山陰・山口の旅(3)
さて、問題。上の写真の建物は何か? 答えは玉造温泉(「出雲国風土記」にも登場する由緒正しき温泉)の公衆浴場、「玉造温泉ゆ~ゆ」。どう考えても温泉の建物ではない。
外が奇抜なら建物の中も同じように奇抜。温泉は大浴場のほかに露天風呂やサウナもあるが、大浴場の形は、この辺りの特産品の勾玉<まがたま>の形をしている。ただ、浴場が5階にあるのに、全く展望が利かないのは残念。
上の写真の列車は今年4月からJR木次<きすき>線を走りはじめた、「奥出雲おろち号」。超人気(まさか発売開始2時間で売り切れになるとは思わず、一番切符を手に入れるのに苦労した)のトロッコ列車である。車内は木でできている。
列車が走ると、心地よい風が車内に入ってくる。今では地方のローカル線にも冷房つきの列車が走っているが、たまには風とともに旅をするのもいいものだ。
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