はじめての沖縄(3)
今日は、レンタカーで北部へ。実は、前日になってレンタカーを借りようとしたのだが、すでに予約がいっぱい入っていて、なかなか借りることはできない。10件近く電話して、ようやくレンタカーを借りることができた。車は沖縄自動車道を快走する。
昨年の11月、沖縄北部の本部町の海洋博公園にある水族館がリニューアルオープンした。名前は「沖縄美ら<ちゅら>海水族館」、世界最大級の巨大な水槽(7500トン、ガラスの大きさは幅22.5メートル、高さ8.2メートル、厚さは60センチメートル)で泳ぐジンベイザメが有名である。
水族館は、水辺の辺りから海の底のほうに進むように水槽が配置されている。沖縄らしいサンゴ礁の海、小さな水槽で泳ぐ小さな生物を見た後に広がるのがジンベイザメの泳ぐ巨大な水槽。本当に大きな水槽だ。カメラや携帯電話で撮影する人も多い。中にはジンベイザメのほか、世界最大のエイ、マンタが泳いでいるが、人間も中で泳いでいる。彼は、水槽を掃除する職員なのだ。
琉球王国として統一される前、琉球は3つの国に分かれていた。そのうちの北部(北山)の拠点になったのがここ今帰仁<なきじん>城である。北山は、沖縄北部と奄美大島を支配し、中国とも貿易をしていたが、1416年(1422年という説もある)に中山の尚巴志<しょうはし>によって滅ぼされた。その後は琉球王国の北部管理所(北部監守)としても使われていた。
石垣だけが残った城跡に入る。長い階段を登り、後ろを振り返ると、南国らしい青い海が見えてきた。(おわり)
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