飛行機で行く九州の旅(6)

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 柳川の町の様子を知るには、どんこ舟で川下りを楽しむと良い。駅近くの乗船場(駅には大抵客引きがいて、乗船場まで送ってくれる)からの1時間の船旅で、船頭さんがガイドをしてくれる。川下りの終点はちょうど鰻屋の前。時間もちょうどいいので、そこでお昼にする。

 昼食の後は、柳川出身の詩人、北原白秋の生家が近くにあるので、そちらも見に行くことにする。北原白秋は造り酒屋の跡継ぎとして産まれたが、16歳の時の大火で没落したようだ。


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 柳川の殿様は立花氏。関ヶ原の戦いで西方についたので所領を没収されたが、その後再び柳川の殿様となった、珍しいケースである。

 4代目の鑑虎<あきとら>のとき(1697年)、この地に別邸を設けた。この別邸はこのあたりの地名に因んで「御花」と呼ばれた。なお、現在ある西洋館と、松島を模したと言われる庭園の大部分は、明治の末期につくられたものである。


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 1000年以上の昔、九州の政治の中心であった太宰府。右大臣であった菅原道真が流され、失意のうちに死んでしまったのもここ太宰府である。後に菅原道真は「学問の神様」として祭られ、多くの受験生の心の拠り所となっているようだ。

 太宰府天満宮にお参りしたことだし、何か勉強しようかな?(おわり)