たべちゃんの飛騨路旅日記(7)
2002年1月20日 平湯温泉
3月31日までの期間限定で濃飛バスから格安の切符が発売された。高山からの往復のバス乗車券(利用できるバスは予め決まっている、有効期間1日)と温泉の利用券がセットになった「湯ったりきっぷ」。高山からは平湯温泉のコース(「アルプス街道平湯」利用)と下呂温泉のコース(旅館の温泉に入ることができる「湯めぐり手形」がもらえる)があるが、どちらも非常に安い。例えば、平湯温泉の場合、普通に切符を買えば3660円するのだが、この切符なら1000円で行って、温泉に入ることができる。早速切符をバスセンターで買って、バスに乗り込んだ。
「アルプス街道平湯」は、平湯のバスターミナルの3階にある。新しくできた温泉の場合、温泉の質が悪いことがよくあるが、温泉に詳しい友人の話によれば、ここの湯の質はかなりいいようである。露天風呂のついた温泉で休息のときを過ごした。
2002年2月23日 下呂温泉
下呂温泉の有名旅館、水明館でランチバイキングをやっている、という話を聞いたので、下呂までドライブにでかけた。昼食は11:15から始まるので、それまではホテルのロビーや土産物店で時間をつぶす。
昼食をお腹いっぱいに食べてから、いよいよ水明館のお風呂に入る。最初は9階の展望風呂。山に面している男湯より、益田川に面している女湯のほうが景色が良いようだ。でも、温泉と言えばやっぱり露天風呂。大きな石と木々に囲まれた露天風呂は気持ちがいい。山の中の露天風呂に入っているような気がした。
2002年4月13日 奥飛騨温泉郷
温泉に入りたくなって、奥飛騨温泉郷に出かけた。
車は国道を外れ、新穂高温泉に向かう県道を走る。中尾温泉口バス停の近くに、目指す温泉はあった。蒲田川の河原に湧き出る混浴の共同露天風呂、「新穂高の湯」。小さな脱衣所があるだけの野趣満点の露天風呂。休日のためかなり混雑していて、20人以上もいた。
次に行ったのは、平安時代に村上天皇が入ったともいう福地温泉。奥飛騨温泉郷のなかでも小さな温泉である。その一角に、奥飛騨の民家などを移築して山里を再現した、「昔ばなしの里」がある。その中にも、ちゃんと温泉があるのだ(露天風呂もある)。かなり熱い湯だが、入れないほどではない。温泉を楽しんだ後は、いろり端でお茶を飲みながら休むことも出来る。
河原の露天風呂、新穂高の湯↓
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