのものを使い、座席定員制です(予約制ではありません)。定期券はありませんが、交通系ICカードは使えます。
(参考:京阪バスホームページ https://www.keihanbus.jp/pdf/t2019/20200227_kbus.pdf)

| | Comments (0)

南海バス、4月1日ダイヤ改正で深夜バス等廃止

 南海バス、南海ウイングバス南部は、4月1日にダイヤ改正を行います。

 ただし、今回のダイヤ改正は減便となるもの。働き方改革の一環として、早朝、深夜時間帯の運行本数や休日の運行本数を見直しします。見直しの対象となる路線は結構たくさんあります。

 また、このダイヤ改正で、泉ケ丘駅、栂・美木多駅、光明池駅、金剛駅前、千代田駅前、三日市町駅前、美加の台駅前からと、関西空港-泉佐野駅-日根野駅間に走っている深夜バスおよび「はなきんバス」は廃止されます。倍の運賃を取っても元が取れなかったのでしょうか? なお、梅田・なんばから泉北ニュータウン方面、梅田・なんばから河内長野方面、中百舌鳥から泉北ニュータウン方面に行く深夜急行バスは4月1日以降も運行されます。
(参考:南海バスホームページ https://www.nankaibus.jp/info/7856/)

| | Comments (0)

高岡-高山間の高速バス、復活

 加越能バスは2018年10月から高岡-高山間に高速バスを走らせていましたが、2019年9月29日の運行をもって廃止されました。

 このいったん廃止されたバスが復活することになりました。加越能バス、濃飛乗合自動車、イルカ交通の3者が共同で、4月10日から高岡と高山を結ぶ高速バスを走らせるのです。高岡駅前-新高岡駅(高山行きは乗車のみ、高岡行きは降車のみ)-白川郷ターミナル(乗降ともに可)-高山濃飛バスセンター間を走ります。1日5往復ですが、2往復あるイルカ交通担当便は高岡バスターミナル(イルカ交通)始発、終着です(高岡駅前、新高岡駅には寄ります)。便によっては三井アウトレットパーク北陸小矢部、砺波駅南口、サンコー砺波に寄る便もあり(全て高山行きは乗車のみ、高岡行きは降車のみ)、そういう便は所要時間がかかります。一番速い便だと高岡駅前-高山濃飛バスセンター間の所要時間は2時間15分ですが、いろいろ寄る便だと3時間40分もかかります。

 運賃は富山県-高山濃飛バスセンター間が片道3200円、往復5600円、富山県-白川郷間が片道1800円、往復3200円、白川郷-高山濃飛バスセンター間が片道2600円、往復4600円です。

 さて話は変わりますが、加越能バスは2019年6月29日から、9人乗りのワゴンを使ったバスを走らせています。高岡駅南口とイオンモール高岡を結ぶ路線で走らせています。車体が小さいため道が狭い住宅地でも走らせることができ、大型バスの免許が要らないため、事務担当社員など大型バスの免許がない人でも運転させることができます(普通2種は必要です)。
(参考:加越能バスホームページ www.kaetsunou.co.jp/8268/、www.kaetsunou.co.jp/7580/、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46725200Y9A620C1LB0000/)

| | Comments (0)

濃飛乗合自動車、大阪・京都へ夜行バス

 濃飛バスは近鉄バスと共同で、高山-大阪・京都間に高速バスを走らせていますが、この度、期間限定で夜行便を走らせることにしました。

 夜行便を走らせるのは、4月24日~5月5日、7月22日~8月22日の毎日。高山発の便はUSJまで、大阪発の便は新穂高ロープウェイまで行きます。ダイヤは高山発が高山濃飛バスセンター23:30発、京都駅(八条口)4:50着、大阪駅前(東梅田)5:55着、大阪なんば(OCAT)6:15着、USJ6:40着。大阪発が大阪なんば(OCAT)21:15発、大阪駅前(東梅田)21:35発、京都駅(八条口)22:38発、高山濃飛バスセンター3:51着、平湯温泉4:51着、新穂高ロープウェイ5:41着です。高山到着が早いので注意が必要です。運賃は昼行便と夜行便とで変わり、高山濃飛バスセンター・崇教真光総本山前・清見-大阪市内(USJを含む)間が昼行便で5000円であるところ、夜行便は7000円。新穂高ロープウェイ・平湯温泉-大阪市内間は夜行便のみの設定で、8000円です。

 なお、この夜行便の運行に当たって、濃飛バスとしては初めて3列独立シート車両を導入します。
(参考:濃飛乗合自動車ホームページ https://www.nouhibus.co.jp/wp_rnw/wp-content/uploads/2020/03/049babacf34ae8141162a789b5c27a38.pdf)

| | Comments (0)

神戸市交通局の利用促進策は失敗?

 北神急行は6月に神戸市営地下鉄となって、値下げされます。

 しかし、単に値下げしただけでは、意味がありません。利用者を増やさないといけないのです。そこで神戸市交通局が目を付けたのは、ほぼ北神急行に並行して走る、市バス64系統の減便。三宮と神戸市北区の住宅地、神戸北町とを直結する路線で、所要時間は約30分、運賃は500円です。1日約9000人が利用しています。代わりに谷上と神戸北町を結ぶ市バス62系統を新設し、谷上で地下鉄に乗り継ぐことができるようにします。地下鉄と市バス62系統を乗り継いでも、所要時間も運賃も市バス64系統と同等で、定期券には乗り継ぎ割引などを設けます。この施策により、マイカーを含めて1日約2000人が地下鉄に移行すると考えられていました。

 これに地元住民が反対しています。谷上駅前が慢性的に混雑していて時間が読めず、乗り継ぎの手間がかかるというのです。結局神戸市交通局は62系統の運行本数を大幅に減らし、64系統をほぼ維持することにしました。減るのは昼間の数便だけで、ラッシュ時は現状維持です。この変更によって、地下鉄に移行すると見込まれる人数は、2000人から800人に大幅に減ることになりました(もっとも、2000人とか800人とかいった人数は、調査に基づいたものではないので、根拠は薄いとされています)。もしこのまま40年推移するならば、約20億円の減収になるとされています。

 谷上駅前の道路事情は改善しなければいけないことかもしれませんが、長距離のバスを鉄道に置き換え、バスは駅からのフィーダー輸送に専念させることを避けることはできません。運転士不足で減便するバス会社が見られる中、よく並行路線のバス路線を維持できるものです。特に朝夕のラッシュ時こそ、直通の64系統を減らして谷上への62系統を増やさないといけないでしょう。
(参考:神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202002/0013132580.shtml)

| | Comments (0)

銀河鉄道、新宿駅や東京駅に無料バスを運行

 東村山市を中心にバスを運行している、銀河鉄道。その銀河鉄道が3月12日からの平日(休日は運休します)、新型コロナウイルス関連で新宿駅や東京駅への通勤バスを走らせています。

 ダイヤは第1便が東村山駅東口を6:00ごろに出て、新宿駅西口に7:30ごろ着き、東京駅には8:00ごろ着きます。第2便が東村山駅東口を6:30ごろに出て、新宿駅西口には8:15ごろ着きます。観光バス用の車両(しかも新型車両です。キャンセルが相次いで仕事がなくなったものを使っています)の2人掛け座席を1人で使うため、乗客同士の濃厚接触を防ぐことができ、通勤時間をゆったりと、快適に過ごすことができます。バスの運行中、次亜塩素酸を専用噴射器で常時噴霧し、運行後は次亜塩素酸を噴霧した清掃用具で車内を清掃します。バスは2便とも、最大9台用意します。約180人ずつ乗車することができます。

 許認可に時間がかかるため、運賃は当分の間無料です。銀河鉄道株式会社が人件費、燃料費等の全ての経費を負担し、補助金等の公的資金はもらっていません。乗車時に銀河鉄道の定期券を持っている人は定期券、そうでない人は社員証等を呈示する必要があります。通勤目的の場合のみ乗車でき、通学、レジャーなど通勤以外の目的では使えません。また、乗客にはマスクの着用を求め、体調の悪い人は乗車しないように求めています。事前に予約する必要があり、運行日の前日12:00~21:00に銀河鉄道のホームページから申し込みます。キャンセルする場合もホームページでします。無断キャンセルの場合は以後利用できないこともあります。
(参考:銀河鉄道ホームページ gintetsu.co.jp/info/shuttlebus/、gintetsu.co.jp/commuterbus/、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20200312/ddl/k13/040/016000c)

| | Comments (0)

「東京フリーきっぷ」がICカードに

 「東京フリーきっぷ」は、東京23区内のJRの快速・普通列車の普通車自由席と、東京メトロ、東京都交通局(地下鉄、「日暮里・舎人ライナー」、都電、深夜バスや定員制のものを除く都営バス)が1日乗り放題の切符です。この「東京フリーきっぷ」ですが、明日3月14日から一部を除いて「Suica」や「PASMO」でも使えるようになります。JR東日本で買えば「Suica」になり、東京メトロ、都営地下鉄、「日暮里・舎人ライナー」だと「PASMO」になるのです。

 通年販売され、通年使える「東京フリーきっぷ」の有効期間は1日。24時を過ぎても、終電までは使えます。値段は大人1600円、子供800円で、これまで通り磁気券でも発売します。手持ちのICカードに搭載してもいいですし、500円のデポジットを払って新しいものを買ってもいいですが、定期券、IC企画乗車券を利用中の「Suica」、「モバイルSuica」、「記念Suica」、定期券情報が搭載できない「Suica」付き「ビューカード」等には搭載することができません。「東京フリーきっぷ」が搭載されたICカードには、一部を除いてフリーエリアなどの情報が券面に表示されます。また、ICカードの「東京フリーきっぷ」なら、乗り越しても自動的にチャージ残高から引かれ、精算が簡単です。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20200226_to01.pdf)

| | Comments (0)

JR北海道、3月23日から一部特急を運休

 少し前、新型コロナウイルスの影響でJRの利用が大幅に減っているという記事を書きましたが、事態はさらに悪くなっています。さらに利用者が減っているのです。JR西日本の場合、3月1日から7日までの1週間の数字で見ると、山陽新幹線、北陸新幹線、在来線特急ともに前年同日に比べて半減しています。通勤利用が多いアーバンネットワークでも3割減っています。

 JR北海道はさらに深刻です。3月2日から8日まで前年の同じ曜日で比較したところ、北海道新幹線は75%減、在来線特急は7割減、快速「エアポート」も半減しています。新型コロナウイルスによる減収の予想は通学定期の減少分を含めて約47億円です。

 そこでJR北海道は、3月2日以降、特急の増結を取りやめるとともに、3月23日から「北斗」や「おおぞら」の自由席を2両から1両に減らします。4月6日からは「北斗」を5両編成にします。グリーン車1両、指定席2両、自由席2両です。増結や減車は4月23日まで行います。

 さらに3月23日からは、特急の減便を行います。第1段階は札幌-旭川間、東室蘭-札幌間で実施されます。札幌-旭川間は「カムイ」や「ライラック」が合わせて10本運休し、1日54本が44本になります。東室蘭-札幌間は「すずらん」が6本運休し、1日36本が30本になります。4月6日からは第2段階になります。函館-札幌間、札幌-帯広間で実施されます。函館-札幌間は「北斗」が4本運休し、1日24本が20本になります。札幌-帯広間は「とかち」が4本運休し、1日22本が18本になります。減便は4月23日までの予定です。

 減便は鉄道だけではありません。道南バスは札幌-苫小牧間の「高速ハスカップ号」などについて、3月17日から31日までの間、一部便を運休します。

(追記)
 JR北海道の特急の減便や減車は、5月6日まで延長します。ただし、「すずらん8号」、「すずらん11号」の運休は4月5日までです。「北斗」の一部列車運休によって、一部列車の自由席が混雑すると予想されるからです。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200311_KO_COVID-19.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200331_KO_Genbin.pdf、https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20200403_KO_Suzuransaikai.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/bccaf972bc8a0b001ac17322091008be_1.pdf、道南バスホームページ https://www.donanbus.co.jp/topics/【重要】2020-3-17~3-31-都市間バスの一部運休について/)

| | Comments (0)

下曽根駅で列車とバスの乗り継ぎを改善

 先ほどと同じ西鉄バスですが、こういう話もあります。

 JR九州と西鉄バス北九州は3月14日のダイヤ改正に合わせて、日豊線下曽根駅での乗り継ぎを向上させることにしました。具体的には、次のことを行います。まず、(1)沼団地、吉田団地エリアから下曽根駅まで直通する系統をつくります。弥生が丘からは下曽根駅に接続する便を増やします。 (2)下曽根駅を通るバスについては、極力列車に接続するように時刻の調整を行います。列車に4~12分で接続するバスの本数が現行の111本から175本に増えます。16~18時台の帰宅時間帯においては、ほぼ全てのバスが接続します。

 情報の提供も充実させます。バス車内では運賃を表示するモニターを使って、下曽根駅の列車時刻表を表示します。下曽根駅の構内では、案内モニターを2基設置し、バスの時刻表や接近表示を行います。改札口付近の床面にはバス停の案内サインを表示し、バス待合所のベンチを増設します。

 お得なキャンペーンも行います。3月14日から6月30日の間、「SUGOCA」か「nimoca」を使って、下曽根駅と下曽根駅前バス停もしくは下曽根駅南口バス停を同じ日に乗り継いだ場合、20ポイントを翌月に付与します。ただし、列車とバスを同じICカードで利用した場合のみが対象で、鉄道かバスいずれかもしくは両方で定期券を利用した場合は対象外です。

 北九州市は下曽根駅北口駅前広場を整備中で、それが完了すれば、北口周辺に点在しているバス停を集約することができます。また、JR九州と西鉄はほかの駅でもこのような連携ができないかを検討していきます。
(参考:JR九州ホームページ www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/02/21/200221Newsreleaseshimosone.pdf)

| | Comments (0)

より以前の記事一覧